JP3209271U - 飲料水供給装置用検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】衛生面の担保及び迅速に検査が可能な飲料水供給装置用検査装置を提供する。【解決手段】飲料水が貯留されるタンク14内部を含む検査対象空間SP1を備えた飲料水供給装置1を検査するために用いられる装置2である。装置2は、有底筒状に形成され、開口端20aが飲料水供給装置1に密着する形状であり、密着状態で検査対象空間SP1と連通する凹部空間SP2を有する弾性体ヘッド20と、弾性体ヘッド20の凹部空間SP2を介して検査対象空間SP1の空気を抜くための真空ポンプ21と、凹部空間SP2の圧力を計測する圧力計22と、を有する。【選択図】図2
Description
本考案は、飲料水供給装置用検査装置に関する。
オフィス、病院、一般家庭などの様々な場所に設置可能な飲料水供給装置が知られている。飲料水供給装置の一例としては、水(製品水)が予め充填されたボトル(飲料容器)を飲料水供給装置の本体に取り付けておき、ユーザによる給水コックの操作に基づいてボトルの水を装置の給水管から外部に供給する。この種の飲料供給装置は、ガロンボトルなどの飲料容器が装置本体に対して着脱可能に構成されている。
上記飲料水供給装置は、飲料容器が接続される接続口、飲料水を貯蔵するタンク、給水管、給水口の順に水が通り、水が抜けるときの圧力によって飲料容器から飲料が供給されるようになっている。そのため、飲料容器が接続される接続口から、タンク、給水管、給水口までが密閉構造になっている必要がある。
一般に、装置は、各々部品を組み付けて製造される。部品自体に破損がある場合、又は、組み付けが不良である場合は、密閉構造が確保されない。組立後に飲料容器を装着して、水の漏れが発生するか否かで検査可能であるが、漏れが微量である場合には、水漏れが確実に確認できるまで数時間必要となり、組立後の検査工程に採用するには実用的ではない。
また、飲料水供給装置の密閉構造は、衛生の観点から内部を清潔な状態に確保する必要がある。
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、衛生面の担保及び迅速に検査が可能な飲料水供給装置用検査装置を提供することである。
本考案は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本考案の飲料水供給装置用検査装置は、飲料水が貯留されるタンク内部を含む検査対象空間を備えた飲料水供給装置を検査するために用いられる装置であって、有底筒状に形成され、開口端が前記飲料水供給装置に密着する形状であり、密着状態で前記検査対象空間と連通する凹部空間を有する弾性体ヘッドと、前記弾性体ヘッドの前記凹部空間を介して前記検査対象空間の空気を抜くための真空ポンプと、前記凹部空間の圧力を計測する圧力計と、を備える。
この構成によれば、真空ポンプにより凹部空間を通じて検査対象空間の圧力を周囲の気圧よりも低い圧力にし、圧力が一定時間維持されることを圧力計にて確認可能である。圧力が一定時間維持できなければ、検査対象空間が密閉構造になっておらず不良と判断できる。圧力が一定時間維持できれば、検査対象空間が密閉構造になっていると判断できる。
さらに、ポンプで空気を入れて加圧する場合は清潔とはいえない空気を検査対象空間に入れることになるので、衛生面で問題がある。しかし、本考案では、検査対象空間から空気を抜くだけであり、衛生面を確保可能である。
さらに、ポンプで空気を入れて加圧する場合は清潔とはいえない空気を検査対象空間に入れることになるので、衛生面で問題がある。しかし、本考案では、検査対象空間から空気を抜くだけであり、衛生面を確保可能である。
以下、本考案の一実施形態の検査装置を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、飲料水供給装置1の本体13には、飲料水が予め充填された飲料容器12を着脱可能に構成されている。本体13に取り付けられた飲料容器12内の飲料水は、本体13に備えられたタンク14内に自重により自動的に供給され、貯留させるようになっている。
本体13には、タンク14内の飲料水を供給するための給水管15及び、給水管15を介して飲料水を外部に供給するための給水口16、給水口16から飲料水を供給するために操作する操作部であるコック17が設けられている。この例では、冷水を供給する場合と、加熱された飲料水を供給する場合とで、それぞれ異なるタンク14、給水管15、給水口16及びコック17が設けられている。
タンク14、給水管15及び給水口16は、飲料水を貯留するために密閉構造に形成されている。密閉構造により、タンク14内の水位が所定水位である場合に、内部の圧力が保たれる。密閉構造でなく、隙間があると、タンク14内の水位が所定水位に保てず、飲料容器12から水が供給され続けて、当該隙間から水が漏れることになる。よって、図2に示すように、飲料水が貯留されるタンク14内部を含む空間が検査対象空間SP1となる。
飲料水供給装置用検査装置2は、図2に示すように、凹部空間SP2を有する弾性体ヘッド20と、真空ポンプ21と、圧力計22と、を有する。
弾性体ヘッド20は、ゴム等の弾性部材で形成され、有底筒状に形成されている。弾性体ヘッド20の開口端20aは、飲料水供給装置1に密着する形状であり、密着状態で検査対象空間SP1と凹部空間SP2とが連通する。弾性体ヘッド20は、検査対象空間SP1と連通すれば、飲料水供給装置1の完成状態に押し当ててもよいし、本体13を構成する複数の部材のうち一部の部材を取り外すことでタンク14を露出させ、露出させたタンク14と弾性体ヘッド20とを密着するようにしてもよい。
真空ポンプ21は、弾性体ヘッド20の凹部空間SP2を介して検査対象空間SP1の空気を抜く。真空ポンプ21は、手動式でも電動式でもどちらでもよい。
圧力計22は、凹部空間SP2の圧力を計測する。圧力計22は、デジタル式でもよく、アナログ式でもよい。
検査装置2に操作部を設け、操作部の操作により真空ポンプ21が自動で凹部空間SP2の空気を抜くようにし、圧力計22で計測される圧力が所定の減圧状態になるまで、真空ポンプ21による減圧を継続し、所定の減圧状態になれば、真空ポンプ21の作動を停止するように構成してもよい。
図2に示すように、操作部の操作に応じて凹部空間SP2へ外気を取り込むための流入路23が設けられている。流入路23には、エアフィルタ24が設けられている。
同図に示すように、弾性体ヘッド20、真空ポンプ21、圧力計22、流入路23、及びエアフィルタ24を含む全ての部材は一体的に固定されており、検査装置2は片手で持つことが可能なハンディタイプに構成されている。勿論、各々の部品がチューブなどで接続され、片手で持つことができない形態にしてもよい。
以上のように、本実施形態の飲料水供給装置用検査装置2は、飲料水が貯留されるタンク14内部を含む検査対象空間SP1を備えた飲料水供給装置1を検査するために用いられる装置2であって、有底筒状に形成され、開口端20aが飲料水供給装置1に密着する形状であり、密着状態で検査対象空間SP1と連通する凹部空間SP2を有する弾性体ヘッド20と、弾性体ヘッド20の凹部空間SP2を介して検査対象空間SP1の空気を抜くための真空ポンプ21と、凹部空間SP2の圧力を計測する圧力計22と、を備える。
この構成によれば、真空ポンプ21により凹部空間SP2を通じて検査対象空間SP1の圧力を周囲の気圧よりも低い圧力にし、圧力が一定時間維持されることを圧力計22にて確認可能である。圧力が一定時間(例えば1分など適宜設定可能)維持できなければ、検査対象空間SP1が密閉構造になっておらず不良と判断できる。圧力が一定時間維持できれば、検査対象空間SP1が密閉構造になっていると判断できる。
さらに、ポンプで空気を入れて加圧する場合は清潔とはいえない空気を検査対象空間SP1に入れることになるので、衛生面で問題がある。しかし、本考案では、検査対象空間SP1から空気を抜くだけであり、衛生面を確保可能である。
本実施形態では、操作部の操作に応じて凹部空間SP2へ外気を取り込むための流入路23が形成されており、流入路23にはエアフィルタ24が設けられている。
凹部空間SP2を介して検査対象空間SP1から空気を抜いて検査が完了した後に、逆に空気を流入させる必要がある。この構成によれば、エアフィルタ24によって綺麗になった空気のみが凹部空間SP2を介して検査対象空間SP1に取り込まれるので、衛生面をより的確に確保可能である。
本実施形態では、弾性体ヘッド20、真空ポンプ21及び圧力計22の全てが一体的に固定されたハンディタイプである。
この構成によれば、片手で持ちやすく、取り扱いが容易となる。
以上、本考案の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく請求の範囲によって示され、さらに請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
なお、上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…飲料水供給装置
20…弾性体ヘッド
21…真空ポンプ
22…圧力計
23…流入路
24…エアフィルタ
SP1…検査対象空間
SP2…凹部空間
20…弾性体ヘッド
21…真空ポンプ
22…圧力計
23…流入路
24…エアフィルタ
SP1…検査対象空間
SP2…凹部空間
Claims (3)
- 飲料水が貯留されるタンク内部を含む検査対象空間を備えた飲料水供給装置を検査するために用いられる装置であって、
有底筒状に形成され、開口端が前記飲料水供給装置に密着する形状であり、密着状態で前記検査対象空間と連通する凹部空間を有する弾性体ヘッドと、
前記弾性体ヘッドの前記凹部空間を介して前記検査対象空間の空気を抜くための真空ポンプと、
前記凹部空間の圧力を計測する圧力計と、を備える、飲料水供給装置用検査装置。 - 操作部の操作に応じて前記凹部空間へ外気を取り込むための流入路が形成されており、前記流入路にはエアフィルタが設けられている、請求項1に記載の装置。
- 前記弾性体ヘッド、前記真空ポンプ及び前記圧力計の全てが一体的に固定されたハンディタイプである、請求項1又は2に記載の装置。
Priority Applications (1)
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JP2016006097U JP3209271U (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 飲料水供給装置用検査装置 |
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JP2016006097U JP3209271U (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 飲料水供給装置用検査装置 |
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JP2016006097U Active JP3209271U (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 飲料水供給装置用検査装置 |
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JP (1) | JP3209271U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7337717B2 (ja) | 2020-01-23 | 2023-09-04 | 鹿島建設株式会社 | 地盤材料の含水比測定装置および地盤材料の含水比測定方法 |
-
2016
- 2016-12-20 JP JP2016006097U patent/JP3209271U/ja active Active
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