JP3205467B2 - 建屋及び機器架台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬入方法 - Google Patents

建屋及び機器架台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬入方法

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JP3205467B2 JP16736194A JP16736194A JP3205467B2 JP 3205467 B2 JP3205467 B2 JP 3205467B2 JP 16736194 A JP16736194 A JP 16736194A JP 16736194 A JP16736194 A JP 16736194A JP 3205467 B2 JP3205467 B2 JP 3205467B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建屋及び機器架台の並進
構築並びに同建屋への機器先行搬入方法に係り、特に火
力発電所の発電所本館のタービン建屋とタービン台の構
築を並行して進め、この構築に合わせて搬入機器を先行
搬入し、工程の短縮化を図るようにした建屋及び機器架
台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬入方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】火力発電所の建設工事は一般に工事準
備、土木建築工事、機械電気工事、試運転の順に進めら
れる。その特徴として土木、建築、機械・電気の各工事
が比較的狭い空間内で、連続して進行することが挙げら
れる。このため各工事間の調整、引き渡し手順、時期等
の良否が工事全体の安全、工期の短縮、品質に大きな影
響を与える。たとえば発電所のタービン建屋工事では、
基礎工事の完了後に行われる建屋の構築工程及びタービ
ン台の構築工程をどのように調整するかが大きな問題と
なっている。また、タービン台下部には復水器、循環水
管の一部が組み込まれ、またタービン台上部にはタービ
ン発電機が設置されるが、従来これらの各主要装置、補
機を設置する時期はタービン台の引き渡し後であった。
このため復水器及び循環水管は完成したタービン台内の
スペースに搬入設置できる程度の大きさ及び形状に分割
され搬入され、その後、現地で溶接作業により全体を組
み立てるという作業手順がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建築工事の
工程を作成する場合、タービン建屋工事では建屋構築を
先行させ、その後タービン台工事を追従させる場合ある
いはタービン台工事を先行させ、その後建屋構築を追従
させる場合がある。いずれの工程においても、工事エリ
アが錯綜するような場合には一方の作業を中断すること
になり、両者の工程は並進することなく、見かけの工程
が長くなる。さらに他の部位の作業工程との連係を考慮
した場合には建築工事の工程長が更に増加するおそれも
ある。
【0004】また、建築工事と機械工事のそれぞれの工
程において、各工事の範囲で単独で工程短縮を図って
も、引き渡しの関係で各工事での工程短縮の効果が希釈
され、建設工事全体の工程短縮が図れないという問題が
ある。このような問題を踏まえ、タービン建屋工事では
建築工事と機械工事との主要な接点であるタービン台工
事と復水器及び循環水管搬入設置工事において、両工事
の連係を改善することにより全体工程を短縮したいとい
う要請がある。すなわち、復水器等の機器、部材をター
ビン台の構築工程の進行に合わせて先行搬入することに
よりタービン台引き渡し後の復水器設置、タービン設置
作業の工程短縮を果たすことが可能になる。
【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、タービン建屋工事におい
て、タービン建屋構築とタービン台工事とを並進させる
とともに、同建屋へ復水器等の機器を先行して搬入させ
るようにした建屋及び機器架台の並進構築並びに同建屋
への機器先行搬入方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は建物の鉄骨を、移動可能な寸法の複数の大
型鉄骨ブロックで分割構成し、該大型鉄骨ブロックを複
数の小鉄骨ブロックを積み上げて構成するようにし、該
小鉄骨ブロックを組み立てる際に、その内部に所定の機
器類をあらかじめ組み込んでおき、該機器類が組み込ま
れた小鉄骨ブロックを前記建屋が構築される平面位置に
隣接する建方エリアで積み上げて前記大型鉄骨ブロック
を組み立てる一方、該組み立て作業と並行して前記平面
位置の基礎構造上に所定の機器架台を構築しておき、所
定の工程時期に前記機器架台の一部に機器を先行搬入し
て据え付けた段階で、前記工程時期までに組み立てが完
了した前記大型鉄骨ブロックを前記建方エリアから前記
平面位置まで移動し、最終的に前記複数に分割されたす
べての大型鉄骨ブロックを前記建方エリアで組み立て、
前記平面位置に移動して接合することで前記建屋の鉄骨
全体を前記平面位置に構築するようにしたことを特徴と
するものである。
【0007】この場合、前記小鉄骨ブロック内への機器
類の組み込みは、所定の機器、該機器回りの配管及びケ
ーブル、ケーブルトレイ等をスキッドに載せた機器パッ
ケージとして状態で行うようにすることが好ましい。
【0008】さらに、前記機器パッケージは、複数の機
器がプレファブ化された状態で前記小鉄骨ブロック内に
組み込むようにすることが好ましい。
【0009】前記小鉄骨ブロック内への機器類の組み込
みは、前記配管及びケーブル類が同一の支持部材で支持
されたブロックごとに行うようにすることが好ましい。
【0010】前記大型鉄骨ブロックの移動は、前記建方
エリアから前記平面位置へかけて敷設された軌条設備を
用いて行うようにすることが好ましい。
【0011】この場合、前記軌条設備上に移動可能な揚
重設備を設置し、この揚重設備により前記建屋の地階及
び1階の機器類を搬入するようにすることが好ましい。
【0012】また、前記大型鉄骨ブロックの移動に先行
して行われる前記機器架台への機器の先行搬入は、各機
器の所定設置位置まで進入可能な搬送架台により行うよ
うにすることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明によれば、建物の鉄骨を、移動可能な寸
法の複数の大型鉄骨ブロックで分割構成し、該大型鉄骨
ブロックを複数の小鉄骨ブロックを積み上げて構成する
ようにし、該小鉄骨ブロックを組み立てる際に、その内
部に所定の機器類をあらかじめ組み込んでおき、該機器
類が組み込まれた小鉄骨ブロックを前記建屋が構築され
る平面位置に隣接する建方エリアで積み上げて前記大型
鉄骨ブロックを組み立てる一方、該組み立て作業と並行
して前記平面位置の基礎構造上に所定の機器架台を構築
しておき、所定の工程時期に前記機器架台の一部に機器
を先行搬入して据え付けた段階で、前記工程時期までに
組み立てが完了した前記大型鉄骨ブロックを前記建方エ
リアから前記平面位置まで移動し、最終的に前記複数に
分割されたすべての大型鉄骨ブロックを前記建方エリア
で組み立て、前記平面位置に移動して接合することで前
記建屋の鉄骨全体を前記平面位置に構築することによ
り、建屋の構築と基礎上の機器架台の構築とが干渉され
ずに進行でき、工程上の待ちが生じないようにでき、工
期の短縮が図れるとともに、所定の機器類の搬入、据え
付けを機器架台の構築に合わせて引き渡し前に行え、工
事引き渡しの際に生じる工程の遅れを解消することがで
きるとともに、機械・電気工事の工程短縮を図ることが
できる。
【0014】
【実施例】以下本発明による建屋及び機器架台の並進構
築並びに同建屋への機器先行搬入方法の一実施例を添付
図面を参照して説明する。図1(a)、(b)は本発明
のうち、タービン建屋1及びタービン台2の並進構築を
行っている状態を示した施工概略図である。本実施例で
はタービン建屋1はタービンエリア3と補機エリア7と
からなり、タービン建屋1の鉄骨構造全体を大きく3個
の大型鉄骨ブロックB(以下、ブロックNo.を特定す
る場合は前添字を付し、部位を特定する場合は後添字を
付す。)に分割してモジュール化する。この大型鉄骨ブ
ロックBは、小鉄骨ブロックbを積み上げるようにして
構築されたものである。この大型鉄骨ブロックBを建屋
に隣接した建方エリア4で順次、地組してマット基礎5
上の所定位置にスライドする。このとき小鉄骨ブロック
bには補機等の機器、この機器に付属、接続される配
管、電気系統ケーブル等をプリファブ化して機器パッケ
ージとして組み込んでおく。なお、機器パッケージを構
成する各機器類をスキッド(荷受架台)に載せて組み込
むことが好ましい。一方、建屋の構築位置に施工された
マット基礎5上には、所定の大きさに大ブロック化した
タービン台2を構築する。建屋の大型鉄骨ブロックBは
後述するように地上であらかじめ骨組トラスからなる小
鉄骨ブロックbに組み立てられ、さらにクローラクレー
ンCにより所定段数だけ吊り込んで積み上げ、各小鉄骨
ブロックb同士を接合して全体を組み立てるようになっ
ている。
【0015】以下において、タービン建屋1及びタービ
ン台2の並進構築工程及び同建屋に搬入され、組み立て
られる機器の先行搬入工程を図2の作業フローチャート
及び図3〜図10を参照して説明する。
【0016】I.(ステップ(図中、Sと略記)100−
図3参照) まず、基礎掘削と並行して鉄筋組立ヤード(図示せず)
でマット基礎用のプレハブ網状鉄筋を組み立てる。本実
施例では従来の現場での配筋作業を改め、現場と別の場
所にある鉄筋組立ヤードでプレハブ化して組み立ててた
プレハブ網状鉄筋を使用している。このプレハブ網状鉄
筋は所定の配筋間隔で主筋と配力筋とが縦横に配筋され
た鉄筋である。このプレハブ網状鉄筋は鉄筋径が大きい
ため網状の全体形状が吊り込み作業中に崩れないように
あらかじめ形鋼からなる支持フレームを構築し、この支
持フレームをガイドとして結束してある。この支持フレ
ームはプレハブ網状鉄筋とともに基礎内の所定位置に建
て込んでも良い。また、鉄筋結束作業の効率化のために
U字形クリップ等を用いて鉄筋同士を固定するようにし
ても良い。鉄筋のみを結束してプレハブ網状鉄筋とする
場合は、鉄筋建て込み中にねじれたりしないように所定
形状のフレームで製作された吊り治具を用いてプレハブ
網状鉄筋を建て込むことが好ましい。
【0017】マット基礎の配筋作業は数種の形状に製作
されたプレハブ網状鉄筋を所定位置に吊り込んで敷き詰
め、各鉄筋を所定の定着長をとってジョイントすること
で迅速に行え、作業時間を短縮することができる。この
ときマット基礎5内には機械台基礎を固定するアンカー
ボルト15を備えた機械台の上架台18を所定位置に埋
設する(図11及び図12を参照して後述する)ととも
に、所定形状のプレハブ鉄筋として組み立てられた柱脚
鉄筋21をタービン台柱20の設置位置に埋設する。さ
らに所定の壁型枠、支保工を設置後、基礎コンクリート
を打設する。その後、タービン建屋1の長手方向の柱列
位置に3本の軌条設備としてのスライドレール8を敷設
する。このスライドレール8は建方エリア4で地組みさ
れた建屋の大型鉄骨ブロックBを所定位置まで移動する
ためのもので、スライドレール8が敷設される基礎部分
にはあらかじめ長手方向に沿って堅固な地中梁を構築し
ておくことが好ましい。これにより大重量の大型建屋ブ
ロックBの移動をスムースに行うことができる。なお、
スライドレール8の敷設本数は鉄骨ブロックの形状や支
持荷重の分布に応じて適宜本数に設定することが好まし
い。
【0018】II.(ステップ110−図4、図13参
照) タービン台柱20の鉄筋ブロックを揚重設備として走行
クレーンCで吊り込んで所定の柱脚位置に建て込む。な
お、この走行クレーンCは前記スライドレール8上に載
せて、レール上を走行させることが好ましい。また、ク
ローラタイプのクレーンを走行させても良い。このター
ビン台柱20は図13に示したように所定配筋間隔で組
み立てられた柱筋22と、この柱筋22の周囲を所定の
被りで取り囲むようにして一体的に固着された鋼板型枠
23とからなり、この鋼板型枠23の内面にはリブプレ
ート24が所定間隔で縦横に溶接されている。この鋼板
型枠23内にコンクリート20Cを打設し、B1F壁レ
ベルまでの構築を行う。完成したタービン台柱20はリ
ブプレート24を介して鉄筋コンクリート20Cと鋼板
型枠23とが一体化し、作用外力に対して合成構造とし
ての挙動を示すことができる。
【0019】並行して補機エリア7の小鉄骨ブロックb
の積み上げを進め、各層のフロアを施工する。このとき
フロア完成後、補機配管、ケーブルトレイを必要に応じ
て所定の補機エリア7の各フロアに先行搬入して設置し
ておくことで、建屋完成後の機器搬入作業を先取りして
行える。これらの機器搬入作業には前記鉄骨ブロックの
構築用に使用したクレーンCを使用することができる。
これにより使用する重機(ここでは揚重機等の大型建設
用機械をさす。)の台数を減らすことができるという利
点がある。さらに補機エリア7に隣接するタービンエリ
ア3の大型鉄骨ブロックB3の建方を行う。この部分の
大型鉄骨ブロックB3は内部にタービン(図示せず)が
設置されるため3〜4階の吹き抜け構造となっている
が、構造上、外壁柱及び屋根トラスにより補剛され、各
部材及び全体トラス構造にねじりや過剰な変形が生じな
いような剛性と強度を保持されている。
【0020】III.(ステップ120−図5参照) 次いで、復水器基礎及び管架台をタービン台柱20間に
構築し、所定長さ及び形状に加工製作された循環水管4
1をクローラクレーン等の揚重機によりタービン台柱2
0間に搬入して管架台(図示せず)上に据え付ける(図
15参照)。さらに循環水管41の据え付け後に2ピー
スの大型ブロックに分割した水張定盤40A、40Bを
搬入してマット基礎5の天端に据え付ける(図16を参
照して後述する。)。この間に建方エリア4では建屋鉄
骨ブロックBが屋根部分まで組み立てられており、第1
ブロック1Bが完成した状態にある。
【0021】IV.(ステップ130−図6、図17参
照) 一体化された水張定盤40A、40B(以下、40と記
す。)がマット基礎5上に設置された後に6個のブロッ
クに分割して工場製作した復水器43を揚重機等を用い
て仮置エリア42に搬入する。仮置エリア42に搬入さ
れた復水器43の各ブロックは、この仮置エリア42で
溶接接合され、一体の下部胴43Aとなる。一方、上部
胴43Bは分割パネルで搬入され、下部胴43A上にパ
ネルのまま仮置きされる。
【0022】V.(ステップ140−図7参照) 建屋鉄骨第1ブロック1B(以下、建屋のブロック部位
を特定するために建屋を構成する大型鉄骨ブロックを建
屋第nブロックと記す。)は、建方エリア4の軌条設備
たるスライドレール8上でスライド推進装置(図示せ
ず)が組み込まれた状態にある。そしてスライド推進装
置を駆動して建屋鉄骨第1ブロック1Bをマット基礎5
上の所定位置までスライドさせる。このスライド作業は
建屋鉄骨の脚部に所定台数装着された横引きジャッキ等
のスライド推進装置のスライド量が等しくなるように変
位量を制御しながら行うことが好ましい。また、建屋鉄
骨ブロックBの各脚部は定位置までスライドされた後
に、車輪等のスライド支持機構から当該定位置に設けら
れている基礎上に盛り替え、その後スライド推進装置を
撤去する。このとき、後に接合される第2ブロック2B
との接合箇所の位置調整のために所定の調整用油圧ジャ
ッキを設けておくことも好ましい。
【0023】VI.(ステップ150−図8参照) ひきつづき建方エリア4で建屋鉄骨第2ブロック2Bの
建方を行う。この間にタービン台2位置では循環水管4
1及び水張定盤40が設置された部分の周囲のタービン
台柱20の鉄筋ブロックを建て込み、上部梁下までの柱
部分の構築を行う。次いで、タービン台2の上部梁30
のプレファブ鉄筋を建て込み、梁コンクリートを打設し
てタービン台2を完成させる。
【0024】この上部梁30を含むタービン台2の柱2
0と梁30との取り合い部は鋼板型枠を使用して一体化
されており、鉄筋コンクリートのハンチを省略した設計
としている。これによりハンチ部の配筋を簡単化できる
とともに、複雑なハンチ型枠を省略でき、施工性を向上
させることが可能となる。
【0025】VII.(ステップ160−図9、図17参
照) タービン建屋1内部のタービン台が完成した時点で上部
胴パネルが上部に仮置きされた下部胴43Aを重量物を
搬送可能な搬送架台(ユニットキャリア)を用い、たと
えばコロ引きによる横引きにより、仮置エリア42から
タービン台2の復水器設置位置まで移動する。そして設
置位置の正確な測量を行った後に、コロ上に載置されて
いる復水器下部胴43Aの支持を昇降ジャッキ(図示せ
ず)に盛替えて、昇降ジャッキを操作してジャッキダウ
ンさせ復水器下部胴43Aを所定位置まで降下させ、マ
ット基礎5上に復水器下部胴43Aを正確に設置する。
このとき復水器下部胴43Aの降下量及び降下位置を昇
降ジャッキ、横引きジャッキ等で制御しながらジャッキ
ダウンを行うことが好ましい。次いで、タービン台2の
梁及び柱を利用して上部胴パネルを組み立てて復水器4
3を完成させる。
【0026】さらに建方エリア4で組み立てが完成した
建屋鉄骨第2ブロック2Bを第1ブロック1Bと同様の
方法でタービン建屋位置までスライドし、鉄骨の歪みを
取り除いた状態で第1ブロック1Bと接合して一体化さ
せ、内部の一般部の鉄骨建方を開始する。この間に空い
た建方エリア4では建屋鉄骨第3ブロック3Bの構築を
行う。この建屋鉄骨第3ブロック3Bでは前記建方と同
様に補機エリア7の構築補機先行搬入を行い、引き続き
タービンエリア部分の鉄骨ブロックBを組み立てる。
【0027】VIII.(ステップ170−図10、図14
参照) 建方エリア4で組み立てが完成した建屋鉄骨第3ブロッ
ク3Bを第2ブロック2Bと同様の方法でタービン建屋
1位置までスライドし、鉄骨の歪みを取り除いた状態で
既に接合されている第1ブロックB、第2ブロック2B
と接合して建屋全体を一体化させ、建屋内部の骨組建方
を引き続き行い、一般部の鉄骨構造を完成させる。さら
に外壁工事を行うとともに、内部に天井クレーンCのガ
ーダーを吊り込み、動力電源の電気設備工事を行い、所
定時期に試運転を実施する。
【0028】以後、タービン台は所定位置の機械基礎が
完成した後、タービン発電機等の主要機器の据え付け工
事に引き渡される。この引き渡しの時点において、前述
したように既に循環水管41の搬入据え付け及び定盤設
定及び復水器43の搬入据え付けが完了しており、従来
引き渡し後に行われていた機械工事のうち、循環水管据
え付け工事等を建築工事工程内で組み込むことができ、
引き渡しを挟んで工程の連係を図ることができる。
【0029】以下、各工程における詳細構造について添
付図面を参照して説明する。図11及び図12は機械台
基礎の施工合理化の一例を示した作業手順フローチャー
ト及び概略施工順序図である。図11のフローチャート
を参照してマット基礎5に機械基礎10のアンカーボル
ト15を設置する手順について説明する。マット基礎5
上には各種補機等を精度良く設置するためのアンカーボ
ルト15が多数埋設される。このためこれらのアンカー
ボルト15の埋設精度と埋設作業の作業効率を向上させ
るために各種埋設部材のプレハブ化を行っている。ま
ず、均しコンクリート11の所定位置に下架台14のア
ンカーボルト12を埋設する(ステップ101、図12
(a)参照)。この下架台14は形鋼フレームからな
り、機械基礎アンカーボルト15を所定位置に固定する
とともに、マット基礎5のプレハブ上端鉄筋17のスペ
ーサとして機能する。次いで、プレハブ下端鉄筋13を
吊り込む(ステップ102)。このプレハブ下端鉄筋1
3は前述したプレハブ網状鉄筋で、あらかじめ所定形状
をなした網状に組み立てられている。さらにプレハブ下
端鉄筋13と干渉しないように下架台14を建て込み、
前記アンカーボルト12で下架台14をマット基礎5に
固定する。さらに下架台14の周囲に架台鉄筋16を配
筋する。この架台鉄筋16は架台14、18の鋼材をマ
ット基礎コンクリート5C、10Cと一体化させ、アン
カーボルト15を介して架台18の鋼材に作用した機械
振動等の外力をコンクリート5C、10Cに分散して伝
達させるために配筋された補強筋である(ステップ10
3、図12(b)参照)。
【0030】さらに下架台14の天端にプレハブ上端鉄
筋17を配筋する。プレハブ上端鉄筋17はプレハブ下
端鉄筋13と同様に所定配筋間隔で鉄筋を網状に縦横配
筋したものである(ステップ104、図12(c)参
照。) テンプレート18aを組み込んでプレハブ化した上架台
18を下架台14の上に据え付ける。テンプレート18
aは機械基礎のアンカー位置を正確に写し取った定規
で、このテンプレート18aをガイドとしてアンカーボ
ルト15の位置決めを行う。またこのテンプレート18
aをコンクリート10Cで固定するために上架台18の
周囲の側面にプレキャストコンクリート(PCa)側面
型枠19を設置している。これによりマット基礎5面で
の機械基礎用の型枠工を最小限にすることができる(ス
テップ105、図12(d)参照)。さらにテンプレー
ト18aにてアンカー位置の調整を行い、基礎コンクリ
ート5C、10Cを打設する(ステップ106,10
7)。このようにアンカーボルト15をプレハブ化して
迅速にかつ精度良くマット基礎5内に埋設することがで
きるので、機械据え付け時の修正作業を最小限にするこ
とができ、工期の短縮を図ることができる。
【0031】次に図13及び図14によりタービン台柱
20、梁30の大ブロック化について説明する。図13
はタービン台柱20の全体を示した部分断面図である。
タービン台柱20の柱筋22とマット基礎5内に埋設さ
れたプレハブ柱脚鉄筋21にはネジ鉄筋25が用いられ
ている。柱筋22の下端と柱脚鉄筋21の上端とは機械
継手(カップラージョイント)26で接合され、各接合
部はグラウト注入され所定の接合強度が確保できるよう
になっている。また、柱筋22は柱寸法に等しい寸法の
鋼板型枠23で所定の被りをとって取り囲まれている。
この鋼板型枠23を利用して柱コンクリート20Cが打
設される。この鋼板型枠23の内面にはコンクリート2
0Cと鋼板23との一体化を保持し、所定のせん断抵抗
を確保するためにジベルに相当するリブプレート24が
縦横に溶接されている。また、柱型枠下端は前記グラウ
ト作業を行うために部分的に下部鋼板型枠27を後付け
で溶接して閉塞するようになっている。
【0032】図14は梁の配筋及び梁支保工を内蔵した
梁鉄骨構造を示した部分斜視図である。同図には梁配筋
31の他、アンカープレート32で支持されたアンカー
ボルト33と、コンクリートが打設された際の自重を支
持するための内蔵支保工34とが示されている。タービ
ン台梁30は既に梁下に循環水管41等の機器が搬入さ
れ、支保工の設置が困難な場合もある。また、梁下に設
置される支保工は梁コンクリートが所定強度に達するま
で存置しなければならない。このため所定の養生期間の
間、支保工位置での作業が行えないという問題もある。
そこで、本発明では打設された梁コンクリートがまだ固
まらない場合に梁のコンクリート自重を支持可能な鉄骨
梁を内蔵支保工34として梁型枠内に組み込んでいる。
また、梁底面及び側面はタービン台柱20と同様の鋼板
型枠35で被覆されているため、この部分の型枠工を省
略することができる。さらに梁の所定位置に機器固定用
の埋込金物を設置することもある。この場合には鋼板型
枠35の表面に所定板厚のアンカープレート36を溶接
するとともに、板厚の薄い鋼板型枠35を貫通してこの
アンカープレート36のアンカーボルト(図示せず)を
型枠内に延設するようにするのが良い。このように鋼板
型枠35の所定位置にアンカープレート36を直接固定
できるので、埋込金物36の設置精度をより向上させる
ことができる。
【0033】図15及び図16によりタービン台の間の
マット基礎5上に循環水管41と水張定盤40を設置す
る作業状態を示し、簡単に説明する。図15に示したよ
うに循環水管41は復水器基礎及びタービン台柱20が
B1F壁レベルまで構築された段階で、建屋外のクロー
ラクレーンC等の揚重機によってタービン台柱20間を
マット基礎5上まで吊り込まれ、所定の管架台(図示せ
ず)上に据え付け、設置される。これによりタービン台
引き渡し後の循環水管搬入工程を省略することができ
る。
【0034】図16(a)、(b)は循環水管41の据
え付け後に水張定盤40A、40Bを設置する工程を示
した説明図である。水張定盤40A、40Bは同図
(a)に示したように2個のブロックに分割して構築さ
れた鉄骨骨組構造からなり、タービン台内に据え付けら
れた際に一体化され、循環水管41が水張定盤40の骨
組内に組み込まれる配置になる。
【0035】以上の説明では火力発電所の本館建屋のう
ち、タービン建屋1とタービン台との並進構築を例に挙
げて説明したが、本発明の適用分野として梁間方向が均
一なスパンを有する形状の建屋で、この建屋内にプラン
ト機器の搬入、据え付けを行うような工場等があり、本
発明はこのような工場の建設工事における建築工程、機
械据え付け工程等の短縮に効果的に適用できるものであ
る。
【0036】また、以上の説明ではある規模を想定した
タービン建屋1の構築の一例を図示してその施工段階を
順を追って説明した。タービン建屋1はユニットに備え
られるタービン発電機の発電容量等によりその規模も形
式も異なってくるため、図に説明したものと施工位置、
形状等が異なることも多い。しかし、それらについても
発明の思想を具現化する範囲において、本実施例の説明
及び図面に示されたものに何ら限定されず、適用される
ものであることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、錯綜する建設工事において、建築工事部位の
干渉を避けて大型のブロックに分割してモジュール化
し、個々の作業を並進させ、また建築工事の進行中に機
器の一部を搬入据え付けすることで機械工事への引き渡
し作業の削減を図ることができ、工程短縮を図ることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建屋及び機器架台の並進構築並び
に同建屋への機器先行搬入方法の一実施例を示した斜視
図、平面図。
【図2】本発明の建屋及び機器架台の並進構築並びに同
建屋への機器先行搬入方法の作業手順の一例を示した作
業フローチャート。
【図3】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ100)。
【図4】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ110)。
【図5】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ120)。
【図6】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ130)。
【図7】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ140)。
【図8】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ150)。
【図9】図2に示した施工手順を図1に示したタービン
建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステッ
プ160)。
【図10】図2に示した施工手順を図1に示したタービ
ン建屋に適用した施工例を示した施工状態説明図(ステ
ップ170)。
【図11】機械台基礎の施工手順を示した作業フローチ
ャート。
【図12】機械台設置作業の作業状態を順を追って示し
た施工状態図。
【図13】タービン台柱のプレハブ鉄筋と鋼板型枠とを
示した部分断面正面図。
【図14】内蔵支保工を備えたタービン台柱上部梁の配
筋状態図。
【図15】循環水管の吊り込み状態を示した施工状態
図。
【図16】水張定盤の搬入及び据え付け状態を示した施
工状態図。
【図17】先行搬入された復水器の設置状況を示した施
工状態図。
【符号の説明】
1 タービン建屋 2 タービン台 4 建方エリア 5 マット基礎 8 スライドレール 10 機械台基礎 20 タービン台柱 23,35 鋼板型枠 30 タービン台梁 40(40A,40B) 水張定盤 41 循環水管 43 復水器 B 大型鉄骨ブロック b 小鉄骨ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 征一 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 渡辺 誠 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 小澤 暁 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所 日立工場内 (72)発明者 嶋崎 保義 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 本田 忠義 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 岡野 正 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 二階堂 正 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 佐野 次雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 木村 博 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−277269(JP,A) 特開 平4−161630(JP,A) 特開 昭61−162679(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 5/00 - 7/00 E04B 1/35 E04G 21/14 G21C 13/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の鉄骨を、移動可能な寸法の複数の大
    型鉄骨ブロックで分割構成し、該大型鉄骨ブロックを複
    数の小鉄骨ブロックを積み上げて構成するようにし、該
    小鉄骨ブロックを組み立てる際に、その内部に所定の機
    器類をあらかじめ組み込んでおき、該機器類が組み込ま
    れた小鉄骨ブロックを前記建屋が構築される平面位置に
    隣接する建方エリアで積み上げて前記大型鉄骨ブロック
    を組み立てる一方、 該組み立て作業と並行して前記平面位置の基礎構造上に
    所定の機器架台を構築しておき、所定の工程時期に前記
    機器架台の一部に機器を先行搬入して据え付けた段階
    で、前記工程時期までに組み立てが完了した前記大型鉄
    骨ブロックを前記建方エリアから前記平面位置まで移動
    し、最終的に前記複数に分割されたすべての大型鉄骨ブ
    ロックを前記建方エリアで組み立て、前記平面位置に移
    動して接合することで前記建屋の鉄骨全体を前記平面位
    置に構築するようにしたことを特徴とする建屋及び機器
    架台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬入方法。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、前記小鉄骨ブロッ
    ク内への機器類の組み込みは、所定の機器、該機器回り
    の配管及びケーブル類をスキッドに載せた機器パッケー
    ジとして状態で行われるようにしたことを特徴とする建
    屋及び機器架台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬
    入方法。
  3. 【請求項3】前記請求項2において、前記機器パッケー
    ジは、複数の機器がプレファブ化された状態で前記小鉄
    骨ブロック内に組み込まれたことを特徴とする建屋及び
    機器架台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬入方
    法。
  4. 【請求項4】前記請求項1において、前記小鉄骨ブロッ
    ク内への機器類の組み込みは、前記配管及びケーブル類
    が同一の支持部材で支持されたブロックごとに行われる
    ようにしたことを特徴とする建屋及び機器架台の並進構
    築並びに同建屋への機器先行搬入方法。
  5. 【請求項5】前記請求項1において、前記大型鉄骨ブロ
    ックの移動は、前記建方エリアから前記平面位置へかけ
    て敷設された軌条設備を用いて行われるようにしたこと
    を特徴とする建屋及び機器架台の並進構築並びに同建屋
    への機器先行搬入方法。
  6. 【請求項6】前記請求項5において、前記軌条設備上に
    設置された移動可能な揚重設備により前記建屋の地階及
    び1階の機器類を搬入するようにしたことを特徴とする
    建屋及び機器架台の並進構築並びに同建屋への機器先行
    搬入方法。
  7. 【請求項7】前記請求項1において、前記大型鉄骨ブロ
    ックの移動に先行して行われる前記機器架台への機器の
    先行搬入は、各機器の所定設置位置まで進入可能な搬送
    架台により行われるようにしたことを特徴とする建屋及
    び機器架台の並進構築並びに同建屋への機器先行搬入方
    法。
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