JP3209225U - フロアマット洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで効率良く脱水し乾燥することができるフロアマット洗浄機を提供する。【解決手段】車載用のフロアマットを洗浄するフロアマット洗浄機において、フロアマット50を洗浄する洗浄部と、洗浄部によって洗浄されたフロアマット50を濯ぐ濯ぎ部と、濯ぎ部によって濯がれたフロアマット50を脱水する脱水部13と、脱水部13によって脱水されたフロアマット50を乾燥する乾燥部とを有し、洗浄部、濯ぎ部、脱水部13、及び、乾燥部には、夫々、フロアマット50を順次搬送する搬送手段15cが設けられ、脱水部13には、フロアマット50を挟持して吸水しうる吸水ローラー部16a、16b、16cがフロアマット50の搬送方向に沿って複数設けられている。【選択図】図5

Description

本考案は、車載用フロアマット洗浄機に関するものである。
一般に、自動車等の車両のフロアパネル上に載置される車載用フロアマットは、例えば、パイル糸を有するカーペット地と、前記カーペット地の裏面に接合された布材とにより構成されている。
従来より、このようなフロアマットの洗浄機が提案されてきた。例えば、特許文献1には、ローラーによって引き込まれながら、回転するブラシによって洗浄され、吸水ローラーによって水分が絞り取られて排出されるように構成されたフロアマット洗浄機が記載されている。
しかしながら、車載用のフロアマットのパイル糸が植えられた根元部分の水分は除去しにくく、乾きにくいという不具合があった。
このような不具合を解消するために、例えば特許文献1にあっては、マット洗浄機に真空吸引手段を設けることによって、洗浄後残留するマット上の洗浄水を真空吸収して素早く乾燥させるマット自動洗浄機が記載されている。
しかしながら、特許文献1にあっては、真空ポンプが必要となるため、装置が大掛かりで製造コストがかかるという不具合があった。
特開第特開2006−68209号公報
本考案は、以上のような従来からの不具合を解消するためのものであって、その課題は、低コストで効率良く脱水し乾燥することができるフロアマット洗浄機を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1記載の考案にあっては、車載用のフロアマットを洗浄するフロアマット洗浄機において、前記フロアマットを洗浄する洗浄部と、前記洗浄部によって洗浄された前記フロアマットを濯ぐ濯ぎ部と、前記濯ぎ部によって濯がれた前記フロアマットを脱水する脱水部と、前記脱水部によって脱水された前記フロアマットを乾燥する乾燥部とを有し、前記洗浄部、前記濯ぎ部、前記脱水部、及び、前記乾燥部には、夫々、前記フロアマットを順次搬送する搬送手段が設けられ、前記脱水部には、前記フロアマットを挟持して吸水しうる吸水ローラー部が前記フロアマットの搬送方向に沿って複数設けられていることを特徴とする。
従って、前記フロアマットは前記搬送手段によって搬送されながら、前記洗浄部によって洗浄され、前記濯ぎ部によって濯がれ、前記脱水部によって脱水され、前記乾燥部によって乾燥される。特に、前記脱水部においては、前記フロアマットは、搬送方向に沿って設けられた複数の前記吸水ローラー部によって、夫々、挟持されて吸水される。
請求項2記載の考案にあっては、前記吸水ローラー部は、前記吸水ローラー部には、前記吸水ローラー部を押圧して前記吸水ローラー部に含まれる水分を脱水しうる脱水ローラーが設けられていることを特徴とする。
従って、前記吸水ローラー部は、前記脱水ローラーによって押圧され、前記吸水ローラー部に含まれる水分が脱水される。
請求項3記載の考案にあっては、前記洗浄部は、軟水及び洗浄液を貯留する貯留部と、前記貯留部の下端部に設けられたブラシ部とを有し、前記フロアマットを前記軟水及び洗浄液に浸しながら前記ブラシ部で洗浄することを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、前記濯ぎ部には、オゾン水を噴射するオゾン水噴射部が設けられていることを特徴とする。
オゾン水には、オゾンと水とが反応して発生するOHラジカルが含まれる。OHラジカルは、強い殺菌及び脱臭効果を有することが知られている。
従って、前記濯ぎ部において、前記フロアマットは、前記オゾン水噴射部によってオゾン水が噴射され、濯がれる。
請求項5記載の考案にあっては、前記濯ぎ部には、前記洗浄部から搬送されたフロアマットを検知して、前記オゾン水噴射部を制御しうる検知部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記検知部が前記洗浄部から搬送されたフロアマットを検知した場合には、前記オゾン水噴射部が制御され、オゾン水が噴射される。
軟水は金属イオン等の不純物がほとんど含まれていない水である。
従って、前記フロアマットは、前記貯留部において、前記軟水及び洗浄液に浸され、前記ブラシ部により洗浄される。
請求項6記載の考案にあっては、前記乾燥部は、冷却部と、加熱部とを備え、前記冷却部により一度冷却した空気を前記加熱部により加熱して前記フロアマットに吹き付けて乾燥することを特徴とする。
空気を冷却すると、空気に含まれていた水蒸気が凝結することから、空気中の水分を水滴として一定量除去することができる。
従って、前記冷却部によって冷却された空気は、水分が一定量除去された後に、前記加熱部によって加熱される。その結果、前記フロアマットは、湿度の低下した空気が吹き付けられて乾燥される。
請求項1〜6記載のフロアマット洗浄機にあっては、前記フロアマットは前記搬送手段によって搬送されながら、前記洗浄部によって洗浄され、前記濯ぎ部によって濯がれ、前記脱水部によって脱水され、前記乾燥部によって乾燥される。
特に、前記脱水部においては、前記フロアマットは、搬送方向に沿って設けられた複数の前記吸水ローラー部によって、夫々、挟持されて吸水されるので、車載用のフロアマットのパイル糸が植えられた根元部分の水分を除去しやすく、乾きやすくすることができる。その結果、低コストで効率良く脱水し乾燥することができるフロアマット洗浄機を提供することができる。
請求項2記載のフロアマット洗浄機にあっては、前記吸水ローラー部は、前記脱水ローラーによって押圧され、前記吸水ローラー部に含まれる水分が脱水されるので、脱水された前記吸水ローラー部によって前記フロアマットに含まれる水分を効率よく吸水することができる。
請求項3記載のフロアマット洗浄機にあっては、前記フロアマットは、前記貯留部において、前記軟水及び洗浄液に浸され、前記ブラシ部により洗浄されるので、前記フロアマットを軟水により洗浄することで、洗剤の泡立ちが良くなり高い洗浄効果を得ることができる。また、その結果、洗剤の使用量を減らすことができる。
請求項4記載のフロアマット洗浄機にあっては、前記濯ぎ部において、前記フロアマットは、前記オゾン水噴射部によってオゾン水が噴射され、濯がれるので、オゾン水に含まれるOHラジカルによって、前記フロアマットを殺菌及び脱臭することができる。その結果、フロアマットから異臭が発生するといった事態を防止することができる。
請求項5記載のフロアマット洗浄機にあっては、前記検知部が前記洗浄部から搬送されたフロアマットを検知した場合には、前記オゾン水噴射部が制御され、オゾン水が噴射されるので、前記フロアマットに確実にオゾン水を噴射することができる。また、前記濯ぎ部に前記フロアマットが存在しないときは、オゾン水を噴射することなく、オゾン水の節約をすることができる。
請求項6記載のフロアマット洗浄機にあっては、前記冷却部によって冷却された空気に含まれていた水蒸気が凝結し、その後、前記加熱部によって加熱された空気は湿度が低下する。その結果、前記フロアマットは、湿度の低下した空気が吹き付けられて乾燥されるので、フロアマットに対して単に空気を吹き付ける場合に比べて、フロアマットに含まれる水分が蒸発しやすくなり、その結果、フロアマットを効率よく乾燥することができる。
図1は、本考案に係るフロアマット洗浄機の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、本考案に係るフロアマット洗浄機の一実施形態において、フロアマットを投入して洗浄部に誘導する投入口部を示す拡大斜視図である。 図3は、本考案に係るフロアマット洗浄機の一実施形態において、乾燥部からフロアマットを取り出す取出口部を示す拡大斜視図である。 図4は、本考案に係るフロアマット洗浄機の一実施形態において、洗浄部及び濯ぎ部を示す、フロアマットの厚さ方向に相当する断面図である。 図5は、本考案に係るフロアマット洗浄機の一実施形態において、脱水部を示す、フロアマットの厚さ方向に相当する断面図である。 図6は、本考案に係るフロアマット洗浄機の一実施形態において、脱水部の脱水ローラーを示す斜視図である。
以下、本考案の一実施の形態に係るフロアマット洗浄機を、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10は、車載用のフロアマットを洗浄するように構成され、洗浄機本体部45と、洗浄機本体部45の前面部35に設けられ、フロアマットを洗浄部11に投入する投入口部31と、図3に示すように、洗浄機本体部45の背面部38に設けられ、乾燥部14によって乾燥されたフロアマットを取り出すための取出口部39と、取出口部39を被覆する蓋部40と、図1に示すように、洗浄機本体部45の前面部35に設けられ、ディスプレイ37を有する操作パネル部32と、操作パネル部32に隣接して設けられた主電源部33と、洗浄機本体部45の下端部36に設けられたキャスター部34、34・・・とを有している。
また、図4に示すように、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10において、洗浄機本体部45の内部には、フロアマット50を洗浄する洗浄部11と、洗浄部11によって洗浄されたフロアマット50を濯ぐ濯ぎ部12と、図5に示すように、濯ぎ部12によって濯がれたフロアマット50を脱水する脱水部13と、脱水部13によって脱水されたフロアマットを乾燥する乾燥部14とを有している。
また、図4〜図6に示すように、本実施の形態に係る洗浄部11、濯ぎ部12、脱水部13、及び、乾燥部14には、夫々、フロアマットを順次搬送する搬送手段である搬送ローラー部15a、15b、15c・・・が設けられている。
本実施の形態に係る搬送ローラー部15a、15b、15c、15dは、夫々、搬送ローラー62により構成されている。搬送ローラー62は、金属製の軸部60と、軸部60を周方向に沿って被覆するように円筒状に形成されたシリコン樹脂製の搬送部61とを有している。
また、図示しないが、搬送ローラー部15a、15b、15c、15dを構成する搬送ローラー62には、搬送ローラー62の周方向に突出して形成されたシリコン樹脂製のリングが軸方向に沿って所定間隔離間して配設されている。
また、図4に示すように、本実施の形態に係る洗浄部11は、軟水及び洗浄液を貯留する貯留部20と、貯留部20の下端部21に設けられたブラシ部22とを有し、フロアマット50を前記軟水及び洗浄液に浸しながらブラシ部22で洗浄するように構成されている。
本実施の形態に係る貯留部20は断面略台形状であって、所定の水位(図中矢印W)まで軟水及び洗浄液が貯留されるように構成されている。また、図示しないが、本実施の形態に係る貯留部20には、貯留された軟水及び洗浄液を加熱する加熱部が設けられている。
特に、図4に示すように、本実施の形態に係る洗浄部11にあっては、フロアマット50の表面部50aを貯留部20に浸しながら、ブラシ部22を回転させて洗浄するように構成されている。
図4に示すように、洗浄部11における搬送ローラー部15aを構成する搬送ローラー62、62・・・は、所定間隔をおいて側面略円弧状に配置されている。
図4に示すように、本実施の形態に係るブラシ部22は、金属製の軸部41と、軸部41の周方向外方へ延設された合成樹脂製のブラシ42とにより構成されている。
また、図5に示すように、本実施の形態に係る脱水部13には、フロアマットを挟持して吸水しうる吸水ローラー部16a、16b、16cがフロアマットの搬送方向に沿って設けられている。
特に、図5に示すように、本実施の形態にあっては、脱水部13へと搬送されたフロアマット50を吸水ローラー部16aから図5中上方に搬送し、吸水ローラー部16bを頂点として、吸水ローラー部16cに向かって下方へ搬送され、さらに乾燥部(図示せず)へと搬送されるように、吸水ローラー部16a、16b、16cが配設されている。
図5及び図6に示すように、本実施の形態に係る吸水ローラー部16aはフロアマット50の表面部50a及び裏面部50bの水分を吸収する一対の吸水ローラー53、53により構成されている。
また、本実施の形態に係る吸水ローラー部16bはフロアマット50の表面部50aの水分を吸収する吸水ローラー53とフロアマット50を搬送する搬送ローラー62とにより構成されている。
また、本実施の形態に係る吸水ローラー部16cはフロアマット50の裏面部50bの水分を吸収する吸水ローラー53とフロアマット50を搬送する搬送ローラー62とにより構成されている。
図5に示すように、本実施の形態に係る吸水ローラー53は、金属製の軸部54と、軸部54を周方向に沿って被覆するように円筒状に形成されたポリビニルアルコール製のスポンジ55とにより構成されている。
図5に示すように、本実施の形態に係る脱水部13にあっては、吸水ローラー部16aと吸水ローラー部16bとの間には、フロアマット50を吸水ローラー部16aから吸水ローラー部16bへとガイドするガイド板58、59が設けられている。
また、図5及び図6に示すように、本実施の形態に係る吸水ローラー部16aには、吸水ローラー部16aを構成する吸水ローラー53、53を夫々押圧して、吸水ローラー53、53に含まれる水分を脱水しうる脱水ローラー17、17が設けられている。
図5及び図6に示すように、本実施の形態に係る脱水ローラー17は、軸部56と、軸部56を周方向に沿って被覆するように円筒状に形成されたシリコン樹脂製の押圧部57とにより構成されている。
また、図4に示すように、本実施の形態に係る濯ぎ部12には、オゾン水Oを噴射するオゾン水噴射部18が設けられている。本実施の形態に係るオゾン水噴射部18は、オゾン水を導入するオゾン水導入部25と、導入されたオゾン水を加圧する圧縮空気導入部26と、加圧されたオゾン水を噴射する噴射口27とを有している。
図示しないが、本実施の形態に係るオゾン水は、公知のオゾン発生器と、ポンプ装置と、前記オゾン発生器により発生したオゾンと前記ポンプ装置により加圧された水とを混合させるエジェクタとにより構成されたオゾン水生成装置により製造される。
また、図4に示すように、本実施の形態に係る濯ぎ部12には、洗浄部11から搬送されたフロアマット50を検知して、オゾン水噴射部18を制御しうる検知部19が設けられている。
本実施の形態に係る検知部19は、赤外線28を照射する照射部29と、赤外線28を検知する光検知部30と、光検知部30が赤外線28を検知しなくなった場合に、オゾン水噴射部18からオゾン水を噴射する制御部(図示せず)とを有している。
また、図示しないが、本実施の形態に係る乾燥部14は、冷却部と、加熱部とを備え、冷却部により一度冷却した空気を加熱部により加熱してフロアマットに吹き付けて乾燥するように構成されている。
具体的には、冷却部及び加熱部は、ペルチェ素子により構成されている。ペルチェ素子は、2種類の金属が接合された熱電素子の一種であり、金属の接合部に電流を流すことで、一方の金属から他方の金属へ熱が移動するように構成されている。
従って、ペルチェ素子の一方の金属が冷却部に、他方の金属が加熱部に相当する。
以下、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10の作用について、添付図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10を使用する場合には、図1に示すように、主電源部33のスイッチを入れる。その結果、図4に示す洗浄部11の貯留部20に軟水及び洗浄液が供給されると共に、加熱部(図示せず)によって、軟水及び洗浄液が加熱される。
洗浄液が20℃まで加熱されると、操作パネル部32のディスプレイ37にスタート可能な状態として表示される。
続いて、図2に示すように、フロアマット50を投入口部31に投入し、操作パネル部32のスタートボタン(図示せず)を押すと、搬送ローラー62が作動し、フロアマット50が洗浄部11へと搬送される。
図4に示すように、洗浄部11へ搬送されたフロアマット50は、搬送ローラー62、62・・・によって、貯留部20へ搬送され、軟水及び洗浄液に浸されながら、ブラシ部22によって洗浄される。
図4に示すように、洗浄されたフロアマット50が濯ぎ部12に搬送される際、照射部29から照射された赤外線28がフロアマット50によって遮られ、光検知部30が赤外線28を検知できなくなった場合には、検知部19の制御部がオゾン水噴射部18からオゾン水を噴射するように制御する。
以上のように、濯ぎ部12において、フロアマット50の表面部50aは、オゾン水によって濯がれる。
続いて、図4に示すように、濯がれたフロアマット50は、引き続き搬送ローラー62、62・・・によって、濯ぎ部12から脱水部13に搬送される。
図5に示すように、本実施の形態に係る脱水部13においては、搬送されたフロアマット50は、吸水ローラー部16aの吸水ローラー53、53によって、フロアマット50の表面部50a及び裏面部50bの水分が吸収される。
続いて、図5に示すように、吸水ローラー部16bにおいて、吸水ローラー53と搬送ローラー62とにより、フロアマット50の表面部50aの水分が吸収される。
続いて、図5に示すように、吸水ローラー部16cにおいて、吸水ローラー53と搬送ローラー62とにより、フロアマット50の裏面部50bの水分が吸収される。
続いて、脱水部13において脱水されたフロアマット50は、図示しないが、乾燥部に搬送され、冷却部により一度冷却した空気が加熱部により加熱されフロアマット50に吹き付けられて乾燥される。
最後に、図3に示すように、洗浄機本体部の背面部38に設けられた取出口部39から乾燥されたフロアマット50を取出し、フロアマットの洗浄が完了する。以上の工程は、操作パネル部32のディスプレイ37に表示される。
以上のことから、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10にあっては、フロアマット50は搬送ローラー部15a、15b、15cによって搬送されながら、洗浄部11によって洗浄され、濯ぎ部12によって濯がれ、脱水部13によって脱水され、乾燥部14によって乾燥される。
特に、脱水部13においては、フロアマット50は、搬送方向に沿って設けられた複数の吸水ローラー部16a、16b、16cによって、夫々、挟持されて吸水されるので、車載用のフロアマットのパイル糸が植えられた根元部分の水分を除去しやすく、乾きやすくすることができる。その結果、低コストで効率良く脱水し乾燥することができるフロアマット洗浄機を提供することができる。
また、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10にあっては、吸水ローラー部16aは、脱水ローラー17、17によって押圧され、吸水ローラー部16aに含まれる水分が脱水されるので、脱水された吸水ローラー部16aによってフロアマット50に含まれる水分を効率よく吸水することができる。
また、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10にあっては、フロアマット50は、貯留部20において、軟水及び洗浄液に浸され、ブラシ部22により洗浄されるので、フロアマット50を軟水により洗浄することで、洗剤の泡立ちが良くなり高い洗浄効果を得ることができる。また、その結果、洗剤の使用量を減らすことができる。
また、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10にあっては、濯ぎ部12において、フロアマット50は、オゾン水噴射部18によってオゾン水が噴射され、濯がれるので、オゾン水に含まれるOHラジカルによって、フロアマット50を殺菌及び脱臭することができる。その結果、フロアマットから異臭が発生するといった事態を防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10にあっては、検知部19が洗浄部11から搬送されたフロアマット50を検知した場合には、オゾン水噴射部18が制御され、オゾン水が噴射されるので、フロアマット50に確実にオゾン水を噴射することができる。
また、濯ぎ部12に前記フロアマットが存在しないときは、オゾン水を噴射することなく、オゾン水の節約をすることができる。
また、本実施の形態に係るフロアマット洗浄機10にあっては、冷却部によって冷却された空気に含まれていた水蒸気が凝結し、その後、加熱部によって加熱された空気は湿度が低下する。その結果、フロアマット50は、湿度の低下した空気が吹き付けられて乾燥されるので、フロアマットに対して単に空気を吹き付ける場合に比べて、フロアマットに含まれる水分が蒸発しやすくなり、その結果、フロアマットを効率よく乾燥することができる。
本考案に係るフロアマット洗浄機は、車載用フロアマットの洗浄機として広く利用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10:フロアマット洗浄機
11:洗浄部
12:濯ぎ部
13:脱水部
14:乾燥部
15a、15b、15c:搬送ローラー部
16a、16b、16c:吸水ローラー部
17:脱水ローラー
18:オゾン水噴射部
19:検知部
20:貯留部
21:下端部
22:ブラシ部
25:オゾン水導入部
26:圧縮空気導入部
27:噴射口
28:赤外線
29:照射部
30:光検知部
31:投入口部
32:操作パネル部
33:主電源部
34:キャスター部
35:前面部
36:下端部
37:ディスプレイ
38:背面部
39:取出口部
40:蓋部
41:軸部
42:ブラシ
45:洗浄機本体部
50:フロアマット
50a:表面部
50b:裏面部
53:吸水ローラー
54:軸部
55:スポンジ
56:軸部
57:押圧部
58:ガイド板
60:軸部
61:搬送部
62:搬送ローラー
O:オゾン水
W:水位

Claims (6)

  1. 車載用のフロアマットを洗浄するフロアマット洗浄機において、前記フロアマットを洗浄する洗浄部と、前記洗浄部によって洗浄された前記フロアマットを濯ぐ濯ぎ部と、前記濯ぎ部によって濯がれた前記フロアマットを脱水する脱水部と、前記脱水部によって脱水された前記フロアマットを乾燥する乾燥部とを有し、
    前記洗浄部、前記濯ぎ部、前記脱水部、及び、前記乾燥部には、夫々、前記フロアマットを順次搬送する搬送手段が設けられ、
    前記脱水部には、前記フロアマットを挟持して吸水しうる吸水ローラー部が前記フロアマットの搬送方向に沿って複数設けられていることを特徴とするフロアマット洗浄機。
  2. 前記吸水ローラー部には、前記吸水ローラー部を押圧して前記吸水ローラー部に含まれる水分を脱水しうる脱水ローラーが設けられていることを特徴とする請求項1記載のフロアマット洗浄機。
  3. 前記洗浄部は、軟水及び洗浄液を貯留する貯留部と、前記貯留部の下端部に設けられたブラシ部とを有し、前記フロアマットを前記軟水及び洗浄液に浸しながら前記ブラシ部で洗浄することを特徴とする請求項1記載のフロアマット洗浄機。
  4. 前記濯ぎ部には、オゾン水を噴射するオゾン水噴射部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のフロアマット洗浄機。
  5. 前記濯ぎ部には、前記洗浄部から搬送されたフロアマットを検知して、前記オゾン水噴射部を制御しうる検知部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のフロアマット洗浄機。
  6. 前記乾燥部は、冷却部と、加熱部とを備え、前記冷却部により一度冷却した空気を前記加熱部により加熱して前記フロアマットに吹き付けて乾燥することを特徴とする請求項1記載のフロアマット洗浄機。
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