JP3205693U - 蓋折畳み式棺 - Google Patents

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Abstract

【課題】棺の蓋板を、棺本体の両サイドに回動させて折畳んで納められるようにした蓋折畳み式の棺を提供する。【解決手段】棺の蓋板2,3を長手方向の中央で2分割して、それぞれ頭あるいは脚方向のサイドに折り畳み、かつその短手側の側板41,42の上縁に設けた軸4で回動させて側板の外側に添って納められるようにし、側板の外側に折り重ねられる蓋板2,3同士の対応する合わせ位置に面ファスナーを装備させて密着できるようにした、蓋板が外側に折り畳まれて納められ蓋板の置き場所を心配することなく、しかもご遺体の納棺時に蓋板が邪魔となることもない棺である。【選択図】図1

Description

本考案は、棺の蓋を棺本体の両サイドに折畳んで納められるようにした蓋折畳み式の棺に関するものである。
棺の蓋は、ご遺体を納棺するときはもちろん、お通夜、葬儀中でも蓋を開けることが多い。その場合、取り去った蓋の置き場所として、棺あるいは近くの壁に寄り掛けるなどしている。
棺の蓋が、棺本体の長手方向の片側を軸にして回転して開く洋棺タイプのものがある。この洋棺タイプは、本体の片側に蓋がヒンジによって開閉可能に取り付けられ、一側に約120度開いて停止するようになっている。あるいは、蓋が遺体の上半身部分と、下半身部分とに分割されて、それぞれ独立に開閉するものがある(特許文献1)。
特開2009−112602
通常、棺は奥まった壁の前に密接させて置かれたり、または狭いスペースに置かれてあることが多く、蓋を開けた後に、葬儀場の作業の邪魔とならないように、あるいは来場者がぶつかり破損しないように考慮して置かねばならず、その蓋を置く位置に苦慮することがある。洋棺の場合は、前記したように、蓋が本体の長手方向側の片側にヒンジ等によって回転できるように取り付けられているため、蓋の開閉方向が定められてしまううえ、その方向に蓋を回転するスペースを確保しておかなければならない。
そして洋棺の場合は、ご遺体は棺上部に安置されるから蓋がそれほど邪魔にならないが、国産棺の場合は、底板までご遺体を降ろすので、蓋が放置されたままであると邪魔になり納棺が大変困難な作業となる。
また、通常、棺は、棺の底板の形状によりご遺体を安置する向きが決められるので、参列者からご遺体を見ることができるように、また蓋の開く向きを考慮しながら棺の配置に配慮しなければならず非常に制約を受ける。加えて遺体の頭の向きを北方あるいは西方といった家族の慣習に合わせた方向に設置すること等も考慮しなければならないので面倒なことになるばかりか、適正な向きに整えて棺を置けないことがある。場合によっては、現場で、蓋の開く方向を棺本体の反対側に変える作業が必要になることもあり手間を要することがある。
そこで本考案は、棺の蓋板を長手方向の中央で2分割して、それぞれ短手側方向(頭あるいは脚方向)に折り畳みかつ短手側の側板上縁に設けた軸で回動させて側板の外側に添って納められるようにした。折畳み部の合わさる面には、必要に応じて面ファスナー等の着脱具を付けておいて、側板の外側に折り重ねられる蓋板同士を密着できるように、蓋板を折畳んだ内側の対応する位置に面ファスナーを装備させた。
このように構成することにより、納棺時には、蓋板が短手側の外側に折り畳まれて納められるので、蓋板の置き場所を心配することなく、しかもご遺体の納棺時に蓋板が邪魔となることもない。
本考案の棺の蓋は、本体側板の外側に折り重ねて納まるので、まず、蓋を開けた時に、蓋板の置き場所に困らない。蓋板は側板の外側に添って折り重ねられるので、祭壇の正面からは従来の棺と同様に見えるので体裁を損なわない。祭場の都合で、棺が壁にピタリと設置されるような場合でも、蓋は左右に折り畳むことで支障なく行える。しかもご遺体の納棺時にも邪魔とならない。
最後の対面のために通常はのぞき窓を形成するが、本考案はのぞき窓を装備できることはもちろんであるが、上半身側の蓋板を開けばご遺体との対面が可能となるので、構造が簡単となり製作費が廉価で済む。また、蓋板の開き度合いを任意の位置で止めれるようにしてあるので、必要に応じた広さだけ開けることも可能である。
蓋板の折畳み動作を示す断面図。 蓋を閉じた状態の断面図。 蓋板の折畳み動作の拡大断面図。 蓋の開き度合いを調整する状態を示す断面図。 蓋板の折畳み動作の斜視図。 下半身を蓋し、上半身のみを開けた状態の斜視図。 のぞき窓を形成してある斜視図。
本考案の棺は、図1および図2に示すように、側板および底板との枠からなる直方体の本体1と、その本体1の上方開口部の短手方向の内径よりわずかに短い幅の蓋板2とからなる。長手方向に沿った本体の側板5は、板の厚さ分(L)本体部分の高さより高く、そして短手側の側板41,42より長く延出している。蓋板は、長手方向、つまりご遺体の頭から足方向のほぼ中央で2等分(蓋板2,3)され、それぞれの一端2a,2bが、両側板5の延出部分5a(長さL)の上端部間に渡した軸4に回動自在に固定されている。この固定は、一方にブッシュ、ダボ穴、メス穴そして他方にボス、キー、オスピボット等の組合せでも良い。
2等分された蓋板2,3は、さらに2分割され、その2分割された蓋片21,22および31,32がそれぞれヒンジ22b、32bにて上方へ山折れできるように連結されている。そして蓋片21,31の突合せ部分Cの対向する中央部先端21a,31aは、相互に重なり合うように上下逆向きの切欠き段が形成されており、上側に重なる蓋板(本実施例では21)は、本体内側に設けたマグネット等6により吸着され、同時に下側の蓋片31も下方へ押えるようになっている。
前記したように、長手方向に沿った側板5が上方及び側方ともに長さ(L)分長くなっていることで、逆に述べると、蓋板2,3は、本体より小さい幅であるので、蓋をしたときには本体内に蓋が入り込む。この入り込んだ蓋板2,3を支持するために、本体1の長手方向に沿った側板5の内側面の開口部近辺に蓋受桟7が設けられている。この蓋受桟7の位置は、長手方向の側板5の高くした部分(L)より低い元の本体部分の上端となる。すなわち高くした側板5部分の上端と蓋板2,3とが同一高さとなるようにして体裁良くしてある。
蓋板2,3は、それぞれの短手側蓋片22,32が長手方向に沿った側板5の短手側側板41,42方向の延出部分5aの上端で軸着されているので、この軸着部4を軸にそれぞれ長手方向の外側に回転され、さらにヒンジ部22b,32bで連結された中央部蓋片21,31と短手側蓋片22,32とが該ヒンジ部で折れ曲がり折り重なりながら回動して短手側側板41,42の外側に重なって折畳まれる。
中央部蓋片21,31と短手側蓋片22,32との折り重なり接面するそれぞれの片の対応位置に面ファスナー8を固着してある。これにより短手側側板に折畳んだ時に外方向に拡がることなく側板に密着して納まるようにしてある。
さらに、本考案は、図7に示すように、上半身方向の短手側蓋片32に覗き窓9を形成できることはもちろんであるが、棺を一定の広さに開けたいときに、蓋の開き度合を調整できるようにするために、前記受桟7に蓋板31の先端31aを係止するための係合溝10が適宜間隔に形成してある。(図4、図6参照)
前記した実施例では、蓋板の折畳み方向を短手側としたが、長手側に折畳むようにすることも可能である。この場合は当然に」回転軸は長手方向に添って設けることになる。
1 棺本体
2 蓋板
22b ヒンジ
3 蓋板
32b ヒンジ
4 軸
41,42 短手側側板
5 長手側側板
5a 側板の延出部分(長さ L)
6 磁石または磁性体
7 蓋受桟
8 面ファスナー
9 覗き窓
10 係合溝

Claims (7)

  1. 蓋板の一側が、直方体の本体の側板上縁に軸着されており、側板の外側に回動でき、さらに折畳んで側板の外側に添って納められるように形成されていることを特徴とする棺。
  2. 蓋板が、長手方向に2分割されており、それぞれの端部が本体の長手方向の相対する短手側で軸着されており、側板の外側に回動でき、さらに折畳んで側板の外側に添って納められるように形成されていることを特徴とする棺。
  3. 前記2分割された蓋板同士の中央合わせ部と本体側との対応する位置に磁性体あるいは磁石をそれぞれ配置してある請求項1あるいは2に記載の棺。
  4. 本体の長手方向に沿う両側板が、本体よりわずか延長しており、この延長部同士の上端の間に蓋板の一端が回転自在に軸受されて装着されることを特徴とする請求項1から3のうちの1に記載の棺。
  5. 蓋板は、長手方向に直交する幅が、本体の幅より狭く、そして長手方向に沿った側板の内側上部に、蓋板を本体内に落とし込んだ時に蓋板を受け止める受桟が設けられている請求項1から4のうちの1に記載の棺。
  6. 蓋の開き度を調整するために、前記受桟に蓋板先端係止用の切込みが適宜間隔に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の棺。
  7. 蓋板を折畳んだ時に蓋板同士が密着するように、蓋板を折畳んだ内側の対応する面に、面ファスナーを固着してある請求項1から5のうちの1に記載の棺。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI825310B (zh) * 2019-06-10 2023-12-11 日商日本棺木有限公司 瓦楞紙板製棺材

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JPH07275304A (ja) * 1994-04-04 1995-10-24 Kazuto Sotozono
JP2000316923A (ja) * 1999-05-13 2000-11-21 Zentaro Kojima
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