JP3208523B2 - 中空射出成形方法及びその装置 - Google Patents
中空射出成形方法及びその装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1732—Control circuits therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
出された溶融樹脂中に加圧ガス圧入手段から加圧ガスを
圧入することで中空成形品を成形する中空射出成形方法
及びその装置に関する。更に詳しくは、複数の加圧ガス
圧入手段を同時に使用する中空射出成形方法及びその装
置に関する。
しては、多段式圧縮機で加圧した加圧ガスを、ガスノズ
ルに接続された蓄圧容器に蓄え、この蓄圧容器内の圧力
が所定の圧力になった時に蓄圧容器と多段式圧縮機間を
遮断し、所定のタイミングで当該蓄圧容器からガスノズ
ルに加圧ガスを供給して、金型キャビティ内に射出され
た溶融樹脂中にガスノズルから加圧ガスを圧入する方法
及び装置が知られている(特開平2−289327号公
報)。
圧入は1台の金型に対して1箇所に限られるものではな
く、成形品の大きさや形状等によっては、1台の金型に
対して複数箇所から加圧ガスの圧入を行うことが少なく
ない。また、複数台の金型を並べ、各金型に対して加圧
ガスの圧入を行う場合もある。
ルを使用し、圧入位置や金型に応じて、各加圧ガスの供
給タイミング及び圧力を夫々調整する必要を生じる。
するガスノズルの数だけ多段式圧縮機及び蓄圧容器等を
用意して、供給のタイミングや圧力を調整できるように
するのはスペースをとると共に設備的負担が大きい問題
がある。
分岐させ、この分岐ライン毎にガスノズルを設けること
も考えられるが、各ガスノズルに対して共通の蓄圧容器
から加圧ガスが供給されることから、各ガスノズルから
圧入する加圧ガスの圧力を調整しにくい問題がある。
てなされたもので、1台の金型に対して複数箇所から加
圧ガスの圧入を行ったり、複数台の金型を並べて各金型
に対して加圧ガスの圧入を行う場合に、圧入位置や金型
に応じて、各加圧ガスの供給タイミング及び圧力を簡便
に夫々調整できるようにすることを目的とする。
に本発明で講じられた手段を図1で説明すると、請求項
1の発明では、金型キャビティ8内に射出された溶融樹
脂中へ加圧ガスを圧入する複数の加圧ガス圧入手段1を
使用する中空射出成形方法において、各加圧ガス圧入手
段1毎に、圧入側アキュームレータ2が接続された圧入
ライン5を接続しておき、各圧入ライン5とガス圧縮機
3を接続する供給ライン9を介して、ガス圧縮機3から
各圧入側アキュームレータ2に加圧ガスを供給して、各
圧入側アキュームレータ2毎に所定の圧力の加圧ガスが
蓄積されたときに当該圧入側アキュームレータ2とガス
圧縮機3間を遮断し、所定の圧力の加圧ガスが蓄えられ
た圧入側アキュームレータ2から所定のタイミングで加
圧ガスを加圧ガス圧入手段1へ供給する一方、供給ライ
ン9に供給側アキュームレータ12を接続しておき、ガ
ス圧縮機3からの加圧ガスを供給側アキュームレータ1
2に蓄えることとしているものである。
ィ8内に射出された溶融樹脂中へ加圧ガスを圧入する複
数の加圧ガス圧入手段1を使用する中空射出成形装置に
おいて、ガス圧縮機3に接続された供給ライン9に複数
の圧入ライン5を接続すると共に、各圧入ライン5の先
端側に夫々加圧ガス圧入手段1を設ける一方、各圧入ラ
イン5には遮断弁6と圧入弁7を直列に夫々介在させ、
かつ各圧入ライン5の遮断弁6と圧入弁7間には圧入側
アキュームレータ2を夫々接続し、更に、前記供給ライ
ン9には供給側アキュームレータ12を接続した加圧ガ
ス供給系を設けることとしているものである。
説明する。
から供給されるガスを昇圧して供給ライン9に送り出す
ものである。
スは、射出成形の温度及び圧力下で使用樹脂と反応しな
いものであればよく、例えば空気、炭酸ガス等でもよい
が、窒素を初めとする不活性ガスが好ましい。
空糸膜方式等のガス発生装置が用いられる。ガス源4は
遮断弁10を介してガス圧縮機3の吸気側に接続されて
おり、通常、ガス源4からのガスは、ガス源4と遮断弁
10との間に介在された減圧弁11で減圧された後ガス
圧縮機3に供給される。
もよく、例えば油圧ブースタ、エアーブースタ、電動ブ
ースタ等である。
が接続されている。供給ライン9には供給側アキューム
レータ12が接続されていると共に、この供給ライン9
には複数の圧入ライン5が接続されている。
段1が接続されていると共に、圧入ライン5の中間部に
は、上流側から下流側に向かって遮断弁6と圧入弁7が
順次直列に介在されている。この遮断弁6と圧入弁7間
には圧入側アキュームレータ2が接続されており、圧入
弁7より加圧ガス圧入手段1側、即ち圧入弁7より下流
側には大気開放弁13が接続されている。
ノズルに内蔵されたガスノズルで、射出ノズルから金型
15の金型キャビティ8内に射出された溶融樹脂中に加
圧ガスを圧入するものである。また、図面上、全体が示
されている圧入ライン5は1系統のみであるが、実際は
同様のものが複数系統設けられているもので、各圧入ラ
イン5毎に金型15及び射出機14も設けられているも
のである。また、17は、ガス圧縮機3、射出機14及
び金型15の作動、遮断弁6、圧入弁7及び大気開放弁
13の開閉を制御する制御器である。
射出成形方法を説明する。
縮機3を作動させ、ガス源4に蓄えられているガス(例
えば150kg/cm2 G)を減圧弁11で減圧して
(例えば4kg/cm2 G)ガス圧縮機3の吸気側に供
給する。ガス圧縮機3は、供給されたガスを昇圧して、
排気側から供給ライン9へ送り出す。
ライン5の遮断弁6を開放しかつ圧入弁7及び大気開放
弁13を閉鎖しておき、ガス圧縮機3から送り出された
加圧ガスを各圧入ライン5の圧入側アキュームレータ2
に蓄える。
ータ12は、各圧入ライン5の遮断弁6が総て閉鎖され
た場合にもガス圧縮機3を停止させることなく、ガス圧
縮機3から送り出された加圧ガスを蓄えておくためのも
のである。この供給側アキュームレータ12を設けてお
くと、各圧入ライン5における遮断弁6の開閉タイミン
グを、総ての遮断弁6が同時に閉鎖される場合をも含め
て自由に定められるので好ましい。
おくと、ガス圧縮機3を連続運転させることができ、ガ
ス圧縮機3を断続運転させる場合に比してガス圧縮機3
にかかる負担を軽減することができる。
内の加圧ガスの圧力が所定の圧力まで高められると、圧
力計16がこれを検知し、遮断弁6を閉鎖する。遮断弁
6を閉鎖する時の上記圧力は、総ての圧入側アキューム
レータ2について同一に設定しておくこともできる。し
かし、各圧入ライン5が接続された金型15毎に成形す
る中空成形品の形状等が相違する場合、各圧入側アキュ
ームレータ2毎に圧力を設定し、中空成形品の形状等に
応じた圧力の加圧ガスを圧入できるようにすることが好
ましい。本実施例においては300kg/cm2 Gまで
昇圧可能で、この範囲で各圧入側アキュームレータ2の
圧力が設定される。
ビティ8に溶融樹脂が射出され、この溶融樹脂中に上記
所定圧の加圧ガスを蓄えた圧入側アキュームレータ2か
ら加圧ガス圧入手段1を介して加圧ガスが圧入される。
加圧ガスの圧入は、所定量の溶融樹脂の射出完了後に溶
融樹脂の射出とは分けて行っても、溶融樹脂の射出開始
後に溶融樹脂の射出と並行して行ってもよい。
間開放することで行われ、この開放時間を調整すること
により、加圧ガスの圧入量を精度良く制御することがで
きる。例えば、中空成形品の樹脂量が6kg、中空率が
8%、圧入ガス圧(圧入側アキュームレータ2内の圧
力)が200kg/cm2 の場合は、加圧ガスを480
ccだけ圧入できるように圧入弁7の開放時間が調整さ
れるものである。
施例では7リットルとしたが、これは成形する中空成形
品の樹脂量、中空率(樹脂量に対する加圧ガス圧入量の
割合)、成形サイクル等に応じて定めればよい。さほど
大きな容量が必要ない場合には、圧入側アキュームレー
タ2の容量を7リットル未満、例えば5リットルあるい
は3リットルとしたり、大きな容量が必要な場合には上
記7リットルを超える容量とすることもできる。
鎖されると共に遮断弁6が開放されて、次回の圧入のた
めに圧入側アキュームレータ2への加圧ガスの蓄積が行
われる。圧入側アキュームレータ2内に所定圧の加圧ガ
スが再び蓄えられると、遮断弁6が閉鎖される。また、
圧入側アキュームレータ2の容量が十分に大きく、1回
の加圧ガスの圧入では圧入側アキュームレータ2内の圧
力がさほど低下しない場合には、遮断弁6の開放を行わ
ず、そのまま複数回の加圧ガス圧入を行ってから、遮断
弁6を開放して圧入側アキュームレータ2への加圧ガス
の再蓄積を行うようにすることもできる。
却時間を経て金型15内の樹脂が冷却された後、大気開
放弁13が開放される。この時圧入弁7は閉鎖状態にあ
る。大気開放弁13が開放されると、金型キャビティ8
内の樹脂中に形成された中空部から、加圧ガス圧入手段
1を経て加圧ガスが逆流し、大気放出弁13から大気中
に放出される。この加圧ガスの放出後、金型15が開放
されて中空成形品が取り出される。
成形サイクル、樹脂温度、加圧ガスの圧力、加圧ガスの
圧入量等の成形条件を予め制御器17にインプットして
おき、ガス圧縮機3、射出機14及び金型15の作動、
遮断弁6、圧入弁7及び大気開放弁13の開閉をこの制
御器17からの指示によって行うことで、成形を自動的
に行うことができる。また、射出機14及び金型15の
作動は通常のものと同様にして行われるものであり、遮
断弁6、圧入弁7及び大気開放弁13の開閉も、シーケ
ンス等の常法によって行うことができる。
台の金型15が設けられているもの、即ち1台の金型1
5に対して1つの加圧ガス圧入手段1が設けられたもの
となっている。しかし、成形すべき中空成形品が大型で
複雑な形状をしている場合には、1台の金型15に対し
て複数の加圧ガス圧入手段1を設けることが好ましい場
合がある。この場合には、1台の金型に対して複数の圧
入ライン5が接続されることになる。この場合、各圧入
ライン5の圧入側アキュームレータ2に蓄えられる加圧
ガスの圧力を適宜に設定することにより、加圧ガスの圧
入箇所の条件に応じた圧力の加圧ガスを圧入することが
できる。
6、圧入弁7、大気開放弁13及び圧入側アキュームレ
ータ2は、コンパクトなセットとして、例えばキャスタ
ー付台車上に積載して移動可能とし、供給ライン9に対
して着脱自在としておくと、金型キャビティ8の容積や
加圧ガス圧入手段1の位置等に応じて、最適なセットを
接続することができる。
を説明する。尚、図2において図1と同じ符号は同じ部
材を示すものである。
ン5における圧入弁7より加圧ガス圧入手段1側と、ガ
ス圧縮機3の吸気側とを結ぶ回収ライン18を有するも
のとなっている。この回収ライン18には、制御器17
で開閉制御される回収弁19と、回収タンク20とが介
在されており、ガス源4がこの回収タンク20に接続さ
れている。
られているもので、各回収ライン18は総て共通の回収
タンク20に接続されている。また、回収ライン18に
おける回収弁19より圧入ライン5側には大気開放弁1
3が接続されている。
圧ガスを総て大気に放出してしまうのではなく、回収タ
ンク20に回収して再利用することができるものであ
る。
却の後、回収弁19を開放すると、中空成形品の中空部
内の加圧ガス、及び圧入弁7及び回収弁19より下流側
のライン中の加圧ガスが回収ライン18を介して回収タ
ンク20に回収される。この回収が完了した後、回収弁
19を閉じ、大気開放弁13を開放すると、中空成形品
の中空部内、及び圧入弁7及び回収弁19より下流側の
ライン中のに残っているわずかなガスのみが大気に放出
されることになる。
遮断弁10を介してガス源4から供給されるバージンガ
スと混合されて、再びガス圧縮機3に送られて再利用さ
れるものである。
り、1台のガス圧縮機3によって供給される加圧ガスを
用いて、複数の加圧ガス圧入装置1からの加圧ガスの圧
入タイミング及び圧力を夫々独立に制御することができ
る。従って、1台の金型15に対して複数箇所から加圧
ガスの圧入を行ったり、複数台の金型15を並べて各金
型15に対して加圧ガスの圧入を行う場合に、簡便な装
置にて、最適な圧力の加圧ガスを最適なタイミングで供
給することができ、設備的負担を解消することができる
ものである。
す図である。
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 金型キャビティ内に射出された溶融樹脂
中へ加圧ガスを圧入する複数の加圧ガス圧入手段を使用
する中空射出成形方法において、各加圧ガス圧入手段毎
に、圧入側アキュームレータが接続された圧入ラインを
接続しておき、各圧入ラインとガス圧縮機を接続する供
給ラインを介して、ガス圧縮機から各圧入側アキューム
レータに加圧ガスを供給して、各圧入側アキュームレー
タ毎に所定の圧力の加圧ガスが蓄積されたときに当該圧
入側アキュームレータとガス圧縮機間を遮断し、所定の
圧力の加圧ガスが蓄えられた圧入側アキュームレータか
ら所定のタイミングで加圧ガスを加圧ガス圧入手段へ供
給する一方、供給ラインに供給側アキュームレータを接
続しておき、ガス圧縮機からの加圧ガスを供給側アキュ
ームレータに蓄えることを特徴とする中空射出成形方
法。 - 【請求項2】 金型キャビティ内に射出された溶融樹脂
中へ加圧ガスを圧入する複数の加圧ガス圧入手段を使用
する中空射出成形装置において、ガス圧縮機に接続され
た供給ラインに複数の圧入ラインが接続されていると共
に、各圧入ラインの先端側に夫々加圧ガス圧入手段が設
けられている一方、各圧入ラインには遮断弁と圧入弁が
直列に夫々介在され、かつ各圧入ラインの遮断弁と圧入
弁間には圧入側アキュームレータが夫々接続され、更
に、前記供給ラインには供給側アキュームレータが接続
された加圧ガス供給系を有することを特徴とする中空射
出成形装置。 - 【請求項3】 回収ラインの回収弁より圧入ライン側に
大気開放弁が夫々接続されていることを特徴とする請求
項2の中空射出成形装置。 - 【請求項4】 圧入ラインに設けられた遮断弁、圧入
弁、大気開放弁及び圧入側アキュームレータが移動可能
な台車上に積載され、供給ラインに対して着脱自在であ
ることを特徴とする請求項3の中空射出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29201894A JP3208523B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | 中空射出成形方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29201894A JP3208523B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | 中空射出成形方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08132470A JPH08132470A (ja) | 1996-05-28 |
JP3208523B2 true JP3208523B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=17776468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29201894A Expired - Lifetime JP3208523B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | 中空射出成形方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208523B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005042926B4 (de) * | 2005-09-08 | 2015-02-05 | Krones Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung und Regelung einer Hohlkörperherstellungseinheit |
JP5725643B2 (ja) * | 2010-10-14 | 2015-05-27 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | ブロー成形装置の作動方法 |
KR101402698B1 (ko) * | 2012-12-26 | 2014-06-03 | 한국생산기술연구원 | 점성유체 사출 성형장치 및 그의 제어방법 |
-
1994
- 1994-11-02 JP JP29201894A patent/JP3208523B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08132470A (ja) | 1996-05-28 |
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