JP3208408U - ハイヒール専用インソール - Google Patents
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Abstract
【課題】美観と実用の二大要求を達成するハイヒール専用インソールを提供する。【解決手段】人体工学に対応し、モールド内にPUを直接注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールであって、第一厚みaを備えるインソールベース1と第二厚みbを備えるフットベッド2とが層状に重なり構成される。上層に位置するフットベッド2の形状は足裏に相同で、大きさは足の中足骨から足の踵骨までの区域に等しい。しかも、フットベッドの第二厚みbはインソールベースの第一厚みaより大きく、厚みが比較的薄いインソールベース1により、見た目の美しさを維持し、厚くてしっかりしたフットベッド2により、十分なサポートを提供し足裏を支える。【選択図】図2
Description
本考案はインソールに関し、特に人体工学に対応し、モールド内にPUを直接注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールに関する。
申請人は、靴類商品の専門製造業者である。市場に見られる女性用ハイヒールの設計の多くが、流行やデザインのみを重視し、快適性に関する設計が考慮されていないことで、多くの女性が、ハイヒール着用により足に病変を抱えていることに2008年気づいた。その原因を探究した結果、ハイヒールを着用した時には、姿勢が変わり、体重の分布が前方へと傾き、足指部と甲部に大きな尖端圧力がかかり、体重を分散して支えらえないことにあると分かった。
上記の問題に鑑み、申請人は特許文献1に開示する「靴のヒール高度に従いサポート曲率を機能的に調整できる靴のミッドソール」を開発した。該構造は、中足骨位置に対応させて第一サポート部を設置し、踵骨前縁と中足骨後縁との間に対応させて、第二サポート部を設置する。第二サポート部の底部には、横方向に若干の溝槽を設置し、溝槽の開口幅を、靴のヒール高度に反比例させることで、足部に対するサポート曲率を機能的に調整する。
特許文献1はまた、ハイヒール専用インソール構造を開示する。該インソールは、内足弓位置を、上向きの弧状曲面に成型し、外足弓位置も、上向きの弧状曲面に成型する。内足弓と外足弓との間の足弓は、縦方向に上向きの弧状曲面に成型し、横方向に上向きの弧状曲面に成型する。インソールの後段中央位置には、吸震孔を陥没形成し、インソール前段の上端面には、滑り止め部を設置し、足部の前方への滑りを防止し、足指が圧迫を受けて変形しないようにする。
現行のハイヒール用インソールの一つ目の共通の問題は、インソールの厚みが、良好なサポート性を提供するには不十分だということである。それは、インソールが厚すぎれば、ハイヒールの見た目の美しさに影響を及ぼすことに原因がある。さらに、現行のハイヒール用インソールの多くはスポンジ、ラテックス、PORONを材質とするが、これが二つ目の共通の問題としてサポート性不足を招いている。例えば、スポンジ製のインソールは、材質が柔軟だが、長く使用すると窪んで変形し易く、反発力が十分でない。ラテックス製のインソール材質も柔軟で、足を入れると快適に感じられるが、同様に耐久性が低く、長く使用すると窪んで変形し、反発力が十分でない。PORON製のインソールは、耐久性では上記のスポンジとラテックス製のインソールより優れているが、3D立体曲率(足弓部位の厚みを増すなど)に成型しようとするなら、二次加工のプロセスに時間も労力もかかり、しかも成型後の見た目が良くない。
PUをモールド内に注入し発泡させて一体成型するインソールは、前記のスポンジ、ラテックス、PORONを材質として製造するインソールに比べて良好なサポート性を備え、くぼみにくく、反発力と立体曲率の面で優れている。しかし、成型に厚みの制限があるため、PU発泡が不完全で硬度の差が大きいという欠点がある。
前記先行技術のPUをモールド内に注入し発泡させて一体成型するインソールは、スポンジ、ラテックス、PORONを材質として製造するインソールに比べて良好なサポート性を備え、くぼみにくく、反発力と立体曲率の面で優れているが、成型に厚みの制限があるため、PU発泡が不完全で硬度の差が大きいという欠点がある。
本考案は人体工学に対応しモールド内にPUを直接注入して発泡させ一体成型することで、二次加工の煩雑なプロセスを省き、足を入れると快適に感じられ、陥没変形しにくく、サポート性と反発力に優れたハイヒール専用インソールに関する。
本考案によるハイヒール専用インソールは、人体工学に対応し、モールド内にPUを直接注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールで、第一厚みを備えるインソールベースと第二厚みを備えるフットベッドとが層状に重なり構成される。上層に位置するフットベッドの形状は足裏に相同で、該フットベッドの大きさは、足の中足骨から足の踵骨までの区域に等しい。しかも、該フットベッドの第二厚みは、該インソールベースの第一厚みより厚く、厚みが比較的薄いインソールベースにより、見た目の美しさを維持し、厚くてしっかりしたフットベッドにより、十分なサポートを提供し、足裏を支え、美観と実用の二大要求を達成する。
該インソールの先端から該インソールの足弓までは、水平線上に位置するが、インソールの足弓からインソールの末端までは、上方へと持ち上がり水平線より高く、これにより体重が前の方にかかり生じる圧力を分散する。
該フットベッドは、足裏の前の方の中足骨に対応する区域には、滑り止めエリアブロックを一体成型する。
該インソール底部には、多数の溝槽を有し、該インソール底部は、足裏の前の方に対応する区域に、格子型溝槽を有し、該インソール底部は、足弓に対応する区域に、横方向溝槽を有し、これによりインソールの柔軟弾性を高める。
本考案のハイヒール専用インソールは、人体工学に対応しモールド内にPUを直接注入して発泡させ一体成型することで、二次加工の煩雑なプロセスを省き、足を入れると快適に感じられ、陥没変形しにくく、サポート性と反発力に優れている。
[実施例1]
本考案一実施形態の構造模式図である図1〜図8に示す通り、PUをモールドに注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールは、第一厚みaを備えるインソールベース1、及び第二厚みbを備えるフットベッド2が層状に重なり構成される。上層に位置するフットベッドの形状は足裏に相同で、フットベッドの大きさは、足の中足骨から足の踵骨までの区域に等しい。しかも、フットベッドの第二厚みbは、インソールベースの第一厚みaより大きく、厚みが比較的薄いインソールベース1により、見た目の美しさを維持し、厚くてしっかりしたフットベッド2により、十分なサポートを提供し、足裏を支え、美観と実用の二大要求を達成する。
本考案一実施形態の構造模式図である図1〜図8に示す通り、PUをモールドに注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールは、第一厚みaを備えるインソールベース1、及び第二厚みbを備えるフットベッド2が層状に重なり構成される。上層に位置するフットベッドの形状は足裏に相同で、フットベッドの大きさは、足の中足骨から足の踵骨までの区域に等しい。しかも、フットベッドの第二厚みbは、インソールベースの第一厚みaより大きく、厚みが比較的薄いインソールベース1により、見た目の美しさを維持し、厚くてしっかりしたフットベッド2により、十分なサポートを提供し、足裏を支え、美観と実用の二大要求を達成する。
インソールベース1とフットベッド2の二者が鄰接する周辺には、緩衝溝槽16を有する。厚みが比較的大きいフットベッド2は圧迫されると、自然に周辺へと拡張し、溝槽16の所在位置は、フットベッド2が圧を受けて外へと拡張する際の緩衝空間となる。
インソールの先端11からインソールの足弓12までは、水平線Lに位置するが、インソールの足弓12からインソールの末端13までは、上方へと持ち上がり水平線Lより高く、これにより体重が前の方にかかり生じる圧力を分散する。
フットベッドは、中足骨に対応し、滑り止めエリアブロック21を一体成型する。本実施形態では、滑り止めエリアブロックは、立体的な花の図案である。立体図案は、深いところと浅いところとを有し、深いところと浅いところとの間には、同様に溝槽211を設置し、独立ポケットコイルに類似した吸震緩衝機能を発揮する。
インソール底部は、足裏前の方のエリアブロックに対応し、格子型溝槽14を有し、足弓エリアブロックに対応し、横方向溝槽15を有する。これにより、インソールに柔軟弾性を提供し、歩行時の快適性が増強される。
上記のように、本考案が提供するハイヒール専用インソールは、人体工学及び歩行力学に適合した多数の立体曲面を有する。PUをモールドに注入して発泡させ一体成型しないなら、二次加工のプロセスは非常に煩雑なることは疑いもない。けれども、本考案は厚みが薄く見た目の美しさに影響を及ぼさないインソールベースと、厚みが厚く実体的なサポート性を備えるフットベッドとを結合させることで、インソールの厚みは十分となり、PU発泡に必要な厚みを備えられるため、発泡不足による問題が発生することはない。この他、PUをインソールのモールドに注入して発泡させ一体成型すると同時に、インソール布或いはインソール皮とインソールとを一緒に成型すれば、粘着接合のプロセスが省け、或いはインソールの立体図案が接着しにくいという問題を回避することができる。
前述した本考案の実施形態は本考案を限定するものではなく、よって、本考案により保護される範囲は後述される実用新案登録請求の範囲を基準とする。
1 インソールベース
11 先端
12 足弓
13 末端
14 格子型溝槽
15 横方向溝槽
16 緩衝溝槽
2 フットベッド
21 滑り止めエリアブロック
211 緩衝溝槽
a 第一厚み
b 第二厚み
L 水平線
11 先端
12 足弓
13 末端
14 格子型溝槽
15 横方向溝槽
16 緩衝溝槽
2 フットベッド
21 滑り止めエリアブロック
211 緩衝溝槽
a 第一厚み
b 第二厚み
L 水平線
[実施例1]
本考案一実施形態の構造模式図である図1〜図8に示す通り、PUをモールドに注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールは、第一厚みaを備えるインソールベース1、及び第二厚みbを備えるフットベッド2が層状に重なり構成される。上層に位置するフットベッドの形状は足裏に相似で、フットベッドの大きさは、足の中足骨から足の踵骨までの区域に等しい。しかも、フットベッドの第二厚みbは、インソールベースの第一厚みaより大きく、厚みが比較的薄いインソールベース1により、見た目の美しさを維持し、厚くてしっかりしたフットベッド2により、十分なサポートを提供し、足裏を支え、美観と実用の二大要求を達成する。
本考案一実施形態の構造模式図である図1〜図8に示す通り、PUをモールドに注入して発泡させ一体成型するハイヒール専用インソールは、第一厚みaを備えるインソールベース1、及び第二厚みbを備えるフットベッド2が層状に重なり構成される。上層に位置するフットベッドの形状は足裏に相似で、フットベッドの大きさは、足の中足骨から足の踵骨までの区域に等しい。しかも、フットベッドの第二厚みbは、インソールベースの第一厚みaより大きく、厚みが比較的薄いインソールベース1により、見た目の美しさを維持し、厚くてしっかりしたフットベッド2により、十分なサポートを提供し、足裏を支え、美観と実用の二大要求を達成する。
Claims (10)
- PU発泡により一体成型するハイヒール専用インソールであって、第一厚みを備えるインソールベースと第二厚みを備えるフットベッドとが層状に重なり構成され、
前記上層に位置するフットベッドの形状は、足裏に騒動で、しかも大きさは足の中足骨から足の踵骨までの区域に相当することを特徴とするハイヒール専用インソール。 - 前記フットベッドの第二厚みは、前記インソールベースの第一厚みより厚いことを特徴とする請求項1に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記インソールベースと前記フットベッドとが隣接する周辺には、緩衝溝槽を有することを特徴とする請求項1に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記インソールの先端からインソールの足弓までは、水平線上に位置するが、前記インソールの足弓からインソールの末端までは、水平線より高いことを特徴とする請求項1に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記フットベッドは、足裏の前の方の中足骨位置に対応し、滑り止めエリアブロックを有することを特徴とする請求項1に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記滑り止めエリアブロックは、立体図案であることを特徴とする請求項5に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記滑り止めエリアブロック立体図案の深いところと浅いところとの間には、溝槽を有することを特徴とする請求項6に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記インソール底部には、多数の溝槽を有することを特徴とする請求項1に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記インソール底部には、足裏の前の方に対応する区域に、格子型溝槽を有することを特徴とする請求項8に記載のハイヒール専用インソール。
- 前記インソール底部には、足弓に対応する区域に、横方向溝槽を有することを特徴とする請求項8に記載のハイヒール専用インソール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003787U JP3208408U (ja) | 2016-08-03 | 2016-08-03 | ハイヒール専用インソール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016003787U JP3208408U (ja) | 2016-08-03 | 2016-08-03 | ハイヒール専用インソール |
Publications (1)
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JP3208408U true JP3208408U (ja) | 2017-01-12 |
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ID=57756014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016003787U Expired - Fee Related JP3208408U (ja) | 2016-08-03 | 2016-08-03 | ハイヒール専用インソール |
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2016
- 2016-08-03 JP JP2016003787U patent/JP3208408U/ja not_active Expired - Fee Related
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