JP3208921U - 鎌 - Google Patents

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善哲 脇坂
善哲 脇坂
嘉宏 脇坂
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株式会社大進
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Abstract

【課題】保管場所の制限を軽減して、任意の場所にある磁性体の表面に鎌自体を、容易かつ確実に吸着させて保持・保管することができる鎌を提供する。【解決手段】鎌1は、筒状の柄2の先端に刃板3の中子を固定するための固定部材5と、刃板および固定部材をしっかりと柄に固定するリベット6を有する。鎌は、柄の内部に、外部の磁性体9に吸着する磁石7と、磁石を柄の内部に保持するホルダー8とを有する。磁石は、ホルダーを介して柄の内部の刃板3側の端部近傍に位置する。【選択図】図5

Description

本考案は、保管時に吸着保持させておくための磁石を備えた鎌に関する。
従来、特許文献1に示すように、使用していない作業の時に鎌を収納袋に収納して腰に下げることで、安全に携行するものが知られている。また、鎌の整頓用具として、特許文献2に示すように、鎌の刃板部分を磁力で吸着保持する永久磁石体と、鎌刃への吸着を損なわない程度でその磁石体の表面より少し高い目にして磁石体の周辺に設置した弾性体とを固設し、所定場所に設置する台板とからなるものが知られている。
特開2003−125624号公報 実開昭63−176089号公報
収納袋などに収納して持ち歩く場合は、作業によっては収納した鎌が邪魔になることがある。前記磁石を設けた台板を所定場所に設置し、台板に設けた磁石に刃板を吸着保持するものでは、磁石を設けた場所でしか保管できないため、保管場所が制限されたり、予め整頓用具などを設置する手間が必要となったりなど使い勝手があまり良くない。また、鎌の保持・保管に磁石を用いる場合、使用者が磁石の位置を容易に把握できるように、磁石の位置を規定することが望まれる。
したがって、上記従来技術の欠点である保管場所の制限を軽減して、任意の場所にある磁性体の表面に鎌自体を、容易かつ確実に吸着させて保持・保管することができる鎌を提供することを目的とする。
本考案の鎌は、上記課題に鑑み、筒状の柄の一端に刃板の中子を固定するための固定部材を有する鎌であって、柄の内部に、外部の磁性体に吸着する磁石と、磁石を柄の内部に保持するホルダーとを有し、磁石は、ホルダーを介して柄の内部の刃板側の端部近傍に位置する、ことを特徴とするものである。
また、上述した構成に加え、固定部材は、中子を挿嵌させる溝及びホルダーの一部を無理嵌めするための溝を有し、ホルダーは、溝に無理嵌めして固定するための板部と、磁石を保持する保持部と、板部と保持部とをつなぐ接続部とを有し、柄の内面と共同して磁石の四周を囲むことが好ましい。
また、上述した構成に加え、ホルダーは、磁石の柄の他端側への抜け落ちを防止する停止片を有することが好ましい。
本考案は、鎌の柄の内部に磁石を有するため、外部の磁性体に磁石を介して鎌を容易に張り付けることができる。これにより、鎌は、保管先に鎌用の収納袋や磁石などを設けなくても、トラクターのボディなどの磁性体を有する構造物に容易に吸着させて保持・保管することができる。
さらに、本考案は、磁石を刃板用の固定部材に固定することで、簡素な構成で磁石の位置決め・保持を行うことができる。これにより、本考案は、使用者が磁石の位置を容易に把握することができ、張り付けの安定性や確実性を向上させることができる。また、鎌は、振り回しやすさなどの観点から一般的に柄の刃板側の端部近傍に重心が位置する。このため、本考案は、磁石を柄の刃板側の端部近傍に配置したことで、安定して磁性体に張り付けることができる。
本考案は、磁石を柄の内部に設けたことで、磁石が外観に露出せず、鎌の使用時に磁石が外部の周辺物と接触することを防止でき、磁石を鎌の使用の妨げになり難くすることができる。本考案は、鎌が柄の位置で磁性体に張り付くため、刃板を磁石に張り付けて保管する場合に比べて、刃部を傷めにくくできる。
前記鎌は、保持部が柄の内面と共同して磁石の四周を囲むことで、磁石の移動を制限しつつ、柄の内面と磁石との間にホルダーを位置させずに磁石を柄の内面に近接させて配置することができる。このため、本考案は、この磁石を内面に近接させた位置で鎌をなるべく強い力で磁性体に張り付けることができる。さらに、本考案は、磁石を所定位置に確保して、磁性体への吸着を容易にかつ確実に行うことができる。
前記鎌は、ホルダーが磁石の抜け落ちを防止する停止片を有することで、鎌の使用時や磁性体との着脱時などにおいて、磁石のホルダーからの抜け落ちを防止することができる。このため、本考案は、簡素な構成で磁石を所定位置に確保して、磁性体への吸着を容易にかつ確実に行うことができる。
本考案の実施形態に係る鎌の一例を示す側面図である。 図1の鎌の柄を省略した固定部材近傍の側面図である。 図1の鎌の固定部材近傍のA−A’線断面図である。 図1の鎌のホルダーの斜視図である。 図2の鎌を磁性体に保管した状態の模式図である。
本考案の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
鎌1は、図1に示すように、筒状の柄2と、柄2の一端に設けられる刃板3と、柄2を把持するための握り4と、刃板3を柄2に固定する固定部材5と、刃板3および固定部材5を柄2から抜けないようにしっかりと固定するリベット6とを有する。柄2は、例えば、円筒形状である。握り4は柄2の一部に形成される。握り4は、柄2の刃板3側とは反対側の端部の外周を覆う。握り4は、例えば、把持した際に滑りにくいゴム製である。さらに、鎌1は、図2に示すように、外部の磁性体9(図5参照)に吸着する磁石7と、磁石7を固定部材5に保持するホルダー8とを柄2の内部に有する。
刃板3は、板状である。刃板3は、固定部材5に固定される中子31と、中子31から突出する刃部32とを有する。刃部32は、例えば、鋸状(図面では省略する)である。以下、説明の便宜上、柄2を基準に刃部32側を上、握り4側を下とする。
固定部材5は、円柱状である。固定部材5は、柄2の内部に挿嵌される。固定部材5は、柄2と略同軸で柄2の軸方向の一端(上端)側に位置する。固定部材5の軸方向の寸法(上下寸法)は、中子31の上下寸法より長い。固定部材5は、図3に示すように、中子31を挿嵌する第1溝51と、リベット6を挿通する第2溝52とを有する。
第1溝51は、固定部材5の上下両方に開口し、前後両方に凹み形成される。第1溝51は、左右幅が中子31の板厚と略同寸で前後幅が中子31の板幅と略同寸の長方形状の空間を有する。鎌1は、第1溝51の上部に中子31を挿嵌して、刃板3を固定部材5に固定する。このとき、刃板3の刃部32は柄2の上方に突出する。
第2溝52は、長方形状の空間を有し、平面視第1溝51に直交して形成される。第2溝52は、固定部材5の左右両方および下方に開口する。第2溝52はその溝幅(前後幅)が第1溝51の溝幅(左右幅)よりも大きい。リベット6は、左右方向に沿って中子31に挿嵌して第2溝52に配置され、中子31および固定部材5の柄2からの抜けを防止する。
磁石7は、図4に示すように、長方形状の棒状である。磁石7は、その前後幅が第2溝52の前後幅よりも小さく、磁石7は、第2溝52に配置できる寸法となっている。
ホルダー8は、第1溝51に無理嵌めして固定される板部81と、磁石7を保持する保持部83と、板部81および保持部83を繋ぐ接続部82とからなる。ホルダー8は、例えば、磁性体で形成されることで、磁石7が張り付き、磁石7を保持しやすくなり好ましい。
板部81は、その板厚が中子31の板厚(第1溝51の左右幅)よりも大きく、かつ中子31の板幅よりも小さい。なお、本実施形態では、第1溝51が、中子31を挿嵌させる溝と、ホルダー8の一部を無理嵌めするための溝とを兼ねているが、これらの溝を夫々設けてもよい。
保持部83は、接続部82の下端に延設された当接板84と、当接板84の下端に延設された停止片85と、当接板84の前後両端夫々に延設された二つの側片86とからなる。当接板84は、磁石7の下部の軸心側の面全体に当接される。
停止片85は、当接板84から磁石7側に突出して形成される。停止片85は、磁石7の下端近傍に位置する。停止片85は、磁石7が下方に移動しようとする際に磁石7の下端に接触することでその移動を停止させて、磁石7のホルダー8から下方への抜け落ちを防止する。側片86は夫々、当接板84から磁石7側に突出して形成される。側片86は夫々、磁石7の対応する前後端近傍に位置して、磁石7の前後方向への移動を制限する。
ホルダー8は、図3に示すように、板部81で固定部材5に固定される。このとき、ホルダー8に保持された磁石7は、その上部が第2溝52に位置した状態で、柄2の内面近傍に位置決め保持される。そして、保持部83は、柄2の内面と共同して、磁石7の四周を囲み、柄2の内部における磁石7の移動を制限する。
鎌1は、図5に示すように、柄2の内部に設けた磁石7により外部の磁性体9に容易に張り付けることができる。これにより、鎌1は、鎌1用の収納袋や磁石などを設けなくても、トラクターの鉄鋼製のボディなどの磁性体9を有する構造物に容易に吸着させて保持・保管することができる。さらに、鎌1を使った作業中に別の作業を行わなければならないような場合に、一時的に鎌1を例えば近くの農機具などに吸着させておくことができる。
さらに、鎌1は、磁石7を柄2の内部に設けたことで、磁石7が外観に露出せず、鎌1の使用時に磁石7が外部の周辺物と接触することを防止でき、磁石7を鎌1の使用の妨げになり難くすることができる。鎌1は、柄2の位置で磁性体9に張り付くため、刃板3を磁石7に張り付けて保管する場合に比べて、刃部32を傷めにくくできる。
また、鎌1は振り回しやすさなどの観点から一般的に柄2の上端部近傍に重心が位置する。このため、鎌1は、磁石7を柄2の上端部近傍に配置したことで、安定して磁性体9に張り付けることができる。さらに、鎌1は、ホルダー8が磁石7を固定部材5に保持することで、簡素な構成で磁石7の位置決め・保持を行うことができる。これにより、鎌1は、使用者が磁石7の位置を容易に把握することができ、張り付けの安定性や確実性を向上させることができる。
ホルダー8は、保持部83が柄2の内面と共同して磁石7の四周を囲むため、磁石7の前後および左右の移動を制限しつつ、柄2と磁石7との間にホルダー8を位置させずに磁石7を柄2に近接させて配置することができる。このため、鎌1は、この磁石7を内面に近接させた位置で磁性体9に張り付けることで、磁性体9との間にホルダー8が介在する場合に比べて磁力による張り付けを強固に行うことができる。さらに、鎌1は、保持部83が柄2の内面と共同して磁石7の四周を囲むため、磁石7の前後および左右の移動を制限することができる。このため、鎌1は、磁石7を所定位置に確保して、磁性体9への吸着を容易にかつ確実に行うことができる。
鎌1は、停止片8を有することで、鎌1の使用時や磁性体9との着脱時などにおいて、磁石7のホルダー8から柄2の下端側への抜け落ちを防止することができる。このため、鎌1は、磁石7を所定位置に確保して、磁性体9への吸着を容易にかつ確実に行うことができる。また、鎌1は、磁石7の上部を第2溝52に配置することで、第2溝52やリベット6により磁石7の上方への移動を制限することができる。
1…鎌、2…柄、3…刃板、31…中子、32…刃部、4…握り、5…固定部材、51…第1溝、52…第2溝、6…リベット、7…磁石、8…ホルダー、81…板部、82…接続部、83…保持部、84…当接板、85…停止片、86…側片、9…磁性体

Claims (3)

  1. 筒状の柄の一端に刃板の中子を固定するための固定部材を有する鎌であって、
    前記柄の内部に、外部の磁性体に吸着する磁石と、該磁石を前記柄の内部に保持するホルダーとを有し、
    前記磁石は、前記ホルダーを介して前記柄の内部の刃板側の端部近傍に位置することを特徴とする鎌。
  2. 前記固定部材は、前記中子を挿嵌させる溝及び前記ホルダーの一部を無理嵌めするための溝を有し、
    前記ホルダーは、前記溝に無理嵌めして固定するための板部と、前記磁石を保持する保持部と、前記板部と前記保持部とをつなぐ接続部とを有し、
    前記保持部は、前記柄の内面と共同して前記磁石の四周を囲むことを特徴とする請求項1記載の鎌。
  3. 前記ホルダーは、前記磁石の前記柄の他端側への抜け落ちを防止する停止片を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の鎌。
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