JP3209274U - 舗装道路用除草機 - Google Patents

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久治 須永
久治 須永
田中 義一
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照之 風間
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Abstract

【課題】十分な耐久性を有する金属ブラシを用いることにより、舗装道路上における除草作業を極めて効率的に行うことができる舗装道路用除草機を提供する。【解決手段】シャーシ2と、タイヤ(前輪3a、後輪3b)と、操作ハンドル5と、原動機4と、動力伝達部6と、水平軸線周りに回転するよう支持されたカップ型ヒネリブラシ9とによって構成され、カップ型ヒネリブラシ9は、外周部が傾斜した皿状のカップと、多数の鋼線材を多数束ねて螺旋状に捻ることにより束ねた状態が維持されるように構成した多数のツイストブラシとによって構成され、各ツイストブラシの基端部側をカップにおいて挟持させ、多数のツイストブラシがカップの中心軸線に対してそれぞれ所定角度をもって傾斜した状態で、カップの外周縁に沿って周方向に隣接するように構成した。【選択図】図1

Description

本考案は、舗装道路のメンテナンス用の装置であって、舗装道路の際(縁石との境界部)に生えた雑草を除去するための装置に関する。
舗装道路の際に雑草が生えてしまったような場合、除草作業が必要となるが、従来は、人力による除草や手持ち式の刈払機(ブレード式、又は、ナイロンコード式)等を用いて除草作業が行われていた。
特開2016−047992号公報
しかしながら、人力による除草では、屈みながら特殊な鎌やヘラ等により掻き出す作業の連続で、時間が掛るのと人件費が掛り、大変な労力であった。また、手持ち式の刈払機を用いて舗装道路上における除草作業を行う場合、効率よく作業を行うことができないという問題があった。具体的には、ブレード式の刈払機を舗装道路上で用いると、ブレードが舗装面に接触した際にブレードチップが簡単に飛んでしまうという問題があり、また、ナイロンコード式の刈払機は、草の茎や根に対する切断力が十分ではなく、除草作業に時間がかかるほか、舗装道路上で使用すると、ナイロンコードが簡単に摩耗して、交換作業を頻繁に行わなければならないという問題がある。
本考案は、上記のような従来技術における課題を解決しようとするものであって、十分な耐久性を有する金属ブラシを用いることにより、舗装道路上における除草作業を極めて効率的に行うことができる舗装道路用の除草機を提供することを目的とする。
本考案に係る舗装道路用除草機は、シャーシと、シャーシを支持するタイヤと、シャーシ上に立設された操作ハンドルと、シャーシ上に固定された原動機と、原動機の動力を伝達する動力伝達部と、動力伝達部の従動軸に接続され、水平軸線周りに回転するよう支持されたカップ型ヒネリブラシとによって構成され、カップ型ヒネリブラシは、外周部が傾斜した皿状のカップと、多数の鋼線材を多数束ねて螺旋状に捻ることにより束ねた状態が維持されるように構成した多数のツイストブラシとによって構成され、各ツイストブラシの基端部側をカップにおいて挟持させ、多数のツイストブラシがカップの中心軸線に対してそれぞれ所定角度をもって傾斜した状態で、カップの外周縁に沿って周方向に隣接するように構成されていることを特徴としている。
尚、カップ型ヒネリブラシは、ツイストブラシの先端が外側となる向きで取り付けられていることが好ましく、また、カップ型ヒネリブラシの上半部の半径方向外側、及び、内側のサイドを覆うように、かつ、外側のサイドが開放された状態となるように構成されたカバーが固定され、先端が外側へ向かって突出するカバーブラシが、カバーの側縁部に沿って円弧状に配置されていることが好ましい。
更に、動力伝達部が、原動機の駆動軸の中心軸線周りに所定角度範囲内で回動可能なように支持され、動力伝達部とリンクを介して連結されているレバーを操作することにより、動力伝達部の先端側を上下動させることができるように構成されていることが好ましい。
本考案に係る舗装道路用除草機は、縁石ブロック等に対して他の要素が干渉することなく、カップ型ヒネリブラシの先端を、舗装道路と縁石ブロックとの境界部に問題なく寄せることができ、また、コシがあり、十分な除草能力、及び、十分な耐久性を有するカップ型ヒネリブラシを採用することにより、舗装道路上における除草作業を極めて効率的に行うことができる。
図1は、本考案に係る舗装道路用除草機1の側面図である。 図2は、図1に示す舗装道路用除草機1の正面図である。 図3は、図1に示すカップ型ヒネリブラシ9の構造を示す断面図である。 図4は、図1に示す舗装道路用除草機1の使用方法の説明図である。
以下、添付図面に沿って本考案の実施形態について説明する。図1は、本考案に係る舗装道路用除草機1の側面図であり、図2は、その正面図である。図示されているように、この舗装道路用除草機1は、基本的には、シャーシ2、シャーシ2を支持する三つのタイヤ3(一つの前輪3a、二つの後輪3b,3c)、シャーシ2上に固定された原動機4(エンジン又は電動モータ)、シャーシ2上に立設された操作ハンドル5、及び、動力伝達部6によって構成されている。
この舗装道路用除草機1は、動力伝達部6の先端において支持される従動軸25のヘッドに、カップ型ヒネリブラシ9が固定され、このカップ型ヒネリブラシ9が、原動機4から動力伝達部6を介して供給される回転駆動力により、垂直方向へ回転する(水平軸線周りに回転する)ように構成されている。
カップ型ヒネリブラシ9は、図3(カップ型ヒネリブラシ9の断面図)に示すように、一対の二つの金属製カップ(内側カップ10、及び、外側カップ11)と、多数のツイストブラシ12とによって構成されている。
より詳細には、内側カップ10及び外側カップ11は、いずれも円盤状の金属板材の外周部10a,11aを一方側へ傾斜させて皿状に成形したものであり、それぞれ中心に貫通孔10b,11bが形成されている。一方、各ツイストブラシ12は、多数の鋼線材(線径0.5mm、長さ80mm程度)を多数束ねることによって直径1.5cm程度の束状にし、これを中心軸線周りに螺旋状に捻って、束ねた状態が維持されるようにしたものである。
そして、内側カップ10が外側カップ11の内側に重ねられ、内側カップ10の外周部10aと、外側カップ11の外周部11aとの間に各ツイストブラシ12の基端部側をそれぞれ挟持させ、多数のツイストブラシ12が、内側カップ10及び外側カップ11の中心軸線に対してそれぞれ所定角度をもって傾斜した状態で、内側カップ10及び外側カップ11の各外周縁に沿って周方向に隣接するように構成され、図1及び図2に示すように、ツイストブラシの先端が外側(シャーシ2とは反対側)となる向きで取り付けられている。
カップ型ヒネリブラシ9の上半部の半径方向外側には、除草作業時(カップ型ヒネリブラシ9の回転時)における小石等の異物の飛散を防止するためのカバー13が固定されている。このカバー13は、カップ型ヒネリブラシ9の上半部の半径方向外側、及び、内側(シャーシ2側)のサイドのみを覆うように構成されており、外側(シャーシ2とは反対側)のサイドについては、図1に示すように開放された状態となっている。尚、カバー13には、先端が水平方向外側へ向かって突出するカバーブラシ15が、カバー13の側縁部に沿って円弧状に配置されている。また、カバー13の前端には、ゴム製フラップ14が取り付けられている。
動力伝達部6は、図1に示す原動機4の駆動軸(出力軸)の中心軸線C1周りに所定角度範囲内で回動可能なように支持されており、レバー7(操作ハンドル5に装着され、動力伝達部6とリンク8を介して連結されている)を、図1に示す位置から下方側(機体前方側)へ操作することにより、動力伝達部6の先端側(従動軸25側)を、上下動させることができ、従動軸25のヘッドに装着されているカップ型ヒネリブラシ9の外周部の下端側を、作業対象となる舗装面に対し適切な強さで押し付けることができるようになっている。
本考案の舗装道路用除草機1は上記のような構成に係るものであるところ、舗装道路上における除草作業を極めて効率的に行うことができる。具体的には、舗装道路用除草機1を操作して、図4に示すように、カップ型ヒネリブラシ9を舗装道路Gと縁石ブロックBとの境界部(入隅部)に寄せていき、カップ型ヒネリブラシ9を高速回転させると、雑草Dを根元から削って粉砕し、除草することができる。そして、舗装道路用除草機1を縁石ブロックBに沿ってゆっくりと移動させることにより、舗装道路の際における除草作業を連続して実行することができる。
尚、カップ型ヒネリブラシ9を構成するツイストブラシ12が、それぞれカップの中心軸線(従動軸25の中心軸線)に対して90°の角度をもって支持されている場合や、カバー13が、外側(シャーシ2とは反対側)のサイドをも覆うように構成されている場合には、従動軸25のボルト或いはナット、又は、カバー13の外側サイド部分等が干渉することによって、舗装道路Gと縁石ブロックBとの境界部まで寄せることが難しくなるが、本実施形態においては、上述の通り、カップの中心軸線に対してツイストブラシ12がそれぞれ所定角度をもって傾斜した状態で固定される構造となっているほか、カバー13の外側(シャーシ2とは反対側)のサイドが開放された構造となっているため、従動軸25のボルト、ナット、或いは、カバー13の外側サイド部分等が干渉することなく、カップ型ヒネリブラシ9の先端を、舗装道路Gと縁石ブロックBとの境界部に問題なく寄せることができる。
一方、図1等に示すようにカバー13の外側(シャーシ2とは反対側)のサイドが開放された構造となっていると、除草作業時(カップ型ヒネリブラシ9の回転時)において、小石などの異物が飛散してしまうという事態が懸念されるが、本実施形態においては上述の通り、先端が水平方向外側へ向かって突出するカバーブラシ15が、カバー13の側縁部に沿って円弧状に配置されているため、異物の飛散を好適に防止できるとともに、カバー13と縁石ブロックBとの干渉を回避して、カップ型ヒネリブラシ9の先端を舗装道路Gの際まで問題なく寄せることができる。
また、カップ型ヒネリブラシ9は、多数のツイストブラシ12が放射状に固定される構造となっているため、鋼線材を単純に放射状に固定したカップ型ブラシを用いた場合と比較してブラシにコシがあり、十分な除草能力、及び、十分な耐久性を有し、除草作業を効率よく実施することができる。
1:舗装道路用除草機、
2:シャーシ、
3:タイヤ、
3a:前輪、
3b,3c:後輪、
4:原動機、
5:操作ハンドル、
6:動力伝達部、
7:レバー、
8:リンク、
9:カップ型ヒネリブラシ、
10:内側カップ、
10a:外周部、
10b:貫通孔、
11:外側カップ、
11a:外周部、
11b:貫通孔、
12:ツイストブラシ、
13:カバー、
14:ゴム製フラップ、
15:カバーブラシ、
25:従動軸、
B:縁石ブロック、
C1:駆動軸の中心軸線、
D:雑草、
G:舗装道路

Claims (4)

  1. シャーシと、シャーシを支持するタイヤと、シャーシ上に立設された操作ハンドルと、シャーシ上に固定された原動機と、原動機の動力を伝達する動力伝達部と、動力伝達部の従動軸に接続され、水平軸線周りに回転するよう支持されたカップ型ヒネリブラシとによって構成され、
    カップ型ヒネリブラシは、外周部が傾斜した皿状のカップと、多数の鋼線材を多数束ねて螺旋状に捻ることにより束ねた状態が維持されるように構成した多数のツイストブラシとによって構成され、各ツイストブラシの基端部側をカップにおいて挟持させ、多数のツイストブラシがカップの中心軸線に対してそれぞれ所定角度をもって傾斜した状態で、カップの外周縁に沿って周方向に隣接するように構成されていることを特徴とする舗装道路用除草機。
  2. ツイストブラシの先端が外側となる向きでカップ型ヒネリブラシが取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の舗装道路用除草機。
  3. カップ型ヒネリブラシの上半部の半径方向外側、及び、内側のサイドを覆うように、かつ、外側のサイドが開放された状態となるように構成されたカバーが固定され、
    先端が外側へ向かって突出するカバーブラシが、カバーの側縁部に沿って円弧状に配置されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の舗装道路用除草機。
  4. 動力伝達部が、原動機の駆動軸の中心軸線周りに所定角度範囲内で回動可能なように支持され、動力伝達部とリンクを介して連結されているレバーを操作することにより、動力伝達部の先端側を上下動させることができるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の舗装道路用除草機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018188063A1 (zh) * 2017-04-14 2018-10-18 深圳市方鹏科技有限公司 一种可拖行的机器人道路清障装置

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