JP3209157U - 水害避難用救命ボート - Google Patents

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Abstract

【課題】大津波や洪水(河川の氾濫)などの大規模水害の発生時に、高い波浪により乗船者が船外に投げ出されたり、浸水して転覆するという問題、又、浮遊物等の衝突により船体が破損することで浸水して沈没するという問題を防止できる水害避難用救命ボートを提供する。【解決手段】水害避難用救命ボートは、型巾の広い船体1に格納された膨縮自在な筒状密閉膜材の二層式筒体2に、注入装置4と配給管5により圧縮空気もしくはヘリウムガスを注入して膨張し、上方にも伸長することで型深さの深い船体として高い波浪に対応する。又、船体の周囲の外壁に防護用ネット3を装備して浮遊物等の衝突から防護する。【選択図】図1

Description

本考案は、大津波や洪水(河川の氾濫)などの大規模水害発生時において
家族や住民等が迅速かつ安全に避難できる水害避難用救命ボートに関するものである。尚、本考案の説明において水害避難用救命ボートと救命ボートは同義語であって、以下の説明では、本考案の水害避難用救命ボートを単に救命ボートと表現することがある。
大津波や洪水(河川の氾濫)などの大規模水害が発生したときに、従来の救命ボート等では、船体の型深さが浅いため高い波浪により浸水して沈没することが起こったり、浮遊物等の衝突で船体が損傷することで浸水して沈没することが起こり得る。
又、大規模水害が発生したときに、従来の救命ボート等では、船体の型巾が狭いため高い波浪により乗船者が船外に投げ出されたり、転覆したりすることが起こり得る。
特開2014−24528号公報
本考案は、大津波や洪水(河川の氾濫)などの大規模水害が発生したときに、船体の型深さが浅いために高い波浪により浸水して沈没したり、浮遊物等の衝突で船体が損傷することで浸水して沈没したり、船体の型巾が狭いため高い波浪により乗船者が船外に投げ出されたり、転覆したりするという問題に対応するため防護用ネットを装備した二層式の水害避難用救命ボートを提供することを目的としている。
本考案は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
尚、本考案は、大津波や洪水(河川の氾濫)などの大規模水害が発生時に適用される水害避難用救命ボートを対象としている。
本考案に係る水害避難用救命ボートは、救命ボートの型巾の広い船体(例えば、型巾100cm以上)に膨縮自在な筒状密閉膜材からなる二層式筒体と圧縮空気を注入する注入装置を備えている一方、二層式筒体は、注入装置により圧縮空気もしくはヘリウムガスを注入することで膨張し、上方にも伸長することにより高い波浪に対応できる型深さの深い船体になることができることを特徴としている。
本考案に係る水害避難用救命ボートは、船体の外壁に防護用ネット(柔軟性のあるビニール製ネット)を装備することで浮遊物等の衝突による船体への衝撃を緩和するとともに、損傷を防止することを特徴としている。
上記の船体の膨縮自在な筒状密閉膜材からなる二層式筒体は、比較的強靭な塩化ビニール素材もしくはゴム素材が使用されている。通常は、筒状密閉膜材からなる二層式筒体が偏平状に縮んでいて上下厚さが薄くなっているが、該筒状密閉膜材に圧縮空気もしくはヘリウムガスが注入されると二層式筒体が膨張するとともに、内部に注入された圧縮空気もしくはヘリウムガスにより強力な浮力が発生するものである。
上記の圧縮空気もしくはヘリウムガスの注入装置は、空気もしくはヘリウムガスを圧縮状態で封入したバルブ付きのガスボンベを使用したものである。
本考案に係る水害避難用救命ボートは、膨縮自在な筒状密閉膜材からなる二層式筒体に注入装置から圧縮空気もしくはヘリウムガスを注入することで、膨張した二層式筒体が上方にも伸長して高い波浪にも対応できる高さ(例えば、60cm以上)にすることで、高い波浪により乗船者が船外に投げ出されたり、転覆したりすることを防止できる効果がある。
又、本考案に係る水害避難用救命ボートは、船体(塩化ビニール製船体もしくはゴム製船体)の外壁に防護用ネット(柔軟性のあるビニール製ネット)を取り付けることにより、浮遊物等の衝突により船体への衝撃を緩和するとともに、損傷により浸水して沈没することを防止できる効果がある。
本考案の水害避難用救命ボートのII−II断面図と平面図
図1を参照しつつ、本考案の具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
図1にある水害避難用救命ボートの船体1は、平常時は膨縮自在な筒状密閉膜材からなる二層式筒体2を偏平状に縮んで上下厚さが薄くなった状態で折りたたんだ状態で携帯用ケースに格納されている。
図1にある水害避難用救命ボートの船体1が、緊急時(大規模な水害発生時)には携帯用ケースに格納された状態の二層式筒体2に、注入装置4のバルブを開放して供給管5を通して圧縮空気もしくはヘリウムガスが注入されることにより、筒体2が図1に示すように膨張し、上方にも伸長して高い波浪にも対応できる高さ(例えば、60cm以上)になることができる。又、注入装置4のバルブで注入量を調整することができる。
図1にある船体1の外壁と船底の外壁に厚みのある防護用ネット3を取り付けて船体1を浮遊物等の衝突による衝撃や損傷から防護することができる。
図1にある船体1は、上方箇所にはオール用支持具6が二箇所に取付けられている。
1は船体、2は筒状密閉膜材の二層式筒体、3は防護用ネット、4は注入装置(バルブ付ガスボンベ)、5は供給管、6はオール用支持具。

Claims (1)

  1. 水害避難用救命ボートに膨縮自在な筒状密閉膜材の二層式筒体に注入装置から圧縮空気もしくはヘリウムガスを注入することで二層式筒体が膨張し、上方にも伸長して型深さを深くすることで高い波浪に対応できるとともに、防護用ネットを装備して浮遊物等の衝突から船体を防護できるなどの特徴をもつ水害避難用救命ボート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018188006A (ja) * 2017-05-02 2018-11-29 小室 雅彦 フロート、並びに該フロートを備えた車両。

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