JP3207516B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP3207516B2
JP3207516B2 JP14995692A JP14995692A JP3207516B2 JP 3207516 B2 JP3207516 B2 JP 3207516B2 JP 14995692 A JP14995692 A JP 14995692A JP 14995692 A JP14995692 A JP 14995692A JP 3207516 B2 JP3207516 B2 JP 3207516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主変速機と副変速機と
から構成された自動変速機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機、例えば自動車用自動変速機
は一般に、多段変速歯車機構と油圧式の摩擦要素とを備
えて、摩擦要素の作動状態すなわち締結と締結解除とを
切換えて、多段変速歯車機構の動力伝達経路を切換える
ことにより変速が行なわれる。
【0003】ところで、最近の自動変速機においては多
段化が進んでおり、このため特開昭61−99745号
公報に示すように、自動変速機を、主変速機と副変速機
とから構成して、主変速機と副変速機とを同時または交
互に切換えるすなわち変速するものが開示されている。
この主変速機と副変速機は共に、多段変速歯車機構と油
圧式の摩擦要素とから構成され得る。
【0004】自動変速機を主変速機と副変速機とから構
成した場合、自動変速機全体として特定の変速を得る
際、例えば2速から3速への変速時に、主変速機と副変
速機とを共に変速させる必要を生じる場合がある。この
ような同時変速のときは、主変速機のみの変速による変
速の場合、あるいは副変速機のみの変速による変速の場
合に比して、変速ショックが問題となり易い。このよう
な問題は特に、主変速機の変速方向と副変速機の変速方
向とが互いに逆方向となるとき(一方がシフトアップで
他方がシフトダウンのとき)に顕著となる。
【0005】このため前記公報には、主変速機と副変速
機とを同時に切換えて所定の変速を行なううときは、主
変速機の変速終了よりも先に副変速機を変速終了させ
て、すなわち副変速機の変速終了が主変速機の変速終了
よりも少なくとも遅くならないようにして、変速ショッ
クを防止することも開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、主変速機と
副変速機との同時切換えによる変速の場合、変速ショッ
ク防止の観点から、主変速機と副変速機とを所定の関係
となるように関連ずけながら変速制御することが考えら
れる。このため、本出願人は、副変速機のギア比進度が
主変速機のギア比進度に応じて設定される目標ギア比進
度に追従するように当該副変速機をフィ−ドバック制御
するものを開発した。
【0007】上述のように、副変速機を、主変速機のギ
ア比進度に応じて設定される目標ギア比進度に追従する
ようにフィ−ドバック制御することにより、副変速機の
ギア比進度を最適設定して変速ショック防止上有利とな
るばかりでなく、主変速機のギア比進度が100%(変
速完了)となる前に目標ギア比進度が100%となるよ
うに設定するという極めて簡単な手法により、副変速機
の変速終了を主変速機の変速終了よりも少なくとも遅く
ならないようにすることができる。
【0008】しかしながら、上述のように副変速機をフ
ィ−ドバック制御する場合、このフィ−ドバック制御そ
のものに起因して少なからずトルク変動を生じてしまう
ということが判明した。すなわち、副変速機のギア比進
度の進行速度がフィ−ドバック制御によって速くなった
り遅くなったりするが、この進行速度が変動することに
より、副変速機の回転系のイナ−シャ放出度合(副変速
機のシフトアップ時)あるいはイナ−シャ吸収度合(副
変速機のシフトダウン時)が変動し易く、これがトルク
変動を生じる原因となる。
【0009】本発明の目的は、副変速機を主変速機のギ
ア比進度に応じて設定される目標ギア比進度に追従する
ようにフィ−ドバック制御するものを前提として、この
フィ−ドバック制御そのものに起因するトルク変動を効
果的に防止し得るようにした自動変速機の変速制御装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、主変速機と該主変速機から動力伝達を受ける副変
速機とを備え、少なくとも特定の変速を該主変速機と副
変速機とを共に変速させることによって行なうようにし
た自動変速機において、前記特定の変速時に、前記副変
速機のギア比進度が前記主変速機のギア比進度に応じて
設定される所定の目標ギア比進度に追従するように該副
変速機をフィ−ドバック制御するフィ−ドバック制御手
段と、前記主変速機の入力回転数の変化率を検出する回
転変化率検出手段と、前記回転変化率検出手段で検出さ
れる回転変化率に応じて、前記副変速機のギア比進度の
進行速度を補正する補正手段と、を備えた構成としてあ
る。
【0011】前記補正手段による補正は、前記回転変化
率検出手段で検出される回転変化率が所定範囲外になっ
たときにのみ行なうことができる。
【0012】前記補正手段による補正を、前記フィ−ド
バック制御手段による制御を中止して、前記副変速機を
そのギア比進度が滑らかに変化するようにフィ−ドフォ
ワ−ド制御することによって行なうことができる。
【0013】前記回転変化率検出手段で検出される回転
変化率が前記所定範囲内に復帰したときに、前記フィ−
ドバック制御手段によるフィ−ドバック制御を復帰する
ことができる。
【0014】前記補正手段による補正を、前記フィ−ド
バック制御手段の制御ゲインを変更することにより行な
うことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、副変速機の変速制御を
主変速機の変速進行状態を示すギア比進度と関連づけつ
つフィ−ドバック制御を行なうので、変速制御全体とし
てより適切化されて、変速ショックを効果的に防止する
ことができる。
【0016】また、フィ−ドバック制御に起因して生じ
ようとするトルク変動が、他の要因をも含めて総合的に
変速機の入力回転数の変化率にあらわれる点を考慮し
て、この入力回転変化率に応じて副変速機のギア比進度
の進行速度を補正するので、全体としてトルク変動を効
果的に防止することができる。
【0017】請求項2に記載したような構成とすること
により、フィ−ドバック制御が良好に行なわれてトルク
変動を生じないあるいは生じたとしても無視できるよう
なときは、補正手段による補正を禁止して、この補正そ
のものに起因するトルク変動が生じてしまうような事態
を防止する上で好ましいものである。
【0018】請求項3に記載したような構成とすること
により、副変速機のギア比進度進行速度を極めて滑らか
に変化させて、フィ−ドバック制御に起因する好ましく
ないトルク変動を防止する上で好ましいものとなる。
【0019】請求項4に記載したような構成とすること
により、トルク変動が問題とならないような状態になっ
たことをことを確認してフィ−ドバック制御に復帰し
て、変速全体として変速ショックを効果的に防止する上
で好ましいものとなる。
【0020】請求項5に記載したような構成とすること
により、補正手段による補正を簡単に行なうことができ
る。本発明の好ましい態様およびその利点は、以下の実
施例の説明から明らかとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。多段変速歯車機構 図1に図示のように、エンジン1の出力は、トルクコン
バータ2と主変速機3と副変速機4とからなる自動変速
機ATを介して駆動輪ヘ伝達される。図2に図示のよう
に、トルクコンバータ2は、エンジン出力軸1aに結合
されたポンプ20と、ポンプ20に対向状に配設された
タービン21と、ポンプ20とタービン21間に配設さ
れたステータ22とを備えている。このステータ22
は、一方向クラッチ23を介して、自動変速機ATのケ
ース5に一体化された固定軸24上を回転するように構
成してある。前記一方向クラッチ23は、ステータ22
がポンプ20と同一方向ヘ回転するのを許容し、その逆
方向への回転を禁止するものである。
【0022】前記タービン21にはトルクコンバータ2
の出力軸2aが結合され、この出力軸2aとポンプ20
との間にはロックアップクラッチ25が設けられてい
る。ロックアップクラッチ25は、トルクコンバータ2
内を循環する作動油の油圧により常時クラッチ締結方向
(ロックアップ方向)に付勢され、同時に外部から供給
される開放用油圧により開放状態に保持され、この開放
用油圧をドレンすることでエンジン出力軸1aとコンバ
ータ出力軸2aとが直結状にロックアップされるように
構成してある。
【0023】前記主変速機3について説明すると、主変
速機3は、前段遊星歯車機構3Aと後段遊星歯車機構3
Bとを備えており、前段遊星歯車機構3Aは、サンギヤ
30とピニオンギヤ31とリングギヤ32の3つのギヤ
要素と、プラネタリキャリヤ34とで構成してある。後
段遊星歯車機構3Bほ、サンギヤ35とピニオンギヤ3
6とリングギヤ37の3つのギヤ要素と、プラネタリキ
ャリヤ38とで構成してある。前記キャリヤ34とサン
ギヤ35とが結合され、またサンギヤ30とキャリヤ3
8とが結合され、キャリヤ38は、主変速機3の出力軸
3aに結合されている。
【0024】前記コンバータ出力軸2aは、第1クラッ
チK1を介してリングギヤ32と給合されるとともに第
2クラッチK2を介してリングギヤ37と結合されてい
る。前記主変速機3には、ケース5に固定された3つの
ブレーキ、すなわち第1ブレーキB1と、第2ブレーキ
B2と、第3ブレーキB3とを備えている。摩擦締結要
素であるブレーキB1、B2、B3及びクラッチK1、
K2の締結・開放状態の組み合わせによって、前進3
段、後進1段の変速段を達成し得るように構成され、こ
れら以外に、一方向クラッチOWC1、OWC2も設け
られている。
【0025】前記副変速機4について説明すると、副変
速機5は、サンギヤ40とピニオンギヤ41とリングギ
ヤ42の3つのギヤ要素と、プラネタリキャリヤ43と
からなる遊星歯車機構で構成されている。リングギヤ4
2は副変速機4の入力軸4aに結合され、この入力軸4
aは主変速機3の出力軸3aにギヤ44を介して結合さ
れ、またキャリヤ43は副変速機4の出力軸4bに結合
されている。副変速機4は、ケース5に固定されたブレ
ーキBOを備え、このブレーキB0とクラッチKOを介
して、サンギヤ40とリングギヤ42とが結合されてい
る。摩擦締結要素であるブレーキBOとクラッチK0の
締結・開放状態の組み合わせによって高速段(H)と低
速段(L)とを達成し得るように構成され、これら以外
に、一方向クラッチOWCOも設けられている。
【0026】前記自動変速機ATは、ブレーキB1、B
2、B3、B0およびクラッチK1、K2、KOの締結
・開放状態の組み合わせによつて、図3に示すように、
後進1段以外に、前進5段の変速態様を達成可能であ
り、図中○印は締結作動を示す。また、前記前進5段の
変速態様と、主変速機3および副変速機4の変速段と、
ギヤ比との関係は例えば図4に示す通りである。
【0027】油圧回路 次に、前記自動変速機ATの油圧回路の構成について説
明する。図5、図6に図示のように、オイルポンプ(図
示略)で発生したライン圧PLは、ライン圧油路57か
らマニュアルバルブ50に供給されるが、このマニュア
ルバルブ50は、シフトレバーに連結されていて、シフ
トレバーの操作により、ニュートラル位置(N)、パー
キング位置(P)、リバース位置(R)、ドライブ位置
(D)に切り換え可能であり、これらの位置に対応する
ドレン圧、Rレンジ圧、Dレンジ圧、(但し、これらレ
ンジ圧の圧力自体は、ライン圧PL に等しい)を夫々対
応するポートヘ供給するように構成してある。
【0028】前記主変速機3の摩擦締結要素であるブレ
ーキBl、B2、B3および、クラッチK1、K2の油
圧系について説明すると、図5に図示のように、3つの
シフトバルブ51、52、53と2つの圧力制御バルブ
54、55とが設けられ、各シフトバルブ51、52、
53において、スプールに4つのランドが形成され、ス
プールはスプリング58により左方へ付勢されており、
左端部の油室56はON/OFF型ソレノイド弁SOL
A、SOL B、SOL Cを介してライン圧PL が供給され、
これらソレノイド弁がONのときには油室56の油圧が
ドレンされて、シフトバルプ51、52、53は夫々の
上半部に図示の位置となる。また、これらソレノイド弁
がOFFのときには、油室56にライン圧PL が供給さ
れて夫々の下半部に図示の位置となる。
【0029】前記ブレ−キB1には、Dレンジ圧油路6
0から、シフトバルブ52、油路61、シフトバルブ5
3、油路62を介してDレンジ圧を供給可能である。前
記ブレーキB2には、Dレンジ圧油路60から、シフト
バルブ52、油路64、シフトバルブ51、油路65、
シフトバルブ53、油路66を介してDレンジ圧を供給
可能である。また、ブレーキB2には、Rレンジ圧油路
68から、シフトバルブ51、油路69、シフトバルブ
53、油路66を介してRレンジ圧を供給可能である。
前記ブレーキB3には、Dレンジ圧油路60から、シフ
トバルブ51、油路70、圧力制御バルブ55、油路7
1を介してDレンジ圧を供給可能である。前記クラッチ
K1には、ライン圧油路57から、シフトバルブ52、
油路72、シフトバルブ53、油路73、圧力制御バル
ブ54、油路74を介してライン圧PL を供給可能であ
る。前記クラッチK2には、Dレンジ圧油路60から、
油路75を介してDレンジ圧を供給可能である。但し、
図中、符号77、78はオリフィス、×印はドレンボー
トである。
【0030】更に、前記油路62、66、75には、エ
ンジントルクに対応するモジュレータ圧PM を受けるア
キュムレータ63、67、76が夫々接続されている。
前記各圧力制御バルブ54、55において、スプールに
は2つのランドが形成され、スプールはスプリング80
により左方ヘ付勢され、また左端の油室82はオリフィ
ス83を有する油路85を介して出力ポート84に接続
され、スプリング80を収容した油室81にはRed圧
(一定圧)をリニアソレノイド弁86で調圧した制御圧
PC が油路87を介して供給される。この制御圧PC に
より出力ポート84の油圧(ブレーキB3やクラッチK
1ヘ供給する油圧)を制御するように構成してある。但
し、前記圧力制御バルブ54、55は、夫々の入力ポー
トに油圧が供給された時には圧力制御した油圧を出力ポ
ート84に供給し、また夫々の入力ポートの油圧がドレ
ンされた時には出力ポート84の油圧もドレンさせるよ
うに構成してある。
【0031】前記副変速機4の摩擦締結要素であるブレ
ーキBOとクラッチKOの油圧系について説明すると、
図6に図示のように、前記シフトバルブ51、52、5
3と略同様の構成の2つのシフトバルブ90、91が設
けられ、各シフトバルブ90、91において、スプール
はスプリング92により左方へ付勢され、またスプリン
グ収容室はドレンされ、また左端の油室93にはON/
OFF型のソレノイドバルブSOL D、SOL Eを介してラ
イン圧PL を供給可能に構成してある。
【0032】前記ブレーキBOには、ライン圧油路57
から、シフトバルブ90、油路94、シフトバルブ9
1、油路95を介してライン圧PL を供給可能である。
クラッチKOには、ライン圧油路57から、シフトバル
ブ90、油路97、シフトバルブ91、油路98、油路
99を介してライン圧PL を供給可能である。但し、ソ
レノイドバルブSOL Dを0Nにすることで、クラッチK
Oには、ライン圧油路57から、シフトバルブ90、油
路97、シフトバルブ91、リニアソレノイド弁100
が介装された油路101、油路99を介してリニアソレ
ノイド弁100で調圧した油圧を供給可能であり、且つ
ソレノイドバルブSOL D、Eを共にONにすることで、
クラッチKOの油圧を油路101を介してドレンさせる
ことが可能である。尚、図中符号102、103、10
4はオリフィスであり、×印はドレンポ―トであり、前
記油路95には前記モジュレータ圧PM を受けるアキュ
ムレータ96が接続されている。
【0033】前記自動変速機ATに関するレンジ及び変
速段と、シフトバルブ51、52、53、90、91の
位置つまりソレノイド弁SOL A〜SOL EのON、OFF
のソレノイドパターンと、摩擦締結要索(K1、K2、
B1、B2、B3、KO、BO)の締結パターンとの関
係は、図7に図示の通りである。前記主変速機3に関す
る変速段と、ソレノイド弁SOL A〜SOL CのON、OF
Fのソレノイドパターンと、摩擦締結要素(K1、K
2、B1、B2、B3)の締結パターンとの関係は、図
8に図示の通りであり、図中の2速(A)、2速
(B)、3速(A)の変速段は、補肋的な変速段であ
り、またニュートラルレンジ(N)とパーキングレンジ
(P)のときにクラッチK1を締結するのは、走行レン
ジやリバースレンジヘの切り換えの応答牲を高める為で
ある。
【0034】制御系 次に、前記自動変速機ATを制御する為の制御系につい
て説明する。図9に示すように、自動変速機ATを制御
するコントロールユニット120に対して、入力信号と
して、タービン出力軸2aの回転速度を検出する第1セ
ンサ110の検出信号と、主変速機3の出力軸3aの回
転速度を検出する第2センサ11lの検出信号と、副変
速機4の出力軸4bの回転速度を検出する第3センサ1
12の検出信号と、シフトレバー113に設けられた複
数のスイッチで検出される各レンジに対応するシフト信
号と、エンジン1のスロットルバルブの開度を検出する
スロットル開度センサ114からのスロットル開度信号
TVOと、車速センサ115からの車速信号SDと、そ
の他ブレーキスイッチなどからの検出信号が入力され
る。前記第1〜第3センサ110〜112は、例えば電
磁ピックアップ式のセンサであり、図2に図示してあ
る。
【0035】前記コントロールユニット120から、ソ
レノイドバルブSOL A〜SOL Eに対して駆動信号が出力
されるとともに、リニアソレノイド弁86、100、1
16に対して駆動パルス信号が出力される。但し、リニ
アソレノイド弁116は、前記モジュレータ圧を調整す
る為のものである。このコントロールユニット120
は、入力信号を必要に応じてA/D変換するA/D変換
器、複数の波形整形回路、入力出力インターフェース、
マイクロコンピュータ、複数の駆動回路などを備えてお
り、前記マイクロコンピュータのROMには、車速とス
ロットル開度とをパラメータとする一般的な変速マッ
プ、種々の入力信号と変速マップとに基づく変速制御の
制御プログラム(但し、レンジや変速段と対応させた前
記ソレノイドパターンを含む)などが予め入力格納され
ている。但し、前記変速制御の制御プログラムには、後
述の変速制御も含まれるものとする。
【0036】変速制御の概要 次に、変速制御の点について説明するが、実施例では、
2速と3速との間での変速が主変速機3と副変速機4と
を共に同時切換(変速)するものとなるが、変速ショッ
クがより問題となるシフトアップ時となる2速から3速
への変速時を特定の変速時としてあり、他の変速は既知
のようにして行なわれる。上記特定の変速となる2速か
ら3速への変速についての変速制御について、その概略
を図10を参照しつつ説明する。
【0037】2速から3速への変速時には、先ず主変速
機3の変速が開始されるが、この2速から3速への変速
に際しては、主変速機3用の第3ブレ−キB3が締結さ
れ、副変速機4のクラッチKOが締結解除されるもので
ある。図10では、変速指令されてから、主変速機3用
の第3ブレ−キB3(のピストン)の無効ストロ−ク分
だけ遅れて当該第3ブレ−キB3の締結油圧が立ち上が
る。この第3ブレ−キB3に対する締結油圧は、例えば
スロットル開度に応じたものに設定されて(図15参
照)、変速開始から終了までフィ−ドフォワ−ド制御さ
れる。
【0038】主変速機3の実際のギア比進度Gmが所定
値Gmo(例えば5%)になると、副変速機4の変速が
開始される。副変速機4の変速は、当初の所定時間TS
oについては、クラッチKOの締結油圧Pkoをフィ−
ドフォワ−ド制御することにより行なわれる(図16参
照)。この当初のフィ−ドフォワ−ド制御によって、ク
ラッチKOの締結油圧は、P3 からP4 へと低下され、
このP4 が、後述するフィ−ドバック制御の初期値(フ
ィ−ドフォワ−ド制御の最終値)となる。
【0039】副変速機4についてのフィ−ドフォワ−ド
制御が終了されると、クラッチKOの締結油圧Pko
が、副変速機4の変速が終了するまでフィ−ドバック制
御される。このフィ−ドバック制御は、副変速機4の実
際のギア比進度Gsが所定の目標値としての目標ギア比
進度Gst となるように行なわれる。この目標値Gst
は、図17に示すように、主変速機3のギア比進度が1
00%となる前のGm1(例えば90%)になったとき
に、副変速機4のギア比進度Gsが100%となるよう
に(副変速機4が変速終了するように)設定されてい
る。
【0040】ギア比進度について説明すると次の通りで
ある。先ず、主変速機3を例にして説明すると、主変速
機3の入力回転数となるコンバ−タ出力軸2aの回転数
をNmiとし、主変速機3の出力回転数となる出力軸3
bの回転数をNmoとすると、主変速機3の実際のギア
比Grは次式の通りである。 Gr=Nmi/Nmo また、変速開始前のギア比(ギア比進度=0%)をGr
s、変速終了時のギア比をGre(ギア比進度=100
%)とすると、現在のギア比進度Gmは次式の通りであ
る。 Gm=(Grs−Gr)/(Grs−Gre) 副変速機4についてのギア比進度Gsも同様にして設定
され、図10では、副変速機4の入力軸4aの回転数を
Nsi、出力軸4bの回転数をNsoとして示してあ
る。
【0041】変速制御の詳細 次に、図11〜図12に示すフロ−チャ−トを参照しつ
つ、変速制御の詳細について説明する。なお、以下の説
明でQはステップを示す。先ず、図11のQ1におい
て、各センサからの信号、少なくともスロットル開度T
VOと車速とが読込まれる。Q2において、スロットル
開度と車速とをパラメ−タとして設定された変速特性に
基づいて、変速を行なうか否かの判定が行なわれる。
【0042】Q3において、Q2での判定結果が2速か
ら3速の変速時であるか否かが判別される、このQ2の
判別でNOのときは、変速なしかあるいは2速から3速
への変速ではない既知の通常態様での変速実行のときで
あり、このときは本発明での変速制御とは無関係なので
Q1へ戻る。
【0043】Q3の判別がYESのときは、Q4におい
てタイマTOが始動される。この後、Q5において、図
15に示すマップを照合して、タイマ値TOに基づいて
主変速機3用の基本制御値PB3が読込まれ、Q6におい
て当該基本制御値PB3が出力される。なお、この基本制
御値PB3は、第3ブレ−キB3の締結油圧に対応した電
圧信号とされている。
【0044】Q7においては、主変速機3の実際のギア
比進度Gmが読込まれる(算出される)。この後、Q8
において、実際のギア比進度Gmが、副変速機4の変速
を開始時期となる所定値Gmo(図10、図17参照)
よりも大きいか否かが判別される。Q8の判別でNOの
ときは、副変速機4の変速を開始すべき時期に到達して
いないので、Q5に戻り、主変速機3の変速のみが進行
されていく。
【0045】Q8の判別でYESのときは、P9におい
て、主変速機3の実際のギア比進度Gmが100%未満
であるか否かが判別される。当初は、このQ9の判別が
NOとなってQ10へ移行し、Q10では、主変速機3
の実際のギア比進度Gmが97%未満であるか否かが判
別される。
【0046】当初はQ10の判別がYESとなって、図
12のQ21へ移行する。Q21では、タイマTSが0
であるか否かが判別され、このQ21の判別でYESの
ときは、Q22でタイマTSが始動された後、Q23で
フラグが0にリセットされて、Q24へ移行する。ま
た、Q21の判別でNOのときは、Q22、Q23を経
ることなくQ24へ移行する。
【0047】Q24では、タイマTSのカウント値が、
TSoよりも小さいか否か、すなわち図10に示すよう
に副変速機4をフィ−ドフォワ−ド制御する期間内であ
るか否かが判別される。当初は、Q24の判別がYES
となって、Q25へ移行する。Q25では、図16に示
すように、タイマTSのカウント値に基づいて、副変速
機4(のクラッチKO)に対する基本制御値Pkoが設
定される。そして、Q36において、この基本制御値P
koが出力される。
【0048】Q24での判別がNOのときは、副変速機
4のフィ−ドバック制御を行なうときである。このとき
は、先ずQ26において、副変速機4の実際のギア比進
度Gsが読込まれる(算出される)。この後、Q27に
おいて、フラグが1であるか否かが判別される。Q27
へ移行した最初のときは、Q23でのフラグの0リセッ
トからして、Q27での判別がNOとなる。このQ27
での判別がNOのときは、Q28において、前述の副変
速機4のフィ−ドフォワ−ド制御の最終値が学習制御に
よって補正、適正化され後、Q29へ移行するが、この
Q28を経ることによってフラグが1にセットされる。
なお、Q28での学習制御は本発明とは直接関係ないの
で、その詳細な説明は省略する。
【0049】Q29では、副変速機4の実際のギア比進
度Gsが100%未満であるか否かが判別される。当初
は、Q29の判別での判別がYESとなって、Q30へ
移行する。Q30では、図17に示すマップを照合し
て、主変速機3の実際のギア比進度Gmに対する副変速
機4の目標ギア比進度Gst が決定される。
【0050】次いで、Q31において、目標ギア比進度
Gst から副変速機4の実際のギア比進度Gsを差し引
いて、ギア比進度の偏差△Gsが算出される。この後、
Q32において、Q31で算出された偏差△Gsを図1
8に示すマップに照合して、フィ−ドバック補正量△P
FBが決定される。なお、図18に示すように、偏差△G
sが小さいときはフィ−ドバック補正量△PFBが零とな
るように、不感帯を設定してある。
【0051】この後、Q33において、後述するよう
に、タ−ビン回転数の変化率すなわち主変速機3の入力
回転数の変化率に応じて上記フィ−ドバック補正量△P
FBが補正されて、フィ−ドバック補正量の最終値△Pk
oが決定される。
【0052】Q33の後、Q34において、主変速機3
の実際のギア比進度Gmを図20に示すマップに照合し
て、フィ−ドバック制御用の基本制御値Pko(Gm)
が決定される。ひきつづき、Q35において、上記基本
制御値Pko(Gm)にフィ−ドバック補正量(最終
値)△Pkoを加算して、最終制御値Pkoが算出され
る。そして、Q35で設定された制御値Pkoが、Q3
6において出力される。
【0053】副変速機4の変速が進行してそのギア比進
度Gsが大きくなると、やがてQ29の判別がNOとな
る。このときは、副変速機4の変速が完了したときで、
Q37においてタイマTSが0にリセットされ、Q38
においてフラグが0にリセットさた後、Q5へ戻る。ま
た、主変速機3のギア比進度が97%になっても副変速
機4の変速が終了しないときは、Q10の判別がNOと
なって、このときはQ12において副変速機4の変速を
強制的に終了させた後、Q37へ移行する。
【0054】主変速機3の変速がさらに進行して、その
実際のギア比進度Gmが100%を越えると、Q9の判
別がNOとなって、Q11での学習制御が行なわれた
後、Q1へ戻る。Q11での学習制御は、主変速機3の
目標時間を学習補正する等のことが行なわれるが、本発
明とは直接関係ないのでその説明は省略する。
【0055】タ−ビン回転数変化率に応じた補正(Q3
3) 次に、前記Q33で行なわれるタ−ビン回転数変化率に
応じた補正について、図13を参照しつつ説明するが、
このQ33での処理は、副変速機4のフィ−ドバック制
御に起因して生じようとするトルク変動を防止するため
になされる。
【0056】先ず、図13のQ101において、タ−ビ
ン回転数Trpが読込まれる。次いで、Q102におい
て、今回読込まれたタ−ビン回転数Trpから前回のタ
−ビン回転数である前回Trpを差し引くことにより、
回転変化率△Trpが算出される。
【0057】Q103では、図19に示すマップを参照
して、回転変化率△Trpに応じた補正係数λが決定さ
れる。次いで、Q104において、前述のQ32で決定
されたフィ−ドバック補正量△PFBに補正係数λを乗算
して、前記Q35で用いられる最終補正値△Pkoが決
定される。
【0058】ここで、図19において、基準値として示
すのは、タ−ビン回転数変化率△Trpとして理想的な
値を示しており、目標ギア比進度Gst通りに副変速機4
のギア比進度Gsが変化すれば、この基準値が得られる
ものである。図19では、この基準値から所定範囲につ
いては補正係数λが1となるように設定されて、この所
定範囲では事実上フィ−ドバック補正量△PFBに対して
何等補正を行なわない不感帯として設定されている。
【0059】また、補正係数λは、回転変化率△Trp
が上記基準値から離れるにしたがって徐々に小さくなる
ように設定されて、回転変化率△Trpが基準値から所
定以上大きく離れた状態では補正係数λが零にされる。
補正係数λが1よりも小さくなるということは、結局の
ところ、図18に示すフィ−ドバック制御ゲインを小さ
くすることを意味し(図18で実線から破線で示すよう
な変更に相当)、フィ−ドバック制御に起因する回転変
化率△Trpの急激な変化が防止される。
【0060】そして、補正係数λが零のときは、実質的
に図20に示す制御基本値Pko(Gm)に基づくフィ
−ドフォワ−ド制御とされることになる。勿論、この図
19の設定から明らかなように、上記フィ−ドフォワ−
ド制御の状態から回転変化率が基準値に近づいていっ
て、補正係数λが再び0よりも大きい値になれば、フィ
−ドバック制御が再開されることになる。
【0061】このように、回転変化率△Prpが所定範
囲外になったときは、フィ−ドバック補正量を小さくし
て、フィ−ドバック制御に起因する副変速機4のギア比
進度Gsの急激な変化、すなわち回転変化率△Trpの
急激な変化が抑制されて、トルク変動が防止されること
になる。すなわち、図14において、実線が理想的なタ
−ビン回転数の変化率を示しているが、フィ−ドバック
制御によって破線で示すように実線での理想状態から大
きく離れてしまうことは、トルクショックの大きな原因
となる。そして、本発明では、この回転変化率の急激な
変動を防止すべく前述の図13で示すような制御を行な
って、トルクショックひいてはこのようなトルクショッ
クが繰返し発生するトルク変動が防止されることにな
る。
【0062】以上実施例では副変速機4をシフトダウン
する場合について説明したが、副変速機4をシフトアッ
プするとき(実施例では3→2変速時)も、当該副変速
機4のギア比進度Gsをフィ−ドバック制御すると共に
合せて図13に示すような制御を行なうことができる。
勿論、副変速機4を、主変速機3とトルクコンバ−タ2
との間に配置した場合も同様に適用し得る。
【0063】また、図19に示す基準値は、例えば主変
速機3のギア比進度Gmに応じて変更することもでき
る。すなわち、変速の開始から終了までのタ−ビン回転
数の変化率を常に一定にするのではなく、変速開始の初
期時には回転変化率を小さく、変速中期には回転変化率
を大きく、そして変速終期には回転変化率を再び小さく
する場合は、変速中どの時期にあるかを示す主変速機3
のギア比進度に基づいて上記基準値を変更することがで
きる(図19に示す特性線を、基準値と共に全体的に左
右にオフセットする)。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は自動車の駆動系を示す全体図。
【図2】図2は図1に示す自動変速機の構成を示す詳細
図。
【図3】図3は自動変速機の変速段と各摩擦要素の作動
状態との関係を示す図。
【図4】図4は自動変速機の変速段と主変速機の変速段
と副変速機の変速段とギア比との関係を示す図。
【図5】図5は主変速機用の油圧回路例を示す図。
【図6】図6は副変速機用の油圧回路例を示す図。
【図7】図7は自動変速機の変速段と各摩擦要素の作動
状態と油圧回路に組込まれたソレノイドの作動状態との
関係を示す図。
【図8】図8は主変速機の変速段と摩擦要素の作動状態
と油圧回路に組込まれたソレノイドの作動状態との関係
を示す図。
【図9】図9は自動変速機の制御系統を示す図。
【図10】図10は主変速機と副変速機とを同時切換す
るときの変速制御を図式的に示す図。
【図11】図11は本発明の制御例を示すフロ−チャ−
ト。
【図12】図12は本発明の制御例を示すフロ−チャ−
ト。
【図13】図13は本発明の制御例を示すフロ−チャ−
ト。
【図14】図14はタ−ビン回転数変化率の変動とトル
クショックとの関係を図式的に示す図。
【図15】図15は本発明の制御例に用いるマップ。
【図16】図16は本発明の制御例に用いるマップ。
【図17】図17は本発明の制御例に用いるマップ。
【図18】図18は本発明の制御例に用いるマップ。
【図19】図19は本発明の制御例に用いるマップ。
【図20】図20は本発明の制御例に用いるマップ。
【符号の説明】
1:エンジン 2:トルクコンバ−タ 2a:タ−ビン出力軸(主変速機の入力軸) 3:主変速機 4:副変速機 120:コントロ−ルユニット Gm:主変速機のギア比進度 Gs:副変速機のギア比進度 Gst :副変速機の目標ギア比進度 △PFB:フィ−ドバック補正量の基本値 △Pko:フィ−ドバック補正量の最終値 △Trp:回転変化率 λ:補正係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住本 隆行 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−140565(JP,A) 特開 平3−229933(JP,A) 特開 昭61−99745(JP,A) 特開 昭61−241558(JP,A) 特開 平4−25663(JP,A) 特開 平2−266157(JP,A) 特開 平3−172545(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主変速機と該主変速機から動力伝達を受け
    副変速機とを備え、少なくとも特定の変速を該主変速
    機と副変速機とを共に変速させることによって行なうよ
    うにした自動変速機において、 前記特定の変速時に、前記副変速機のギア比進度が前記
    主変速機のギア比進度に応じて設定される所定の目標ギ
    ア比進度に追従するように該副変速機をフィ−ドバック
    制御するフィ−ドバック制御手段と、 前記主変速機の入力回転数の変化率を検出する回転変化
    率検出手段と、 前記回転変化率検出手段で検出される回転変化率に応じ
    て、前記副変速機のギア比進度の進行速度を補正する補
    正手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記回転変化率検出手段で検出される回転変化率が所定
    範囲外になったときにのみ、前記補正手段による補正が
    実行されるもの。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記補正手段による補正が、前記フィ−ドバック制御手
    段による制御を中止して、前記副変速機をそのギア比進
    度が滑らかに変化するようにフィ−ドフォワ−ド制御す
    ることによって行なわれるもの。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記回転変化率検出手段で検出される回転変化率が前記
    所定範囲内に復帰したときに、前記フィ−ドバック制御
    手段によるフィ−ドバック制御が復帰されるもの。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、 前記補正手段による補正が、前記フィ−ドバック制御手
    段の制御ゲインを変更することにより行なわれるもの。
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