JP3208624U - ブーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニバーサルブーツの基本を維持したまま、健常者、障害者にとってより取扱いが楽となるブーツ、すなわち、健常者にあっては、足の浮腫み等で朝夕で足の太さが変わっても適用でき、身障者にあっては、補装具の大きさが変わっても適用できるブーツを提供する。【解決手段】脚部と足首部と足部と靴底とが繋げられて形成されたブーツにおいて、脚部4は前脚部材5と後脚部材6とから形成され、前脚部材と後脚部材の隣り合う端部どうしは、夫々の前脚部材と後脚部材との上端部から足部と靴底との接着位置まで伸びる連結部材7で互いに開閉可能に連結され、前脚部材は、前脚外部材5−1と前脚内部材5−2との2つの部材で形成されて外部材と内部材とが互いに幅方向に貼り付け位置が調整可能な貼り付け手段で重ね合わされて形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、履物のブーツ、特に足用装具である補装具を使用した身体障害者用のユニバーサルデザインブーツに関する。
健常者でも利用でき、特に身体障害者が使用して好適なブーツとしては、本考案者が考案した特開2013−81722号公報に記載されたユニバーサルデザインブーツがある。この公報に記載されたユニバーサルデザインブーツは、身体障害者用のブーツとしては基本となる画期的なブーツである。
特開2013−81722号公報
特開2013−81722号公報記載のユニバーサルブーツは、身体障害者用のブーツとしては基本となるブーツであり、本考案は、このユニバーサルブーツの基本を維持したまま、健常者、身体障害者にとってより取扱いが楽となるブーツ、すなわち、健常者といえども、足の浮腫み等で朝夕で足の太さが変わるが、足の太さが変わっても適用できる物、身障者にあっては、補装具の大きさが変わっても適用できるブーツを提供することを目的とするものである。
そのため本考案は、脚部と足首部と足部と靴底とが繋げられて形成されたブーツにおいて、脚部は前脚部材と後脚部材とから形成され、前脚部材と後脚部材の隣り合う端部どうしは、夫々の前脚部材と後脚部材との上端部から足部と靴底との接着位置まで伸びる連結部材で互いに開閉可能に連結され、前脚部材は、前脚外部材と前脚内部材との2つの部材で形成されて前脚外部材と前脚内部材とが互いに幅方向の貼り付け位置調整可能に貼り付け手段で重ね合わされて形成されているブーツを提供し、さらに、連結部材はジッパーからなり、前脚外部材と前脚内部材とは面ファスナーにより重なり合わされて形成されているブーツを提供するものである。
本考案のブーツにあっては、前脚部材と後脚部材の隣り合う端部どうしは、脚部の上端部から足部の底部まで伸びる連結部材で互いに開閉可能に連結されているので、ブーツを履く際、或は、脱ぐ際には、前脚部材と後脚部材を大きく開けることができるので、補装具をつけていても容易にブーツを脱いだり履いたりすることができ、また前脚外部材と前脚内部材とが互いに移動可能に重なり合わされて形成されているので、補装具の大きさに合わせて脚部の太さも容易に調整することができるものである。
図1は本考案に基づくブーツの正面位置から見た斜視図。 図2は本考案に基づくブーツの前脚右部材と前脚左部材を開いた状態を示す図。 図3は本考案に基づくブーツの前脚部材と前脚部材を開いた状態を示す図。
本考案を、図1乃至図3に示す1実施例に基づいて具体的に節米する。図1乃至図3において、皮革、合成ゴム等からなる靴底1には、皮革等からなり、順次繋がった足部2、足首部3、脚部4からなるブーツ本体が足部2の下方が接着されてブーツを形成している。
また、脚部4は、前脚部材5と後脚部材6とで形成されている。前脚部材5と後脚部材6とは、上下に伸びて向かい合った端部が、ジッパー等の連結部材7により開閉可能に連結されている。連結部材7は、前脚部材5と後脚部材6との上端部近傍から靴底1と足部2との接着部分近傍まで伸びるものであり、前脚部材5と後脚部材6とが」大きく開閉可能になっている。
さらに、前脚部材5は前脚外部材5−1と前脚内部材5−2とから二重に形成され、前脚外部材5−1と前脚内部材5−2は、面ファスナー等の貼り付け手段8により幅方向の貼り付け位置が調整できるように構成されている。
本実施例のブーツでは、図3に示すように、連結部材7で脚部4を靴底1近傍まで開くことができるので、補装具をつけた身体障害者も簡単にブーツを履くことができる。さらに、ブーツを履く前に、前脚部材5と後脚部材6とを開いておけば、ブーツを履いた後に前脚部材5と後脚部材6を貼り付ける事で脚部4の太さが調節でき、身障者の補装具の大きさが変わってもブーツを変えることなく、ブーツが利用できる。これは、健常者であっても、足のむくみ等で、朝夕で足の太さも変わるが、これにも対応できるものである。
1:靴底
2:足部
3:足首部
4:脚部
5:前脚部材
5−1:前脚外部材
5−2:前脚内部材
6:後脚部材
7:連結部材
8:貼り付け手段

Claims (2)

  1. 脚部と足首部と足部と靴底とが繋げられて形成されたブーツにおいて、前記脚部は前脚部材と後脚部材とから形成され、前記前脚部材と前記後脚部材の隣り合う端部どうしは、夫々の前記前脚部材と前記後脚部材との上端部から前記足部と前記靴底との接着位置まで伸びる連結部材で互いに開閉可能に連結され、前記前脚部材は、前脚外部材と前脚内部材との2つの部材で形成されて前記外部材と前記内部材とが互いに幅方向の貼り付け位置調整可能に貼り付け手段で重ね合わされて形成されていることを特徴とするブーツ。
  2. 請求項1記載のブーツにおいて、前記連結部材はジッパーからなり、前記前脚外部材と前脚内部材とは面ファスナーにより重なり合わされて形成されていることを特徴とするブーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106667747A (zh) * 2017-03-09 2017-05-17 山东泉志医疗科技有限责任公司 一种基于3d打印的糖尿病足肢体微环境精准治疗舱

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