JP3209087U - 水処理用繊維濾材 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒径の小さい浮遊物や懸濁物を含む広範囲の粒径の浮遊物や懸濁物を捕捉し、濾過性能を向上させる水処理用繊維濾材を提供する。【解決手段】単糸繊度が8dtex以下である第1のフィラメントと単糸繊度が10〜30dtexである第2のフィラメントとを混繊して形成された糸条1の複数が集合されてその長さ方向に沿った中央の結束部2で結束されている。【選択図】図1

Description

本考案は、河川水や湖沼水、地下水に含まれる浮遊物や懸濁物を濾過する、または、汚染水中の浮遊物や懸濁物を濾過するための水処理用繊維濾材に関する。
従来、河川水、湖沼水、地下水を上水道に利用する際の浮遊物や懸濁物(以下SSという。)の濾過処理、および、汚染水の処理において、繊維を用いた各種の濾材が提案されている。繊維濾材を用いた濾過は、これまで一般的に広く行われてきた砂濾過よりも濾過速度が速く、実際に(1)棒状繊維束を切断して形成された粒状繊維濾材(たとえば、特許文献1参照。)、(2)繊維を集合させ1〜2個所で結束した繊維集束体である繊維濾材(たとえば、特許文献2,3,4参照。)、(3)捲縮を付与した束状繊維を緊縛し丸めた「まりも形態」の繊維濾材(たとえば、特許文献5参照。)などが使用されている。
近年、これらの繊維濾材の濾過性能をさらに向上させようと、粒径の小さいSSを含む、広範囲の粒径のSSを捕捉できる繊維濾材の開発が求められている。たとえば、降雨後の河川水や湖沼水には、大気中に存在したちりやほこりなどの微小粒子や、降雨により巻き上げられた底質が含まれ、降雨前の河川水や湖沼水に比して含まれるSSの粒径が広範囲に及ぶことがある。
上述した繊維濾材のうち、(2)繊維集束体を用いて粒径の小さいSSを捕捉するには、小さな空隙を形成するために、従来のものよりも細い、すなわち単糸繊度の低いフィラメントを用いる必要がある。しかし、フィラメントの単糸繊度を低くすると繊維集束体の嵩高性は劣るものとなる。そのため、濾過装置を作動させ原水を導入すると、その水流により繊維濾材が圧密され大きな水頭損失を生じ、その結果逆に濾過性能が低下してしまうという問題点がある。
特開2001−017808号公報 特開平06−292808号公報 特公昭51−045103号公報 実公昭52−007744号公報 実開昭62−024997号公報
本考案の目的は、粒径の小さいSSを含む広範囲の粒径のSSを捕捉し、濾過性能を向上させる繊維濾材を提供することにある。
本考案者らは、単糸繊度の低いフィラメントに単糸繊度の高いフィラメントを混繊した繊維集束体が、上記課題の解決にきわめて効果的なことを見出した。
本考案の水処理用繊維濾材は、単糸繊度が8dtex以下である第1のフィラメントと単糸繊度が10〜30dtexである第2のフィラメントとを混繊して形成された糸条の複数が集合されてその長さ方向に沿った中央部で結束されていることを特徴とするものである。
本考案の水処理用繊維濾材によれば、糸条は第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率が25/75〜75/25質量%であることが好適である。
本考案の水処理用繊維濾材は、単糸繊度の低いフィラメントと単糸繊度の高いフィラメントとを含むものであるため、単糸繊度の低いフィラメントによって細かいSSを捕捉することができるとともに、単糸繊度の高いフィラメントによって粗いSSを捕捉することができ、したがって広範囲の粒径のSSを捕捉することが可能である。また、単糸繊度の高いフィラメントを含むため、単糸繊度の低いフィラメントのみで形成された繊維濾材とは異なり、濾過時に原水の水流により圧密されるという不都合が生じない。
本考案の水処理用繊維濾材によれば、第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率が25/75〜75/25質量%であることによって、後述するように、他の混繊率で混繊した繊維濾材よりも高い濾過性能を発揮することができる。
本考案にかかる水処理用繊維濾材の一実施形態を模式的に示す正面図である。 本考案にかかる水処理用繊維濾材に用いられる糸条の一例を模式的に示す横断面図である。 本考案にかかる水処理用繊維濾材を有する濾過装置の構成図である。
以下、本考案の実施形態の水処理用繊維濾材を詳細に説明する。
本考案の実施形態の水処理用繊維濾材を図1に示す。図1において、1は糸条であり、糸条1は第1のフィラメントおよび第2のフィラメントを混繊して形成される。2は結束体であり、結束体2は集合させた複数の糸条1を結束する。3は繊維濾材であり、結束体2から糸条の長さ方向に距離を置いた両側を切断することによりこの繊維濾材3を形成することができる。
なお、図1において結束体2が中央部に見えた状態で示されているが、実際は、結束体2から球状に放射するように突出する糸条1によって結束体2はほぼ視認されない。また、後述するように、フィラメントの潜在捲縮を顕在化させると、結束体2はより視認されにくくなる。
上述した糸条1の横断面を模式的に図2に示す。図2において、4は第1のフィラメント、5は第2のフィラメントであり、第1のフィラメント4は第2のフィラメント5よりも低い単糸繊度を有する。糸条1は、第1のフィラメント4と第2のフィラメント5とを混繊して形成される。
上述した繊維濾材3を有する濾過装置を図3に示す。図3において、6は濾過装置、7は濾過塔、8は支持床である。繊維濾材3は、濾過塔7内の支持床8により支持される。
図3に基づき、濾過装置6の操作方法を説明する。図3において、9は原水弁、10は濾過水弁、11は排水弁、12は洗浄空気弁、13は大気開放弁、14はドレン弁である。濾過工程においては、原水弁9および濾過水弁10を開き、原水の濾過を行う。原水は原水弁9を通って濾過塔7に流入し、繊維濾材3によって濾過され、濾過水となって濾過水弁10から流出する。繊維濾材3を洗浄する際には、通常濾過水を洗浄水として用いるが、原水で対応し濾過水の使用量を減らしてもよい。すなわち、洗浄工程においては、濾過水弁10(または原水弁9)および排水弁11に加え、洗浄空気弁12および大気開放弁13を開き、空気洗浄を行う。洗浄水は濾過水弁10(または原水弁9)を通って濾過塔7に流入し、洗浄空気弁12を通って供給された空気と攪拌混合され、繊維濾材3に付着したSSを洗浄したのち、排水弁11を通って排出される。空気洗浄の間、濾過槽7内の空気は大気開放弁13を介して大気に放出されることができる。
本考案の繊維濾材は、複数の糸条から形成され、その糸条は、単糸繊度が8dtex以下の第1のフィラメント、および、単糸繊度が10〜30dtexの第2のフィラメントを混繊して形成される。
第1のフィラメントの単糸繊度が8dtexを超えると、粒径の小さなSSを捕捉するのに適した空隙が形成されず、本考案の目的とする広範囲の粒径のSSの捕捉が達成されない。
第2のフィラメントの単糸繊度が30dtexを超えると、単糸間の空隙が大きくなるために繊維濾材を堆積したときの全体の空隙が大きくなり、全体として濾過性能は低くなる。
第2のフィラメントの単糸繊度が10dtex未満であると、原水の水流に負けない繊維濾材を形成することが困難になり、単糸繊度の低いフィラメントのみで形成された繊維濾材と同様に圧密の問題が生じるおそれがある。また、単糸繊度が10dtex未満のフィラメントは粒径の大きなSSの捕捉に効率的に寄与せず、その結果濾過性能は低くなる。
本考案の繊維濾材において、糸条は、上述の第1のフィラメントおよび第2のフィラメントを25/75〜75/25質量%の混繊率で混繊して形成されることが好ましい。この範囲をはずれると、それぞれのフィラメントの役割を達成することができず、濾過性能が低くなり好ましくない。すなわち、本考案においてフィラメントの混繊率を規定するのは、第1のフィラメントの混繊率が25質量%未満であれば粒径の小さなSSの捕捉が不十分になり、また、第1のフィラメントの混繊率が75質量%を超えると、粒径の大きなSSの捕捉が不十分になるうえ、第2のフィラメントの混繊率が下がり原水の水流に負けない繊維濾材が形成されない、との理由によるものである。
また、本考案における第1のフィラメントまたは第2のフィラメント、あるいはその両方は、捲縮されていてもよい。単糸間の空隙および繊維濾材自体の空隙が大きくならない程度にフィラメントが捲縮していることによりSSがフィラメントに絡みやすくなり、捕捉性は上がる。フィラメントに捲縮を付与する方法としては、押込法、仮撚法、擦過法、賦形法などがあり、特に加工方法は限定されない。また、フィラメントが潜在捲縮を有する場合は、このような加工によることなく、繊維濾材の表面に付着した油分を除去するために出荷後に逆洗したり、繰り返し濾過に使用したりすることによっても、フィラメントの潜在捲縮が顕在化する。本考案にかかる水処理用繊維濾材に用いられるフィラメントが潜在捲縮を有する場合は、その潜在捲縮率は、第1のフィラメントは30%以下、第2のフィラメントは40%以下であることが好ましく、特に、第1のフィラメントは15%以下、第2のフィラメントは20%以下であることが好ましい。フィラメントの潜在捲縮率が高いと、繊維束の収縮が大きく濾材自体が嵩高となり、浮遊物や懸濁物の捕捉率が劣るおそれがあるためである。
さらに、本考案におけるフィラメントは通常断面(円形断面)であっても異型断面であってもよい。繊維断面を異型にすることにより円形断面の場合と比べて繊維の表面積が大きくなるため、SSの捕捉性は上がる。異型断面のフィラメントを用いる場合は、その断面異型度は1.1〜2.0の範囲であることが好ましく、特に1.5程度が好ましい。
糸条あたりのフィラメントの本数は、第1のフィラメントについて400〜1800本、第2のフィラメントについて100〜600本程度であることが好ましい。繊維濾材あたりの糸条の本数は適宜選択可能であり、好ましくは100〜500本、さらに好ましくは300〜500本程度である。
繊維濾材を形成するフィラメントには、素材として、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレンなどが使用され、特にポリエステルが強度、耐薬品性、脱水性、比重などの面から好ましく使用される。
本考案の水処理用繊維濾材を製造する方法について以下に説明する。
この水処理用繊維濾材の製造方法においては、第1のフィラメントおよび第2のフィラメントを混繊して形成した複数の糸条を集合させて繊維束を形成し、繊維束の長さ方向に沿った所定の間隔でこの繊維束を結束体によって結束し、その結束部から糸条の長さ方向に距離を置いた両側において糸条を切断する。
詳細には、まず、単糸繊度が8dtex以下である長尺の第1のフィラメントおよび単糸繊度が10〜30dtexである長尺の第2のフィラメントを混繊して形成した複数の糸条を集合させて繊維束を形成する。次に、繊維束を結束体によって結束し、その一の結束部から糸条の長さ方向に所定の距離を置いた箇所を別の結束体によって結束する。そして、その一の結束部から糸条の長さ方向に距離を置いた両側で糸条を切断することで、水処理用繊維濾材を得る。
複数の糸条を集合させる方法は特に限定されるものではなく、従来公知の装置を用いることができる。結束体としては、集合させた複数の糸条を結束しておけるものであればよく、例えば集束バンドなどが好適に用いられる。また、集合させた長尺の糸条における、隣接する結束体同士の間隔は100〜300mm程度であることが好ましく、隣接する結束体から等距離において切断をすることが好ましい。
次に、実施例により本考案を具体的に説明する。
[実施例1]
第1のフィラメントとして、単糸繊度が5dtexであり、潜在捲縮率10%、断面異型度1.5を有するポリエステル製フィラメントを準備し、第2のフィラメントとして、単糸繊度が12dtexであり、潜在捲縮率15%、断面異型度1.5であるポリエステル製フィラメントを準備した。第1のフィラメント432本と第2のフィラメント576本とを混繊し、得られた糸条を検尺機で105本集合させてその繊維束を複数の集束バンドで150mm間隔に結束し、この結束部から両側75mmの位置でそれぞれ糸条を切断して繊維濾材を製造し、繊維濾材Aとした。繊維濾材Aを形成する糸条における、第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率は25/75質量%であった。
[実施例2]
第1のフィラメントとして、単糸繊度が4dtexであり、潜在捲縮率10%、断面異型度1.5を有するポリエステル製フィラメントを準備し、第2のフィラメントとして、単糸繊度が12dtexであり、潜在捲縮率15%、断面異型度1.5であるポリエステル製フィラメントを準備した。第1のフィラメント576本と第2のフィラメント576本とを混繊し、得られた糸条を検尺機で105本集合させてその繊維束を複数の集束バンドで150mm間隔に結束し、この結束部から両側75mmの位置でそれぞれ糸条を切断して繊維濾材を製造し、繊維濾材Bとした。繊維濾材Bを形成する糸条における、第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率は25/75質量%であった。
[実施例3]
第1のフィラメントとして、単糸繊度が5dtexであり、潜在捲縮率10%、断面異型度1.5を有するポリエステル製フィラメントを準備し、第2のフィラメントとして、単糸繊度が12dtexであり、潜在捲縮率15%、断面異型度1.5であるポリエステル製フィラメントを準備した。第1のフィラメント864本と第2のフィラメント384本とを混繊し、得られた糸条を検尺機で105本集合させてその繊維束を複数の集束バンドで150mm間隔に結束し、この結束部から両側75mmの位置でそれぞれ糸条を切断して繊維濾材を製造し、繊維濾材Cとした。繊維濾材Cを形成する糸条における、第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率は50/50質量%であった。
[実施例4]
第1のフィラメントとして、単糸繊度が4dtexであり、潜在捲縮率10%、断面異型度1.5を有するポリエステル製フィラメントを準備し、第2のフィラメントとして、単糸繊度が12dtexであり、潜在捲縮率15%、断面異型度1.5であるポリエステル製フィラメントを準備した。第1のフィラメント1152本と第2のフィラメント384本とを混繊し、得られた糸条を検尺機で105本集合させてその繊維束を複数の集束バンドで150mm間隔に結束し、この結束部から両側75mmの位置でそれぞれ糸条を切断して繊維濾材を製造し、繊維濾材Dとした。繊維濾材Dを形成する糸条における、第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率は50/50質量%であった。
[実施例5]
第1のフィラメントとして、単糸繊度が5dtexであり、潜在捲縮率10%、断面異型度1.5を有するポリエステル製フィラメントを準備し、第2のフィラメントとして、単糸繊度が12dtexであり、潜在捲縮率15%、断面異型度1.5であるポリエステル製フィラメントを準備した。第1のフィラメント1296本と第2のフィラメント192本とを混繊し、得られた糸条を検尺機で105本集合させてその繊維束を複数の集束バンドで150mm間隔に結束し、この結束部から両側75mmの位置でそれぞれ糸条を切断して繊維濾材を製造し、繊維濾材Eとした。繊維濾材Eを形成する糸条における、第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率は75/25質量%であった。
[比較例1]
単糸繊度が12dtexであり、潜在捲縮率15%、断面異型度1.5であるポリエステル製フィラメントを768本集合させて糸条を得た。この糸条を、検尺機で105本集合させてその繊維束を複数の集束バンドで150mm間隔に結束し、この結束部から両側75mmの位置でそれぞれ糸条を切断して繊維濾材を製造し、繊維濾材Fとした。
上記の実施例1〜5と比較例1とにおいて製造した繊維濾材について、濾過性能を調査した。それぞれの繊維濾材を直径200mmのカラムに高さ1mになるよう積層し、濾過開始時の液面が1.2mになるように処理水の取り出し位置を調整した。カオリン粒径45μmの分散濁度10度を原水として、1時間当たり42mの速度で下降流通水した。通水を4時間行い、1時間ごとに原水と処理水の濁度を測定し次式により濁度除去率を求め、4時間分の濁度除去率の平均値を表1に示した。
濁度除去率=(原水濁度−処理水濁度)÷原水濁度×100%
Figure 0003209087
表1より明らかなように、実施例1〜5の繊維濾材A〜Eは、単糸繊度の低いフィラメントと単糸繊度の高いフィラメントとを含むため、繊維濾材A〜Eをそれぞれ用いた濾過において高い平均濁度除去率が得られた。
一方、比較例1の繊維濾材Fは、単糸繊度の高いフィラメントのみで形成されているため粒径の小さなSSの捕捉性に劣り、繊維濾材Fを用いた濾過の平均濁度除去率は砂濾過などの従来の濾過方法の濁度除去率と同程度となった。
本考案にかかる繊維濾材は、粒径の小さいSSを含む広範囲の粒径のSSを捕捉し、高い濾過性能を有するため、河川水や湖沼水、地下水を上水道に利用する際のSSの濾過処理、および、汚染水の処理において、利用価値が高い。特に、ちりやほこりなどの大気中の微小粒子や、降雨により巻き上げられた底質を含む、降雨後の河川水や湖沼水の濾過における活用が期待される。
1 糸条
2 結束体
3 繊維濾材
4 第1のフィラメント
5 第2のフィラメント
6 濾過装置
7 濾過塔
8 支持床
9 原水弁
10 濾過水弁
11 排水弁
12 洗浄空気弁
13 大気開放弁
14 ドレン弁

Claims (2)

  1. 単糸繊度が8dtex以下である第1のフィラメントと単糸繊度が10〜30dtexである第2のフィラメントとが混繊されて形成された糸条の複数が集合されて、その長さ方向に沿った中央部で結束されていることを特徴とする水処理用繊維濾材。
  2. 糸条は第1のフィラメントと第2のフィラメントとの混繊率が25/75〜75/25質量%であることを特徴とする請求項1記載の水処理用繊維濾材。
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