JP3206269U - 漸次式レンチ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】正常又は欠損したナット/ボルト頭部に使用することができる上、スパナの寿命を延ばす、漸次式レンチ構造を提供する。【解決手段】漸次式レンチ構造はレンチを含む。レンチの嵌着端11は、少なくとも2つの接合面を有する。各接合面は、一側の第1の斜面21を介して上方に接続された第1の平面22を有する。第1の平面22には第2の斜面23が接続される。第2の斜面23には第3の斜面24が接続される。第3の斜面24には第2の平面25が接続される。第2の平面25には第4の斜面26が接続される。第4の斜面26には第5の斜面27が接続される。第1の平面22、第2の斜面23及び第3の斜面24により第1の噛合歯が構成される。第2の平面25、第4の斜面26及び第5の斜面27により第2の噛合歯が構成される。【選択図】図2

Description

本考案は、スパナに関し、特に、少なくとも2つの接合面が、第1の平面、第2の斜面及び第3の斜面により構成される第1の噛合歯と、第2の平面、第4の斜面及び第5の斜面により構成される第2の噛合歯と、をそれぞれ含み、正常又は欠損したナット/ボルト頭部に使用することができる上、スパナの寿命を延ばす、漸次式レンチ構造に関する。
特許文献1では、工具噛合部は、3つの120度の内角上に位置するとともに、第1の噛合側部、第2の噛合側部及びカバー状噛合溝を含む。第1の噛合側部は、一方の隣り合う2つの内角間に設けられ、第2の噛合側部は、他方の対をなす隣り合う2つの内角間に設けられる。カバー状噛合溝は、第1の円弧、第1の接続部、中端円弧、第2の接続部、第2の円弧、第1の噛合歯及び第2の噛合歯を含む。第1の噛合側部及び第2の噛合側部を螺着部材に噛合し、螺着部材の頭部の角が摩損することを防ぎながら螺着部材を効果的に締め付けたり緩めたりすることができる上、頭部の角の摩損程度が80〜90%に達するほどの螺着部材にも使用することもできる。
従来の工具噛合部は、カバー状噛合溝が第1の噛合側部の側辺と第2の噛合側部の側辺との間の回転角度の隅部に形成され、明らかに本考案が側辺に設けるのとは異なる上、非常に大きな差異があり、従来の工具噛合部の側部は半円弧部、接続部、円弧部及び噛合歯のみを有し、その構造があまり簡素でなく、あまり実用的でなく効率があまり高くない点が本考案と大きく異なる。
そのため、従来技術の問題点を改善する技術が求められていた。
台湾実用新案登録第M491554号公報
本考案の主な目的は、少なくとも2つの接合面が第1の平面、第2の斜面及び第3の斜面により構成される第1の噛合歯と、第2の平面、第4の斜面及び第5の斜面により構成される第2の噛合歯と、を含み、正常又は欠損したナット/ボルト頭部に使用することができる上、スパナの寿命を延ばす、漸次式レンチ構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、レンチを含む漸次式レンチ構造であって、前記レンチの嵌着端は、少なくとも2つの接合面を有し、各前記接合面は、一側の第1の斜面を介して上方に接続された第1の平面を有し、前記第1の平面には第2の斜面が接続され、前記第2の斜面には第3の斜面が接続され、前記第3の斜面には第2の平面が接続され、前記第2の平面には第4の斜面が接続され、前記第4の斜面には第5の斜面が接続され、前記第1の平面、前記第2の斜面及び前記第3の斜面により第1の噛合歯が構成され、前記第2の平面、前記第4の斜面及び前記第5の斜面により第2の噛合歯が構成され、未欠損のナット/ボルト頭部は、一方の前記接合面の前記第2の斜面と、それと対をなす他方の前記接合面の前記第4の斜面とに当接させると回転可能であり、欠損したナット/ボルト頭部は、一方の前記接合面の前記第1の噛合歯と、それと対をなす他方の前記接合面の前記第2の噛合歯とに当接させると回転可能であることを特徴とする漸次式レンチ構造が提供される。
本考案の漸次式レンチ構造は、少なくとも2つの接合面が第1の平面、第2の斜面及び第3の斜面により構成される第1の噛合歯と、第2の平面、第4の斜面及び第5の斜面により構成される第2の噛合歯と、を含み、正常又は欠損したナット/ボルト頭部に使用することができる上、スパナの寿命を延ばすこともできる。
図1は、本考案の一実施形態に係る漸次式レンチ構造を示す斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係る漸次式レンチ構造の接合面を示す部分拡大図である。 図3は、本考案の一実施形態に係る漸次式レンチ構造の接合端を示す部分拡大図である。 図4は、本考案の一実施形態に係る漸次式レンチ構造を正常なボルト頭部に使用するときの状態を示す模式図である。 図5は、本考案の一実施形態に係る漸次式レンチ構造を欠損したボルト頭部に使用するときの状態を示す模式図である。 図6は、本考案の他の実施形態に係る漸次式レンチ構造の接合端を示す部分拡大図である。 図7は、本考案の他の実施形態に係る漸次式レンチ構造をラチェットレンチに応用したときの状態を示す模式図である。 図8は、本考案の他の実施形態に係る漸次式レンチ構造をラチェットレンチのソケットに応用したときの状態を示す模式図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1〜図8を参照する。図1〜図8に示すように、本考案の一実施形態に係る漸次式レンチ構造は、レンチ10を含む。
レンチ10の嵌着端11は、少なくとも2つの接合面12を有する。
前述した各接合面12は、一側の第1の斜面21を介して上方に接続された第1の平面22を有する。第1の平面22には第2の斜面23が接続される。第2の斜面23には第3の斜面24が接続される。第3の斜面24には第2の平面25が接続される。第2の平面25には第4の斜面26が接続される。第4の斜面26には第5の斜面27が接続される。第1の平面22、第2の斜面23及び第3の斜面24により第1の噛合歯30が構成される。第2の平面25、第4の斜面26及び第5の斜面27により第2の噛合歯40が構成される。この構成により、未欠損のナット/ボルト頭部50aは、一方の接合面12の第2の斜面23と、それと対をなす他方の接合面12の第4の斜面26とに当接させると回転可能である。欠損したナット/ボルト頭部50bは、一方の接合面12の第1の噛合歯30と、それと対をなす他方の接合面12の第2の噛合歯40とに当接させると回転可能である。このようにレンチ10は、未欠損又は欠損したナット/ボルト頭部50bに使用することができる上、強度が高いため寿命を延ばすこともできる。
上述した漸次式レンチ構造において、接合面12と第1の斜面21との間に形成される夾角θ1は3〜10度である。
上述した漸次式レンチ構造において、接合面12と第2の斜面23との間に形成される夾角θ2は3〜6度である。
上述した漸次式レンチ構造において、接合面12と第4の斜面26との間に形成される夾角θ3は2〜5度である。
上述した漸次式レンチ構造において、接合面12と第1の平面22及び第2の平面25との間に形成される夾角θ4,θ5は90度である。
図6を参照する。図6に示すように、本実施形態の漸次式レンチ構造のレンチ10はメガネレンチ10aである。第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40は、メガネレンチ10aの6つの接合面12に配列され、互いに隣り合う接合面12の第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40の配列順序が反対である上、対をなす接合面12の第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40が互いに対応する。
図7を参照する。図7に示すように、本実施形態の漸次式レンチ構造のレンチ10はラチェットレンチ10bである。第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40は、ラチェットレンチ10bの6つの接合面12に配列され、互いに隣り合う接合面12の第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40の配列順序が反対である上、対をなす接合面12の第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40が互いに対応する。
図8を参照する。図8に示すように、本実施形態の漸次式レンチ構造のレンチ10の嵌着端11はソケット11aである。第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40は、ソケット11aの6つの接合面12に配列され、互いに隣り合う接合面12の第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40の配列順序が反対である上、対をなす接合面12の第1の噛合歯30及び第2の噛合歯40が互いに対応する。
上述したことから分かるように、本考案の漸次式レンチ構造は、少なくとも2つの接合面が第1の平面、第2の斜面及び第3の斜面により構成される第1の噛合歯と、第2の平面、第4の斜面及び第5の斜面により構成される第2の噛合歯と、を含み、正常又は欠損したナット/ボルト頭部に使用することができる上、スパナの寿命を延ばすこともできる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 レンチ
10a メガネレンチ
10b ラチェットレンチ
11 嵌着端
11a ソケット
12 接合面
21 第1の斜面
22 第1の平面
23 第2の斜面
24 第3の斜面
25 第2の平面
26 第4の斜面
27 第5の斜面
30 第1の噛合歯
40 第2の噛合歯
50a ナット/ボルト頭部
50b ナット/ボルト頭部
θ1 夾角
θ2 夾角
θ3 夾角
θ4 夾角
θ5 夾角

Claims (8)

  1. レンチを含む漸次式レンチ構造であって、
    前記レンチの嵌着端は、少なくとも2つの接合面を有し、
    各前記接合面は、一側の第1の斜面を介して上方に接続された第1の平面を有し、前記第1の平面には第2の斜面が接続され、前記第2の斜面には第3の斜面が接続され、前記第3の斜面には第2の平面が接続され、前記第2の平面には第4の斜面が接続され、前記第4の斜面には第5の斜面が接続され、
    前記第1の平面、前記第2の斜面及び前記第3の斜面により第1の噛合歯が構成され、
    前記第2の平面、前記第4の斜面及び前記第5の斜面により第2の噛合歯が構成され、
    未欠損のナット/ボルト頭部は、一方の前記接合面の前記第2の斜面と、それと対をなす他方の前記接合面の前記第4の斜面とに当接させることにより回転可能であり、
    欠損したナット/ボルト頭部は、一方の前記接合面の前記第1の噛合歯と、それと対をなす他方の前記接合面の前記第2の噛合歯とに当接させることにより回転可能であることを特徴とする漸次式レンチ構造。
  2. 前記レンチはメガネレンチであり、
    前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯は、前記メガネレンチの6つの接合面に配列され、互いに隣り合う前記接合面の前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯の配列順序が反対である上、対をなす前記接合面の前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯が互いに対応することを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
  3. 前記レンチはラチェットレンチであり、
    前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯は、前記ラチェットレンチの6つの接合面に配列され、互いに隣り合う前記接合面の前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯の配列順序が反対である上、対をなす前記接合面の前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯が互いに対応することを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
  4. 前記レンチの前記嵌着端はソケットであり、
    前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯は、前記ソケットの6つの接合面に配列され、互いに隣り合う前記接合面の前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯の配列順序が反対である上、対をなす前記接合面の前記第1の噛合歯及び前記第2の噛合歯が互いに対応することを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
  5. 前記接合面と前記第1の斜面との間に形成される夾角θ1は3〜10度であることを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
  6. 前記接合面と前記第2の斜面との間に形成される夾角θ2は3〜6度であることを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
  7. 前記接合面と前記第4の斜面との間に形成される夾角θ3は2〜5度であることを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
  8. 前記接合面と前記第1の平面及び前記第2の平面との間に形成される夾角θ4,θ5は90度であることを特徴とする請求項1に記載の漸次式レンチ構造。
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