JP3209730B2 - 液晶表示パネルおよびその製造方法 - Google Patents
液晶表示パネルおよびその製造方法Info
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びその製造方法、特に基板面にほぼ平行な電界を加える
ことによって液晶を駆動するIPS方式の液晶表示パネ
ル及びその製造方法に関する。
いたアクティブマトリクス型液晶ディスプレイは、カム
コーダ用のディスプレイやノートパソコン用のディスプ
レイなど種々の分野へ利用されており、大きな市場を形
成してきている。とくに、最近、パソコンやワークステ
ーション用のモニターとしての応用展開が期待されてお
り、対角13〜14インチ以上の画面サイズの要求が高
まっている。TFT液晶ディスプレイの表示モードとし
ては、現状では捻れネマチック(TN)モードが主流と
なっているが、大画面表示用途には、特開平6−160
878号公報等に記載されている、基板面にほぼ平行な
電界を印加し、基板面に平行に液晶分子を動かすインプ
レーンスイッチング(IPS)モードが、その非常に広
い視野角特性により、期待を集めている。
液晶ディスプレイを連続して使用していると、黒い点状
に見える表示むらが発生する場合がある。この黒点状の
むらは、表示品位を低下させるために非常に問題であ
る。この黒点状の表示むらの対策、解決方法について
は、特開平10−206857号公報に言及されてい
る。それによれば、黒点状のむらは画素配線電極、信号
配線電極の保護膜のクラック部分で電気化学反が起こ
り、イオン性物質が生成することによって液晶層の電圧
保持率が低下して発生するとしている。そして、保護膜
の厚みを電極厚みに比べて厚くする、または有機高分子
の保護膜を形成することで、黒点むらを解消できるとし
ている。
生原因に関して検討した結果、黒点むらはピンホール等
により走査配線電極が誘電体保護膜(絶縁層)を介さず
に、直接液晶に接した場合にのみ発生することが見出さ
れた。一方、信号配線電極や画素配線電極、共通配線電
極上の誘電体保護膜にピンホール等の欠陥が存在し、液
晶が直接これらの電極に接した場合でも黒点むらは発生
しない。したがって、黒点むらを防ぐためには、走査配
線上の保護膜をピンホールフリーの完全な膜にすれば良
いことは明らかであるが、大面積の液晶ディスプレイに
おいて、ピンホールフリーを実現することは困難であ
る。また、走査配線電極と信号配線電極の交差部分等
で、異物等に起因するショートが発生した場合のレーザ
ー欠陥レスキューによっても走査配線電極上の絶縁層欠
損部は発生する場合があり、この場合への対処も必要と
なる。
ル等の欠損が存在する場合でも黒点むらが発生しない液
晶表示装置を提供することを目的とする。
配線電極上の絶縁層欠陥部の近傍に、走査配線電極以外
の電極、即ち画素配線電極、信号配線電極、共通配線電
極の少なくとも一部が配向膜のみを介して、または直接
に液晶組成物と接している部分を設けることで、黒点む
らの発生が抑制される。この理由は以下のように考えら
れる。
どの期間は負電位となっている走査配線電極の絶縁層欠
損部から液晶層へ電子注入が起こり、イオン(アニオ
ン)が生成することであると考えられる。走査配線電極
に対して正の電位となっている他の電極が誘電体絶縁層
で覆われている場合には、生成したイオンは中和される
ことがないため欠陥部近傍の液晶中のイオン濃度が高く
なり、電圧保持率が低下して黒く見える。これを模式的
に表したのが図7(a)である。
は、露出部分で再び電子を電極に与えることができるた
め、絶縁層欠陥部近傍のイオン濃度はあまり増大せず、
電圧保持率の低下が小さいため、黒点むらの発生を抑制
できるのである。これを模式的に表したのが図7(b)
である。
には、負極性の走査配線電極の絶縁層欠損部近傍に、正
極性となる別の電極の露出部分を形成すればよい。その
ために、本発明では具体的に以下の手段を用いる。
その製造方法は、少なくとも一方が透明な一対の基板
と、該基板間に挟持され配向した誘電率異方性と屈折率
異方性とを有する液晶組成物層と、偏光手段と、基板上
にマトリクス状に配置された複数の画素と、画素配線電
極と、信号配線電極と、走査配線電極と、画素ごとに設
けられ画素配線電極、信号配線電極及び走査配線電極に
接続された薄膜トランジスタ素子と、共通配線電極と、
画素の光透過率または反射率を変化させる信号波形電圧
を印加する手段を備え、信号波形電圧による電界が、画
素配線電極と共通配線電極との間に基板面に略平行に印
加されるように構成された液晶表示パネルを前提とす
る。
上に存在する絶縁層欠落部分の近傍に、画素配線電極、
信号配線電極及び共通配線電極のうちの少なくともいず
れかの電極が配向膜のみを介して、または直接に液晶組
成物と接している部分を設けたことを特徴とする。
配線電極、信号配線電極、共通配線電極の内の少なくと
もいずれかの電極に配向膜のみを介して、または直接に
液晶組成物と接している部分を選択的に設けることは、
電極を露出させたい所定の位置にレーザービームを照射
すること等により可能である。
法は、走査配線電極上に絶縁層欠落部分が存在する場
合、該絶縁層欠落部分の近傍における、画素配線電極、
信号配線電極及び共通配線電極のうちの少なくともいず
れかの電極に、当該電極が配向膜のみを介して、または
直接に液晶組成物と接する部分を、レーザービームを照
射することにより形成することを特徴とする。
5.2インチ、アスペクト比16:9、解像度が縦76
8X横1364RGBのIPSモードTFT液晶パネル
を以下のようにして作製した。このパネルの画素部のア
レイ形状の平面模式図を図1に、断面模式図を図2に示
す。
極、13は共通配線電極であり、図2に示すように基板
1上に形成されている。走査配線電極11、共通配線電
極13は、アルミニウムを主成分とする金属膜を製膜
し、フォトリソグラフ法で同一平面状にパターン形成し
て作成した。走査配線電極として使用する材料は配線抵
抗の低い金属が望ましいが、とくにアルミニウム系金属
に限定するものではなく、また、単層膜でも多層膜であ
ってもよい。次に、前記走査配線電極11及び共通配線
電極13を構成するアルミニウム膜の陽極酸化層19a
を形成した後、更に、窒化珪素(SiNx)層19bを
形成し、絶縁層19とした。
リコンを堆積した後、走査配線電極11上の陽極酸化層
19aと窒化珪素層19bの一部を取り除いた。さらに
スパッタリング法によりアルミニウム/チタン(Al/
Ti)の2層を堆積させて薄膜トランジスタ(TFT)
15、信号配線電極12、画素配線電極14をフォトリ
ソグラフ法でパターン形成した。これにより、画素配線
電極14と走査配線電極11の間で蓄積容量16が形成
された。
ャップ3.5μm間隔で貼り合わせ、液晶を真空注入し
てIPSパネルを形成した。注入した液晶は、p型成分
としてシアノ置換フェニルシクロヘキサンを主成分とす
るp型のネマチック液晶である。液晶は電界無印加時に
は上下基板間で捻れを持たずに配向しており、そのダイ
レクター方向は、走査配線電極11と80度の角度を成
している。偏光板は基板の上下に互いの偏光軸を直交さ
せ、かつ一方の偏光軸を液晶のダイレクター方向と一致
させて貼り付けた。
分をモデル的に作り込むために、走査配線電極11の一
部分にレーザービームを照射し、走査配線部の絶縁層1
9の一部を除去した。
雰囲気温度中で500時間まで連続駆動させたが、走査
配線電極11上の絶縁層19の欠損部分から黒点むらの
発生は認められなかった。
信号配線電極12上に絶縁層が存在せず、電極が露出し
ているため、走査配線電極11上の絶縁層19の欠損部
分があっても黒点むら発生を防止することができる。
層が存在しないため、60℃の雰囲気温度中の連続動作
によってTFT特性のシフトが発生した。TFT特性シ
フト量は表示に直接影響しない程度に収まったが、信頼
性確保の点からはシフト量の低減が望まれる。
アスペクト比16:9、解像度が縦768X横1364
RGBのIPSモードTFT液晶パネルを以下のように
して作製した。このパネルの画素部のアレイ形状の平面
模式図は図1と同様であり、断面模式図を図3に示す。
極、13は共通配線電極であり、図3に示すように基板
1の上に形成されている。走査配線電極11、共通配線
電極13は、アルミニウムを主成分とする金属膜を製膜
し、フォトリソグラフ法で同一平面状にパターン形成し
て作成した。次に、走査配線電極11及び共通配線電極
13を構成するアルミニウム膜の陽極酸化層19aと、
窒化珪素(SiNx)層19bからなる絶縁層19を形
成した。半導体層10としてアモルファスシリコンを堆
積した後、走査配線電極11上の陽極酸化層19aと窒
化珪素層19bの一部を取り除き、さらにスパッタリン
グ法によりアルミニウム/チタン(Al/Ti)の2層
を堆積させて薄膜トランジスタ(TFT)15、信号配
線電極12、画素配線電極14をフォトリソグラフ法で
パターン形成した。これにより、画素配線電極14と走
査配線電極11の間で蓄積容量16が形成された。さら
に画素部全面に絶縁層17として窒化珪素(SiNx)
を堆積した。
ャップ3.5μm間隔で貼り合わせ、液晶を真空注入し
てIPSパネルを形成した。注入した液晶は、p型成分
としてシアノ置換フェニルシクロヘキサンを主成分とす
るp型のネマチック液晶である。液晶は電界無印加時に
は上下基板間で捻れを持たずに配向しており、そのダイ
レクター方向は、走査配線電極11と80度の角度を成
している。偏光板は基板の上下に互いの偏光軸を直交さ
せ、かつ一方の偏光軸を液晶のダイレクター方向と一致
させて貼り付けた。
分をモデル的に作り込むために、走査配線電極11の一
部分にレーザービームを照射し、走査配線電極11部分
の絶縁層19の一部を除去した。
雰囲気温度中で連続駆動させたところ、20時間で走査
配線電極11上の絶縁層の欠損部分から黒点むらの発生
が認められた。
19の欠損部分近傍の他の電極がすべて絶縁層17で被
覆されているため、比較的短時間で黒斑点が発生してし
まう。
チ、アスペクト比16:9、解像度が縦768X横13
64RGBのIPSモードTFT液晶パネルを以下のよ
うにして作製した。このパネルの画素部のアレイ形状の
平面模式図を図4に、断面模式図を図5に示す。
極、13は共通配線電極であり、図5に示すように基板
1上に形成されている。走査配線電極11、共通配線電
極13は、アルミニウムを主成分とする金属膜を製膜
し、フォトリソグラフ法で同一平面状にパターン形成し
て作成した。走査配線電極11として使用する材料は配
線抵抗の低い金属が望ましいが、とくにアルミニウム系
金属に限定するものではなく、また、単層膜でも多層膜
であってもよい。次に、走査配線電極11及び共通配線
電極13を構成するアルミニウム膜の陽極酸化層19a
と、窒化珪素(SiNx)層19bからなる絶縁層19
を形成した。次に半導体層10としてアモルファスシリ
コンを堆積した後、走査配線電極11上の陽極酸化層1
9aと窒化珪素層19bの一部を取り除き、さらにスパ
ッタリング法によりアルミニウム/チタン(Al/T
i)の2層を堆積させて薄膜トランジスタ(TFT)1
5、信号配線電極12、画素配線電極14をフォトリソ
グラフ法でパターン形成した。これにより画素配線電極
14と走査配線電極11の間で蓄積容量16が形成され
た。さらに画素部全面に絶縁層17として窒化珪素(S
iNx)を堆積した。そして蓄積容量部16の画素配線
電極14上の絶縁層17の一部をフォトリソグラフ法で
除去し、電極露出部18をパターン形成した。この電極
露出部18の形状およびサイズには、とくに制約はな
く、図4および図5に示した形状は一例である。但し、
黒斑点防止のためには、電極露出部18の面積が大きい
ほうがより効果的である。
ャップ3.5μm間隔で貼り合わせ、液晶を真空注入し
てIPSパネルを形成した。注入した液晶は、p型成分
としてシアノ置換フェニルシクロヘキサンを主成分とす
るp型のネマチック液晶である。液晶は電界無印加時に
は上下基板間で捻れを持たずに配向しており、そのダイ
レクター方向は、走査配線電極11と80度の角度を成
している。偏光板は基板の上下に互いの偏光軸を直交さ
せ、かつ一方の偏光軸を液晶のダイレクター方向と一致
させて貼り付けた。
分をモデル的に作り込むために、走査配線電極部分にレ
ーザービームを照射し、走査配線電極11部分の絶縁層
19の一部を除去した。
雰囲気温度中で500時間まで連続駆動させたが、走査
配線電極11上の絶縁層19の欠損部分から黒点むらの
発生は認められなかった。
て画素配線電極14の一部が露出しているため、走査配
線電極11上の絶縁層の欠損部分があっても黒点むら発
生を防止することができる。本実施の形態では、画素配
線電極14の一部を露出させたが、信号配線電極12ま
たは共通配線電極13を露出させても同様な効果が得ら
れる。
層17が存在するため、60℃の雰囲気温度中の連続動
作によってもTFT特性のシフトはほとんど発生せず、
素子の信頼性上もまったく問題がない。
チ、アスペクト比16:9、解像度が縦768X横13
64RGBのIPSモードTFT液晶パネルを以下のよ
うにして作製した。このパネルの画素部のアレイ形状の
平面模式図は図1と同様であり、断面模式図は図6に示
す。
極、13は共通配線電極であり、図6に示すように基板
1上に形成されている。走査配線電極11、共通配線電
極13は、アルミニウムを主成分とする金属膜を製膜
し、フォトリソグラフ法で同一平面状にパターン形成し
て作成した。走査配線電極11として使用する材料は配
線抵抗の低い金属が望ましいが、とくにアルミニウム系
金属に限定するものではなく、また、単層膜でも多層膜
であってもよい。次に、走査配線電極11及び共通配線
電極13を構成するアルミニウム膜の陽極酸化層19a
と、窒化珪素(SiNx)層19bからなる絶縁層19
を形成した。次に、半導体層10としてアモルファスシ
リコンを堆積した後、走査配線電極11上の陽極酸化層
19aと窒化珪素層19bの一部を取り除き、さらにス
パッタリング法によりアルミニウム/チタン(Al/T
i)の2層を堆積させて薄膜トランジスタ(TFT)1
5、信号配線電極12、画素配線電極14をフォトリソ
グラフ法でパターン形成した。これにより画素配線電極
14と走査配線電極11の間で蓄積容量16が形成され
た。さらに画素部全面に絶縁層17として窒化珪素(S
iNx)を堆積した。
ャップ3.5μm間隔で貼り合わせ、液晶を真空注入し
てIPSパネルを形成した。注入した液晶は、p型成分
としてシアノ置換フェニルシクロヘキサンを主成分とす
るp型のネマチック液晶である。液晶は電界無印加時に
は上下基板間で捻れを持たずに配向しており、そのダイ
レクター方向は、走査配線電極11と80度の角度を成
している。偏光板は基板の上下に互いの偏光軸を直交さ
せ、かつ一方の偏光軸を液晶のダイレクター方向と一致
させて貼り付けた。
分をモデル的に作り込むために、走査配線電極11の一
部分にレーザービームを照射し、走査配線電極11上の
絶縁層19の一部を除去した。この時に欠損部に隣接す
る共通配線電極13の部分にもレーザービームを照射し
て、共通配線電極13上の絶縁層17を部分的に除去し
た。
雰囲気温度中で連続駆動させたところ、約150時間ま
では走査配線電極上の絶縁層の欠損部分から黒点むらの
発生は認められなかった。150時間で微小な黒点むら
の発生が認められた。
欠損部を中心に絶縁層19の欠損部を取り囲むように、
約100μmの距離にある共通配線電極13の絶縁層1
9をレーザービームを用いて除去すると、60℃の雰囲
気温度中で連続駆動を500時間させても黒点むらは発
生しなかった。
絶縁層19の欠損部分近傍の共通配線電極13が一部露
出しているため、走査配線電極11の絶縁層19に欠損
部分があっても黒点むら発生を抑制することができる。
1の絶縁層欠損部分を別の電極の露出部分で取り囲むこ
とにより、さらに効果的となる。本実施の形態では、共
通配線電極13の一部を露出させたが、信号配線電極1
2または画素配線電極14を露出させても同様な効果が
得られる。
はっきりと認識されるため、走査配線電極11上の絶縁
層の欠損部分から最大0.5mm以内の距離に電極露出
部を形成することが好ましい。さらに好ましくは、0.
2mm以内に形成するとよい。
が存在するため、60℃の雰囲気温度中の連続動作によ
ってもTFT特性のシフトはほとんど発生しないことは
言うまでもない。
査配線電極11と画素配線電極14の間で蓄積容量16
を形成したTFTアレイの例について述べたが、共通配
線電極13と画素配線電極14の間で蓄積容量を形成し
た場合でも同様の効果が得られる。
方法によれば、走査配線上の絶縁層にピンホール等の欠
損が存在する場合でも黒点むらが発生しにくい液晶表示
装置を得ることができ、容易に表示品位の高いパネルを
製造することが可能である。
ける液晶表示パネルの画素部を示す平面模式図
ルの画素部を示す断面模式図
素部を示す断面模式図
ルの画素部を示す平面模式図
ルの画素部を示す断面模式図
ルの画素部を示す断面模式図
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも一方が透明な一対の基板と、
該基板間に挟持され配向した誘電率異方性と屈折率異方
性とを有する液晶組成物層と、偏光手段と、前記基板上
にマトリクス状に配置された複数の画素と、画素配線電
極と、信号配線電極と、走査配線電極と、前記画素ごと
に設けられ前記画素配線電極、前記信号配線電極及び前
記走査配線電極に接続された薄膜トランジスタ素子と、
共通配線電極と、前記画素の光透過率または反射率を変
化させる信号波形電圧を印加する手段とを備え、前記信
号波形電圧による電界が、前記画素配線電極と前記共通
配線電極との間に前記基板面に略平行に印加されるよう
に構成された液晶表示パネルにおいて、前記走査配線電極上に存在する絶縁層欠落部分の近傍
に、前記画素配線電極、前記信号配線電極及び前記共通
配線電極のうちの少なくともいずれかの電極が 配向膜の
みを介して、または直接に液晶組成物と接している部分
を設けたことを特徴とする液晶表示パネル。 - 【請求項2】 少なくとも一方が透明な一対の基板と、
該基板間に挟持され配向した誘電率異方性と屈折率異方
性とを有する液晶組成物層と、偏光手段と、前記基板上
にマトリクス状に配置された複数の画素と、画素配線電
極と、信号配線電極と、走査配線電極と、前記画素ごと
に設けられ前記画素配線電極、前記信号配線電極及び前
記走査配線電極に接続された薄膜トランジスタ素子と、
共通配線電極と、前記画素の光透過率または反射率を変
化させる信号波形電圧を印加する手段とを備え、前記信
号波形電圧による電界が、前記画素配線電極と前記共通
配線電極との間に前記基板面に略平行に印加されるよう
に構成された液晶表示パネルの製造方法において、 前記走査配線電極上に絶縁層欠落部分が存在する場合、
該絶縁層欠落部分の近傍における、前記画素配線電極、
前記信号配線電極及び前記共通配線電極のうちの少なく
ともいずれかの電極に、当該電極が配向膜のみを介し
て、または直接に液晶組成物と接する部分を、レーザー
ビームを照射することにより形成することを特徴とする
液晶表示パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21872199A JP3209730B2 (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 液晶表示パネルおよびその製造方法 |
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JP21872199A JP3209730B2 (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 液晶表示パネルおよびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001042359A JP2001042359A (ja) | 2001-02-16 |
JP3209730B2 true JP3209730B2 (ja) | 2001-09-17 |
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1999
- 1999-08-02 JP JP21872199A patent/JP3209730B2/ja not_active Expired - Fee Related
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