JP3207014U - 目地材 - Google Patents

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晴志 渡辺
高行 菅田
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Abstract

【課題】意匠性に優れ、安価で汎用性があり、施工性のよい目地材又は見切材を提供する。【解決手段】コンクリート建築物のコンクリートC間を所定の間隔で隙間をあける目地部に施工する目地材M1又は、コンクリートCと砂利等との区分けをする境界線等に配置する見切材において、主柱部1と、主柱部1を保持する保持部2と、保持部2に固着され少なくとも2つ以上の自然石を連ねて配置する化粧部3と、を有することにより、意匠性に優れ、安価で汎用性があり、施工性のよい目地材又は見切材を提供することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、コンクリート建築物のコンクリート間を所定の間隔で隙間をあける目地部に施工する目地材又は、コンクリートと砂利等との区分けをする境界線等に施工する見切材に関する。
従来、コンクリート建築物では、コンクリートに発生するひび割れを意図した箇所に誘導するため、ひび割れ誘発目地材が施工される。
目地材は、用途によって、種々の提案がなされている。
特許文献1には、目地材本体の上部に補強キャップが付いていない一般的な目地材が記載されている。
また、特許文献2には、目地材本体の上部に補強キャップ(板状支持体)が付いている目地材が記載されている。
しかし、特許文献1及び特許文献2の目地材では、目地材本体の上部に補強キャップの有無に関わらず化粧部がなく、これらの目地材を施工した部分の前記目地部には、ただの線にしかならないため、意匠性が極めて悪かった。
一方、図10の如く、コンクリートと砂利等との区分けをする境界線には、一般的に意匠性の観点から、境界線に沿って、コンクリートブロック(通称ピンコロ)や石材等のいわゆる見切材を敷き詰めている。
しかし、コンクリートブロックや石材は、個々のサイズは大きくすることができないため、設置する距離が長い場合、大量に必要となっていた。これらコンクリートブロックや石材は、高価であるため大量に必要な場合は、コストが非常にかかるという問題があった。また、コンクリートブロックや石材を敷き詰める作業は、非常に工数がかかり、施工性が悪いという問題もあった。
特開平7−229279号公報 特開平5−44331号公報
本考案は、上述の問題を解決するものであり、意匠性に優れ、安価で、汎用性もあり、施工性のよい目地材又は見切材を提供するものである。
本考案の目地材又は見切材は、主柱部と、前記主柱部を保持する保持部と、前記保持部に固着され少なくとも2つ以上の自然石を連ねて配置する化粧部と、を有し、前記目地部又は、前記境界線等に配置されることを特徴としている。
また、前記主柱は、発泡材にて直方体に形成し、該主柱の側面に柔軟性を調節する柔軟性調節部を有することを特徴としている。
さらに、前記主柱の柔軟性調節部は、短手方向にスリットを設けてなることを特徴としている。
また、前記主柱の柔軟性調節部の柔軟性は、前記スリットの数、前記スリットの幅及び前記各スリット間の間隔により調節することを特徴としている。
さらに、前記化粧部間に、緩衝材を介在させたことを特徴としている。
本考案の目地材又は見切材は、主柱部と、前記主柱部を保持する保持部と、前記保持部に固着され少なくとも2つ以上の自然石を連ねて配置する化粧部と、を有し、前記目地部又は、前記境界線等に配置されることにより、従来の目地材又は見切材と比較し、化粧部を自然石で構成するため、意匠性に優れている。
また、発泡材にて直方体に形成し、該主柱の側面に柔軟性を調節する柔軟性調節部を有することにより、主柱に柔軟性を持たせるとともに、その柔軟性を調節することができ、前記目地部が曲線であっても自由に配置することができ、汎用性があり、施工性もよい。
さらに、前記主柱の柔軟性調節部は、短手方向にスリットを設けてなることにより、簡単な方法で柔軟性調節部を構成することができる。
また、前記主柱の柔軟性調節部の柔軟性は、前記スリットの数、前記スリットの幅及び前記各スリット間の間隔により調節することにより、柔軟性をより簡単に、より詳細に調節することができる。
さらに、前記化粧部間に、緩衝材を介在させたことにより、コンクリートの収縮を前記緩衝材が吸収し、前記化粧部の負荷を低減させることができる。
第一の実施形態の目地材又は見切材を示す正面図 第一の実施形態の目地材又は見切材を示す斜視図 一般的な目地材及び第一の実施の形態の使用状態を示す説明図 第二の実施形態の目地材又は見切材を示す正面図 第二の実施形態の目地材又は見切材を示す斜視図及び一部を拡大した拡大側面図 第二の実施形態の目地材又は見切材を曲線状にした斜視図 第二の実施形態の目地材又は見切材の使用状態を示す説明図 第三の実施形態の目地材又は見切材を示す平面図 第三の実施形態の目地材又は見切材を示す正面図 コンクリートブロックを使用した一般的な使用状態を示す説明図
以下、本考案を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、第一の実施の形態の目地材を示す正面図及び斜視図である。
図1及び図2の如く、目地材又は見切材M1は、主柱1、保持部2及び化粧部3で構成されている。目地材又は見切材M1は、以降、省略して名称を目地材M1とする。
図1及び図2の如く、前記主柱1は、直方体をなし、発泡材で形成されている。本実施の形態では、前記主柱1の奥行き方向(図2参照)の長さを1mとしているが、長さもこれに限定されるものではない。
前記保持部2は、合成樹脂製で樋状をなし、前記主柱1の図中上部を囲うように嵌合している。該保持部2は、前記主柱1に固着しているわけではなく、図2の矢印方向に移動自在となっている。該保持部2は、柔軟性のある前記主柱1を保持することにより、後述する前記化粧部3の固着をより安定させることができる。また、該保持部2は、前記主柱1と同程度の長さに形成されている。
前記化粧部3は、自然石(天然石)を略正方形に加工し、前記保持部2の図中上面に連なって固着されている。該化粧部3の前記保持部2への固着方法は、接着剤による接着でもよいし、両面テープ等による接着でもよい。本実施の形態の化粧部3は、1辺を約50mm程度とし、厚みを10mm程度にしているが、大きさはこれに限定されるものではない。
すなわち、前記化粧部3を上述した大きさ位にすると、コストも安くすることができる上、重量も重くならないため、施工が簡単になる。また、該化粧部3は、複数の自然石を前記保持部2の図中上面に連なって固着しているため、コンクリートブロック(ピンコロ)をひとつひとつ並べていくような施工よりも、格段に施工が簡単になる。なお、化粧部3の形状は、正方形に限定されるものではなく、長方形でもよいし、円形でもよい。
図3は、前記目地材M1の使用状態を示す説明図である。図3(a)は、コンクリートCを埋めた駐車場Pの一部に一般的な目地材Mを使用している図である。仮想線で示されているのは、前記駐車場Pに駐車した場合の車Caである。図3(b)は、コンクリートCを埋めた駐車場P1の一部に本実施の形態の目地材M1を使用している図である。図3(c)は、図3(b)のA−A´の断面図である。図3(c)の如く、前記目地材M1は、前記主柱1の下方をモルタルで固定して施工される。本実施の形態では前記目地材M1の前記化粧部3の上面高さは、前記コンクリートの上面と一致させているが、これに限定されるものではなく、コンクリートの上面よりも、前記化粧部3をあえて高くしたり、低くしてもよい。
図3(a)の如く、駐車場Pに一般的な目地材を施工した場合、特に化粧部を設けていないため、ただ線があるだけのものに見えて意匠性が悪い。最近では、色をつけた目地材もあるが、これでも意匠性が優れているとは言えない。
一方、図3(b)の如く、前記目地材M1は、前記化粧部3を有しているため、一般的な目地材とは異なり、意匠性に優れている。本実施の形態の目地材M1は、図3(b)に示すような直線的な目地部に施工される。
図4ないし図6は、第二の実施の形態の目地材を示す正面図、説明図及び斜視図である。図4ないし図6の如く、目地材又は見切材M2は、主柱11、保持部12及び化粧部3で構成されている。目地材又は見切材M2は、以降、省略して名称を目地材M2とする。
前記主柱11は、直方体をなし、発泡材で形成されている。
図5及び図6の如く、該主柱11の側面には、柔軟性を調節する柔軟性調節部13である複数のスリット14を設けている。該スリット14は、短手方向(図5図中上下方向)に形成している。
前記スリット14の数、幅、各スリットの間隔によって、前記主柱11の柔軟性を調節することができる。このように、前記主柱11の柔軟性調節部13を設けることにより、第一の実施の形態のように、直線的な目地部のみならず、様々な形状、例えば、図6の如く、目地材M2を曲線に形成することも可能である。すなわち、本実施の形態の目地材M2は、図7の如く、曲線状に形成された目地部またはコンクリートと砂利等との区分けをする境界線に施工するのに適している。なお、本実施の形態では、区分けをコンクリートと砂利としているが、これに限定されるものではない。見切材は、区分けをできればよいため、例えば、芝と砂利との区分けであったり、違う砂利同士を区分けたり、土と直物を植えている場所を区分けたり、樹木の周りを囲って区分けたりする場所であってもよい。
図5の如く、前記柔軟性調節部13は、前記スリット14の数を増やしたり、該スリット14の幅を広げたり、各スリットの間隔を狭めることにより、より柔軟性が増大し、前記スリット14の数を減らしたり、該スリット14の幅を縮めたり、各スリットの間隔を広げることにより、より柔軟性が低減するようにしている。なお、本実施の形態では、前記スリット14の幅を5mm、凹み5mm、各スリットの間隔を50mmとしている。前記主柱11の奥行き方向(図5拡大側面図参照、但し図5の主柱は全長を記載しているのではなく一部を省略して記載している)の長さを1mとしているが、長さもこれに限定されるものではない。
前記保持部12は、合成樹脂製で樋状をなし、前記主柱11の図中上部を囲うように嵌合している。該保持部12は、前記主柱11に固着しているわけではなく、図5の矢印方向に移動自在となっている。該保持部12は、柔軟性のある前記主柱11を保持することにより、後述する前記化粧部3の固着をより安定させることができる。また、該保持部12は、前記化粧部3と同程度の長さに形成されている。
前記化粧部3は、第一の実施の形態と同じであるため、説明を省略する。このように、本実施の形態の目地材M2は、図7の如く、前記主柱11の柔軟性調節部13により、曲線状のコンクリートと砂利との境界線に施工するのに適している。
図8及び図9は、第三の実施の形態の目地材又は見切材M3を示す平面図(一部のみ)及び正面図である。目地材又は見切材M3は、以降、省略して名称を目地材M3とする。図8及び図9の如く、前記目地材M3は、主柱21、保持部22及び化粧部23を有し、前記化粧部23は第一または第二の実施形態とは異なり、化粧部23のほぼ中央に緩衝材24を設けて構成されている。
前記緩衝材24は、材質をポリエチレン樹脂としている。ところで、目地材はコンクリート間に配置する場合、コンクリートは収縮するため、化粧部かコンクリート間に挟まれていると、化粧部は該コンクリートの膨張により圧縮方向の力を受ける場合がある。その際、図8及び図9のように、化粧部23間に前記緩衝材24を介在させていると、この緩衝材24が化粧部23の圧縮を吸収するため、化粧部23にかかる余計な負荷を低減させることができる。
前記主柱21は、前記第一の実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
前記保持部22は、前記主柱21を保持する性能は前記第一の実施の形態と同じであるが、本実施の形態の保持部22は、前記主柱21を保持するのと同様に、前記化粧部23も保持ができるように図9の上方にも左右に側板を有している。この左右にある側板により前記化粧部23を保持することができる。
1,11,21 主柱
2,12,22 保持部
3,23 化粧部
13 柔軟性調節部
14 スリット
24 緩衝材

Claims (5)

  1. コンクリート建築物のコンクリート間を所定の間隔で隙間をあける目地部に施工する目地材又は、コンクリートと砂利等との区分けをする境界線等に施工する見切材において、
    主柱部(1,11,21)と、
    前記主柱部を保持する保持部(2,12,22)と、
    前記保持部に固着され少なくとも2つ以上の自然石を連ねて配置する化粧部(3,23)と、を有し、
    前記目地部又は、前記境界線等に配置されることを特徴とする目地材又は見切材。
  2. 前記主柱は、発泡材にて直方体に形成し、該主柱の側面に柔軟性を調節する柔軟性調節部13を有することを特徴とする請求項1に記載の目地材又は見切材。
  3. 前記主柱の柔軟性調節部は、短手方向にスリット14を設けてなることを特徴とする請求項2に記載の目地材又は見切材。
  4. 前記主柱の柔軟性調節部の柔軟性は、前記スリットの数、前記スリットの幅及び前記各スリット間の間隔により調節することを特徴とする請求項3に記載の目地材又は見切材。
  5. 前記化粧部間に、緩衝材24を介在させたことを特徴とする請求項1に記載の目地材又は見切材。
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