JP3205152U - 支柱の起立・転倒装置 - Google Patents

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吉田 直人
直人 吉田
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株式会社三恵ネット
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Abstract

【課題】支柱の取扱いに面倒なナット操作が不要となる支柱の起立・転倒装置を提供する。【解決手段】支柱5を立てるベース盤1に支柱をそえる起立基材3を着設し、支柱の下端部に、その起立・転倒の中心となる頭部付き移動ピン10を下端よりもやや上になる位置で突設し、ベース盤には、起立基材の根元当りに支柱の下端が起立して落ち込む下孔9を設け、起立基材には、支柱が下孔に着脱する範囲において上下可能に移動ピンを係合させる逆U字形の反転溝13を設け、その逆U字形の一端を移動ピンが掛かる閉止端15として形成し、他端には下方へ移動ピンを案内し得るよう縦長溝17が延長して形成され、その延長端を支柱の倒伏時における移動ピンの係合部とした。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば、折り畳み式ラック等において支柱の起立状態と転倒状態との相互変換を簡単に手操作できるようにするための支柱の起立・転倒装置に関する。
折り畳み式ラックは、荷物を載せるベース盤(ラック盤)の前後両端に左右一対の支柱を立設するとともに、左右で向合せに倒して折り畳みできるようにしたもので、従来、支柱を起立・転倒させるための装置は、ベース盤50の上に支柱52,52を転倒可能に軸承する起立基材54を立設し、起立基材に縦長溝56を設け、その上方に上端開口の口受溝58を形成したもので、支柱52には、縦長溝56に上下可能に係合する頭部61付き下部ピン60と、口受溝58に落し入れる頭部付き上部ピン62とが突設されていたので、支柱52を持ち上げることにより上部ピン62を外して、支柱52を転倒できるものであった。
上記のような従来の支柱の起立・転倒装置によれば、支柱は、起立基材54に上下ピン60,62の2点で直立に支持されるが、上のピン62が口受溝58から外れやすく、不用意に転倒するおそれがあった。これを防止するために、下部ピン60としてねじボルトを使用し、これにナットを頭部61として取り付け、その締付けにより上下不能に固定できるようにしていたが、支柱の取付け取外しや起立・転倒操作の際に、その都度なすことになるこのナット操作が面倒であり、使用上非能率的となっていた。
この考案は、上記の実情に鑑みて、支柱の取扱いに面倒なナット操作が不要となる支柱の起立・転倒装置を提供することを課題とした。
この考案は、上記の課題を解決するために、支柱を立てるベース盤に支柱をそえる起立基材を着設し、支柱の下端部に、その起立・転倒の中心となる頭部付き軸ピンを下端よりもやや上になる位置で突設し、ベース盤には、起立基材の根元当りに支柱の下端が起立して落ち込む下孔を設け、起立基材には、支柱が下孔に着脱する範囲において上下可能に移動ピンを係合させる逆U字形の反転溝を設け、その逆U字形の一端を移動ピンが掛かる閉止端として形成し、他端では下方へ移動ピンを案内し得るよう縦長溝が延長して形成され、その延長端を支柱の倒伏時における移動ピンの係合部としたことを特徴とする支柱の起立・転倒装置を提供する。
支柱の起立・転倒装置を上記のように構成したから、軸ピンを中心に起立・転倒をなし得るものであるが、軸ピンは反転溝で移動により上下できるので、それを一端の閉止部に移動させながら支柱を下穴に下して転倒しない二点支持の状態が得られ、また、移動ピンを縦長溝に沿わせて低い位置に移転し、支柱を低めながら伏した状態に転倒できる。
以上説明したように、この考案によれば、起立基材に対して支柱を取り付けてしまうと、閉塞した溝との係合が保持されるため、面倒なナット操作を要することなく、起立の安定した状態を保持でき、転倒・起立間の操作も容易にでき、低い位置に支柱を倒伏もできるという優れた効果がある。
また、請求項2によれば、主流の縦長溝から外れた分枝路に移動ピンの頭部を通す出入口を設けたので、支柱の取付け取り外しについてもナット操作が不要であり、閉じた溝との係合が保持されるため、不用意に支柱が外れるおそれもない。
この考案の支柱の起立・転倒装置を示す分解斜視図である。 同考案を実施した折り畳み式ラックを支柱の起立状態で示す正面図である。 同ラックを支柱の倒伏状態で示す正面図である。 同ラックの支柱の起立状態で示す側面図である。 図4のA部の拡大図である。 従来例の説明図である。
支柱の折り畳み式ラックの使用においては、荷物の積み下しや保管において、支柱の取付け取り外しや起立・転倒操作が頻繁に必要であるので、この考案を有効に実施でき、殊にナット操作が不要となるので、作業能率を格段に高めることができる。なお、図示では移動ピン10のピン断面を黒塗りで示す。
図1〜図5は、折り畳み式ラックについて実施したもので、折り畳み式ラックPは、荷物を載せるベース盤1が主体であり、その前後両端に左右一対ずつ起立基材3,3が立設され、それぞれにピン連結される複数の支柱5,5が具備される。
ベース盤1は、パレット、架台、ラック等と称されるもので、金属製の形材7,7、・・を骨組みとして上下に板材を張りあわせて構成され、前後両端に一対ずつ設けられる起立基材3の各内側根元位置には、支柱5の差込みをなし得る下穴9が形成されている。
起立基材3は、金属板でプレス加工されたもので、左右幅であってやや縦長に形成され、両側には外に屈折するリブ11、11が形成されている。支柱5とは溝係合させるので、これについては上端部に逆U字形の反転溝13が形成され、その一端が閉止部15となっているが、他端が下へ延長され下端近くにまでいたる縦長溝17が連続して形成されている。また、縦長溝17の中間部には、横に分枝路19が形成され、分枝路19の先端に移動ピン10の頭部12が抜ける拡張した出入口21が形成される。
ベース盤1に支柱5を取り付けるには、この出入口21に移動ピン10を頭部12から差し込み、溝をたどって移動ピンを反転溝13の上端に至らせてから、支柱5を立てながら下端20を下穴9に嵌めると、移動ピン10が反転溝13の閉止部15に至って停止する。これで、支柱5は、移動ピン10の停止と、下穴9に対する嵌合との2点支持となり、自重でこの状態が保持されるため、支柱5は転倒しない起立状態を保持する。また、移動ピン10は、普通の状態では、主流から外れた分枝路19に至ることが困難なので、出入口21から抜けるということはなく、支柱5は、転倒することはなく安全に起立状態を保持する。
起立状態から転倒するには下穴9から支柱5の下端20抜き上げるが、伏すため移動ピン10を低くする必要があるので、支柱5を倒しながら移動ピン5を縦長溝17に沿って下す。なお、この場合、左右いずれか他方の支柱5が先に倒伏されていると、その上に重なるので、両方で支柱5,5の折り畳み状態となる。
ベース盤1には、両起立基材3,3の間には仕舞った支柱5が外れるのを防ぐ防護板23が配置され、それに支柱5の先ピン25が落し込まれ切欠き溝27が形成されている。
P 支柱の起立・転倒装置を装備した折り畳み式ラック
1 ベース盤
3 起立部材
5 支柱
9 下穴
10 移動ピン
12 頭部
13 反転溝
15 閉止部
17 縦長溝
19 分枝路
20 下端
21 出入口

Claims (3)

  1. 支柱を立てるベース盤に支柱をそえる起立基材を着設し、支柱の下端部に、その起立・転倒の中心となる頭部付き移動ピンを下端よりもやや上になる位置で突設し、ベース盤には、起立基材の根元当りに支柱の下端が起立して落ち込む下孔を設け、起立基材には、支柱が下孔に着脱する範囲において上下可能に移動ピンを係合させる逆U字形の反転溝を設け、その逆U字形の一端を移動ピンが掛かる閉止端として形成し、他端では下方へ移動ピンを案内し得るよう縦長溝が延長して形成され、その延長端を支柱の倒伏時における移動ピンの係合部としたことを特徴とする支柱の起立・転倒装置。
  2. 縦長溝の中途に移動ピンが出入りする分枝路を設け、分枝路の端に軸ピンの頭部が抜ける大きさの出入口が拡張して形成されていることを特徴とする請求項1記載の支柱の起立・転倒装置。
  3. ベース盤が荷物を載せるラック盤であって、荷物の転倒防止のため前後に左右一対ずつ起立基材を立設してなり、左右両起立基材についてそれぞれ支柱が向い合わせに倒伏可能に具備してなることを特徴とする折り畳み式ラックにおける請求項1または2記載の支柱の起立・転倒装置。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159038A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 コベルコ建機株式会社 建設機械の手摺り構造
CN114304236A (zh) * 2021-12-27 2022-04-12 区文锟 一种旋转式绞碎装置

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