JP3209510U - キャリーケース - Google Patents
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Abstract
【課題】重い荷物を入れたときに中仕切りが型崩れしてしまい、中仕切りで押さえている荷物が片寄ってしまうことを防止できるキャリーケースを提供する。【解決手段】身側シェル10及び蓋側シェル11と、キャリーケース1内を所定の領域に仕切るための中仕切り2と、を備え、中仕切り内に、1つ又は複数の硬質なプレート9が取外し可能に内装されている。硬質なプレートはポリエチレン製であることが好ましい。【選択図】図4
Description
本考案は、中仕切りを備えるキャリーケースに関し、詳しくは、硬質なプレート(板)を内装する中仕切りを備えるキャリーケースに関する。
トラベルケースないしキャリーケースは、ケース開閉用のジッパーに隣接して配置された拡張部を備え得る。そのようなトラベルケースやキャリーケースにおいては、拡張用ジッパーを開閉してケースの蓋側シェルと身側シェルとの間を拡張させることにより、ケースの内部空間を広くすることができる。
概して、トラベルケースには、該トラベルケース内を複数の区間に仕切るとともに収納物(例えば、衣服)を保持するための中仕切りが設けられている。中仕切りの辺縁部に設けられた係着具を使って身側シェル又は蓋側シェルに固定されている該中仕切りの固定を解除した後、例えば該中仕切りと身側シェルとの間に荷物を収納して、再び身側シェルの一部に係着具を係着して該中仕切りを固定することにより、トラベルケースを牽いて歩くときにキャリーケース内の収納物が片寄ってしまうことを防ぐことができる。
キャリーケース内で用いられる中仕切りは、一般に柔軟な素材からつくられているため(特許文献1を参照)、重い荷物を入れたときに型崩れしてしまい、或いは該中仕切りで押さえている荷物が片寄ってしまうことがある。特には、身側シェルと蓋側シェルとの間に拡張機能を有するキャリーケースにおいて(特許文献2を参照)、身側シェルと蓋側シェルとの間の拡張部が拡張した状態で中仕切りと身側シェルとの間に重い荷物が収納された際に、荷物の重さで中仕切りが型崩れすると、柔らかい素材で形成されている拡張部にのしかかり、ひいては拡張部が地面に触れる程度にまで下方へ膨らんでしまう恐れがある。
キャリーケース内の中仕切りが型崩れすることを防ぐためには、中仕切り自体が硬質な材料で形成されているか、或いは中仕切りに硬質なプレートが内装されているとよい。
本考案のキャリーケースは、身側シェル及び蓋側シェルと、該キャリーケース内を複数の領域に仕切るための中仕切りと、を備え、中仕切り内に、1つ又は複数の硬質なプレートが取外し可能に内装されていることを特徴とする。
一実施例においては、本考案のキャリーケースは、身側シェルと蓋側シェルとの間に拡張可能に構成された拡張部を有し、1つ又は複数の硬質なプレートが中仕切りから取り外されて少なくとも拡張部の内側底面を覆う位置に設置され得るように、身側シェルと蓋側シェルのうちの少なくとも一方に1つ又は複数の硬質なプレートを係止するための1つ又は複数の治具が設けられていることを特徴とする。
また、硬質なプレートがポリエチレン製の硬質なプレートであることを特徴とする。
図1に示されるように、キャリーケース1は、身側シェル10及び蓋側シェル11と、手提げ用ハンドル17と、キャスタ18と、を備える。キャリーケース1は更に、身側シェル10と蓋側シェル11との間に、拡張可能に構成された拡張部13を有し得る。
一実施例においては、拡張部13は、擦れや衝突に強い耐摩耗性の素材から形成され得る。例えば、拡張部13は、アラミド繊維が混合された柔軟な素材から形成され得る。
キャリーケース1の2つのシェル間に設けられた拡張部13は、例えば、蛇腹式に拡張可能に構成されており、旅先で予想外に荷物が増えた場合などにおいて、増加した荷物の量に応じて拡張部13を拡張させることにより、キャリーケース1内の収容スペースを拡大させて使用することができる。或いは、予め拡張部13を拡張させて使用している場合に、旅先などで荷物の量が少なくなったことに応じて拡張部13を収縮させることにより、キャリーケース1内の収容スペースを縮小させて使用することができる。
一実施例においては、キャリーケース内を複数の領域に仕切るための中仕切り2に、少なくとも1か所のまち部4が設けられている。中仕切り2は、ベルトなどの係着具8を使ってキャリーケースのシェルに接続されて使用され得る。中仕切り2のまち部4の第1辺部5と第2辺部6の間がオープンファスナ(ジッパー)7により係着されており、オープンファスナ7による係着が解除されると、中仕切り2が伸長可能な状態となる。
キャリーケース1内で使用される中仕切り2は、キャリーケース1から完全に取り外すことができるように構成されている。キャリーケース1に大きな寸法の荷物を収納する際には、一旦キャリーケース1から中仕切り2を完全に取り外してから、キャリーケース1内へ荷物を収納し、その後、伸張された中仕切りを使って荷物を押さえるとよい。
一実施例においては、中仕切り2は、素材の性質などによる柔軟性を有している。他の実施例においては、中仕切り2は、伸縮性の高い素材からつくられている場合もある。
図2において矢印の方向に、中仕切り2内へ1つ又は複数の硬質なプレート9が挿入され得る。一実施例においては、1つ又は複数の硬質なプレート9は、ポリエチレンから形成されている。他の実施例においては、引張強度や耐衝撃性に優れた熱硬化性樹脂から形成されている。そのような熱硬化性樹脂としては、例えば、メラミン樹脂がある。
図3は、中仕切り2に内装された状態の硬質なプレート9を破線で示している。硬質なプレート9は、中仕切り2に出し入れ可能となるように、中仕切り2に内装されている。この中仕切り2は、硬質なプレート9を内装していることにより、型崩れしにくい。
一実施例においては、中仕切り2に1つ又は複数のポケットが設けられている(図示せず)。そのポケットの寸法が例えばパスポートを入れるのに適した寸法であるとよい。
図4は、キャリーケース1の内部を透視して中仕切り2を概略的に示す図である。この実施例においては、中仕切り2は、ベルト等の係着具8を使って身側シェル10に係着されており、該中仕切り2内に、1つ又は複数の硬質なプレート9(破線で図示されている)が内装されている。
図5に示されるように、本考案の一実施例においては、身側シェル10及び蓋側シェル11のうちの少なくとも一方のシェルの内側に、中仕切りから取り外された1つ又は複数の硬質なプレート9を所定の位置に設置するために1つ又は複数の治具14が設けられている。一実施例においては、治具14は、L字形の断面形状を有する。1つ又は複数の治具14に案内され係止された硬質なプレート9は、キャリーケース1内の所定の位置に設置される。キャリーケース1の少なくとも拡張部13の内側底面を覆う位置に硬質なプレート9が設置されると、この硬質なプレート9がキャリーケース1内の荷物を支持することにより、荷物の重さで拡張部13が下方へ膨らんでしまうことがない。
1つ又は複数の治具14は、図5に示されている位置に限定されることなく他の様々な位置に配置され得る。また、1枚の硬質なプレート9が治具14に係止される場合もあれば、2枚の硬質なプレート9が治具14に係止される場合もある。特にはキャリーケース1の拡張部16を最大限に拡張させているときに2枚の硬質なプレート9をキャリーケース1の内側底面を覆う位置に設置して、大きな荷物を受けるようにするとよい。
一実施例においては、キャリーケース1の少なくとも拡張されていない状態の拡張部13の内側底面を覆う位置に、硬質なプレート9が設置され得るように構成されている。他の実施例においては、キャリーケース1の少なくとも拡張された状態の拡張部13の内側底面を覆う位置に、硬質なプレート9が設置され得るように構成されている。
本考案のキャリーケース1は、該キャリーケース1内で使用される中仕切り2が硬質なプレート9を内装していることにより、キャリーケース1に収納された荷物の重量によって中仕切り2が型崩れすることがなく、ひいてはキャリーケース1の拡張部13が下方へ膨らむことを防ぐことができる。また、中仕切り2から取り外された硬質なプレート9を、1つ又は複数の治具14を使って拡張部13を覆う位置に設置することにより、キャリーケース1内に重い荷物を収納したとしても、拡張部13が下方へ膨らむことを防ぐことができる。
1…キャリーケース
2…中仕切り
3…辺縁部
4…まち部
5…第1辺部
6…第2辺部
7…オープンファスナ(ジッパー)
8…係着具(ベルト)
9…硬質なプレート
10…身側シェル
11…蓋側シェル
12…拡張用ジッパー
13…拡張部
14…治具
16…開閉用ジッパー部
17…手提げ用ハンドル
18…キャスタ
2…中仕切り
3…辺縁部
4…まち部
5…第1辺部
6…第2辺部
7…オープンファスナ(ジッパー)
8…係着具(ベルト)
9…硬質なプレート
10…身側シェル
11…蓋側シェル
12…拡張用ジッパー
13…拡張部
14…治具
16…開閉用ジッパー部
17…手提げ用ハンドル
18…キャスタ
Claims (3)
- キャリーケースであって、
身側シェル及び蓋側シェルと、
該キャリーケース内を複数の領域に仕切るための中仕切りと、
を備え、
上記中仕切り内に、1つ又は複数の硬質なプレートが取外し可能に内装されていることを特徴とする、キャリーケース。 - 該キャリーケースは、上記身側シェルと蓋側シェルとの間に拡張可能に構成された拡張部を有し、
上記1つ又は複数の硬質なプレートが上記中仕切りから取り外されて少なくとも上記拡張部の内側底面を覆う位置に設置され得るように、上記身側シェルと蓋側シェルのうちの少なくとも一方に上記1つ又は複数の硬質なプレートを係止するための1つ又は複数の治具が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーケース。 - 上記硬質なプレートがポリエチレン製の硬質なプレートであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャリーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000019U JP3209510U (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | キャリーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000019U JP3209510U (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | キャリーケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3209510U true JP3209510U (ja) | 2017-03-23 |
Family
ID=58363257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017000019U Expired - Fee Related JP3209510U (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | キャリーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3209510U (ja) |
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2017
- 2017-01-06 JP JP2017000019U patent/JP3209510U/ja not_active Expired - Fee Related
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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