JP3206669U - 高効率なモーターケーシング構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】モーターと、磁気伝導素子とを備える高効率なモーターケーシング構造を提供する。【解決手段】モーターに磁気伝導素子1を設け、係る磁気伝導素子1がモーターのケーシングを形成し、磁気伝導素子1は第1金属によって仕上げる。熱伝導素子2を磁気伝導素子1の外面に覆っていて、係る磁気伝導素子1と、係る熱伝導素子2とを拡管方式によって互いに結合され、係る熱伝導素子2は第2金属によって仕上げられ、熱伝導素子2の外面は、比較的に良い放熱効果のアルミ押出形材より形成する放熱フィン21を設ける。これにより、モーターの稼働によって形成する熱エネルギーが熱伝導素子2を介して放出され、放熱効果を有効に向上できるほか、磁気伝導素子1によって、モーターの効率を向上できる。【選択図】図1
Description
本考案は、主に磁気伝導素子とアルミ押出形材とを結合し、モーターの高効率稼働をもたらす高効率なモーターケーシング構造に関する。
今日の科学技術の産業分野において、モーターは一般的に応用されている駆動装置である。公知のモーターは、ローターと、ステーターとを相互に誘導し、回転動作の機能または発電することができる。
しかしながら、大きいパワーを提供する大きいモーターか、小さいパワーを提供する小さいモーターに拘らず、モーターを起動してローターを回転させた後、ローターに設ける整流子層状組織と、整流子コイルと、整流器とを含む構造及び高い磁気伝導率の珪素鋼板から形成するステーターのいずれも高熱を発生する。さらに、珪素鋼板は高価であるため、部材コストを軽減させるために、珪素鋼板の体積を小さく設けている。それがために、モーターが高速回転して作動すると、ローターとステーターの稼働によって、発生する高熱がほとんどモーターケーシングの内部に蓄積され、この熱エネルギーを有効に放出できず、モーター内部の温度が次第に上昇し、磁気伝導率を低下させて、モーターの稼働効率も低下する。さらに、温度が一定程度に上昇した後、整流子コイルのエナメル線の絶縁物を破壊して、整流子コイルが短絡を発生して、モーターを焼き付けて損傷される。
この他に、公知モーターケーシングの材質は、アルミ製ケーシングと、鉄製ケーシングに分けられる。そのうち、アルミ製ケーシングは良い放熱性を有するものの、トルクが劣る。一方、鉄製ケーシングのトルクは比較的に高いだが、高熱を外部へ有効に放出することができず、その放熱性は劣る。
公知モーターは主に、モーターに沿って、ベアリングを介して伝導及び放射状を形成して、一部の熱損失パワーを外部に搬送されるが、公知モーターの放熱機能が悪く、しかも、放熱素子はダイカスト成形によって仕上げられている。よって、高負荷条件で稼働すると、ローターと、ステーターの稼働による高熱を外部へ有効に搬送されず、ステーターを嵌め合わせていた珪素鋼板と、放熱素子との間に熱膨張を発生し、放熱不良によって、ステーターの緩みを発生し、モーターの稼働に異常を引き起こす恐れがある。
本考案の目的は、公知モーターの稼働による高熱を外部へ有効に放熱できず、ステーターを嵌め合わせた珪素鋼板が緩みを発生して脱落し、モーター稼働に異常を引き起こす欠点を改善する。
上記目的を達成するために、モーターと、磁気伝導素子とを備える高効率なモーターケーシング構造を提供する。モーターに磁気伝導素子を設け、係る磁気伝導素子はモーターのケーシングを形成し、磁気伝導素子は第1金属によって仕上げる。熱伝導素子を磁気伝導素子の外面に覆っていて、係る磁気伝導素子と、係る熱伝導素子とを拡管方式によって互いに結合され、係る熱伝導素子は第2金属によって仕上げられる。
前述高効率なモーターケーシング構造において、係る熱伝導素子の外部に少なくとも一つの放熱フィンを形成されている。
前述高効率なモーターケーシング構造において、係る第2金属は高い熱伝導性の金属である。
前述高効率なモーターケーシング構造において、係る熱伝導素子は、アルミ押出形材より仕上げられる。
前述高効率なモーターケーシング構造において、磁気伝導素子が円柱状を形成していて、かつ、係る熱伝導素子の内部形状は、磁気伝導素子の外部形状に対応して形成される。
前述高効率なモーターケーシング構造において、係る第1金属は高磁気伝導性の金属である。
前述高効率なモーターケーシング構造において、係る第1金属は鉄から仕上げられる。
本考案は主に以下に示す複数の長所と、効果を有する。その詳細を以下の通り説明する。
1.公知モーターの放熱性が悪いために、ステーターを嵌め合わせた珪素鋼板が緩みを発生して脱落する欠点に対して、本考案を適用すれば、高い磁性の磁気伝導素子を設けると共に、拡管方式を用いて、高い熱伝導性金属の熱伝導素子を結合し、モーター稼働による高熱が熱伝導素子を介して、外部に放熱される。
2.公知の放熱素子は、ダイカスト成形によって仕上げられるため、稼働による高熱を外部へ有効に放熱することはできない。これに対して、本考案による熱伝導素子の外面をアルミ押出形材によって仕上げられている。よって、より良い放熱効果を有する。この他に、熱伝導素子の外面に放熱フィンを形成すれば、モーター稼働による高熱を外部へ搬送する効果を大幅に向上し、本考案を適用すれば、モーターが高効率稼働を維持できる。
3.公知のモーターケーシングの部材は、アルミ製ケーシングまたは鉄製ケーシングの単一部材であったため、本考案はアルミ製ケーシングの優れる放熱長所と、鉄製ケーシングがトルクを向上できる長所を取って、この両者を結合して、本考案の高い熱伝導性と、トルク向上の効果を達成できる。
1.公知モーターの放熱性が悪いために、ステーターを嵌め合わせた珪素鋼板が緩みを発生して脱落する欠点に対して、本考案を適用すれば、高い磁性の磁気伝導素子を設けると共に、拡管方式を用いて、高い熱伝導性金属の熱伝導素子を結合し、モーター稼働による高熱が熱伝導素子を介して、外部に放熱される。
2.公知の放熱素子は、ダイカスト成形によって仕上げられるため、稼働による高熱を外部へ有効に放熱することはできない。これに対して、本考案による熱伝導素子の外面をアルミ押出形材によって仕上げられている。よって、より良い放熱効果を有する。この他に、熱伝導素子の外面に放熱フィンを形成すれば、モーター稼働による高熱を外部へ搬送する効果を大幅に向上し、本考案を適用すれば、モーターが高効率稼働を維持できる。
3.公知のモーターケーシングの部材は、アルミ製ケーシングまたは鉄製ケーシングの単一部材であったため、本考案はアルミ製ケーシングの優れる放熱長所と、鉄製ケーシングがトルクを向上できる長所を取って、この両者を結合して、本考案の高い熱伝導性と、トルク向上の効果を達成できる。
以下に本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。
まず、図1ないし図3を参照する。本考案は高効率なモーターケーシング構造に関する。
モーター(図示しない)は、磁気伝導素子1を有する。一実施例において、係る磁気伝導素子1は、モーターのケーシングを形成する。もう一つの実施例において、係る磁気伝導素子1が円柱状を形成する。係る磁気伝導素子1は、第1金属より仕上げられる。一実施例において、係る第1金属は、例えば鉄など高い磁性の金属より形成される。
熱伝導素子2を磁気伝導素子1の外面に覆っていて、一実施例において、係る熱伝導素子2の内面形状を磁気伝導素子1の外面形状に対応して形成されている。かつ、一実施例において、磁気伝導素子1と、係る熱伝導素子2とを拡管方式によって互いに結合し、磁気伝導素子1と係る熱伝導素子2との結合の安定性を向上させる。係る熱伝導素子2は、第2金属によって仕上げられる。係る第2金属を高い熱伝導性の金属を用いることが好ましい。さらに、一実施例において、係る熱伝導素子2に滑らかな表面を形成し、もう一つの好ましい実施例において、放熱効果のさらなるの向上をはかるため、係る熱伝導素子2をアルミ押出形材より仕上げられる。例えば、係る熱伝導素子2の外面に少なくとも一つの放熱フィン21を形成しても良い。
モーター(図示しない)は、磁気伝導素子1を有する。一実施例において、係る磁気伝導素子1は、モーターのケーシングを形成する。もう一つの実施例において、係る磁気伝導素子1が円柱状を形成する。係る磁気伝導素子1は、第1金属より仕上げられる。一実施例において、係る第1金属は、例えば鉄など高い磁性の金属より形成される。
熱伝導素子2を磁気伝導素子1の外面に覆っていて、一実施例において、係る熱伝導素子2の内面形状を磁気伝導素子1の外面形状に対応して形成されている。かつ、一実施例において、磁気伝導素子1と、係る熱伝導素子2とを拡管方式によって互いに結合し、磁気伝導素子1と係る熱伝導素子2との結合の安定性を向上させる。係る熱伝導素子2は、第2金属によって仕上げられる。係る第2金属を高い熱伝導性の金属を用いることが好ましい。さらに、一実施例において、係る熱伝導素子2に滑らかな表面を形成し、もう一つの好ましい実施例において、放熱効果のさらなるの向上をはかるため、係る熱伝導素子2をアルミ押出形材より仕上げられる。例えば、係る熱伝導素子2の外面に少なくとも一つの放熱フィン21を形成しても良い。
引き続き、図2と、図3を参照する。高い磁性の磁気伝導素子1と、高い熱伝導性の熱伝導素子2とを拡管方式によって、互いに結合すれば完成できる。モーター稼働のときに、電流の磁気誘導効果によって、電気エネルギーを動力エネルギーに置き換えられ、モーターの回転速度が速いほど、高熱が形成される。すなわち、モーターの稼働効率が高熱の影響を受けるため、モーター稼働するときは、高い熱伝導性金属の熱伝導素子2によって、モーター稼働の高熱を外部に放出される。
引き続き、図2と図3を参照する。本考案の高い熱伝導性金属による熱伝導素子2の外面に放熱フィン21を形成して、空気との接触面積を増加させ、放熱効果を向上し、モーター稼働による高熱を外部に搬送する効率をアップし、本考案によって、モーターに高効率稼働を維持できる。
さらに、本考案は、アルミ製ケーシングの優れる放熱能力と、鉄製ケーシングの優れるトルク長所と、両者を結合して、本考案の高い熱伝導性とトルクアップの効果を達成する。
総合すると、本考案は確実に予期された作用効果と目的を達成し、並びにこの技術に習熟した者がこれをもとに実施できるほどに詳細に説明されたが、以上は本考案の好ましい実施例の説明に過ぎず、並びに本考案を限定するものではなく、本考案に提示の精神より逸脱せずに完成されるその他の同等の効果の修飾或いは置換は、いずれも本考案の権利請求範囲内に属する。
1 磁気伝導素子
2 熱伝導素子
21 放熱フィン
2 熱伝導素子
21 放熱フィン
Claims (7)
- モーターと、伝熱素子と、を備える、高効率なモーターケーシング構造であって、
前記モーターは磁気伝導素子を有し、前記磁気伝導素子は、第1金属によって仕上げられ、
熱伝導素子を前記磁気伝導素子の外面に覆っていて、かつ、前記磁気伝導素子と、前記熱伝導素子を拡管方式によって、互いに結合され、前記熱伝導素子は第2金属によって仕上げることを特徴とする、高効率なモーターケーシング構造。 - 前記熱伝導素子の外面は、少なくとも一つの放熱フィンが形成されていることを特徴とする、請求項1記載の高効率なモーターケーシング構造。
- 前記第2金属は高い熱伝導性の金属であることを特徴とする、請求項1記載の高効率なモーターケーシング構造。
- 前記熱伝導素子は、アルミ押出形材によって仕上げられることを特徴とする、請求項1記載の高効率なモーターケーシング構造。
- 前記磁気伝導素子が円柱状を形成していて、かつ、前記熱伝導素子の内面形状は、前記磁気伝導素子の外形に合わせて形成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載する高効率なモーターケーシング構造。
- 前記第1金属は、高い磁性の金属であることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載する高効率なモーターケーシング構造。
- 前記第1金属は、鉄より仕上げられることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載する高効率なモーターケーシング構造。
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