JP3207307U

JP3207307U - 昇降式折り畳みデスク

Info

Publication number: JP3207307U
Application number: JP2016004136U
Authority: JP
Inventors: 耀全呉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2016-03-22
Filing date: 2016-08-25
Publication date: 2016-11-04
Anticipated expiration: 2026-08-25
Also published as: CN205696492U; US20170273453A1; TWM535020U; US9861192B2

Abstract

【課題】需要に応じてデスク板の高さを調整することができるデスクを提供する。【解決手段】昇降式折り畳みデスクは、デスク本体１０と、デスク板２０と、昇降装置と、昇降板４０を有し、該デスク本体１０は、支持部１１及び受け部を備え、該デスク板２０は、デスク本体１０の支持部１１に設置され、該昇降装置は、デスク本体１０の受け部に設置され、動力ユニット及び、該動力ユニットと電気接続するように上下昇降可能に受け部に設置されるリフトユニット３２を備え、該昇降板４０は、上下昇降可能に昇降装置のリフトユニット３２の上端に設置され、昇降装置の動力ユニットを駆動すると、デスク板２０の高さを使用者の需要に応じて調節することができる。【選択図】図４

Description

本考案は、特に実際の需要に応じてデスク板の高さを調整できるデスクに関するものである。

近年の科学技術の進歩に伴い、今では、パソコンを使って仕事をする機会が多くなっているが、デスクの高さを自在に調節することができない。故に、椅子で高さをやや調節し、使用者の視線をモニタの高さ近くまで合わせることにより、パソコンを使いやすくして首の負担を軽減している。

しかしながら、使用者が長時間に亘ってパソコンを使うと、肩や首が凝って血液の循環が悪くなるなどの健康的な問題を起すため、所定の時間ごとに椅子から立ったり姿勢を変えたりして体を動かす必要があり、また、従来のデスクの高さを自在に所望の高さに調節することができないと共に、パソコンのモニタも所望の高さまで調節することができないので、使用者が長時間同じ姿勢でパソコンを使わなければならない。このように、パソコンをよく使って仕事を行う場合は、長時間同じ姿勢で座っているので、体に悪影響を与えてしまう。

本考案に係る昇降式折り畳みデスクは、
支持部及び受け部を備え、該受け部は、支持部に設置され、上方に開口状の収容空間を備えると共に、内側面に少なくとも１つの摺動通路が形成される、デスク本体と、
前記デスク本体の支持部に設置される、デスク板と、
前記デスク本体の受け部に設置され、動力ユニット及び少なくとも１つのリフトユニットを備え、該動力ユニットは、受け部に配置され、該リフトユニットは、動力ユニットと電気接続するように、上下昇降可能に受け部に設置され、それぞれＸ状に交差して互いに相対回転可能に連結された第一アーム及び第二アームを備え、該第一アームの下端が枢転可能に受け部に位置決め固定され、該第二アームの下端が動力ユニットと連動して摺動通路に沿って移動可能に取り付けられる、昇降装置と、
上下昇降可能に昇降装置のリフトユニットの上端に設置され、その下側に少なくとも１つの第一摺動溝が形成され、前記第一アームの上端が第一摺動溝に沿って摺動可能に取り付けられ、前記第二アームの上端が枢転可能に位置決め固定される、昇降板と、を有するものである。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記デスク板に昇降板を嵌め込むための嵌合空間が形成され、該嵌合空間の相対する両側にそれぞれプレートが弾性復位可能に枢設され、該プレートがねじりバネ付きのピンを介してデスク板に取り付けられることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記昇降板における、プレートに対応する箇所にそれぞれ緩和部が設置されることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記昇降装置は、対称かつ並列する２つのリフトユニットを備えることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、
前記昇降板の底面に２つの連接座が設置され、
前記第二アームの上端が、枢転可能に対応する連接座に位置決め固定され、
前記第一アームの上端に挿入軸が設置され、該第一アームが該挿入軸を介して対応する第一摺動溝に取り付けられることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記２つのリフトユニットの第二アームの下端が連接リンクを介して互いに連接され、該連接リンクの両端にそれぞれブロックが設けられ、該ブロックはそれぞれ摺動自在に対応する摺動通路に嵌め込まれることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記動力ユニットは、受け部に設置されたモータと、スクリュー伝動部材と、ガイド部材を有し、該スクリュー伝動部材は、該モータに組み合わされて該モータにより制御され、該ガイド部材は、ガイドレール及び摺動台を備え、該摺動台は、摺動可能にガイドレールに設置され、該スクリュー伝動部材に組み合わされて該スクリュー伝動部材により制御され、前記リフトユニットの第二アームの下端が枢転可能に摺動台に位置決め固定されることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記昇降板の後側縁に上板が上方に向かって延設され、該昇降板の後側縁に下板が下方に向かって延設されることが好ましい。

かかる昇降式折り畳みデスクにおいて、前記昇降板の底面における前側縁の近傍に動力ユニットと電気接続する昇降制御装置が配置され、該昇降制御装置は、電源スイッチと、上昇ボタンと、下降ボタンを備えることが好ましい。

本考案に係る昇降式折り畳みデスクの構成によれば、昇降装置のリフトユニットを展開して昇降板を持ち上げることができると共に、リフトユニットを折り畳んで昇降板を下降させることもできることから、使用者がパソコンを操作する時、座った状態でも立った状態でも構わなく、好きな姿勢の位置に合わせて昇降板を調整すれば、パソコンを最適な姿勢で操作することができるので、体に対して悪影響はなく、また、使用者の身長に応じて自由に調整できるので、実用性が非常に高い。

本考案の上面視斜視図である。本考案の下面視斜視図である。図１の昇降板を省略した状態を示す上面視斜視図である。本考案の昇降板を上昇させた状態を示す上面視斜視図である。本考案の昇降装置を示す部分斜視図である。本考案のデスク板及びプレートを示す上面視部分斜視図である。図６の下面視斜視図である。図６のプレートを持ち上げた状態を示す側面図である。図６のプレートを下方へ下げた状態を示す側面図である。

図１乃至図３に示すように、本考案に係る昇降式折り畳みデスクは、デスク本体１０と、デスク板２０と、昇降装置３０と、昇降板４０を有する。

前記デスク本体１０は、支持部１１及び受け部１２を備え、該受け部１２は、支持部１１の上部に設置され、上方に開口状の収容空間を備えると共に、該受け部１２の内側面に少なくとも１つの摺動通路１３が形成される。

前記デスク板２０は、デスク本体１０の支持部１１の上部に設置され、その中央に嵌合空間が形成され、該嵌合空間は、図２及び図３に示すように、昇降板４０を嵌め込むために、前記受け部１２の収容空間と連通するように形成され、また、図６乃至図９に示すように、前記嵌合空間の相対する両側にそれぞれプレート２１が弾性復位可能に枢設され、該プレート２１は、ねじりバネ２２付きのピン２３を介してデスク板２０に取り付けられる。

前記昇降装置３０は、デスク本体１０の受け部１２に設置され、動力ユニット３１及び少なくとも１つのリフトユニット３２を備え、該動力ユニット３１は受け部１２に配置され、該リフトユニット３２は動力ユニット３１と電気接続するように、上下昇降可能に受け部１２に設置され、それぞれ略Ｘ状に交差して互いに相対回転可能に連結された第一アーム３３及び第二アーム３４を備え、該第一アーム３３の下端が枢転可能に受け部１２に位置決め固定され、該第二アーム３４の下端が動力ユニット３１と連動して摺動通路１３に沿って移動可能に取り付けられる。

前記昇降板４０は、上下昇降可能に昇降装置３０のリフトユニット３２の上端に設置され、その下側に少なくとも１つの第一摺動溝４１が形成され、前記第一アーム３３の上端が第一摺動溝４１に沿って摺動可能に取り付けられ、前記第二アーム３４の上端が枢転可能に昇降板４０に位置決め固定され、更に、該昇降板４０における、プレート２１に対応する両側にそれぞれ緩和部４２が設置され、該緩和部４２は、ポリウレタンやゴムなどの緩衝材からなる。

尚、本実施例においては、前記昇降装置３０が対称かつ並列する２つのリフトユニット３２を備え、また、前記受け部１２の、２つのリストユニット３２と対応する内側面に互いに平行する２つの摺動通路１３が形成されると共に、前記昇降板４０の下側の、２つのリストユニット３２と対応する箇所に２本の第一摺動溝４１が形成されることが好ましい。

図５に示すように、前記昇降板４０の底面に２つの連接座が設置され、該連接座に前記第一摺動溝４１が形成され、前記第二アーム３４の上端が枢転可能に、対応する連接座に位置決め固定されると共に、前記第一アーム３３の上端に挿入軸３３１が設置され、該第一アーム３３が該挿入軸３３１を介して、対応する第一摺動溝４１に摺動及び回転可能に取り付けられ、前記２つのリフトユニット３２の第二アーム３４の下端は、横方向の連接リンク３４１を介して互いに連接され、該連接リンク３４１の両端にそれぞれブロック３４２が設けられ、該ブロック３４２はそれぞれ摺動自在に、対応する摺動通路１３に嵌め込まれる。

さらに、前記動力ユニット３１は、受け部１２に設置されたモータ３５と、スクリュー伝動部材（図示せず）と、ガイド部材３６を有し、該スクリュー伝動部材は、該モータ３５に組み合わされて該モータ３５により制御され、ねじ軸及びナットを含み、該ナットが摺動可能にねじ軸に取り付けられ、該ガイド部材３６は、ガイドレール３７及び摺動台３８を備え、該摺動台３８は、摺動可能にガイドレール３７に設置され、該スクリュー伝動部材に組み合わされて該スクリュー伝動部材により制御され、前記リフトユニット３２の第二アーム３４の下端が枢転可能に摺動台３８に位置決め固定される。

また、前記モータ３５の軸は、軸の方向を９０度変換して伝動するために、歯車伝動機構３９に組み合わされ、該歯車伝動機構３９の従動歯車がスクリュー伝動部材のねじ軸に組み合わされ、前記摺動台３８がスクリュー伝動部材のナットに取り付けられることにより、該摺動台３８がナットを介してねじ軸に沿って直線運動することができる。
そして、前記モータ３５を駆動させ、歯車伝動機構３９を介してスクリュー伝動部材を稼動させると、該モータ３５からの回転運動を、スクリュー伝動部材のねじ軸及びナットにより直線運動に転換することによって、前記摺動台３８をガイド部材３６のガイドレール３７に沿って摺動させながら、第二アーム３４の下端を連動して直線に移動させる。尚、その動力ユニット３１は、シリンダやリニアモータなどの直線運動の動力機構であってもよい。

図１及び図２に示すように、前記昇降板４０の後側縁に上板５０が上方に向かって延設され、該昇降板４０の後側縁に下板５１が下方に延設され、前記昇降板４０の底面における前側縁の近傍に動力ユニット３１と電気接続する昇降制御装置が配置され、該昇降制御装置は、オンオフを制御するための電源スイッチ６０と、上昇ボタン６１と、下降ボタン６２を備える。

図１に示すように、本考案によれば、使用者は椅子に座ったままの状態で昇降板４０に配置したパソコンを操作することができる。
一方、使用者が起立姿勢でパソコンを操作する場合は、まず電源スイッチ６０を押してから上昇ボタン６１を押し、図４及び図５に示すように、動力ユニット３１のモータ３５を駆動させてスクリュー伝動部材を稼動させ、該スクリュー伝動部材によって摺動台３８をガイドレール３７に沿ってモータ３５から離れるように直線運動させる。これにより、第二アーム３４が下端を介して摺動台３８に枢設されることから、第二アーム３４の下端が摺動台３８に伴って第一アーム３３の下端に接近するように移動し、それと同時に、第一アーム３３の上端が第一摺動溝４１に沿って第二アーム３４の上端に接近するように移動して、リフトユニット３２を展開して昇降板４０を持ち上げることができるので、使用者は立ったままの状態でパソコンを操作することができる。また、使用者が下降ボタン６２を押すと、上述した動作と逆の動作となり、リフトユニット３２を折り畳んで受け部１２に収容することによって、昇降板４０を下降させる。

そして、昇降板４０を持ち上げると、下板５１も持ち上げられて昇降板４０とデスク板２０との間で展開するため、昇降板４０とデスク板２０との間の部分を遮蔽することから、折り畳みデスク全体の美観が向上すると共に、上板５０による昇降板４０と後側空間とが区画されるので、個人的な空間を作ることができる。

また、本考案の昇降式折り畳みデスクには、緩和部４２が設置されることから、昇降板４０を下降させて収容空間に収納する時、指を挟むことによる怪我も防止できる。
さらに、昇降板４０を持ち上げる時は、デスク板２０のプレート２１がねじりバネ２２の付勢力によって上方に回してデスク板２０の側縁よりも高い位置になることから、デスク板２０にあるペンなどの小物が側縁から転がり落ちるのを防ぐことができる。一方、昇降板４０を下降させる時は、昇降板４０がプレート２１を押してねじりバネ２２の付勢力を抵抗することから、プレート２１が下方に回して復位して収納することができる。

更に、この構成によれば、上昇ボタン６１または下降ボタン６２を操作する前に、電源スイッチ６０を押す必要があり、そうしなければ、昇降板４０の昇降制御を行うことができないので、昇降板４０が突然に落下することはない尚、電源を供給するために、昇降板４０にコンセント４３が設置されることが好ましい。

本考案の昇降式折り畳みデスクにおいては、その昇降装置３０のリフトユニット３２を展開して昇降板４０を持ち上げることから、リフトユニット３２を折り畳めば昇降板４０を下降させることができる。そのため、使用者がパソコンを操作する時は、座った状態でも、立った状態でもよく、好きな姿勢で昇降板４０を好みの位置まで調整できることから、パソコンを簡単に且つ楽に操作することができ、また、使用者の身長に応じて自由に調整できるので、実用性が高い。

１０デスク本体
１１支持部
１２受け部
１３摺動通路
２０デスク板
２１プレート
２２ねじりバネ
２３ピン
３０昇降装置
３１動力ユニット
３２リフトユニット
３３第一アーム
３３１挿入軸
３４第二アーム
３４１連接リンク
３４２ブロック
３５モータ
３６ガイド部材
３７ガイドレール
３８摺動台
３９歯車伝動機構
４０昇降板
４１第一摺動溝
４２緩和部
５０上板
５１下板
６０電源スイッチ
６１上昇ボタン
６２下降ボタン

Claims

支持部及び受け部を備え、該受け部は、支持部に設置され、上方に開口状の収容空間を備えると共に、内側面に少なくとも１つの摺動通路が形成される、デスク本体と、
前記デスク本体の支持部に設置される、デスク板と、
前記デスク本体の受け部に設置され、動力ユニット及び少なくとも１つのリフトユニットを備え、該動力ユニットは、受け部に配置され、該リフトユニットは、動力ユニットと電気接続するように、上下昇降可能に受け部に設置され、それぞれＸ状に交差して互いに相対回転可能に連結された第一アーム及び第二アームを備え、該第一アームの下端が枢転可能に受け部に位置決め固定され、該第二アームの下端が動力ユニットと連動して摺動通路に沿って移動可能に取り付けられる、昇降装置と、
上下昇降可能に昇降装置のリフトユニットの上端に設置され、その下側に少なくとも１つの第一摺動溝が形成され、前記第一アームの上端が第一摺動溝に沿って摺動可能に取り付けられ、前記第二アームの上端が枢転可能に位置決め固定される、昇降板と、を有することを特徴とする昇降式折り畳みデスク。
前記デスク板に昇降板を嵌め込むための嵌合空間が形成され、該嵌合空間の相対する両側にそれぞれプレートが弾性復位可能に枢設され、該プレートがねじりバネ付きのピンを介してデスク板に取り付けられることを特徴とする請求項１に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降板における、プレートに対応する箇所にそれぞれ緩和部が設置されることを特徴とする請求項２に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降装置は、対称かつ並列する２つのリフトユニットを備えることを特徴とする請求項１乃至３の何れか１項に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降板の底面に２つの連接座が設置され、
前記第二アームの上端が、枢転可能に対応する連接座に位置決め固定され、
前記第一アームの上端に挿入軸が設置され、該第一アームが該挿入軸を介して対応する第一摺動溝に取り付けられることを特徴とする請求項４に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記２つのリフトユニットの第二アームの下端が連接リンクを介して互いに連接され、該連接リンクの両端にそれぞれブロックが設けられ、該ブロックはそれぞれ摺動自在に対応する摺動通路に嵌め込まれることを特徴とする請求項５に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記動力ユニットは、受け部に設置されたモータと、スクリュー伝動部材と、ガイド部材を有し、該スクリュー伝動部材は、該モータに組み合わされて該モータにより制御され、該ガイド部材は、ガイドレール及び摺動台を備え、該摺動台は、摺動可能にガイドレールに設置され、該スクリュー伝動部材に組み合わされて該スクリュー伝動部材により制御され、前記リフトユニットの第二アームの下端が枢転可能に摺動台に位置決め固定されることを特徴とする請求項６に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降板の後側縁に上板が上方に向かって延設され、該昇降板の後側縁に下板が下方に向かって延設されることを特徴とする請求項１乃至３の何れか１項に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降板の後側縁に上板が上方に向かって延設され、該昇降板の後側縁に下板が下方に向かって延設されることを特徴とする請求項７に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降板の底面における前側縁の近傍に動力ユニットと電気接続する昇降制御装置が配置され、該昇降制御装置は、電源スイッチと、上昇ボタンと、下降ボタンを備えることを特徴とする請求項１乃至３の何れか１項に記載の昇降式折り畳みデスク。
前記昇降板の底面における前側縁の近傍に動力ユニットと電気接続する昇降制御装置が配置され、該昇降制御装置は、電源スイッチと、上昇ボタンと、下降ボタンを備えることを特徴とする請求項９に記載の昇降式折り畳みデスク。