JP3208290U - エクササイズバイクの機能を有する椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】エクササイズバイクの機能を有する椅子を提供する。【解決手段】椅子10、椅子に取り付ける摺動ユニット及びペダリングユニットから構成される。当該摺動ユニットは椅子の下方に設置し、フレーム21、可動フレーム22及び二組のスライドレール23を有する。この可動フレームはフレームの中に設ける。また、フレームと可動フレームとの向き合う両側面の間に、それぞれ一組のスライドレールが設置される。可動フレームは摺動の構造により、フレームの内外に出入ることができる。ペダル34を漕ぐユニットは可動フレームに設けられる。主に、本体32に、回転部33が設けられる。回転部の両側に、伝動ロッド331が取り付けられる。各伝動ロッドの外端に設けたペダルにより、使用者は両足を二枚のペダルに置いて、回転させてこぐことが可能となる。したがって、ペダリングユニットを摺動ユニットに取り付ける構造設計により、椅子の使用機能を達成する。使用者が家で健康運動できる利便性を提供する。【選択図】図1

Description

本考案は椅子に関し、特に、両足でペダルをこぐ運動が提供できるマルチファンクションの椅子に関するものである。
に関する。
現代の人は仕事が忙しいので、暇がなくて健康のために運動をする余裕もない。こんな状況の結果、体の広範な部位に筋肉痛、筋肉疲労が生じる。特に、長い時間、事務所で椅子に腰掛けているサラリーマンにとって、仕事の性質や有限的な活動空間などの影響で、下半身の疲労が累積しやすい。適度に運動しないと、体の新陳代謝、血液循環などの機能も段々老化する。また、高齢者は体の自由が利かないため、両脚及び下半身も適切な運動がなされず、筋力不足にもなる。
従来の自転車のフライホイール運動器材は高齢者にふさわしくないうえ、運動器材の操作、使用も高齢者の体にとって、大きな負担であると言える。そのため、エアロバイクの機能を有するマルチファンクションの家庭用椅子をどう設計するかが業者の考えるべき事項となる。
本案の主な目的はエアロバイクの機能を有する椅子を提供することにある。使用者は両足で二枚のペダルをこぐ運動が可能となる。使用者が家で健康運動できる利便性を提供すると同時に、使用が簡単且つ便利で、収納し易い。
本案のもう一つの目的は椅子に運動機能を付加したい場合に、モジュールの補強可能な構造を有していることで、椅子の構造強度を向上すると同時に、部材の組立も便利になる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本案のエアロバイクの機能を有する椅子の構造は椅子、椅子に取り付ける摺動ユニット及びペダリングユニットを含む。当該摺動ユニットは椅子の下方に取り付けられ、フレーム、可動フレーム及び二組のスライドレールから構成される。フレームは四方形の構造を呈し、上縁が椅子の椅子座に固着されている。可動フレームはフレームの中に設けられ、且つフレームと可動フレームとの向き合う両側面に、それぞれ一組のスライドレールが設置されている。可動フレームは摺動の構造により、フレームの内外に出入ることができる。ペダルを漕ぐユニットは可動フレームに設けられる。主に、可動フレームに固定されている台座、前記台座に設けられている本体、本体に設けられた回転部、回転部の両側に設けられた二本のペダルからなる。こういう形により、使用者は両足を二本のペダルに置いて、回転させてこぐことが可能となる。また、台座の上で本体を移動させることで、回転部の高低が調整できる。
したがって、摺動ユニットの四方形フレームに介するモジュール化構造として椅子の下方に固定され、ペダルを漕ぐユニットを摺動ユニットに取り付けるという構造設計により、使用者は健康のために、いつも便利に足でペダルをこぐ運動をすることができる。また、使用時または収納時に、スペースも広く占めないと同時に、椅子が大きな構造強度で、運動の揺れも耐えるために、家庭生活の環境にとても適切となる。
本案の立体構造図である。 本案の立体分解図である。 本案のもう一つの立体構造図である。 本案のペダリングユニットの立体分解図である。 本案により、ペダリングユニットの使用状態を示す平面図である。 本案により、ペダリングユニットの調整を示す説明図である。
図1〜図6を参照されたい。本案のエアロバイクの機能を有する椅子の構造は、椅子(10)、椅子(10)に取り付けられた摺動ユニット(20)及びペダリングユニット(30)を含む。
椅子(10)は家庭用椅子で、椅子座(11)、背もたれ(12)及び椅子座(11)の両側にある椅子枠(13)からなる。二つの椅子枠(13)の間に、収容空間(14)を有し、摺動ユニット(20)を設置する。
摺動ユニット(20)は椅子の下方に取り付けられ、フレーム(21)、可動フレーム(22)、二組のスライドレール(23)及び位置決め装置(24)から構成される。フレーム(21)は四方形の構造を呈し、上縁を椅子の椅子座(11)の底部に固着し、両側を対応する椅子枠(13)に固定する。可動フレーム(22)はフレーム(21)の中に設けられ、且つ底部に若干個のホイール(25)がある。そのため、可動フレーム(22)が摺動して位置が移動できる。また、二組のスライドレール(23)はフレーム(21)と可動フレーム(22)との向き合う両側面に設置される。可動フレーム(22)は摺動の構造により、フレーム(21)の内外に出入ることができる。
可動フレーム(22)の片側に固着するスライドレール(23)の内面には、位置決め板(26)を固定する。位置決め板(26)はL字形を呈する。その上縁の板表面はスライドレール(23)の上方に凸設する。板表面には、若干個の位置決め孔(261)が形成される。また、位置決め装置(24)は受け板(27)により、フレーム(21)の一側に設けられる。受け板(27)は一側がフレーム(21)の内面に固定され、他側の板平面には、受け座(271)が設置される。受け座(271)の内縁は中空のねじ孔の構造によって、位置決め装置(24)をねじ込む。
位置決め装置(24)の下端には、位置決めロッド(241)を設ける。その上方に、ボタン(242)を設置する。位置決めロッド(241)の内縁に、スプリング(図示せず)を嵌めることにより、弾性伸縮することができる。ボタン(242)を押すと、位置決めロッド(241)が外向きに突き出すか内向きに縮むかが制御できる。位置決めロッド(241)は外向きに突き出す場合、位置決め板(26)の対応する位置決め孔(261)に挿入することにより、可動フレーム(22)の摺動後の位置を位置決めする。
ペダリングユニット(30)は可動フレーム(22)に設置される。その構成は台座(31)、本体(32)、回転部(33)及びペダル(34)を含む。台座(31)は弧状の構造を呈し、可動フレーム(22)に固着される。その内縁に、収容部(311)を設ける。収容部(311)の両端には、それぞれ耳部(312)を凸設することにより、本体(32)の対応する一端の弧状管(321)を収容するとともに、二つの押しローラー(41)及びカバー(42)で位置決めする。二つの押しローラー(41)はそれぞれボルト(43)で、ナット(44)に合わせて、収容部(311)の両端に枢着し、弧状管(321)の上縁表面に押されて位置決めする。カバー(42)は耳部(312)に対応するような配合構造を呈する。耳部(312)及びカバー(42)の中に、それぞれ、プラスチック材質のスペーサ(45)を設ける。弧状管(321)を二つの耳部(312)に配置してから、若干個のボルト(46)で、ナット(47)にあわせて、カバー(42)を耳部(312)に締め付けることにより、本体(32)を可動の構造として台座(31)に枢着する。
回転部(33)は本体(32)の一端に固定される。その両側には、それぞれ伝動ロッド(331)を取り付ける。二本の伝動ロッド(331)の外端には、二本のペダル(34)を取り付けることにより、使用者が両脚をペダル(34)に置いて回転するようにペダルをこぐことができる。一方、回転部(33)の外縁に、調整ノブ(35)をねじ込む。調整ノブ(35)の内部が回転部(33)に接触することにより、回転部(33)が回るときの締まり具合を調整する。また、使用者がペダルをこいで回転部(33)を回すとき、本体(32)の移動により、回転部(33)の高低位置を調整する。本体(32)を容易に調整するために、収容部(311)の下方に若干個のボルト(48)で、ナット(49)にあわせて、若干のローラー(37)を枢着する。これにより、弧状管(321)の底部をローラー(37)に配置し、回転部(33)の摺動位置の調整を補って助ける。
弧状管(321)は上縁の管表面に沿って、若干の位置制限孔(322)を形成する。また、台座(31)の中間位置に形成するノッチ(313)により、ベースプレート(38)の上縁をノッチ(313)に置き、その両側を可動フレーム(22)の外側に締め付ける。さらに、ベースプレート(38)に、ねじ孔(381)を設けることにより、位置決め装置(36)を取り付ける。位置決め装置(36)の上方に、ボタン(361)を設ける。下端の内縁に、伸縮できる位置制限ロッド(362)を備え付ける。位置制限ロッド(362)の位置はそれら位置制限孔(322)の上方にある。ボタン(361)を押すと、位置制限ロッド(362)が外向きに突き出すまたは内向きに縮むのを制御することができる。位置制限ロッド(362)は外向きに突き出す場合、対応する一つの制限孔(322)に挿入することができる。これにより、回転部(33)の調整後の位置を制限して位置決めが可能となる。回転部(33)を再調整したい場合、再度、ボタン(361)を押して、位置制限ロッド(362)を内向きに縮めさせるとよい。
図5、図6を参照されたい。本案の構造を使う場合、ペダリングユニット(20)を椅子(10)の下方から引き出し、両脚を二つのペダル(26)に置くと、ペダルを回すようにこぐことができる。これは簡単だけではなくて快適かつ利便である。また、使用のとき、本体(32)を移動し、回転部(33)の高低を調整し、最高90度まで調整できる。同時に、背もたれ(12)が水平0度の位置まで調整できる。したがって、違う使用形態を呈し、使用者によって、身長、足の長さが違っても使える。使い終わってから、単にペダリングユニット(20)を収容空間(14)に押し入れればよい。使用時、収納時に、空間も広く占めないために、一般家庭の生活環境にとても適切であるといえる。また、摺動ユニット(20)はフレーム(21)、ペダリングユニット(30)を結合してから、フレーム(21)を椅子(10)の下方に固定することにより、椅子(10)の構造強度を補強するだけではなく、モジュール構造のように、ペダリングユニット(30)と椅子(10)を結合することも生産作業効率を向上させる。
椅子(10) 椅子座(11)
背もたれ(12) 椅子枠(13)
収容空間(14) 摺動ユニット(20)
フレーム(21) 可動フレーム(22)
スライドレール(23) 位置決め装置(24)
位置決めロッド(241) ボタン(242)
ホイール(25) 位置決め板(26)
位置決め穴(261) 受け板(27)
受け座(271) ペダリングユニット(30)
台座(31) 収容部(311)
耳部(312) ノッチ(313)
本体(32) 弧状管(321)
位置制限孔(322) 回転部(33)
伝動ロッド(331) ペダル(34)
調整ノブ(35) 位置制限装置(36)
ボタン(361) 位置制限ロッド(362)
ローラー(37) ベースプレート(38)
ねじ孔(381) 押しローラー(41)
カバー(42) ボルト(43)
ナット(44) スペーサ(45)
ボルト(46) ナット(47)
ボルト(48) ナット(49)

Claims (8)

  1. エアロバイクの機能を有する椅子において、椅子、摺動ユニット及びペダリングユニットを含み、当該スライドユニットは椅子の下方の収容空間に設置され、フレーム、可動フレーム、二組のスライドレールを有し、可動フレームはフレームの中に設けられ、フレームと可動フレームとの向き合う両側面の間に、それぞれ一組のスライドレールが設置され、可動フレームは摺動の構造により、フレームの内外に出入ることができ、ペダリングユニットは可動フレームに設けられ、使用者の足の運動が可能な構造の設計を有することにより、使用者が椅子に座るとき、便利に、足の運動を行うことができることを特徴するエアロバイクの機能を有する椅子。
  2. 前記の可動フレームの底部に、若干個のホイールが設けられ、ペダリングユニットが利便に位置を摺動することを特徴とする請求項1に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
  3. 前記のペダリングユニットがフレームに設けられているとき、前記可動フレームに台座が固定され、台座に、本体が取り付けられ、本体に回転部が設けられ、回転部の両側に、伝動ロッドが取り付けられ、各伝動ロッドの外端に設けられたペダルにより、使用者が両足を二本ペダルに置いて、回転させてこぐことが可能となることを特徴とする請求項1に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
  4. 前記回転部の外縁に、調整ノブをねじ込み、調整ノブの内部が回転部に接触することにより、回転部が回るときの締まり具合を調整することを特徴とする請求項3に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
  5. 前記台座は弧状の構造を呈し、その内縁に、収容部が設けられることにより本体の対応する一端の弧状管を収容し、且つ二つの押しローラーで位置決めされ、二つの押しローラーはそれぞれボルトで、ナットに合わせて、収容部の両端に枢着し、弧状管の上縁表面に押されて位置決めをすることにより、本体を摺動できる構造として台座に取り付け、本体を移動すると、回転部の高低を調整し、弧状管の上縁の管表面に沿って、若干個の位置制限孔が形成され、可動フレームが弧状管に対応する中間の上方位置に、位置決め装置が取り付けられ、位置決め装置の下端には、伸縮できる位置制限ロッドが設けられ、上方には、ボタンが設けられ、ボタンを押すと、位置制限ロッドが外向きに突き出すまたは内向きに縮むことを制御することができ、位置制限ロッドが外向きに突き出す場合、対応する一つの制限孔に挿入することにより、回転部の調整後の位置を制限して位置決めをすることを特徴とする請求項3に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
  6. 前記弧状管が台座の収容部に設けられているとき、収容部は下方に、ボルトで、ナットに合わせて、若干個のローラーを枢着することにより、弧状管の底部をローラーの上に置くと、本体の摺動位置が調整できることを特徴とする請求項5に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
  7. 前記の収容部の両端には、それぞれ耳部が凸設され、各耳部の上縁に、対応する構造のカバーが設置され、耳部及びカバーの中に、それぞれ、スペーサが設けられ、弧状管を二つの耳部に配置してから、若干のボルトで、ナットにあわせて、カバーを耳部に締め付けることにより、弧状管の位置決めをすることを特徴とする請求項5に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
  8. 前記可動フレームの片側に固着されているスライドレールの内面には、位置決め板が固定され、位置決め板の上縁の板表面はスライドレールの上方に凸設され、板表面には、若干個の位置決め孔が形成され、フレームが位置決め板に対応する一側には、位置決め装置が設けられ、位置決め装置の下端には、位置決めロッドが設けられ、その上方に、ボタンが設置され、ボタンを押すと、位置決めロッドが外向きに突き出すか内向きに縮むかが制御でき、位置決めロッドは外向きに突き出す場合、位置決め板の対応する位置決め孔に挿入することにより、可動フレームの摺動後の位置を決めることを特徴とする請求項1に記載のエアロバイクの機能を有する椅子。
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