JP3206205U - 鉄筋の締付け固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦方向の柱筋と横方向の帯筋とが交差する箇所に回し掛けして締付け固定する、鉄筋の締付け固定構造を提供する。【解決手段】鉄筋の締付け固定構造は、クランパ1、挟持片2及び2つの螺着部材3を備える。クランパ1は、馬蹄形状を呈するとともに、互いに対応した2つのロッド11,12を有する。2つのロッド11,12はそれぞれねじ部13,14を有する。挟持片2は、2つの貫通孔21,22を有する。貫通孔21,22には、ロッド11,12がそれぞれ挿設される。螺着部材3は、ロッド11,12のねじ部13,14に螺着され、柱筋4と帯筋5とが縦横で交差する箇所にクランパ1及び挟持片2が回し掛けられ、柱筋4と帯筋5とが縦横で交差した箇所が強固に固定される。柱筋4と帯筋5とが縦横に交差した箇所の一部は、クランパ1、挟持片2及び螺着部材3により結束される。【選択図】図1

Description

本考案は、鉄筋の締付け固定構造に関し、特に、縦方向の柱筋と横方向の帯筋とが交差する箇所に回し掛けして締付け固定する、鉄筋の締付け固定構造に関する。
建物の耐震性は、耐震性基礎を選択して使用する以外に、梁柱を支える強度も重要な条件であった。建物の梁柱は、一般に複数の鉄筋籠を設置してからコンクリートを打設して支持作用を得ていた。そのため、梁柱の強度は、鉄筋籠に使用する柱筋、帯筋の寸法、帯筋の結束方式、柱筋又は帯筋のピッチの大きさなどと関係する。
地震が放出するエネルギーは非常に大きく、壊滅的な破壊を発生させることがあるため、地震帯上に位置する国では建物の耐震強度を規定し、地震により生命及び財産が失われることを防いでいる。
従来の梁柱は、鉄筋籠を設置してからコンクリートを打設して形成していた。鉄筋籠には、多数の柱筋が設置され、柱筋の外側には、複数の帯筋が間隔をおいて設置され、柱筋と帯筋とが交差する箇所は結束線により固定され、地震が起きたときに柱筋が径方向で変位することを帯筋及び結束線により防いでいた。
一般に柱筋と帯筋とが交差する箇所を結束線により固定する際、柱筋と帯筋とが交差する箇所を結束線で直接結束してから、その結束線の両端をハッカーなどの工具で縛って柱筋と帯筋とが交差する箇所を固定する。
しかしこのような方式は、結束線の直径寸法の選択が強度を決定する条件の一つであるため、大きめの剛性を得るために直径が大きめの結束線を選択して使用する場合、作業を行う者が工具で結束線の両端を縛って柱筋と帯筋とが交差する箇所を固定することは容易でなかった。また直径寸法が小さめの結束線を選択して使用する場合、工具を利用して結束線の両端を容易に縛り、柱筋と帯筋とが交差する箇所を結束することはできたが、その強度はあまり高くなく、耐震効果も好ましくなかった。
そのため、本考案者は結束線により柱筋と帯筋とが交差する箇所を結束する際に生じていた従来技術の問題点を改善する、本考案の鉄筋の締付け固定構造を開発した。
本考案の目的は、挟持片へクランパを挿設してからクランパの両端に螺着部材を螺着し、柱筋と帯筋とが縦横に交差した箇所を結束して強固に固定することができる上、施工の時間及び手間を減らすこともできる鉄筋の締付け固定構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、クランパ、挟持片及び2つの螺着部材を備えた鉄筋の締付け固定構造であって、前記クランパは、馬蹄形状を呈するとともに、互いに対応した2つのロッドを有し、前記2つのロッドはそれぞれねじ部を有し、前記挟持片は、2つの貫通孔を有し、前記貫通孔には、前記ロッドがそれぞれ挿設され、前記螺着部材は、前記ロッドの前記ねじ部に螺着され、柱筋と帯筋とが縦横で交差する箇所に前記クランパ及び前記挟持片が回し掛けられ、前記柱筋と前記帯筋とが縦横で交差した箇所が強固に固定されることを特徴とする鉄筋の締付け固定構造が提供される。
前記柱筋と前記帯筋とが縦横に交差した箇所の一部は、前記クランパ、前記挟持片及び前記螺着部材により結束されることが好ましい。
前記柱筋と前記帯筋とが縦横に交差した箇所の一部は、前記クランパ、前記挟持片及び前記螺着部材により結束され、前記柱筋と前記帯筋とが縦横に交差した箇所の残部は、結束線により結束されることが好ましい。
本考案の鉄筋の締付け固定構造は、柱筋と帯筋とが縦横に交差した箇所をクランパ及び挟持片により結束し、螺着部材の螺着により柱筋と帯筋とが強固に結束されるため、力を受けても分離することがなく、それにより形成した梁柱の構造強度を高めて建物の耐震強度を向上させることができ、柱筋と帯筋とが縦横に交差した箇所にクランパ、挟持片及び螺着部材を取り付けて固定する方式は簡便であるため施工の時間及び手間を減らすことができる。
本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す正面拡大図である。 本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す平面図である。 本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により鉄筋籠の一部の柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により鉄筋籠の一部の柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造を示す分解斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造は、少なくともクランパ1、挟持片2及び2つの螺着部材3から構成されてなる。
クランパ1は、馬蹄形状を呈するとともに、互いに対応した2つのロッド11,12を有する。ロッド11はねじ部13を有し、ロッド12はねじ部14を有する。
挟持片2は、2つの貫通孔21を有するプレート体である。貫通孔21,22には、クランパ1の2つのロッド11,12がそれぞれ挿設される。
螺着部材3は、リング状を呈し、ロッド11,12上のねじ部13,14が螺着される雌ねじ31が孔径内壁に形成される。
図2〜図4を参照する。図2〜図4に示すように、実際に施工する際、複数本の柱筋4を囲むように複数の帯筋5が配置されて鉄筋籠Aを形成する。続いて、柱筋4と帯筋5とが交差する箇所にクランパ1を回し掛け、挟持片2の2つの貫通孔21,22にクランパ1の2つのロッド11,12を嵌入し、最終的に2つの螺着部材3の雌ねじ31に、ロッド11,12のねじ部13,14を螺着し、柱筋4と帯筋5とが縦横に交差する箇所にクランパ1及び挟持片2を回し掛け、柱筋4と帯筋5とが縦横に交差した箇所を強固に固定する。
図2に示すように、鉄筋籠Aの各組の柱筋4と帯筋5との縦横に交差した箇所は、クランパ1、挟持片2及び螺着部材3により固定され、柱筋4と帯筋5との縦横に交差した箇所が分離することを防ぐ。
図5を参照する。図5は、本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造により鉄筋籠の一部の柱筋と帯筋とが縦横で交差した箇所を結束した状態を示す斜視図である。
図5に示すように、本考案の一実施形態に係る鉄筋の締付け固定構造を鉄筋籠Aに利用する際、鉄筋籠Aの最上方及び最下方の帯筋5と柱筋4とが交差した箇所に、クランパ1、挟持片2及び螺着部材3により構成された締付け固定構造を取付けて固定し、他の位置の帯筋5を結束線6により結束して固定する。
また、柱筋4と帯筋5とが縦横で交差した箇所の一部を、クランパ1、挟持片2及び螺着部材3により構成された締付け固定構造により結束する方式は、間隔をあけて設置することができる。即ち、隣り合う帯筋5と柱筋4とが交差する箇所を異なる方式の締付け固定構造により固定してもよい。
例えば図6に示すように、隣り合う帯筋5と柱筋4とが交差する箇所に、クランパ1、挟持片2及び螺着部材3により構成された締付け固定構造を間隔をあけて取付けて固定し、従来の結束線6により間隔をあけて結束して固定してもよい。
1 クランパ
2 挟持片
3 螺着部材
4 柱筋
5 帯筋
6 結束線
11 ロッド
12 ロッド
13 ねじ部
14 ねじ部
21 貫通孔
22 貫通孔
31 雌ねじ
A 鉄筋籠

Claims (3)

  1. クランパ、挟持片及び2つの螺着部材を備えた鉄筋の締付け固定構造であって、
    前記クランパは、馬蹄形状を呈するとともに、互いに対応した2つのロッドを有し、前記2つのロッドはそれぞれねじ部を有し、
    前記挟持片は、2つの貫通孔を有し、前記貫通孔には、前記ロッドがそれぞれ挿設され、
    前記螺着部材は、前記ロッドの前記ねじ部に螺着され、
    柱筋と帯筋とが縦横で交差する箇所に前記クランパ及び前記挟持片が回し掛けられ、前記柱筋と前記帯筋とが縦横で交差した箇所が強固に固定されることを特徴とする、
    鉄筋の締付け固定構造。
  2. 前記柱筋と前記帯筋とが縦横に交差した箇所の一部は、前記クランパ、前記挟持片及び前記螺着部材により結束されることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋の締付け固定構造。
  3. 前記柱筋と前記帯筋とが縦横に交差した箇所の一部は、前記クランパ、前記挟持片及び前記螺着部材により結束され、前記柱筋と前記帯筋とが縦横に交差した箇所の残部は、結束線により結束されることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋の締付け固定構造。
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