JP3206641U - キャップ・フィルター付水位計用パイプ - Google Patents

Abstract

【課題】水位計の故障防止をし、水位計が独立して、水位を調べる容器との組み合せが自由にできるキャップ・フィルター付水位計用パイプを提供する。【解決手段】水位計用パイプ本体１の上の口に開閉キャップ２を設け、下の口にフィルター３を設け、パイプ１内への砂などの異物の侵入を防ぎ、パイプ１内を水位計７がスムーズに上下に移動するのを妨げないようにして、水位計７の故障防止と独立一体化をさせて水位を調べる組み合わせる容器を選べるようになるのに役立つ。【選択図】図２

Description

本考案は、上部にキャップ及び下部にフィルターを設けた、水位計用パイプに関するものである。

従来、水耕栽培の水位計用パイプには、フタが無く上の口から異物が入り易く、水位計のウキとパイプ内側面との間に詰まり故障する。パイプの下の口に付く大きなフィルターは水耕栽培容器に備付きなので水位計を他の容器と組み合わせて使えず不適当であった。

「エスペックミック株式会社 野菜うきうきミニ ユーザーズマニュアル」エスペックミック株式会社，２０１５年６月，ｐ．３

水位計用パイプの上の口の開放は異物が入り水位計が故障し、詰まった砂などを取り除くのが時間的、労働的負担である。下の口の大きなフィルターは経済的負担も大きい、従って上部キャップの機能と下部フィルターの機能を一体化することにより、異物の侵入を防ぎ故障しにくくなり、小型化したフィルターは経済的負担を軽減し、水耕栽培容器と別に独立して水位計を使える事を実現することで組み合わせる他の水耕栽培容器の選択が可能になり、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、パイプとキャップを組み合わせ、パイプの上部の口にキャップを設け開閉自在とし、同下部の口に小型で目の細かな砂粒の入らない大きさの穴のあいたフィルターでキャップをすることにより問題点を解決している。

上述の様に、本考案のキャップ・フィルター付水位計用パイプは、上下の口からの砂粒などの侵入を防ぎ小型化されたフィルターは経済的に役立つ。使用する水耕栽培容器がフィルター付きのでなくても一般の容器でよくなり便利になる。

本考案のキャップ・フィルター付水位計用パイプの一実施例を示す正面図で一部切欠断面図である。 本キャップ・フィルター付水位計用パイプの一部切欠断面図である。

普段、キャップを水位計用パイプ内に異物が上部の口から入らないように閉め、砂などの侵入を防がれ水位を調べる時のみ開けることとなる。下部の口からパイプ内へは常に一体化フィルターを通して異物は止められ液肥の水のみ入り、水位はパイプ内の水位計のウキが浮き上り、地表面のパイプの上の口の高さから水位計がどれくらい上へ出ているか、その目盛などで確認されることとなる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。耐久性の塩化ビニール等適宣素材にて一体化された水位計用パイプ本体１と、キャツプ２で本体上部の口が開閉自在となり、水位計のウキは着脱とパイプ本体内を上下自在となる。フィルター３を通って水がパイプ内を上昇し液肥の水の水位上昇は水位計のウキを押し上げ、その高さにより水位がはかられる。

１．水位計用パイプ本体
２．キャップ
３．フィルター
４．水耕栽培容器
５．微粒土
６．液肥水面
７．水位計

Claims (1)

1. パイプの上部の口にキャップを設けるとともに、パイプの下部の口に砂粒などを通過させない大きさの穴のあいたフィルターの役目をするものを設ける。
   以上の如く構成された、キャップ・フィルター付水位計用パイプ。

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