JP3206735U - 把持しやすい箸 - Google Patents

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【課題】把持しやすい箸の構造を提供する。【解決手段】主に把持部10、挟持部20で構成する把持しやすい箸1の構造を提供する。同一材料で形成する一体式の箸或いは二種類の材料で形成する複合式の箸を含む。把持部10は箸1の上部に位置し、人の手で挟持して使用し、箸1の上端11から下に、箸1の中間部に近い一つの境界12まで延伸する。上端11に楕円断面を具有し、且つ下向きに次第に縮小し、丸い断面の境界12にまで延伸する。挟持部20は箸1の下部に位置し、そこで物を挟む。箸1の境界12から箸1の下末端21にまで延伸し、境界12の丸い断面から、比較的小さい丸い断面の下末端21まで次第に縮小することで、箸1の上部に楕円断面を具有し、人の手で挟持し、及び操作使用する際の安定性及び使用効率をアップする。【選択図】図1

Description

本考案は箸の構造に関し、特に楕円断面の把持部を具有する一体式の箸或いは複合式箸の構造に関する。
箸を作る工芸技術の進歩に従い、箸の材質は更に多くの選択肢を持つようになった。同じ材料の例えばプラスティックの材料で形成する一体式の箸、或いはプラスティック及びステンレスの二種類の材料で形成する複合式の箸を含む。従来技術の複合式の箸は、異なる材質で作り、且つしっかりと一体に結合し、断裂しにくく、緩みにくく、抗菌効果のある箸を形成する。
しかし、従来技術の箸を実際に使用する際にも、尚も改善する余地がある。一膳の箸構造の機能として、人の手は箸の上部を持つことで、そこを把持部と定義し、食物を挟む箸の下部は挟持部と定義する。更に一膳の箸の使用状況において、一般的に動き箸及び固定箸に分けられる。図11、12に示すように、該動き箸Aは親指の末端及び人差し指と中指の第三指関節(末端節)の間で握り、且つ親指の末端節の押さえポイントを回転軸の支点とし、人差し指及び中指を屈伸して開く或いは閉じる操作を行う(図11、図12の矢印Cで示す通り)、よって動き箸と呼ぶ。該固定箸Bは親指と人差し指の付け根に差し込み、使用中は動かさないため、固定箸と呼ぶ。しかし、従来技術の箸を実際操作する際、動き箸は開けにくい或いは閉じにくい欠点があり、固定箸も安定不動に保ちにくい欠点があることを鑑みて、更なる改善が必要であった。
特開2013-94464号公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案では、同一の材料で形成する一体式の箸或いは二種類の材料で形成する複合式箸を含み、該箸の把持部の断面を楕円に設けることで、従来技術の動き箸が人の手で使用する際に、開けにくい或いは閉じにくい、且つ固定箸を安定不動に保ちにくい問題を有効的に解決することができる。
上述の目的を解決するために、本考案は把持しやすい箸の構造を提供するものである。同一材料で形成する一体式の箸であり、それに含まれるのは一つの把持部及び一つの挟持部である。該把持部は該箸の上部に位置し、人の手で挟持して使用し、該箸の上端から下に、該箸の中間部に近い部分にある一つの境界まで延伸する。該上端に楕円断面を具有し、且つ下向きに次第に縮小し、丸い断面の該境界にまで延伸する。及び一つの該挟持部は該箸の下部に位置し、そこで物を挟む。該箸の該境界から該箸の下末端にまで延伸し、且つ該境界の丸い断面から、比較的小さい丸い断面の該下末端まで次第に縮小することで、該箸の上部に楕円断面を具有し、人の手で挟持し、及び操作使用する際の安定性及び使用効率をアップする。
上述の目的を解決するために、本考案は把持しやすい構造を提供するものである。それは二種類の材料で形成する複合式の把持しやすい箸である。それに含まれるのは一つの把持部、一つの挟持部及び一つのケーシングである。該一つの把持部はプラスティックで作られた棒本体である。該挟持部はステンレス金属材料で作られた棒本体であり、該挟持部は一つの中空の棒本体であり、該境界に近い一端に一つの開口を形成し、該下末端は封口を形成することで、該挟持部内を一つのスペースに形成する。及び該ケーシングは金属材料で作られたケーシングであり、該挟持部の開口の内側に套設し、且つ該挟持部のスペースの上段としっかりした結合を形成する。且つ該ケーシングの上に少なくとも一つの穴を具有する。その中、該把持部のプラスティックは、該挟持部の開口から入れ、且つ該挟持部のスペースを充満し、該挟持部と一体に結合する。その中、該把持部のプラスティックを該スペースの前段の該ケーシングの少なくとも一つの穴にまで充満し、且つ少なくとも一つの穴を充満することで、しっかりと該挟持部の内部と結合する。
本考案の複合式箸の実施例において、該把持部は対称性ポリスチレン(SPS,Syndiotactic Polystyrene)のプラスティックで作られる。該挟持部40はステンレス金属材料で作られる。該ケーシングはステンレス金属材料で作られる。
本考案の一つの実施例において、該把持部と該挟持部の長さの比例は約5:4である。
本考案の箸のデザインにより、人の手で挟持し、及び操作使用する際の安定性及び使用効率をアップすることができる。
本考案の一体式箸の実施例の立体略図である。 図1の側面略図である。 図2の箸の上端から下を見た(下視線3)略図である。 図2の箸の把持部中段の断面から下を見た(断面線4―4)略図である。 図2の箸の境界から下を見た(断面線5―5)略図である。 図2の箸の下末端から上を見た(上視線6)略図である。 本考案の複合式箸の実施例の立体略図である。 図7の箸の挟持部の分解立体略図である。 図7の平面略図である。 図7の側面断面略図である。 本考案の箸の動き箸を閉じる操作をした使用状態略図である。 本考案の箸の動き箸を開ける操作をした使用状態略図である。
以下、本考案の構造と特徴および効果を、最良実施例と図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案は同一材料で形成する一体式の把持しやすい箸1に応用する。それに含まれるのは一つの把持部10及び一つの挟持部20である。
図11、図12に示すように、該把持部10は該箸1の上部に位置し、人の手3で挟持して使用し、該箸1の上端11から下に、該箸1の中間部にある一つの境界12まで延伸する。図3に示すように、該上端11に楕円断面を具有し、図4に示すように、下向きに次第に縮小し、図5に示すように、丸い断面の該境界12にまで延伸することで、該箸1の上部は図3、図4に示すように楕円の断面を具有し、図11、図12に示すように、人の手3で挟み、及び操作使用する際の安定度及び使用効率をアップさせる。
図11に示すように、該挟持部20は該箸1の下部に位置し、そこで物を挟む。該箸1の該境界12から該箸1の下末端21にまで延伸し、図5に示すように、該境界12の丸い断面から、図6に示すような、比較的小さい丸い断面の該下末端21まで次第に縮小する。
本考案の一体式の把持しやすい箸1は、対称性ポリスチレン(SPS,Syndiotactic Polystyrene)のプラスティックを使ってプレス成型工芸で作られるが、それによって本考案を制限されない。プラスティックの重さは比較的軽く、人の手3で挟持して使用しやすい。また、プラスティックは熱の伝導がしにくいため、人の手3に火傷を負わせる状況が起こりにくいため、有効的に該箸1の使用効率をアップする。
図7から図10に示すように、本考案は二種類の材料で形成する複合式の把持しやすい箸2に応用する。それに含まれるのは一つの把持部30、一つの挟持部40及び一つのケーシング50である。
該把持部30は対称性ポリスチレン(SPS,Syndiotactic Polystyrene)のプラスティックを使ってプレス成型工芸で作られるが、それによって本考案を制限されない。図11、12に示すように、人の手3で挟持して使用し、該把持部30は該箸2の上部に位置し、該箸2の一つの上端31から下に、該箸2の中間部に近い一つの境界32まで延伸する。図3に示すように、該上端31は楕円断面を具有し、図4に示すように下向きに次第に縮小し、図5に示すように、丸い断面を具有する該境界32まで延伸することで、図3、図4に示すように、該箸2の上部に楕円断面を具有する。人の手3で挟持し、及び操作使用する際の安定性及び使用効率をアップする。
該挟持部40はステンレス金属材料で作られた棒本体であるが、本考案を制限するものではない。耐用性を強化し、洗いやすく高温に耐えられ、及び人体に有害な化学物質を放出しにくい使用機能を持ち、図11、図12に示すように、物を挟むために使用する。該挟持部40は該箸2の下部に位置し、該箸2の該境界32は下向きに該箸2の下末端41にまで延伸し、且つ図5に示すように、該境界32の丸い断面から下向きに、図6に示すように、比較的小さい丸い断面の該下末端41にまで次第に縮小する。該挟持部40は一つの中空の棒本体であり、該境界32に近い一端に一つの開口42を形成し、該下末端41は封口を形成することで、該挟持部40内を一つのスペース43に形成する。
該ケーシング50はステンレス金属材料で作られたケーシングであるが、本考案を制限するものではない。該挟持部40の開口42の内側に套設し、且つ該挟持部40のスペース43の上段としっかりした結合を形成する。且つ該ケーシング50の上に少なくとも一つの穴51を具有する。
図8及び図10に示すのは、該把持部30のプラスティックは、該挟持部40の開口42から入れ、且つ該挟持部40のスペース43を充満し、該挟持部40と一体に結合する。その中、該把持部30のプラスティックを該スペース43の前段の該ケーシング50の少なくとも一つの穴51にまで入れ、且つ少なくとも一つの穴51を充満することで、しっかりと該挟持部40の内部と結合する。
本考案の複合式箸2の製造方法は下記のステップを含む:
ステップ1、一つの金属棒本体を成型して挟持部40とし、且つ該金属棒本体内部を一つのスペースに形成し、且つ該金属棒本体の下末端を封口に形成し、その相反する端(上端)は一つの開口42を形成する。
ステップ2、一つの金属ケーシングを成型して該ケーシング50とする。該ケーシング50の少なくとも一部の外直径は該挟持部40の開口42の内直径より大きい或いは等しくし、且つ該ケーシング50の上に少なくとも一つの穴51を設ける。
ステップ3、該ケーシング50は該挟持部40の開口42を通過して該スペース43の前段部分内且つ該開口42に近い部分に套設し、且つ該ケーシング50は該挟持部40のスペース43の前段部分としっかりと結合させる。
ステップ4、プラスティックをセレクトし、プレス工芸で一つのプラスティック棒本体に成型して該把持部30を製作し、且つ該プラスティック棒本体がプレス金型成型時に、該挟持部40の開口42に通ることができ、且つ該スペース43内に注入する。同時にプラスティックが該挟持部40内の該ケーシング50の少なくとも一つの穴51に通すことができ、該挟持部40の内部としっかり結合する。
図2〜図6及び図9に示すように、本考案の把持しやすい箸1、2のトータルの長さは約243mmである。該把持部10、30の長さは約137mmである。該挟持部20、40の長さは約106mmである。該上端11、31の楕円断面の長い軸の長さは約9.01mm、短い軸の長さは約5.80mmである。該把持部10、30の中段の楕円断面の長い軸は約6.94mm、短い軸の長さは約5.80mmである。該境界12、32の丸い断面の直径は約5.80mmである。及び該下端21、41の丸い断面直径は約2.62mmである。その中、該把持部10、30及び該挟持部20、40の長さの比例は約5:4である。
上述の構造により、本考案の把持しやすい箸1、2は下記のメリットを具有する:
1、該把持部10、30に楕円断面を設け、人の手3で挟持及び操作使用する際の安定性及び使用効率をアップする。
2、本考案は一つの複合式箸2とする際、該把持部10、30及び該挟持部20、40はしっかりと結合できることで、本考案は彎曲、断裂或いは緩んで脱落しにくく、箸としての使用寿命及び外観の美しさをアップする。
なお、本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
A 動き箸
B 固定箸
1 箸
2 箸
3 人の手
10 把持部
11 上端
12 境界
20 挟持部
21 下末端
30 把持部
31 上端
32 境界
40 挟持部
41 下末端
42 開口
43 スペース
50 ケーシング
51透孔

Claims (6)

  1. 一つの把持部、一つの挟持部を含み、
    該把持部は該箸の上部に位置し、人の手で挟持して使用し、該箸の上端から下に、該箸の中間部にある一つの境界まで延伸し、該上端に楕円断面を具有し、下向きに次第に縮小し、丸い断面の該境界にまで延伸し、及び、
    該挟持部は該箸の下部に位置し、そこで物を挟み、該箸の該境界から該箸の下末端にまで延伸し、該境界の丸い断面から比較的小さい丸い断面の該下末端まで次第に縮小し、
    該把持部及び該挟持部はプラスティックを用いてプレス成型工芸で作られた一体成型のものであることを特徴とする把持しやすい箸の構造。
  2. 前記把持部及び該挟持部は対称性ポリスチレン(SPS,Syndiotactic Polystyrene)のプラスティックで作られることを特徴とする請求項1記載の箸の構造。
  3. 一つの把持部、一つの挟持部及び一つのケーシングを含み、
    該把持部はプラスティックで作られた棒本体であり、該箸の上部に位置し、人の手で挟持して使用し、該箸の一つの上端から下に、該箸の中間部にある一つの境界まで延伸し、該上端は楕円断面を具有し、下向きに次第に縮小し、丸い断面を具有する該境界まで延伸し、
    該挟持部は金属材料で作られた棒本体であり、該箸の下部に位置し、物を挟むために使用し、該箸の該境界は下向きに該箸の下末端にまで延伸し、且つ境界の丸い断面から下向きに比較的小さい丸い断面の該下末端にまで次第に縮小し、該挟持部は一つの中空の棒本体であり、該境界の一端に一つの開口を形成し、該下末端は封口を形成することで、該挟持部内を一つのスペースに形成し、及び、
    該ケーシングは金属材料で作られたケーシングであり、該挟持部の開口の内側に套設し、且つ該挟持部のスペースの上段としっかりした結合を形成し、且つ該ケーシングの上に少なくとも一つの穴を具有し、
    その中、該把持部のプラスティックは、該挟持部の開口から該挟持部のスペースに入れ、該挟持部と一体に結合し、
    その中、該把持部のプラスティックを該ケーシングに入れ、且つ該少なくとも一つの穴を通過し、しっかりと該挟持部の内部と結合することを特徴とする把持しやすい箸の構造。
  4. 前記把持部は対称性ポリスチレン(SPS,Syndiotactic Polystyrene)のプラスティックで作られ、該挟持部はステンレス金属材料で作られ、該ケーシングはステンレス金属材料で作られることを特徴とする請求項3記載の箸の構造。
  5. 前記把持部と該挟持部の長さの比例は約5:4であることを特徴とする請求項1或いは請求項3記載の箸の構造。
  6. 前記箸のトータルの長さは約243mmであり、該把持部の長さは約137mmであり、該挟持部の長さは約106mmであり、該上端の楕円断面の長い軸の長さは約9.01mm、短い軸の長さは約5.80mmであり、該把持部の中段の楕円断面の長い軸は約6.94mm、短い軸の長さは約5.80mmであり、該境界の丸い断面の直径は約5.80mmであり、及び該下端の丸い断面直径は約2.62mmであることを特徴とする請求項1或いは請求項3記載の箸の構造。
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