JP3205441U - プラスチックフイルム製袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチックフイルム製袋自体に簡単な操作によって自立する機能を付与する。【解決手段】プラスチックフイルム製の袋12の投入口11の周辺に筒状の空気室14を固定した。さらに、袋12の投入口11周辺から垂直に袋の底に向かって、袋の底の部分23を残して筒状の空気室14aを固定した。空気室14は、袋の一部を折り返して作ることもできる。空気室14に空気を吹き込んで膨らませることによって、投入口11を広げることができる。さらに、投入口11を広げたままの状態を保つことができ、買い物するときの品物を詰める作業が容易になる。また、ゴミ袋の場合には、任意の場所でゴミを詰め込む作業を効率良くすることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、買い物袋やゴミ袋等に多用される、物の投入が容易なプラスチックフイルム製袋に関する。
レジ袋に物を入れるときその口はなかなか開きにくいものである。また、レジ袋の口を広く開けていないと、物を詰め込み難い。レジ袋だけでなくプラスチックフイルム製のゴミ袋も同様である。ゴミ袋については、物を投入し易いように箱状の形状を保持する骨材が利用されている。骨材の構造について様々な技術が紹介されている(特許文献1〜3)。
特開平10−120105号公報 実用新案登録3114406号公報 特開2002−68402号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
買い物に出かけて購入した品物をレジ袋に詰めるとき、骨材になるようなものを持参するのは現実的でない。また、折りたたまれたレジ袋の口を開くことにさえ苦労している人も少なくない。ゴミ袋も戸外でゴミを拾って詰めるような場合に骨材を持ち歩くことはしない。ゴミを詰める作業中にゴミ袋の口が閉じて作業がはかどらないといった経験はだれにでもある。
上記の課題を解決するために、本考案は、プラスチックフイルム製袋自体に簡単な操作によって自立する機能を付与することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
物の投入口の周辺に、密閉された筒状の空気室を固定したことを特徴とするプラスチックフイルム製の袋。
<構成2>
上記投入口の周辺から垂直に袋の底に向かって、投入口とほぼ同じ形状に広がる袋の底部分を残して、筒状の空気室を固定したことを特徴とする構成1に記載のプラスチックフイルム製の袋。
<構成3>
空気室に空気を吹き込むための逆止弁を固定したことを特徴とする構成1または2に記載のプラスチックフイルム製の袋。
<構成4>
上記投入口の周辺に密閉した筒状の空気室を接着固定したことを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載のプラスチックフイルム製の袋。
<構成5>
上記投入口の周囲を取り巻く長さの筒状の空気室を、上記投入口の周囲に均一に分散した複数箇所のスポット状の接着部を介して固定したことを特徴とする構成4に記載のプラスチックフイルム製の袋。
<構成6>
上記投入口周辺の袋の一部を折り返して、筒状の空気室を残して接着封止したことを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載のプラスチックフイルム製の袋。
<構成7>
筒状の空気室を残して粘着剤で接着封止したことを特徴とする構成6に記載のプラスチックフイルム製の袋。
<構成1の効果>
空気室に空気を吹き込んで膨らませることによって、袋の投入口を簡単に広げることができる。さらに、投入口を広げたままの状態を保つことができ、買い物するときの品物を詰める作業が容易になる。また、ゴミ袋の場合には、任意の場所でゴミを詰め込む作業を効率良くすることができる。
<構成2の効果>
縦方向に固定した空気室により、プラスチックフイルム製の袋を箱状に直立させることができる。
<構成3の効果>
空気室に予め逆止弁を固定しておけば、すぐに空気室を膨らませることができる。
<構成4の効果>
空気室を接着固定すると、プラスチックフイルム製の袋の製造後に任意のタイミングで空気室を固定できる。
<構成5の効果>
空気室を袋の全面に接着しなくても袋を広げることができる。空気室の接着作業が簡便になる。
<構成6の効果>
袋の一部を折り返して空気室を形成すると、これまでの袋の製造工程の改良により上記のプラスチックフイルム製の袋を製造できる。
<構成7の効果>
粘着剤の一部を剥がしてノズルを挿入し、空気を吹き込んだ後でノズルを抜くと空気室を膨らました状態で封止できる。
実施例1のそれぞれ別々の構成のプラスチックフイルム製の袋を示す平面図である。 空気室14を膨らました状態のレジ袋12の斜視図である。 プラスチックフィルム製の袋の変形例の説明図である。 使用状態のプラスチックフィルム製のゴミ袋の斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1のそれぞれ別々の構成のプラスチックフイルム製の袋を示す平面図である。
本考案は、買い物に使用するレジ袋やゴミ捨てに使用するゴミ袋等のプラスチックフイルム製の袋に利用することができる。図1〜図3の実施例では、レジ袋を例にとって説明する。
図1(a)に示したレジ袋12は、物を投入する投入口11の周辺に、空気室14を固定している。この図の例では、レジ袋12の表面と裏面に、空気室14を接着剤16を用いて接着している。レジ袋12と空気室14とは例えば粘着剤16によって接着するとよい。こうすればレジ袋12を製造した後の工程で空気室14を簡単に取り付けることができる。なお、空気室14をレジ袋12の表面にヒートシールにより接着固定しても構わない。
空気室14は、レジ袋12の投入口11の周囲をぐるりと取り巻くように帯状に固定することが好ましい。空気室14の一箇所から空気を吹き込むと空気室14の全体が膨らむようにするとよい。密閉した袋状の空気室14は、レジ袋12の全面に均一に接着されていなくてもよい。例えば、投入口11の周囲を環状に取り巻くような長さの筒状の空気室14を使用する。そして、投入口11の周囲に均一に分散した複数箇所に、接着剤を塗布する。空気室14を環状に膨らましたとき、対向する少なくとも4箇所程度にスポット状の接着部を設けるとよい。これで、レジ袋12の投入口11を広げることができる。しかも、レジ袋12への空気室14の固定作業がきわめて簡単になる。
この図の例の空気室14は密閉した風船のような筒状の袋で、どこにも空気の出入り口は無い。これに、例えば、図1(b)に示した矢羽根状の逆止弁20を突き刺して空気を吹き込んで膨らます。逆止弁20は、吹込口18から空気を吹き込むと、内部に設けた既知の逆封止機構を通って尖端22から空気が吹き出す構造のものでよい。尖端22を空気室14の任意の場所に突き刺す。図1(c)に示すように、逆止弁20を空気室14の一部に固定してしまってもよい。
図1(d)に示したレジ袋12には、縦方向に取り付けた空気室14aを追加した。投入口11の周辺から垂直にレジ袋12の底の部分23に向かって延長されている。投入口11とほぼ同じ形状に広がる底の部分23を残している。
図2は、空気室14を膨らました状態のレジ袋12の斜視図である。
図の(a)に示すように、投入口11の周辺に固定した空気室14を膨らますと、投入口11はほぼ円径に広がる。即ち、簡単に物を投入できる状態になる。これだけで十分な場合も多い。この例はレジ袋12の製造コストが安くてよい。
図2(b)に示すように、縦方向に空気室14aを取り付けたものの場合には、レジ袋12は箱状に立ち上がる。レジ袋12の底の部分23は、投入口11とほぼ同じ形状に広がるので、物を投入し易い形状に立ち上がる。なお、投入口11の周辺に固定した空気室14の縦方向の幅を十分に広くすると、この縦方向の空気室14aは無くてもよい。レジ袋12の側壁に相当する部分全体に空気室14が固定されていてもよい。
以上のような構造にすれば、レジ袋12に品物を詰め込む作業がきわめて楽になる。さらに、ゴミ袋の場合にも、ゴミを溢れさせないように丁寧に詰め込むことが容易になる。
図3はプラスチックフィルム製の袋の変形例の説明図である。
実施例1に示したレジ袋12は、空気室14と別工程で製造された。この実施例では、レジ袋12の製造工程で空気室14を設けることができる。通常、レジ袋12は、例えば図3(a)に示すような手順で製造される。まず、プラスティックフィルムを筒28の状態で押し出す。その後、両側縁30に相当する部分を折りたたむ。最後に、切断線26をカットして取っ手の形状にして、同時に底の部分をヒートシールする。
この工程を生かして、レジ袋12に自動的に空気室14を形成することができる。図3(b)に示すように、プラスチックフィルムを筒28の状態に押し出した後、1カ所だけこの図のように帯状に折り返し部分24を設ける。この折り返し部分24に筒状の空気室14を残して、接着剤16で接着封止する。ヒートシールでも良いが、この例では折り返し部分の縁を粘着剤で封止して空気室14を完成させた。
その後は、従来と全く同様の方法で、取っ手の部分を切断し、同時に底の部分をヒートシールする。逆止弁は、例えば、図1(c)に示した要領でレジ袋12に固定してしまう。取っ手部分の加工の無い単純なゴミ袋の場合には、さらに空気室14部分の加工は簡単である。
図4は、使用状態のプラスチックフィルム製のゴミ袋の斜視図である。
この図の例では、例えば、容量が30リットルのゴミ袋32の投入孔11の周囲に、図3で示した要領で幅約10cmの折り返し部分を設け、その縁を粘着性の接着剤で固定し、空気室14を形成した。例えば、その空気室14の縁の一部に、図4(b)に示すようにストロー34を差し込んで、粘着性の接着剤16により外れないように固定した。
空気室14を膨らますときには、ストローで34で空気を吹込み、空気室14が膨らんだらストロー34を抜き取る。接着剤16でストロー34の抜けた孔が塞がれるから、空気は漏れない。これで、図4(a)に示すような状態で、ゴミ袋32にゴミを投入する作業ができる。このプラスチックフィルム製のゴミ袋を持参すれば、戸外でもどこでも簡単にその投入孔11を開いた状態で作業ができ、作業効率を高めることができる。
なお、例えば、図4(c)に示すように、空気室14の縁の一部にフイルム状のセパレータ36を挟んでここに空気室14の孔を開けておくと、ここから空気を吹き込むことができる。空気室14が膨らんだ後も、セパレータ36の弾力によりこの孔は塞がれて、丁度逆止弁のような働きをする。このような簡単な構造で、空気室14を膨らませるための仕組みを作ることもできる。
11 投入口
12 レジ袋
14 空気室
14a 空気室
16 接着剤
18 吹込口
20 逆止弁
22 尖端
23 底の部分
24 折返し部分
26 切断線
28 筒
30 側縁
32 ゴミ袋
34 ストロー
36 セパレータ

Claims (7)

  1. 物の投入口の周辺に、密閉された筒状の空気室を固定したことを特徴とするプラスチックフイルム製の袋。
  2. 上記投入口の周辺から垂直に袋の底に向かって、投入口とほぼ同じ形状に広がる袋の底部分を残して、筒状の空気室を固定したことを特徴とする請求項1に記載のプラスチックフイルム製の袋。
  3. 空気室に空気を吹き込むための逆止弁を固定したことを特徴とする請求項1または2に記載のプラスチックフイルム製の袋。
  4. 上記投入口の周辺に密閉した筒状の空気室を接着固定したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプラスチックフイルム製の袋。
  5. 上記投入口の周囲を取り巻く長さの筒状の空気室を、上記投入口の周囲に均一に分散した複数箇所のスポット状の接着部を介して固定したことを特徴とする請求項4に記載のプラスチックフイルム製の袋。
  6. 上記投入口周辺の袋の一部を折り返して、筒状の空気室を残して接着封止したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプラスチックフイルム製の袋。
  7. 筒状の空気室を残して粘着剤で接着封止したことを特徴とする請求項6に記載のプラスチックフイルム製の袋。
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