JP3208635U - 切替式漢字組立システム - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの基本の字体上にある構成要素を変換し、新しい字を構成する切替式漢字組立システムを提供する。【解決手段】少なくとも一つの構成要素によって構成する複数の字体を保存する字体データベース110と、前記字体データベースと接続し、(1)前記字体データベースから、少なくとも二つの構成要素によって構成する基本字体を選択するステップ、(2)前記字体データベースから、前記基本字体と少なくとも一つの構成要素が同じである第一字体を選択するステップ、(3)前記基本字体から前記第一字体の部分を取り除くことで第二字体を構成するステップ、及び(4)前記字体データベースから、前記第二字体で取り除かれて空白となった部分に加えるための第三字体を選択することで第四字体を構成するステップを包括する字体描写演算を実施し、漢字を組立てるために用いる漢字組立発生器120と、を包含する。【選択図】図1

Description

本考案は、とりわけ一つの基本の字体上にある構成要素を変換し、新しい字を構成する漢字組立システムである。
現在、ユニコード(Unicode)は、世界中にある大部分の文字システムに対して整理やコーディングを行うことで、パソコンがより簡単な方法で文字の表示及び処理ができるようにしており、このため、すべての漢字毎に唯一のコードを与えているが、この方法は、表現の数に限りがある漢字にのみ適している(現在80388個の漢字にのみ対応している)。
しかし、新しく創作された文字(例えば化学元素)或いは新しく発見された字(発掘文献)は、ユニコードコンソーシアム(Unicode Consortium)の同意を待つ必要があり、その後決められた一つのコードポイント(Code Point)が与えられ、一定数(数百字から数万字未満)に累計して公布されると、ソフトウェア業者がこれに基づき、入力法において字体データを製作している。このため、例えば、2001年にエンコードしたUnicode Extension B の42711字は、現在最新版のAndroid5.0及びiOS9のシステムではまだ表示及び入力することができないというように、新しい字が発見されてからユーザが使用することができるまでのすべての過程に、数年から数十年未満の時間が必要となっている。
このため、ユニコード(Unicode)に互換するエンコードアーキテクチャと、字体を発生するメカニズムとを作り出し、且つ、発生した字の筆画変化が漢字の書体模範に適合することができれば、ユーザが使い慣れた任意の入力方法で、新しい文字、異体字、合字、つづり違いの字等を入力することができ、現在新しい文字が増えることで起こる使用上の問題を解決している。
台湾公告I254863号
本考案は、上述した従来の文字発生メカニズムにある問題を鑑み、応用上の需要を満たすためのものである。
本考案は、少なくとも一つの構成要素によって構成する複数の字体を保存する字体データベースと、前記字体データベースと接続し、(1)前記字体データベースから、少なくとも二つの構成要素によって構成する基本字体を選択するステップ、(2)前記字体データベースから、前記基本字体と少なくとも一つの構成要素が同じである第一字体を選択するステップ、(3)前記基本字体から前記第一字体の部分を取り除くことで第二字体を構成するステップ、及び(4)前記字体データベースから、前記第二字体で取り除かれて空白となった部分に加えるための第三字体を選択することで第四字体を構成するステップを包括する字体描写演算を実施し、漢字を組立てるために用いる漢字組立発生器と、を包含する切替式漢字組立システムを提供している。
なお、本考案で述べる「字体」或いは「字」は、少なくとも一つの構成要素によって構成するものを包含するがこれに限定せず、例えば、「明」という字は、「日」及び「月」の二つの構成要素によって構成されており、「李」は、「木」及び「子」の二つの構成要素によって構成されており、「刀」は、一つの字体であって、一つの構成要素でもある。好ましい実施例において、前記字体は、構成要素とすることができる。このため、本考案で述べる「構成要素」は、字体或いは字を構成するのに必要な最小の単位を示している。
具体的な実施例において、前記第三字体は、空白の字体或いは構成要素とすることができる。このため、前記字体描写演算は、基本字体−第一字体+空白字体(第三字体)とすることで、その他の字体を発生させることができる。
本考案で述べる切替式漢字組立システムについて、前記漢字組立発生器は、前記第三字体を実施した後に第五字体を入力するためにさらに用い、(a)前記第五字体と前記第三字体との内、少なくとも一つの構成要素が異なると判断した場合、前記字体描写演算は終了し、前記第五字体を加えずに、前記第四字体を直接構成する、(b)前記第五字体と前記第三字体との内、少なとも一つの構成要素が同じであると判断した場合、前記第三字体をもう一つの基本字体、前記第五字体をもう一つの第一字体として見なし、さらに、前記第五字体の後に第六字体を入力し、加えたい字体とすることにより、まずは、前記第三字体、前記第五字体及び前記第六字体で、前記字体描写演算を一回完了させて第七字体が得られ、前記基本字体、前記第一字体及び前記第七字体で、前記字体描写演算をもう一回完了させて第八字体が得られる、という判断及び演算を行っている。
本考案で述べる切替式漢字組立システムについて、前記字体データベースは、前記第四字体或いは前記第八字体を保存するために用いている。このため、前記字体データベースは、ユーザがその後前記字体ベータベースから取り出して使用することができるように、ユーザが創作した或いは構成した新しい字体をさらに保存することができる。また、前記切替式漢字組立システムは、ユーザが創作した或いは構成した新しい字体或いは字を保存するために用いる造字データベースをさらに包含することができる。
本考案で述べる切替式漢字組立システムについて、前記字体の全て或いは一部分の構成要素の字形を変化させるために用いる字形変化素子をさらに包含している。前記字形変化素子の機能は、マイクロソフト社のwordソフトが提供するフォント機能のようなものであって、ユーザが前記字形変化素子を介し、字体或いは構成要素を、斜体、太字、標楷體或いは色の変更等というように、変化させている。
本考案で述べる切替式漢字組立システムについて、前記切替式漢字組立システムは、コンピュータ装置上で実施している。好ましい具体的な実施例において、前記コンピュータ装置は、スマートフォン、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン、タブレットコンピュータ及びウェアラブル端末を包括するがこれに限定するものではない。
本考案は、(1)少なくとも一つの構成要素によって構成する複数の字体を保存する字体データベースを提供するステップと、(2)前記字体データベースから、少なくとも二つの構成要素によって構成する基本字体を選択するステップと、(3)前記字体データベースから、前記基本字体と少なくとも一つの構成要素が同じである第一字体を選択するステップと、(4)前記基本字体から前記第一字体の部分を取り除くことで第二字体を構成するステップと、(5)前記字体データベースから、前記第二字体で取り除かれて空白となった部分に加えるための第三字体を選択することで第四字体を構成するステップとを包括する切替式漢字組立方法も提供している。
具体的な実施例において、前記切替式漢字組立方法におけるステップ(2)乃至(5)の実施を簡単に言うと、基本字体−第一字体+第三字体=第四字体である。このため、公式的に示すと、即ち、字体描写演算式=基本字体−(字体或いは構成要素)+(もう一つの字体或いは構成要素)となり、そのうち、前記もう一つの字体及びもう一つの構成要素は、それぞれ前記字体及び前記構成要素と同じ或いは異なることができる。
もう一つの具体的な実施例において、前記第三字体は、空白或いは構成要素とすることができる。このため、切替式漢字組立方法におけるステップ(2)乃至(5)は、基本字体−第一字体+空白(第三字体)でその他の字体を構成すると見なすことができる。
もう一つの具体的な実施例において、前記切替式漢字組立方法は、ステップ(5)にある前記第三字体を判断した後に第五字体を入力するステップ(5')をさらに包括し、前記判断は、(a)前記第五字体と前記第三字体との内、少なくとも一つの構成要素が異なると判断した場合、前記字体描写演算は終了し、前記第五字体を加えずに、前記第四字体を直接構成する、(b)前記第五字体と前記第三字体との内、少なとも一つの構成要素が同じであると判断した場合、前記第三字体をもう一つの基本字体、前記第五字体をもう一つの第一字体として見なし、さらに、前記第五字体の後に第六字体を入力し、加えたい字体とすることにより、まずは、前記第三字体、前記第五字体及び前記第六字体で、前記字体描写演算を一回完了させて第七字体が得られ、前記基本字体、前記第一字体及び前記第七字体で、前記字体描写演算をもう一回完了させて第八字体が得られる、という二つの状況が包含されている。
そのため、前記切替式漢字組立方法においてステップ(5)を実施する際、ステップ(5')の判断をさらに包括する必要があり、簡単に言うと、以下のような二つの状況を判断している。
(a)第三字体の後の第五字体が第三字体の構成要素に属さない場合、基本字体−第一字体+第三字体=第四字体を実施するものであって、例えば、「趙肖召人」を入力すると「超人」となり、そのうち、「人」(第五字体)は、「召」(第三字体)の構成要素に属さないため、公式は、「人」を演算に含まずに「趙肖召」だけで演算して「超」が得られることから、「超人」が発生される。
(b)第三字体の後の第五字体が第三字体の構成要素に属す場合、第五字体の後に第六字体を加えることで、第三字体−第五字体+第六字体という第一字体描写演算式を完成し、前記第一字体描写演算式の演算が終わると第七字体が得られ、基本字体−第一字体+第七字体という第二字体描写演算式を再度演算することで、第八字体が得られる。このため、すべてのステップを、基本字体−第一字体+(第三字体−第五字体+第六字体)=第八字体として示すことができる。また、公式的に示すと、即ち、字体描写演算式=基本字体−(字体或いは構成要素)+[第一基本字体−(第一字体或いは第一構成要素)+(第二字体或いは第二構成要素)]となり、そのうち、[第一基本字体−(第一字体或いは第一構成要素)+(第二字体或いは第二構成要素)]は、もう一つの字体描写演算式である。
そのため、前記字体描写演算式は、再帰的漢字組立変化公式をさらに含み、例えば、ユーザは、基本字体−「字体或いは構成要素」+{第一基本字体−<第一構成要素或いは第一字体>+[第二基本字体−第二構成要素+(第三基本字体−<第三字体或いは第三構成要素>+<第四字体或いは第四構成要素>)]}という字体描写演算式を入力することができ、そのうち、切替式漢字組立方法は、まず、()内の字体描写演算式、その後[]内の字体描写演算式、その次に{}内の字体描写演算式と順に処理し、最後にすべての字体描写演算式を完了させている。
具体的な実施例において、前記切替式漢字組立方法は、ステップ(5)の後に、前記第四字体或いは前記第八字体を保存するステップ(6)をさらに包括している。前記ステップ(6)は、ユーザに、構成した新しい字体を前記字体データベース或いはもう一つの造字データベース内に保存させることができる。
もう一つの具体的な実施例において、前記切替式漢字組立方法は、ステップ(5)及びステップ(6)の間に、前記第四字体或いは前記第八字体の字形を変化させるステップ(6')をさらに包括している。前記ステップ(6')は、構成した字体に対してユーザが、標楷體、太字、斜体等に変化させることができ、字の色も変化さえることができる。このような変化は、字体のすべて或いは字体の構成要素に対して変化を行うことができ、前記ステップ(6')を実施完了した後、ステップ(6)で保存を行うことができる。
本考案は、漢字の組立を実施するためのコンピュータプログラム製品をさらに提供しており、その特徴は、プログラムコードを包括し、且つ前記プログラムコードがコンピュータで前記コンピュータプログラム製品を実施した時、(1)少なくとも一つの構成要素によって構成する複数の字体を保存する字体データベースを提供するステップと、(2)前記字体データベースから、少なくとも二つの構成要素によって構成する基本字体を選択するステップと、(3)前記字体データベースから、前記基本字体と少なくとも一つの構成要素が同じである第一字体を選択するステップと、(4)前記基本字体から前記第一字体の部分を取り除くことで第二字体を構成するステップと、(5)前記字体データベースから、前記第二字体で取り除かれて空白となった部分に加えるための第三字体を選択することで第四字体を構成するステップとを包括する複数のステップを実施することにある。
もう一つの具体的な実施例において、前記プログラムコードは、ステップ(5)にある前記第三字体を判断した後に第五字体を入力するステップ(5')をさらに実施しており、前記判断は、(a)前記第五字体と前記第三字体との内、少なくとも一つの構成要素が異なると判断した場合、前記第五字体を加えずに、前記第四字体を直接構成する、(b)前記第五字体と前記第三字体との内、少なとも一つの構成要素が同じであると判断した場合、前記第三字体をもう一つの基本字体、前記第五字体をもう一つの第一字体として見なし、さらに、前記第五字体の後に第六字体を入力し、加えたい字体とすることにより、まずは、前記第三字体、前記第五字体及び前記第六字体で、前記字体描写演算を一回完了させて第七字体が得られ、前記基本字体から前記第一字体を取り除き且つ前記第七字体を加えることで第八字体が得られる、という二つの状況が包含されている。
本考案は、コンピュータでプログラムを実施する、プログラムが内蔵されたコンピュータで読取が可能な記録媒体を提供し、そのうち、前記プログラムは、基本字体−(字体或いは構成要素)+(もう一つの字体、もう一つ構成要素或いはもう一つの字体描写演算式)という字体描写演算式を包含している。
本考案が提供する切替式漢字組立システムは、その他の周知技術と比較すると、以下のような利点を有している。
本考案に係る切替式漢字組立システムによって、ユーザは、ユニコード(Unicode)によって提供された漢字しか使えないという制限に囚われずに、漢字組立発生器を介して簡単な字体描写演算を実施することで、新しい文字、異体字、合字、つづり違い字等を包含する如何なる漢字も創作することができ、且つ構成された字上の筆画もまた微細な変化を有し、一般的な漢字の字形及び規範に符合している。このため、本考案は、漢字で新しい文字が増えることで起こる使用上の問題を解決している。
本考案に係る切替式漢字組立システムの構成を示す模式図である。 本考案に係る切替式漢字組立システムが行った実施例を示す模式図である。
本考案は、異なる形式で実施する可能性があり、後述する実施例だけとは限らない。後述する実施例は、本考案に係る異なる態様及び特徴のうちの一例に過ぎない。また、後述する実施例は、本考案に係る実用新案登録の請求範囲において述べられる本考案の範囲を限定するものではない。
本考案に係る切替式漢字組立システムの構成を示す模式図である図1のように、本考案は、少なくとも一つの構成要素によって構成する複数の字体を保存する字体データベース110と、前記字体データベースと接続し、(1)前記字体データベースから、少なくとも二つの構成要素によって構成する基本字体を選択するステップ、(2)前記字体データベースから、前記基本字体と少なくとも一つの構成要素が同じである第一字体を選択するステップ、(3)前記基本字体から前記第一字体の部分を取り除くことで第二字体を構成するステップ、及び(4)前記字体データベースから、前記第二字体で取り除かれて空白となった部分に加えるための第三字体を選択することで第四字体を構成するステップを包括する字体描写演算を実施し、漢字を組立てるために用いる漢字組立発生器120と、を包含する切替式漢字組立システム100である。
このため、前記字体描写演算におけるステップ(2)乃至(5)を簡単な公式で示すと、即ち、字体描写演算式=基本字体−(字体或いは構成要素)+(もう一つの字体或いは構成要素)となる。
上述の式からわかるとおり、前記字体描写演算式は、基本字体を選択した後、まず、一つの字体或いは構成要素を取り除き、さらに、もう一つの字体或いは構成要素を加えることで、取り除かれた後の空白部分を補っている。「伍」という字で簡単な例を例えると、ユーザが本考案に係る切替式漢字組立システムにおいて、「仁」を基本字体とし、「仁二伍」というような、描写演算式を入力して実施する。
そうすると、「仁」(基本字体)から「二」(第一字体)を取り除き、その後「五」(第三字体)を「二」の位置に補うように加えるため、ユーザは、描写演算式を介して「伍」(第四字体)という字を得ることができる。
上述の例は、即ち、基本字体から字体或いは構成要素(基本字体と一部分の構成要素が同じ)を取り除いた後、もう一つの字体或いはもう一つの構成要素(取り除いた後の空白部分を補うための)を加えるという基本的な漢字組立法則であるため、漢字を組立てるすべての過程は、基本字体にある構成要素を他の字或いは構成要素に切替えられるものと見なすことができる。本考案は、以下において、その他の漢字組立例をさらに例示する。
(一)空白を加える
加える字体(例えば第三字体)に関して、ユーザは、例えば、「盟皿(空白)」というような、空白を加えた描写演算式を入力ことができる。そうすると、「盟」(基本字体)から「皿」(第一字体)を取り除き、その後空白(第三字体)を加えるため、ユーザは「明」(第四字体)という字を得ることができる。
(4)字形の変化
本考案に係る切替式漢字組立システムは、前記字体の全て或いは一部分の構成要素の字形を変化させるために用いる字形変化素子をさらに包含している。前記字形変化素子の機能は、マイクロソフト社のwordソフトが提供するフォント機能のようなものであって、ユーザが前記字形変化素子を介し、字体或いは構成要素を、斜体、太字、標楷體或いは色の変更等というように、変化させている。
(5)再帰的漢字組立
本考案に係る切替式漢字組立システム100にある漢字組立発生器120は、判断ステップをさらに包括し、前記第三字体の後に第五字体を入力すると、(a)前記第五字体と前記第三字体との内、少なくとも一つの構成要素が異なると判断した場合、前記字体描写演算は終了し、前記第五字体を加えずに、前記第四字体を直接構成する、(b)前記第五字体と前記第三字体との内、少なとも一つの構成要素が同じであると判断した場合、前記第三字体をもう一つの基本字体、前記第五字体をもう一つの第一字体として見なし、さらに、前記第五字体の後に第六字体を入力し、加えたい字体とすることにより、まずは、前記第三字体、前記第五字体及び前記第六字体で、前記字体描写演算を一回完了させて第七字体が得られ、前記基本字体、前記第一字体及び前記第七字体で、前記字体描写演算をもう一回完了させて第八字体が得られる、という判断及び演算を行っている。
上述のステップは、再帰的関係式であって、即ち、基本字体−(字或いは構成要素)+(もう一つの字体描写演算式)という前記字体描写演算式を示している。
上述の描写演算式式は、複雑な字体を表すために用いるものであり、以下のような法則を有している。AマイナスBプラスC,Dでいうと、DがCの一部ではない場合、Cは直接取って代わる構成要素となるため、A−B+Cで一つの字体描写演算式を完成させるが、DがCの一部だった場合、Cはもう一つの基本字体となり、DはCから取り除く構成要素となるため、Dの後には加えるための構成要素Eがあり、C−D+Eで一つの字体描写演算式を完成させてFが得られ、次に、A−B+Fでもう一つの字体描写演算式を完成させている。
なお、本考案で使用されている「一つの」及び「前記」は、「一つ或いは複数個」を示しており、これ等は、叙述上の利便性及び本考案の基本概念をもたらすためのものに過ぎない。このような叙述は、一つ或いは少なくとも一つを包含するものと理解されるものであって、その他であることを明白に示していない場合、単数を示す時も複数が包含している。
また、本考案中に使用される「或いは」は、「及び/或いは」と同義である。
100 切替式漢字組立システム
110 字体データベース
120 漢字組立発生器
200 スマートフォン
210 キーボード
220 入力枠
230 文字枠

Claims (5)

  1. コンピュータ装置上で実施する切替式漢字組立システムであって、
    少なくとも一つの構成要素によって構成する複数の字体を保存する字体データベースと、
    (1)前記字体データベースから、少なくとも二つの構成要素によって構成する基本字体を選択するステップ、
    (2)前記字体データベースから、前記基本字体と少なくとも一つの構成要素が同じである第一字体を選択するステップ、
    (3)前記基本字体から前記第一字体の部分を取り除くことで第二字体を構成するステップ、
    及び(4)前記字体データベースから、前記第二字体で取り除かれて空白となった部分に加えるための第三字体を選択することで第四字体を構成するステップを包括する字体描写演算を実施し、前記字体データベースと接続し、漢字を組立てるために用いる漢字組立発生器と、を包括し、
    前記コンピュータ装置は、キーボードと、入力枠と、文字枠と、を包含し、前記キーボードを介し、前記字体データベースから選択して必要な字体を入力し、前記入力枠中に表し、前記漢字組立発生器は、字体描写演算の演算結果を前記文字枠中に表示することを特徴とする切替式漢字組立システム。
  2. 前記漢字組立発生器は、前記第三字体を実施した後に第五字体を入力するためにさらに用い、
    (a)前記第五字体と前記第三字体との内、少なくとも一つの構成要素が異なると判断した場合、前記字体描写演算は終了し、前記第五字体を加えずに、前記第四字体を直接構成する、
    (b)前記第五字体と前記第三字体との内、少なとも一つの構成要素が同じであると判断した場合、前記第三字体をもう一つの基本字体、前記第五字体をもう一つの第一字体として見なし、さらに、前記第五字体の後に第六字体を入力し、加えたい字体とすることにより、まずは、前記第三字体、前記第五字体及び前記第六字体で、前記字体描写演算を一回完了させて第七字体が得られ、前記基本字体、前記第一字体及び前記第七字体で、前記字体描写演算をもう一回完了させて第八字体が得られる、という判断及び演算を行うことを特徴とする請求項1に記載の切替式漢字組立システム。
  3. 前記字体データベースは、前記第四字体或いは前記第八字体を保存するために用いることを特徴とする請求項2に記載の切替式漢字組立システム。
  4. 前記字体の全て或いは一部分の構成要素の字形を変化させるために用いる字形変化素子をさらに包含することを特徴とする請求項1に記載の切替式漢字組立システム。
  5. 前記コンピュータ装置は、スマートフォン、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン、タブレットコンピュータ及びウェアラブル端末を包括することを特徴とする請求項1に記載の切替式漢字組立システム。
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