JP3208545B2 - 液晶表示装置の製造方法および液晶表示装置の製造装置 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法および液晶表示装置の製造装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスペーサとしてビーズを用いた液晶表示装
置の製造方法および液晶表示装置の製造装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
現在においては、液晶表示装置のスペーサとして使用
するビーズをスプレーによって散布しているが、ビーズ
を均一に散布するために、粉体散布装置によってビーズ
を散布することが考えられている。
第11図は従来の粉体散布装置を示す概略断面図であ
る。図において、1は本体、2は本体1に取り付けられ
た合成樹脂ケース、3は合成樹脂ケース2に取り付けら
れたスプレーガン、4はスプレーガン3に接続された高
圧ガス供給管で、高圧ガス供給管4を介してスプレーガ
ン3に高圧空気、高圧窒素等の高圧ガスとともに粉体た
とえばビーズが供給される。5はスプレーガン3に設け
られた放電極付ノズルで、放電極付ノズル5の放電極は
高圧マイナス電源(図示せず)に接続されている。6は
被散布板24の載置台である。
この粉体散布装置においては、高圧ガス供給管4を介
してスプレーガン3に高圧ガスとともにビーズを供給す
ると、放電極付ノズル5からガスおよびビーズが吹き出
されるが、放電極付ノズル5の放電極によってコロナが
発生するから、放電極付ノズル5から吹き出すガスがイ
オン化されるとともに、ビーズがマイナス荷電されるの
で、載置台6上に載置された被散布板24に散布されたビ
ーズが静電吸着する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、液晶表示装置の製造方法に上述のような粉体
散布装置を用いた場合においては、放電極付ノズル5か
ら吹き出されるビーズが円錐形状に広がって下降するか
ら、被散布板24の形状が四角形の場合には、ビーズの一
部が被散布板24に付着しないで下部に落ちるので、ビー
ズが無駄になる。また、外部の物体により電界が乱され
るから、ビーズを均一に液晶表示装置の液晶基板上に散
布することができないので、液晶表示装置の画質が良好
ではない。
また、液晶表示装置のスペーサとして使用するビーズ
をスプレーによって散布したときには、ビーズが均一に
散布されないから、液晶表示装置の画質が良好ではな
い。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもの
で、ビーズが無駄になることがなく、また液晶表示装置
の画質を向上することができる液晶表示装置の製造方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、この発明においては、スペ
ーサとしてビーズを用いた液晶表示装置を製造する方法
において、第1のケースの上部に放電極付ノズルを有す
るスプレーガンを設け、上記第1のケースの内部に上記
放電極付ノズルと同極でかつ上記放電極付ノズルよりも
低い電位のマイナス電極を設け、かつ上記第1のケース
の外側にアースされた導体からなる第2のケースを設け
た粉体散布装置によって、上記ビーズを散布する。
この場合、被散布板を搬送する被散布板搬送装置とし
て、被散布板搬送部材が絶縁物からなるものを用いても
よい。
また、スペーサとしてビーズを用いた液晶表示装置の
製造装置において、第1のケースと、上記第1のケース
の上部に設けられた放電極付ノズルを有するスプレーガ
ンと、上記第1のケースの内部に設けられた上記放電極
付ノズルと同極でかつ上記放電極付ノズルよりも低い電
位のマイナス電極と、上記第1のケースの外側に設けら
れたアースされた導体からなる第2のケースとを設け、
上記スプレーガンにより上記ビーズを散布する。
この場合、被散布板搬送部材として絶縁物からなるも
のを用いた被散布板を搬送する被散布板搬送装置を設け
てもよい。
〔作用〕
この発明のように、液晶表示装置の製造方法におい
て、第1のケースの内部に放電極付ノズルと同極でかつ
放電極付ノズルよりも低い電位のマイナス電極を設け、
また第1のケースの外側にアースされた導体からなる第
2のケースを設けたときには、ビーズを多角錐形状に広
げて下降させることができ、また外部の物体により電界
が乱されることはないから、電極が形成する電界により
ビーズを均一に散布することができる。
この場合、被散布板を搬送する被散布板搬送装置とし
て、被散布板搬送部材が絶縁物からなるものを用いれ
ば、被散布板搬送部材がビーズを引き付けることはな
い。
また、液晶表示装置の製造装置において、第1のケー
スの内部に設けられた上記放電極付ノズルと同極でかつ
上記放電極付ノズルよりも低い電位のマイナス電極と、
上記第1のケースの外側に設けられたアースされた導体
からなる第2のケースとを設けたときには、ビーズを多
角錐形状に広げて下降させることができ、また外部の物
体により電界が乱されることはないから、電極が形成す
る電界によりビーズを均一に散布することができる。
この場合、被散布板搬送部材として絶縁物からなるも
のを用いた被散布板を搬送する被散布板搬送装置を設け
れば、被散布板搬送部材がビーズを引き付けることはな
い。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る液晶表示装置の製造方法に用
いる液晶表示装置の製造装置の粉体散布装置を示す概略
正断面図、第2図は同じく概略平断面図、第3図は第1
図、第2図に示した粉体散布装置の一部を示す正断面
図、第4図は同じく平断面図である。図において、7は
載置台6を昇降するエアシリンダ、8は合成樹脂ケース
2に取り付けられた絶縁碍子、9は絶縁碍子8に取り付
けられたターミナル、10は両端がターミナル9に取り付
けられた金属線で、金属線10は約−10kVの高圧マイナス
電源(図示せず)に接続されており、金属線10は放電極
付ノズル5と同極でかつ放電極付きノズル5よりも低い
電位のマイナス電極を構成している。11は合成樹脂ケー
ス2の外側に設けられたパンチメタルケースで、パンチ
メタルケース11はアースされている。12は合成樹脂製の
ウォーキングビームで、ウォーキングビーム12は昇降可
能かつ第1図紙面左右方向に移動可能に支持されてい
る。13は本体1に昇降可能に支持された昇降ロッド、15
はモータ、14はモータ15の出力軸に取り付けられた偏心
円板カムで、偏心円板カム14は昇降ロッド13の下部に接
触している。25は昇降ロッド13の上部に取り付けられた
ローラで、ローラ25はウォーキングビーム12に接触して
いる。16はモータ、17はモータ16の出力軸に取り付けら
れたベルト車、18は本体1に回転可能に支持されたベル
ト車、19はベルト車17、18に掛けられたベルト、20はベ
ルト車18の軸に取り付けられた回動板、21は両端がそれ
ぞれ球面軸受22、23を介して回動板20、ウォーキングビ
ーム12に取り付けられたリンクで、ウォーキングビーム
12、モータ16、回動板20、リンク21等で被散布板搬送装
置を構成しており、ウォーキングビーム12は被散布板搬
送装置の被散布板搬送部材を構成している。
この粉体散布装置においては、第5図に示すように、
エアシリンダ7により載置台6を上昇させた状態で、高
圧ガス供給管4を介してスプレーガン3に高圧ガスとと
もにビーズを供給すると、ビーズがマイナス荷電され、
載置台6上に載置された被散布板24に散布されたビーズ
が静電吸着する。この場合、金属線6にコロナ放電が発
生するから、金属線6の周囲のガスがイオン化するの
で、放電極付ノズル5から吹き出されるビーズが四角錐
形状に広がって下降する。つぎに、エアシリンダ7によ
り載置台6を第1図に示す位置まで下降させ、モータ1
5、16を作動して、偏心円板カム14を1回転するととも
に、回動板20を180゜回動すれば、昇降ロッド13が一旦
上昇したのち下降するので、ウォーキングビーム12が一
旦上昇したのち下降し、しかもウォーキングビーム12が
第1図紙面右方に移動するから、載置台6上に載置され
た被散布板24が搬出されるとともに、次にビーズを散布
すべき被散布板24が載置台6上に載置される。つぎに、
モータ16を作動して、回動板20をさらに180゜回動すれ
ば、ウォーキングビーム12が第1図紙面左方に移動され
るので、ウォーキングビーム12が第3図に示す状態に戻
る。つぎに、上述と同様に、エアシリンダ7により載置
台6を上昇させた状態で、高圧ガス供給管4を介してス
プレーガン3に高圧ガスとともにビーズを供給する。
そして、第1図に示した粉体散布装置によりビーズを
散布することにより、スペーサとしてビーズを用いた液
晶表示装置を製造する。
このような液晶表示装置の製造方法においては、放電
極付ノズル5から吹き出されるビーズが円錐形状にでは
なく四角錐形状に広がって下降するから、液晶表示装置
の液晶基板(被散布板24)の形状が四角形であっても、
ビーズの一部が液晶基板に付着しないで下部に落ちるこ
とはないので、ビーズが無駄になることはない。また、
合成樹脂ケース2の外側にパンチメタルケース11を設け
ているから、装置外部のプラス電圧の導電体物体と金属
線10等との間で誘電現象が起きるのを防止することがで
き、外部の物体により電界が乱されることはないので、
ビーズを確実に四角錐形状に広げて下降させることがで
きるため、ビーズが無駄になるのを確実に防止すること
ができ、さらに電極が形成する電界によりビーズを極め
て均一に液晶基板上に散布することができるので、薄膜
トランジスタ等の構成素子が破壊されることはなく、ま
た液晶表示装置の上下の液晶基板間のギャップ精度を向
上することができ、ビーズの密集による光漏れが生ずる
ことがなく、しかもギャップ長が他の部分と異なること
による表示ムラが生ずることもない。したがって、液晶
表示装置の画質を大幅に向上することができる。また、
金属製の被散布板搬送部材で液晶基板を搬送したときに
は、金属は誘電率が高いから、ビーズを引き付けやす
く、ビーズが無駄になるのに対して、合成樹脂製のウォ
ーキングビーム12によって液晶基板を搬送したときに
は、ウォーキングビーム12がビーズを引き付けることは
なく、ビーズが無駄になることはない。
第6図はビーズを秤量するための粉体秤量装置を示す
概略図、第7図は第6図のA−A断面図、第8図は第6
図に示した粉体秤量装置の一部を示す概略断面図、第9
図は第6図に示すた粉体秤量装置の一部を示す概略断面
図、第10図は第9図のB−B断面図である。図におい
て、31は本体、32は本体31に設けられた傾斜台、33は傾
斜台32に取り付けられた支持板、34は両端が支持板33に
取り付けられた2本の案内ロッド、35は案内ロッド34に
移動可能に案内された移動部材、36は傾斜台32に取り付
けられたエアシリンダ、37は一端が移動部材35に取り付
けられたロッドで、ロッド37の他端はエアシリンダ36の
ピストンロッドの先端に取り付けられており、案内ロッ
ド34、移動部材35、エアシリンダ36等でスプーン部材移
動手段を構成している。38は移動部材35に回転可能に取
り付けられた回転部材、39は回転部材38に取り付けられ
たベルト車で、ベルト車39の中心線は回転部材38の回転
中心線と一致している。40は移動部材35に取り付けられ
たモータ、41はモータ40の出力軸に取り付けられたベル
ト車、42はベルト車39、41に掛けられたベルトで、回転
部材38、モータ40、ベルト車39、41等でスプーン部材回
転手段を構成している。43は回転部材38に取り付けられ
た丸パイプで、丸パイプ43の中心線は回転部材38の回転
中心線と一致しており、丸パイプ43の先端部はスプーン
形状である。44は丸パイプ43に固定された埋め金具で、
埋め金具44の断面形状はほぼ半円である。45は丸パイプ
43に移動可能に取り付けられたスライド金具で、スライ
ド金具45の第9図左方部の断面形状はほぼ半円で、丸パ
イプ43、スライド金具45等でスプーン部材46を構成して
いる。47は一端がスライド金具45に取り付けられたロッ
ド、48は回転部材38に丸パイプ43の中心線の方向に移動
可能に支持された雌ネジ部材で、雌ネジ部材48にはロッ
ド47の他端が取り付けられている。49は回転部材38に取
り付けられたパルスモータ、50はパルスモータ49の出力
軸に取り付けられた雄ネジで、雄ネジ50は雌ネジ部材48
に螺合している。51は本体31に取り付けられたビーズ受
け部、52は本体31に取り付けられたバイブレータ、54は
バイブレータ52に取り付けられた瓶、53はバイブレータ
52と瓶54との間に設けられたゴム部材、55は瓶54の蓋、
56は瓶54内に入れられたビーズ、57は本体31に回動可能
に支持されたならし金具である。
つぎに、この粉体秤量装置によりビーズ56を秤量する
場合について説明する。まず、パルスモータ49を作動す
ることにより、丸パイプ43とスライド金具45とによって
形成された凹所58の容量を秤量すべきビーズ56の量に応
じた値とする。すなわち、パルスモータ49を作動する
と、雄ネジ50が回転し、雌ネジ部材48が移動するから、
スライド金具45が移動するので、凹所58の容量が変化す
る。つぎに、エアシリンダ36を伸縮し、凹所58を下方に
向けた状態から、エアシリンダ36を伸長すると、スピー
ン部材46の先端部が瓶54内のビーズ56内に挿入される。
つぎに、モータ40を作動することにより、回転部材38、
スプーン部材46を180゜回転して、凹所58を上方に向け
る。つぎに、エアシリンダ36を縮小することにより、凹
所58をビーズ受け部51の上方に位置させる。この場合、
ならし金具57が余分なビーズ56を瓶54内に落下させる。
つぎに、モータ40を作動することにより、回転部材38、
スプーン部材46を180゜回転して、凹所58を下方に向け
る。つぎに、パルスモータ49を作動することにより、ス
ライド金具45を第9図紙面左方に移動して、凹所58内の
ビーズ56をビーズ受け部51内に落下させる。
この粉体秤量装置においては、天秤で秤量する場合と
比較して、迅速にビーズ56を秤量することができるの
で、ビーズ56の秤量作業の能率を高くすることができ
る。また、パルスモータ49のパルス数を変えることによ
って、スプーン部材46の凹所58の容量を変化させること
ができるので、秤量すべきビーズ56の量を変化させるこ
とができる。さらに、被散布板24のビーズ数を計量し、
ビーズ数の多い少ないによって自動的に凹所58の容量を
変化させれば、均一散布の自動制御装置を構成すること
ができる。また、自動的にビーズ56を秤量することがで
きるので、ビーズ56の秤量作業が容易である。さらに、
バイブレータ52により瓶54を振動させれば、瓶54内のビ
ーズ56をならすことができるので、秤量誤差を小さくす
ることができる。また、凹所58を下方に向けた状態でス
プーン部材46の先端部を瓶54内のビーズ56内に挿入され
たのち、スプーン部材46を180゜回転して、凹所58を上
方に向けるから、ビーズ56を圧縮して固めることがない
ので、ビーズ56の見かけ比重が大きくなることがないた
め、秤量誤差を小さくすることができる。
なお、上述実施例においては、マイナス電極として金
属線10を用いたが、板状のマイナス電極、筒状のマイナ
ス電極等を用いてもよい。さらに、上述実施例において
は、被散布板搬送部材がウォーキングビーム12である被
散布板搬送装置を用いたが、他の被散布板搬送装置を用
いてもよい。また、上述実施例においては、第2のケー
スとしてパンチメタルケース11を用いたが、他の第2の
ケースを用いてもよい。さらに、上述実施例において
は、被散布板が四角形の被散布板24の場合について説明
したが、被散布板が四角形以外の多角形の場合にもこの
発明を適用できることは明らかである。また、上述実施
例においては、スプーン部材として丸パイプ43、スライ
ド金具45等からなるスプーン部材46を用いたが、他のス
プーン部材を用いてもよい。さらに、上述実施例におい
ては、パイプとして丸パイプ43を用いたが、角パイプ等
を用いてもよい。
〔発明の効果〕
この発明のように、液晶表示装置の製造方法におい
て、第1のケースの内部に放電極付ノズルと同極でかつ
放電極付ノズルよりも低い電位のマイナス電極を設け、
また第1のケースの外側にアースされた導体からなる第
2のケースを設けたときには、ビーズを多角錐形状に広
げて下降させることができるから、ビーズが無駄になる
ことはなく、また外部の物体により電界が乱されること
はないから、電極が形成する電界によりビーズを均一に
散布することができるので、液晶表示装置の画質を向上
することができる。
この場合、被散布板を搬送する被散布板搬送装置とし
て、被散布板搬送部材が絶縁物からなるものを用いれ
ば、被散布板搬送部材がビーズを引き付けることはな
く、ビーズが無駄になることはない。
また、液晶表示装置の製造装置において、第1のケー
スの内部に設けられた上記放電極付ノズルと同極でかつ
上記放電極付ノズルよりも低い電位のマイナス電極と、
上記第1のケースの外側に設けられたアースされた導体
からなる第2のケースとを設けたときには、ビーズを多
角錐形状に広げて下降させることができるから、ビーズ
が無駄になることはなく、また外部の物体により電界が
乱されることはないから、電極が形成する電界によりビ
ーズを均一に散布することができるので、液晶表示装置
の画質を向上することができる。
この場合、被散布板搬送部材として絶縁物からなるも
のを用いた被散布板を搬送する被散布板搬送装置を設け
れば、被散布板搬送部材がビーズを引き付けることはな
く、ビーズが無駄になることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る液晶表示装置を製造方法に用い
る粉体散布装置を示す概略正断面図、第2図は同じく概
略平断面図、第3図は第1図、第2図に示した粉体散布
装置の一部を示す正断面図、第4図は同じく平断面図、
第5図は第1図に示した粉体散布装置の動作説明図、第
6図はビーズを秤量するための粉体秤量装置を示す概略
図、第7図は第6図のA−A断面図、第8図は第6図に
示した粉体秤量装置の一部を示す概略断面図、第9図は
第6図に示した粉体秤量装置の一部を示す概略断面図、
第10図は第9図のB−B断面図、第11図は従来の粉体散
布装置を示す概略断面図である。 2……合成樹脂ケース 3……スプレーガン 5……放電極付ノズル 10……金属線 11……パンチメタルケース 12……ウォーキングビーム 24……被散布板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 一男 東京都大田区石川町2丁目5番1号 株 式会社フジオカ製作所内 (72)発明者 藤岡 景昭 東京都大田区石川町2丁目5番1号 株 式会社フジオカ製作所内 (72)発明者 北山 耕作 東京都大田区石川町2丁目5番1号 株 式会社フジオカ製作所内 (56)参考文献 特開 平1−184053(JP,A) 特開 昭53−59738(JP,A) 実開 昭61−40166(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 5/08 B05C 5/00 G02F 1/13

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペーサとしてビーズを用いた液晶表示装
    置を製造する方法において、第1のケースの上部に放電
    極付ノズルを有するスプレーガンを設け、上記第1のケ
    ースの内部に上記放電極付ノズルと同極でかつ上記放電
    極付ノズルよりも低い電位のマイナス電極を設け、かつ
    上記第1のケースの外側にアースされた導体からなる第
    2のケースを設けた粉体散布装置によって、上記ビーズ
    を散布することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】被散布板を搬送する被散布板搬送装置とし
    て、被散布板搬送部材が絶縁物からなるものを用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】スペーサとしてビーズを用いた液晶表示装
    置の製造装置において、第1のケースと、上記第1のケ
    ースの上部に設けられた放電極付ノズルを有するスプレ
    ーガンと、上記第1のケースの内部に設けられた上記放
    電極付ノズルと同極でかつ上記放電極付ノズルよりも低
    い電位のマイナス電極と、上記第1のケースの外側に設
    けられたアースされた導体からなる第2のケースとを有
    し、上記スプレーガンにより上記ビーズを散布すること
    を特徴とする液晶表示装置の製造装置。
  4. 【請求項4】被散布板搬送部材として絶縁物からなるも
    のを用いた被散布板を搬送する被散布板搬送装置を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の製造
    装置。
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