JP3208425U - 植木鉢ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なるサイズの植木鉢にも対応可能であり、コストも抑制できる植木鉢ホルダを提供する。【解決手段】 植物を植えた上広がり形状の植木鉢2を箱4に入れて運搬する際に該箱4の中に着脱自在に装填されて前記植木鉢2を固定する植木鉢ホルダ1であって、前記植木鉢2を支持する底面部3と、前記箱4の中への装填状態で前記底面部3から上方へ延びる一対の側面部5,5と、該各側面部5に形成されて前記植木鉢2の外周面の一部6を受け入れる開口部7と、を備え、該各開口部7が下から上へ向けて徐々に幅広となるように形成されている。【選択図】 図2

Description

本考案は、植物が植えられた植木鉢を箱に入れて運搬する際に用いられる植木鉢ホルダに関するものである。
植物を植えた植木鉢を箱に入れて運搬する際に、その箱に対して植木鉢を固定するための植木鉢ホルダとして、特許文献1に記載のものが知られている。この植木鉢ホルダは、ホルダ底面部と、このホルダ底面部に連結された一対の側面部とを備える。該各側面部は、植木鉢を挟んで植物の上方へ延びる。そして、前記側面部の少なくとも一方には、植木鉢の上部を固定する固定部が設けられる。
この固定部の具体例として、特許文献1では、植木鉢の上部の一部が嵌るような貫通孔34,36(特許文献1の第1図参照)や、植木鉢の上端を下方に押えるように側面部の内側に設けられる凸部76,78(特許文献1の第4図参照)が例示されている。
実開平2−16720号公報
しかしながら、特許文献1で例示されている前記固定部は、植木鉢の背丈に応じて配設位置が異なる態様であるので、植木鉢のサイズごとに植木鉢ホルダを準備する必要がある。このため、汎用性に欠け、使い勝手が悪いという問題がある。また、植木鉢のサイズごとに異なる植木鉢ホルダを準備することは、コスト高にもなる。
本考案は前記のような事情に鑑みてなされたもので、異なるサイズの植木鉢にも対応可能であり、コストも抑制できる植木鉢ホルダを提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本考案に係る植木鉢ホルダは、植物を植えた上広がり形状の植木鉢を箱に入れて運搬する際に該箱の中に着脱自在に装填されて前記植木鉢を固定する植木鉢ホルダであって、前記植木鉢を支持する底面部と、前記箱の中への装填状態で前記底面部から上方へ延びる一対の側面部と、該各側面部に形成されて前記植木鉢の外周面の一部を受け入れる開口部と、を備え、該各開口部が下から上へ向けて徐々に幅広となるように形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本考案に係る植木鉢ホルダは、次のようにして使用する。植木鉢ホルダの底面部で植木鉢を支持させ、底面部から一対の側面部を上方へ延ばして箱に入れる。植木鉢ホルダの一対の側面部のそれぞれに形成される開口部によって植木鉢の外周面の一部が受け入れられ、各開口部の両側縁の少なくとも一部が植木鉢に当接することで、植木鉢が固定される。各開口部が下から上へ向けて徐々に幅広となるように形成されているので、上広がりの植木鉢であれば背丈が異なる植木鉢にでも対応できる。植木鉢のサイズごとに異なる植木鉢ホルダを準備する必要がないので、コストも抑制できる。
好適な実施の一形態として、前記植木鉢の外周面の前記一部に当接する弾性押さえ片を前記各側面部に備えている態様を例示する(請求項2)。この場合、開口部に受け入れられる植木鉢の外周面の一部が弾性押さえ片によって押さえられるので、植木鉢の固定状態がより安定的なものとなる。
好適な実施の一形態として、前記弾性押さえ片が前記各開口部の両側縁から上下に複数設けられ、隣接する上側弾性押さえ片と下側弾性押さえ片との間にスリットが形成されている態様を例示する(請求項3)。この場合、スリットの存在により、上側弾性押さえ片と下側弾性押さえ片とが別々の角度で植木鉢の外周面に当接するので、植木鉢の固定状態がより一層安定的なものとなる。
好適な実施の一形態として、前記スリットが上下に少なくとも二段形成され、上段スリットを画定する弾性押さえ片の下縁部が第一の植木鉢の上端部に当接する高さ位置に形成され、下段スリットを画定する弾性押さえ片の下縁部が前記第一の植木鉢よりも背丈の低い第二の植木鉢の上端部に当接する高さ位置に形成されている態様を例示する(請求項4)。
この場合、植木鉢ホルダを組み立てて第一の植木鉢をセットした状態において、上段スリットを確定する弾性押さえ片の下縁部が第一の植木鉢の上端部に当接する。また、植木鉢ホルダを組み立てて第二の植木鉢をセットした状態において、下段スリットを確定する弾性押さえ片の下縁部が第二の植木鉢の上端部に当接する。これにより、背丈が互いに異なる第一の植木鉢であっても第二の植木鉢であっても、運搬時における植木鉢ホルダ内での植木鉢の上下動を抑止することができる。
好適な実施の一形態として、前記各弾性押さえ片の下縁部が、前記各弾性押さえ片の先端部から基端部に向けて下向きに傾斜するように形成される態様を例示する(請求項5)。これにより、第一の植木鉢の上端部を上段スリットに挿入し易くなり、第二の植木鉢の上端部を下段スリットに挿入し易くなる。
好適な実施の一形態として、前記一対の側面部と前記弾性押さえ片とが一枚の弾性板材によって連なって形成されている態様を例示する(請求項6)。このようにすれば、弾性押さえ片の形成が容易である。弾性板材としては、段ボールや厚紙等の紙製板材や、プラスチック製板材を使用することができる。
好適な実施の一形態として、折り返し部を介して下方へ延びる外側面部が前記各側面部の上端に連なって形成され、前記各外側面部は、前記箱の中への装填状態で該箱の内面又は箱の中に設けられる仕切りに当接する態様を例示する(請求項7)。
好適な実施の一形態として、前記箱への装填状態で前記各外側面部の下端が前記箱の内部底面又は前記植木鉢ホルダの前記底面部に当接する態様を例示する(請求項8)。この場合、植木鉢ホルダを箱の中へ装填した状態において、各外側面部が箱の内面又は箱の中に設けられる仕切りに当接し、且つ、各外側面部の下端が箱の内部底面又は植木鉢ホルダの底面部に当接するので、各外側面部に連なる側面部の姿勢が箱の中でしっかりと固定される。このため、植木鉢ホルダによる植木鉢の固定状態もより堅固なものとなる。
本考案の実施の一形態に係る植木鉢ホルダの展開図である。 図1の植木鉢ホルダ及び該植木鉢ホルダを入れる箱の斜視図である。 図2の植木鉢ホルダを箱に入れた状態の断面図(図4のIII−III矢視断面図)である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 他の実施の形態に係る植木鉢ホルダの展開図である。 図5の植木鉢ホルダの使用状態の要部の斜視図である。 他の実施の形態に係る植木鉢ホルダの展開図である。 図7の植木鉢ホルダの使用状態の要部の側面図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施の一形態について説明する。
本考案に係る植木鉢ホルダは、植物を植えた上広がり形状の植木鉢を箱に入れて運搬する際に、その箱の中に着脱自在に装填されて植木鉢を固定するためのものである。
図1及び図2に示すように、本考案の実施の一形態に係る植木鉢ホルダ1は、植木鉢2を支持する底面部3と、箱4の中への装填状態(植木鉢ホルダ1の組立状態)で底面部3から上方へ延びる一対の側面部5,5と、該各側面部5,5に形成されて植木鉢2の外周面の一部6を受け入れる開口部7と、を備え、該各開口部7が下から上へ向けて徐々に幅広となるように形成されている。
図1に示すように、底面部3は、幅広十文字形の平面形状を有し、中央部にて植木鉢2を支持する。底面部3の両側(図1で見て左右両側)に連なるように一対の側面部5,5が形成される。各側面部5は、底面部3の互いに平行に対向する縁部8,8に連続させて形成されている。各側面部5は、植木鉢ホルダ1の組立状態において、底面部3から起立させられる。各側面部5の幅方向の中央部には、等脚台形状の開口部7が形成される。各開口部7は、各側面部5の起立状態において、下から上へ向けて徐々に幅広となる形状である。底面部3のうち、側面部5が形成されていない両側中央部の延び出し片9,9は、植木鉢ホルダ1の展開状態で開口部7内へと延びている。底面部3全体の大きさは、植木鉢2を運搬するための箱4の四角形の内底にぴったりと納まる大きさである。
図1に示す植木鉢ホルダ1の展開状態において、各側面部5の外端には、二つの折り返し部10,11を介して外側面部12が連なって形成されている。各外側面部12は、箱4の中への装填状態で箱4の内面18に当接する。二つの折り返し部10,11同士の間には中間連結片13があり、この中間連結片13には指掛け孔14が形成されている。この指掛け孔14を設けることで、植木鉢ホルダ1を箱4に入れたり箱4から出したりする際に、植木鉢ホルダ1を保持する作業員の指が滑ってしまうことが防止できる。各側面部5に形成される開口部7は、植木鉢ホルダ1の組立状態において、底面部3から中間連結片13に至るまで延びている。
各外側側面部12の長さは、植木鉢ホルダ1を組み立てて箱4の中に装填した状態において、各外側面部12の下端12aが箱4の内部底面又は植木鉢ホルダ1の底面部3に当接する長さとするのが好ましい。このようにすれば、後で図3を参照して説明するように、中間連結片13を介して外側面部12に連なる側面部5の姿勢が箱4の中でしっかりと固定される。このため、植木鉢ホルダ1による植木鉢2の固定状態もより堅固なものとなる。
植木鉢ホルダ1の素材としては、ダンボールや厚紙等の丈夫な紙板を用いると、軽量で安価に作製できて好ましい。その他、プラスチック板を用いることもできる。植木鉢ホルダ1の全体を一枚の紙板や一枚のプラスチック板から裁断すると製造及び組立が簡単で好適であるが、各部材を切れ込み等で嵌合して組み立ててもよく、また、接着剤やバインダ等で接続してもよい。
植木鉢ホルダ1の全体を一枚のダンボールから裁断する場合には、図1に示すように、ダンボールの中芯の溝15が植木鉢ホルダ1の展開状態において植木鉢ホルダ1の長さ方向に延びるように裁断するのがよい。このようにすれば、植木鉢ホルダ1の組立状態においてダンボールの中芯の溝15が底面部3から各側面部5及び各外側面部12へと延びることになる。よって、底面部3と各側面部5との間の折り曲げ部16と、各側面部と各外側面部との間の折り曲げ部(二つの折り返し部)10,11とが、いずれも強靭なものとなり好適である。また、植木鉢2の外周面を支える側面部5にも強靭性が付与されることになる。
以上のような構成の植木鉢ホルダ1は、次のように使用する。図2に示すように、底面部3から各側面部5を起立させ、各側面部5から中間連結片13を水平方向外方に折り曲げ、中間連結片13から各外側面部12を下向きに折り曲げる。そして、植木鉢2を植木鉢ホルダ1の底面部3の中央に置く。この状態において、植木鉢ホルダ1の各側面部5に形成された開口部7が植木鉢2の外周面の一部6を受け入れる。
次に、植木鉢ホルダ1を植木鉢2と共に図2の矢印A方向に移動させ、箱4の中に入れる。この箱4の中に入れた状態が、図3及び図4に示されている。
図3に示すように、植木鉢ホルダ1を植木鉢2と共に箱4の中に入れた状態では、植木鉢ホルダ1の底面部3が箱4の内部底面17に密着する。植木鉢ホルダ1の底面部3が箱4の内底にぴったりと納まる大きさであるので、箱4の中で植木鉢ホルダ1が水平方向に位置ずれすることが防止される。植木鉢ホルダ1の各外側面部12は箱4の内面18に当接し、且つ、各外側面部12の下端12aが箱4の内部底面17又は植木鉢ホルダ1の底面部3に当接する。このため、植木鉢ホルダ1の各側面部5の姿勢が箱4の中でしっかりと固定される。植木鉢ホルダ1の側面部5のそれぞれに形成される開口部7によって植木鉢2の外周面の一部6が受け入れられ、各開口部7の両側縁の少なくとも一部が植木鉢2に当接することで、植木鉢2がしっかりと固定される。よって、輸送の際に箱4の中で植木鉢2が移動したり倒れたりすることがなく、植木鉢2に植えられた植物の損傷も防止できる。
各開口部7が下から上へ向けて徐々に幅広となるように形成されているので、図3及び図4に一点鎖線で示すように、上広がりの植木鉢であれば背丈が異なる植木鉢20にでも対応できる。植木鉢2,20のサイズごとに異なる植木鉢ホルダ1を準備する必要がないので、コストも抑制できる。
図2及び図3の例では、組立状態における植木鉢ホルダ1の背丈が植木鉢ホルダ1を入れる箱4の背丈とほぼ同じとされている。このため、箱4の中で植木鉢ホルダ1が上下に移動することも防止できる。但し、上下移動の防止を考慮に入れなくて良いとすれば、植木鉢ホルダ1の背丈よりも背丈の大きい箱4を使用することも可能である。植木鉢ホルダ1の背丈を箱4の背丈よりも小さくすれば、植木鉢ホルダ1を作製するための材料費が節約できる利点がある。
図示例の植木鉢ホルダ1は、一枚のダンボールを折り曲げるだけなので、使用時には簡単に組み立てることができ、使用後も簡単に一枚の平らな板材となるので処分も容易である。
植木鉢ホルダ1は、植木鉢2を一個ずつ箱4に入れる場合以外に、大きな箱を仕切って、その仕切りの中にそれぞれ植木鉢2を入れて運ぶ場合にも使用することができる。この場合には、植木鉢ホルダ1の外側面部12は、大きな箱の内面又は前記仕切りに当接する。
他の実施の形態として、図5に示す植木鉢ホルダ21を採用することもできる。図5の例は、図1の植木鉢ホルダ1に弾性押さえ片24を追加したものである。弾性押さえ片24は、植木鉢ホルダ21の組立状態において、各側面部5に形成した開口部7の両側縁から水平方向に延びる。そして、弾性押さえ片24は、図6に示すように、植木鉢ホルダ21によって保持される植木鉢2の外周面の一部6に弾性的に当接して、植木鉢2の固定状態をより安定化させることに貢献する。
弾性押さえ片24は、植木鉢ホルダ21の側面部5と一体に形成する。側面部5と弾性押さえ片24とが一枚の弾性板材によって連なって形成される態様とすると、弾性押さえ片24の形成及び植木鉢ホルダ21の組立が容易であり好適である。すなわち、弾性押さえ片24を備える状態で植木鉢ホルダ21の全体を一枚の紙板や一枚のプラスチック板から裁断する。この場合、紙板やプラスチック板自体が有する弾性によって弾性押さえ片24の弾性が確保される。
弾性押さえ片24は、植木鉢ホルダ21の組立状態において、各側面部5に形成される開口部7の両側縁から上下に複数設けられ、隣接する上側弾性押さえ片22と下側弾性押さえ片23との間にスリット25が形成されている態様とするのが好ましい。この場合、スリット25の存在により、上側弾性押さえ片22と下側弾性押さえ片23とが別々の角度で植木鉢2の外周面に当接するので、植木鉢2の固定状態がより一層安定的なものとなる。
なお、植木鉢2の上縁部の位置が上側弾性押さえ片22の下縁部の高さ位置と一致する場合には、組み立て状態の植木鉢ホルダ21内に植木鉢2をセットしたときに、上側弾性押さえ片22の下縁部が植木鉢2の上端部に当接することになる。これにより、運搬時における植木鉢ホルダ21内での植木鉢2の上下動を抑止することができる。
図7,図8には、本考案のさらに他の実施の形態の植木鉢ホルダ26が示されている。この実施の形態は、図5及び図6の例に対して、弾性押さえ片とスリットの配設数を増加させたものである。
図7,図8の例では、弾性押さえ片27,28,29を上下に三段設け、隣接する上段弾性押さえ片27と中段弾性押さえ片28との間に上段スリット30を設け、それと同様に、隣接する中段弾性押さえ片28と下段弾性押さえ片29との間に下段スリット31を設けてある。そして、植木鉢ホルダ26の組立状態において、上段弾性押さえ片27の下縁部27aが第一の植木鉢2の上端部2aに当接し、中段弾性押さえ片28の下縁部28aが第二の植木鉢20の上端部20aに当接するように、第一の植木鉢2の背丈と第二の植木鉢20の背丈との関係で上側弾性押さえ片27と中側弾性押さえ片28との形成位置を設定してある。
図7の植木鉢ホルダ26によれば、図8に示すように、植木鉢ホルダ26を組み立てて第一の植木鉢2をセットした状態において、上段弾性押さえ片27の下縁部27aが第一の植木鉢2の上端部2aに当接する。また、植木鉢ホルダ26を組み立てて第二の植木鉢20をセットした状態において、中段弾性押さえ片28の下縁部28aが第二の植木鉢20の上端部20aに当接する。これにより、背丈が互いに異なる第一の植木鉢2であっても第二の植木鉢20であっても、運搬時における植木鉢ホルダ26内での植木鉢の上下動を抑止することができる。植木鉢ホルダ26に第一の植木鉢2をセットした場合には、中段弾性押さえ片28と下段弾性押さえ片29が第一の植木鉢2の外周面の一部6に弾性的に当接して、第一の植木鉢2の固定状態をより安定化させることに貢献する。同様に、植木鉢ホルダ26に第二の植木鉢20をセットした場合には、下段弾性押さえ片29が第二の植木鉢20の外周面の一部6に弾性的に当接して、第二の植木鉢20の固定状態をより安定化させることに貢献する。
図7,図8の例では、上段弾性押さえ片27の下縁部27aと中段弾性押さえ片28の下縁部28aが、植木鉢ホルダ26の組立状態において水平方向に延びる各押さえ片27,28の先端部27b,28bから基端部27c,28cに向けて下向きに傾斜するように形成されている(図8参照)。これにより、第一の植木鉢2の上端部2aを上段スリット30に挿入し易く、第二の植木鉢20の上端部20aを下段スリット31に挿入し易い。但し、これには限定されず、図5,図6の例と同様に、植木鉢ホルダ26の組立状態において弾性押さえ片27,28の下縁部27a,28aが水平方向に延びるように形成することもできる。
また、弾性押さえ片27,27,29とスリット30,31の配設段数を、図7,図8の例より多くすることも可能である。弾性押さえ片とスリットの配設段数をより多くすることで、第一及び第二の植木鉢2,20とは背丈の異なる第三以降の植木鉢についても、運搬時における植木鉢ホルダ内での上下動を抑止することができる。
なお、上述の全ての実施の形態において、植木鉢ホルダ1,21,26と箱4の図示例は、本考案の実施の形態を説明するための単なる例示であり、それぞれの大きさや各部の比率が異なる様々な態様のものを採用することができる。
1 植木鉢ホルダ
2 植木鉢(第一の植木鉢)
3 底面部
4 箱
5,5 一対の側面部
6 植木鉢の外周面の一部
7 開口部
10,11 折り返し部
12 外側面部
12a 外側面部の下端
17 箱の内部底面
18 箱の内面
20 植木鉢(第二の植木鉢)
22 上側弾性押さえ片
23 下側弾性押さえ片
24 弾性押さえ片
25 水平方向のスリット
27,28 弾性押さえ片
27a,28a 弾性押さえ片の下縁部
27b,28b 弾性押さえ片の先端部
27c,28c 弾性押さえ片の基端部
30 上段スリット
31 下段スリット

Claims (8)

  1. 植物を植えた上広がり形状の植木鉢を箱に入れて運搬する際に該箱の中に着脱自在に装填されて前記植木鉢を固定する植木鉢ホルダであって、前記植木鉢を支持する底面部と、前記箱の中への装填状態で前記底面部から上方へ延びる一対の側面部と、該各側面部に形成されて前記植木鉢の外周面の一部を受け入れる開口部と、を備え、該各開口部が下から上へ向けて徐々に幅広となるように形成されている、植木鉢ホルダ。
  2. 前記植木鉢の外周面の前記一部に当接する弾性押さえ片を前記各側面部に備えている、請求項1に記載の植木鉢ホルダ。
  3. 前記弾性押さえ片が前記各開口部の両側縁から上下に複数設けられ、隣接する上側弾性押さえ片と下側弾性押さえ片との間にスリットが形成されている、請求項2に記載の植木鉢ホルダ。
  4. 前記スリットが上下に少なくとも二段形成され、上段スリットを画定する弾性押さえ片の下縁部が第一の植木鉢の上端部に当接する高さ位置に形成され、下段スリットを画定する弾性押さえ片の下縁部が前記第一の植木鉢よりも背丈の低い第二の植木鉢の上端部に当接する高さ位置に形成されている、請求項3に記載の植木鉢ホルダ。
  5. 前記各弾性押さえ片の下縁部が、前記各弾性押さえ片の先端部から基端部に向けて下向きに傾斜するように形成されている、請求項4に記載の植木鉢ホルダ。
  6. 前記一対の側面部と前記弾性押さえ片とが一枚の弾性板材によって連なって形成されている、請求項2,3,4又は5に記載の植木鉢ホルダ。
  7. 折り返し部を介して下方へ延びる外側面部が前記各側面部の上端に連なって形成され、前記各外側面部は、前記箱の中への装填状態で該箱の内面又は箱の中に設けられる仕切りに当接する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の植木鉢ホルダ。
  8. 前記箱への装填状態で前記各外側面部の下端が前記箱の内部底面又は前記植木鉢ホルダの前記底面部に当接する、請求項7に記載の植木鉢ホルダ。
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