JP3204764U - 車いす用腕保護具 - Google Patents
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Abstract
【課題】車いすの肘掛け上部に装着して使用者の腕へのダメージを防止できる車いす用腕保護具を提供する。【解決手段】覆設体にて覆われた長辺と短辺を有する板状のクッション体からなる本体の短辺近傍上面に、本体より所定距離を有してその端が位置する一対の結び紐を、互いに平行に設けたことを特徴とする。【選択図】図6
Description
この考案は、車いすの肘掛けに装着して用いる、腕保護具に関する。
従来より、車いすが多用されているが、この車いすの肘掛けに装着して用いる腕保護具は見当たらない。
上述のように車いすが多用されており、これには肘掛けが備わっている。
この肘掛けには若干のクッション部分がついているものと、クッション部分の無いものとに大別される。後者は比較的施設等にて多用されるが、車いすで一日の大半を過ごされる方にとっては、この肘掛けに問題がある。
すなわち、肘掛け素材が固いために、この肘掛けに押圧接触する腕の皮膚に内出血や傷ができやすく、とりわけ、半身の不自由な硬縮のある方にとっては大きな問題である。
上記の問題解決のために、応急的な手法として、肘掛けにバスタオルを巻いて、強度のある堅めのテープにて縛る方法がとられているが、その着脱がめんどうであり、外観的にも好ましくないなどの問題を有しているが、これに対する適当な手段が見当たらないのが現状である。
本案は以上に鑑み、着脱の容易性と腕保護の確実性および外観的良好さを有する新規かつ有用なる手段を提供することを目的として考案されたものである。
この肘掛けには若干のクッション部分がついているものと、クッション部分の無いものとに大別される。後者は比較的施設等にて多用されるが、車いすで一日の大半を過ごされる方にとっては、この肘掛けに問題がある。
すなわち、肘掛け素材が固いために、この肘掛けに押圧接触する腕の皮膚に内出血や傷ができやすく、とりわけ、半身の不自由な硬縮のある方にとっては大きな問題である。
上記の問題解決のために、応急的な手法として、肘掛けにバスタオルを巻いて、強度のある堅めのテープにて縛る方法がとられているが、その着脱がめんどうであり、外観的にも好ましくないなどの問題を有しているが、これに対する適当な手段が見当たらないのが現状である。
本案は以上に鑑み、着脱の容易性と腕保護の確実性および外観的良好さを有する新規かつ有用なる手段を提供することを目的として考案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、覆設体にて覆われた長辺と短辺を有する板状のクッション体による本体を設け、該本体の短辺近傍上面に、本体より所定距離を有してその端が位置する一対の結び紐を、互いに平行として設ける。本案は以上の構成よりなる車いす用腕保護具である。
すなわち、覆設体にて覆われた長辺と短辺を有する板状のクッション体による本体を設け、該本体の短辺近傍上面に、本体より所定距離を有してその端が位置する一対の結び紐を、互いに平行として設ける。本案は以上の構成よりなる車いす用腕保護具である。
本案は、下記の効果を有する。
1.所定厚のクッション性を有する本体を車いすの肘掛け上部に装着する方式のため、そ のクッション性により腕への押圧接触をソフトにして、使用者の腕に対するダメージを 防止することができる。
2.結び紐や面ファスナーによる装着とすることで、車いすに対する装着の確実性と容易 性が得られる。
3.覆設体をデザインに配慮して構成することにより、使用時外観を良好とすることがで きる。
4.本体の上面と下面のいずれかを上面として装着できるので、使用期間を長くすること ができる。
1.所定厚のクッション性を有する本体を車いすの肘掛け上部に装着する方式のため、そ のクッション性により腕への押圧接触をソフトにして、使用者の腕に対するダメージを 防止することができる。
2.結び紐や面ファスナーによる装着とすることで、車いすに対する装着の確実性と容易 性が得られる。
3.覆設体をデザインに配慮して構成することにより、使用時外観を良好とすることがで きる。
4.本体の上面と下面のいずれかを上面として装着できるので、使用期間を長くすること ができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は本体で、直方体形状及び板状の低反発発泡合成樹脂によるクッション体2にて、主体が形成される。この主体は布体による覆設体3にて全体が覆われている。
この覆設体は、2枚の長方形状同形の布体を、本体の側面中程の位置にて縫合して袋状に設けられ、この布体表面には各々異なる模様が表現されている。
4は結び紐で、所定幅所定長の細長布体により設けられ、その左右の長さは本体平面視において異なっている。この結び紐は図1にて示されるように、本体の短辺近傍上面に対称形に一対が、本体上面に接する部分と本体長辺側面の上半分の位置まで縫着される。
以上が本案の一実施形態構成である。
図において、1は本体で、直方体形状及び板状の低反発発泡合成樹脂によるクッション体2にて、主体が形成される。この主体は布体による覆設体3にて全体が覆われている。
この覆設体は、2枚の長方形状同形の布体を、本体の側面中程の位置にて縫合して袋状に設けられ、この布体表面には各々異なる模様が表現されている。
4は結び紐で、所定幅所定長の細長布体により設けられ、その左右の長さは本体平面視において異なっている。この結び紐は図1にて示されるように、本体の短辺近傍上面に対称形に一対が、本体上面に接する部分と本体長辺側面の上半分の位置まで縫着される。
以上が本案の一実施形態構成である。
次に、本案の使用について説明する。
本案の使用に際しては、まず車いすの肘掛けの上に本体下面中央をのせ、結び紐を下に回して交差させた後、上方へと回して結びつける。この結び紐の長さを平面視における左と右で違えておくと、この結び位置を正面視にて本体の左もしくは右に設定できて、腕との接触を防ぐことができる。使用時間の経過とともに汚れてくるが、このときは既述と逆の手順にて車いす肘掛け部分から本品を取り外し、洗濯することができる。本品の替えを用意しておけば、スムースな対応ができる。
本案品は、ソフトなクッション性を有する本体を主要部としており、車いすの肘掛けに装着したときは、肘掛けを正面から見て略逆U字形となり、結び紐にて肘掛け周囲を一回りして装着するため、この本体部分は肘掛けにしっかりと装着固定され、そのクッション性にて使用者の腕へのダメージを防止することができる。
本案の使用に際しては、まず車いすの肘掛けの上に本体下面中央をのせ、結び紐を下に回して交差させた後、上方へと回して結びつける。この結び紐の長さを平面視における左と右で違えておくと、この結び位置を正面視にて本体の左もしくは右に設定できて、腕との接触を防ぐことができる。使用時間の経過とともに汚れてくるが、このときは既述と逆の手順にて車いす肘掛け部分から本品を取り外し、洗濯することができる。本品の替えを用意しておけば、スムースな対応ができる。
本案品は、ソフトなクッション性を有する本体を主要部としており、車いすの肘掛けに装着したときは、肘掛けを正面から見て略逆U字形となり、結び紐にて肘掛け周囲を一回りして装着するため、この本体部分は肘掛けにしっかりと装着固定され、そのクッション性にて使用者の腕へのダメージを防止することができる。
以上、本案について記したが、本案はクッション性のある本体を結び紐にて車いすの肘掛けをくるむように取り付けるところにその特徴を有している。従って、従来のような腕へのダメージを防ぐとともに、その外観性も良好なものとなる。
結び紐は既述のように、左右で長さを違えておくことにて、結び目個所を肘掛けの内側もしくは外側とすることができて、使用者の腕にこの結び目が触れることはない。
また、結び紐の適所に面ファスナーを適宜に設けることで、肘掛けへの着脱はより容易となる。本案品は、本体の上面もしくは下面のいずれかを上面として用いることのできるリバーシブル性を有しており、汚れた面を下向きとして再使用ができる。
また、覆設体の一方の布体の模様と他方の布体の模様を違えておくことにて、好みの模様を選択的に用いることができる。さらに、覆設体の長辺側面もしくは短辺側面にスライドファスナーを設けることにて、覆設体の交換を行うことができる。
この考案は、車いすの肘掛け用に考案したものであるが、一般の肘掛けイスにも十分利用することができる。
以上のごとく、本案によって車いす使用者に優しい車いす用の物品を得ることができる。
結び紐は既述のように、左右で長さを違えておくことにて、結び目個所を肘掛けの内側もしくは外側とすることができて、使用者の腕にこの結び目が触れることはない。
また、結び紐の適所に面ファスナーを適宜に設けることで、肘掛けへの着脱はより容易となる。本案品は、本体の上面もしくは下面のいずれかを上面として用いることのできるリバーシブル性を有しており、汚れた面を下向きとして再使用ができる。
また、覆設体の一方の布体の模様と他方の布体の模様を違えておくことにて、好みの模様を選択的に用いることができる。さらに、覆設体の長辺側面もしくは短辺側面にスライドファスナーを設けることにて、覆設体の交換を行うことができる。
この考案は、車いすの肘掛け用に考案したものであるが、一般の肘掛けイスにも十分利用することができる。
以上のごとく、本案によって車いす使用者に優しい車いす用の物品を得ることができる。
1 本体
2 クッション体
3 覆設体
4 結び紐
10 管体(肘掛けを構成する既設品)
11 カバー体(肘掛けを構成する既設品)
12 車いす
2 クッション体
3 覆設体
4 結び紐
10 管体(肘掛けを構成する既設品)
11 カバー体(肘掛けを構成する既設品)
12 車いす
Claims (3)
- 覆設体にて覆われた長辺と短辺を有する板状のクッション体による本体を設け、該本体の短辺近傍上面に、本体より所定距離を有してその端が位置する一対の結び紐を、互いに平行として設けたことを特徴とする車いす用腕保護具。
- 1本の結び紐における端部を、、結び紐端の本体側面からの距離を違えて設けてなる請求項1記載の車いす用腕保護具。
- クッション体を低反発素材にて形成してなる請求項1または2記載の車いす用腕保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001594U JP3204764U (ja) | 2016-03-20 | 2016-03-20 | 車いす用腕保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001594U JP3204764U (ja) | 2016-03-20 | 2016-03-20 | 車いす用腕保護具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3204764U true JP3204764U (ja) | 2016-06-16 |
Family
ID=56119915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001594U Expired - Fee Related JP3204764U (ja) | 2016-03-20 | 2016-03-20 | 車いす用腕保護具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204764U (ja) |
-
2016
- 2016-03-20 JP JP2016001594U patent/JP3204764U/ja not_active Expired - Fee Related
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