JP3208312U

JP3208312U - 御守携帯ケース

Info

Publication number: JP3208312U
Application number: JP2016005286U
Authority: JP
Inventors: 敏之古田
Original assignee: 有限会社長浜ユニフォーム
Priority date: 2016-10-15
Filing date: 2016-10-15
Publication date: 2017-01-05
Anticipated expiration: 2026-10-15

Abstract

【課題】御守を容易に持ち運ぶ際に邪魔にならず、持ち運びには収納される場所に確実に支持でき、破損した際にも容易に対応できる御守携帯ケースを提供する。【解決手段】御守携帯ケースは、御守１を収納する専用の大きさの生地袋で出来た第一収納部２と背面に第二収納部３を有する収納本体を備え、第二収納部に収納可能なクリップ５が設けられたクリップ板部６を収納するものである。クリップ板部を備えることで、いつでもどこでも身に着けて携帯でき、心の安心に寄与することができる。クリップ板部には、お願い事を書き込むことが出来るシールを貼りつけることができる。【選択図】図１

Description

本考案は、神社、寺における授与品である御守の携帯ケースに関するものである。

日本においては古来より神社、寺において御守が授与されている。個人が暮らしの中で願うさまざまな願望を買い求めた御守に願いを込めるのである。人が御守を持ち歩く場合一般的に保管する場所は鞄であったり、財布であったり、カードケースであったりと他の物と一緒に保管して所持する場合が多い。

特開２０００−１７５８０５号公報実用新案登録第３１５９７７８号公報

人々がかなえたいと思う願望は心の中にある。そのため、御守を他の物入れの中に一緒に保管することは、願いが叶うよう折角買い求めた御守を粗末に扱うことになり心の安定に願望達成に寄与しにくくなると考えられる。従来の特許文献１、２は、共に車両内部に取り付けるものであり、特許文献１では吸盤にて、特許文献２では支持部材にて車両内部の所定の位置に取り付けるものである。特許文献１では、吸盤はお守りなどの小物の裏面に接合される板部に設けられた回転支持部に回転自在に連結される吸盤連結部に連結されているものであり、吸盤で取り付けるために取付け位置が限定されるものであって、人が持ち運ぶ際には吸盤等自体が邪魔になるものであり、また、特許文献２では、支持部材は透明のケース部材の背面に回転自在に固定支持されており、特許文献１と同様に人が持ち運ぶ際には支持部材自体が邪魔になるものである。そして、特許文献１の吸盤連結部や吸盤が破損した場合、特許文献２の支持部材が破損した場合には、お守りなどの小物用支持具自体やケース部材自体の取り替えする必要があるという問題を有する。

本考案は、上述した課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、御守を容易に持ち運ぶ際に邪魔にならず、持ち運びには収納される場所に確実に支持でき、破損した際にも容易に対応できる御守携帯ケースを提供することである。

本考案の請求項１は、第一収納部と第二収納部とを表裏に有する収納本体と、上方にクリップを有するクリップ板部と、を備え、前記第一収納部に御守が収納可能となり、前記第二収納部に前記クリップ板が前記クリップ部を外側に位置するように収納可能となることを特徴とする。

本考案の請求項２はクリップ板部の大きさが第二収納部の収納部分の大きさと略一致することを特徴とし、また、本考案の請求項３は第一収納部にはフラップを備えてなることを特徴とし、そして本考案の請求項４は第一収納部には複数の御守が収納可能な大きさであることを特徴とする。

本考案の請求項１では、収納本体とクリップ板部で構成されているため、持ち運びが容易にできるものであり、ポケット等に御守携帯ケースを挿入したとき等にはクリップにて保持されて落ちず、失うことを防ぐことができ、いつでもどこでもでも身に着けて携帯でき、また、クリップ板部が第二収納部に収容された収納された状態で、御守携帯ケース自体がほぼ平面状態を保つことになり、ポケット等にケースを挿入したとき等に御守自体が曲げられたりせずに保護されることができる。クリップ板部が破損したとしても容易に取り替えることができる。そして、御守専用ケースにて御守を保管し大切に取り扱うことができ、大事な場面で、信仰信を高め願望達成に寄与することができるものである。

本考案の請求項２では、クリップ板部の大きさが第二収納部の収納部分の大きさと略一致するので、クリップ板部が第二収納部に収容された収納された状態で、御守携帯ケース自体がほぼ平面状態を保つことになり、更に、御守自体が曲げられたりせずに保護されることができる。

本考案の請求項３では、御守を収納する第一収納部にフラップがあるので、御守が飛び出さないものである。

本考案の請求項４では、第一収納部に複数の御守を一度に収容できるため、まとめて持ち運べることができる。

本考案の一実施例における御守携帯ケースの全体を示す斜視図である。図１の本考案の実施例の背面部を示す正面図である。本考案の一実施例の側面図である。本考案の一実施例のクリップ板部を第二収納部に収納する前の状態を示す斜視図である。本考案の一実施例の各構成部品を分解した斜視図である。

図面を参照して、本考案の御守携帯ケースに係る実施の形態例を詳細に説明する。

本考案の御守携帯ケースは、収納本体とクリップ板部６で構成されており、図に示されるように、収納本体は、上方が開口する第一収納部２と第二収納部３とを表裏に形成する。第一収納部２には御守１が収納可能であり、第二収納部３にはクリップ板部６が脱着自在に収納可能なものである。クリップ板部６の上方にはクリップ５が形成されており、クリップ板部６を第二収納部３に収納したときに、このクリップ５が第二収納部３の外側に位置する。クリップ板部６の大きさは第二収納部３の収納部分とほぼ同じ大きさであり、クリップ板部６を第二収納部３に収納した際に、収納本体全体がほぼ平面状態を保つものである。

御守携帯ケースを衣服のポケットに挿入した際には、クリップ５がポケットの外布を挟み込むように保持して、御守携帯ケースがポケットから飛び出さないようになっている。

収納本体の第一収納部２には、その開口部分を塞ぐようにフラップ４が取り付けられており、フラップ４の内側と第一収納部２の外側上部に、それぞれ面ファスナー９、９ａが設けられて、面ファスナー９、９ａにて留める構造となっており、留めた状態で、フラップ４により御守１が飛び出さないようになっている。また、第一収納部２の大きさを複数の御守を一度に収容できる大きさにすれば、御守がまとめて持ち運べることができるものとなる。

クリップ板部６がプラスチック板で形成されている場合は、マーカーペンなどで「お願い事」を書き込むこともできるものとなる。また、クリップ板部６には「お願い事」が書ける祈願シール１３を貼ることもできる。この場合、御守１と祈願シール１３とで表裏一体とした使い方をすることができ、個々の願望達成に寄与することが期待できる。

具体的な実施例としては、収納本体は、縦１１．５ｃｍ、横７ｃｍ、厚さ４ｍｍ程度の大きさを有しており、収納本体は織物の布地で形成されている。図５のように、収納本体は、表生地７．７ａ、裏生地８、８ｂ、及び接着芯１１を組み合わせて形成されており、底辺の角部にコーナー金具１２、１２を外方から配設して、デザイン上美しく仕上げることができ、底辺角部を補強している。クリップ板部は、縦１０ｃｍ、横６．４ｃｍ、厚さ２ｍｍ程度の大きさを有しているプラスチック板で形成されている。

老若男女を問わず、個人の持ち物として御守携帯ケースとして利便性が高く、広く流通が期待できる。また、御守だけでなく、個人として持ち運びたい小物を収容することもできるものである。

１御守
２第一収納部
３第二収納部
４フラップ
５クリップ
６クリップ板部
７表生地
７ａ表生地
８裏生地
８ｂ裏生地
９面ファスナー
９ａ面ファスナー
１１接着芯
１２コーナー金具
１３お願い事祈願シール

Claims

第一収納部と第二収納部とを表裏に有する収納本体と、上方にクリップを有するクリップ板部と、を備え、
前記第一収納部に御守が収納可能となり、前記第二収納部に前記クリップ板が前記クリップ部を外側に位置するように収納可能となることを特徴とする御守携帯ケース。
前記クリップ板の大きさが前記第二収納部の大きさと略一致することを特徴とする請求項１記載の御守携帯ケース。
前記第一収納部にはフラップを備えてなることを特徴とする請求項１乃至２記載の御守携帯ケース。
前記第一収納部には複数の御守が収納可能な大きさであることを特徴とする請求項１乃至３記載の御守携帯ケース。