JP3204323B2 - キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ - Google Patents

キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

Info

Publication number
JP3204323B2
JP3204323B2 JP16585091A JP16585091A JP3204323B2 JP 3204323 B2 JP3204323 B2 JP 3204323B2 JP 16585091 A JP16585091 A JP 16585091A JP 16585091 A JP16585091 A JP 16585091A JP 3204323 B2 JP3204323 B2 JP 3204323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache memory
address
cache
replacement
register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16585091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0512454A (ja
Inventor
浩司 前村
Original Assignee
エヌイーシーマイクロシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌイーシーマイクロシステム株式会社 filed Critical エヌイーシーマイクロシステム株式会社
Priority to JP16585091A priority Critical patent/JP3204323B2/ja
Priority to US07/907,920 priority patent/US5535350A/en
Priority to KR1019920011931A priority patent/KR950010525B1/ko
Publication of JPH0512454A publication Critical patent/JPH0512454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3204323B2 publication Critical patent/JP3204323B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0844Multiple simultaneous or quasi-simultaneous cache accessing
    • G06F12/0855Overlapped cache accessing, e.g. pipeline
    • G06F12/0859Overlapped cache accessing, e.g. pipeline with reload from main memory

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュメモリを内
蔵するマイクロプロセッサに利用され、特に、内蔵した
キャッシュメモリがミスヒットした場合のキャッシュリ
プレースの制御方式を改めたキャッシュメモリ内蔵マイ
クロプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のマイクロプロセッサでは、メモリ
アクセスの高速化のためにキャッシュメモリを内蔵する
ものが多くなっている。しかし、内部に多くの制御回路
を必要とするマイクロプロセッサでは、チップサイズの
制限により、せいぜい数キロバイトのキャッシュ容量し
か内蔵することができず、高いヒット率は望めないのが
現状である。このようなキャッシュメモリ内蔵マイクロ
プロセッサでは、キャッシュメモリがミスヒットした場
合に、キャッシュメモリのリプレースをいかに高速に行
うかが性能を決定する要因となっている。
【0003】図5は本発明が適用されるキャッシュメモ
リ内蔵マイクロプロセッサの一例を示すブロック構成図
である。
【0004】図5において、60はキャッシュメモリ
と、それらを制御する手段とを含むキャッシュユニッ
ト、70はキャッシュメモリから送られる命令コードを
デコードする命令デコードユニット、80は演算等、命
令の実行を行う命令実行ユニットである。
【0005】次に、命令を実行した場合の全体的な動作
を説明する。
【0006】命令コードは、キャッシュユニット60か
ら内部データバス8を介して命令デコードユニット70
に転送される。その場合に、キャッシュユニット60
は、内部データバス8の内容が有効であることを命令コ
ード転送信号(PFSTB)104によって、命令デコ
ードユニット70に通知する。命令デコードユニット7
0は、次の命令コードを処理できる場合には、キャッシ
ュユニット60に対して、命令コード要求信号(PFR
EQ)103によって次の命令コードの要求を行う。命
令デコードユニット70が命令コードをデコードした結
果、演算情報等の命令の実行に必要な情報は命令実行情
報121に出力され、実行タイミング信号122に従っ
て命令実行ユニット80で処理される。また、分岐命令
(分岐先アドレス信号(JUMP)102や、メモリオ
ペランドのようにメモリアクセスが必要な場合には、命
令デコードユニット70は、内部アドレスバス7を介し
て、そのメモリアドレスをキャッシュユニット60に転
送する。アドレスを転送したことは、アドレス転送信号
(ASTB)101によってキャッシュユニット60に
通知する。
【0007】図6は従来例におけるキャッシュユニット
60を示すブロック構成図である。図6において、1は
キャッシュメモリ、2はアドレス更新器(INC)、3
はプリフェッチポインタ(PFP)、4はバスドライ
バ、5はキャッシュリプレースの場合にバスサイクルを
起動するバスタイミング制御回路、6はキャッシュ制御
回路、7は内部アドレスバス、8は内部データバス、9
はアドレスバッファ、10はデータバッファ、Aは外部
アドレス端子、およびDは外部データ端子である。
【0008】メモリアドレスは、命令デコードユニット
70により内部アドレスバス7に出力される。その後、
内部アドレスバス7の内容はアドレス更新器2によって
更新され、プリフェッチポインタ3に格納された後、以
降はプリフェッチポインタ3の内容がバスドライバ4を
介して内部アドレスバス7に出力される。
【0009】キャッシュメモリ1は、内部アドレスバス
7の内容によって索引され、キャッシュメモリ1がヒッ
トした場合には、ヒット信号(HIT)107をアクテ
ィブにし、キャッシュメモリ1内のデータを内部データ
バス8に出力する。キャッシュメモリ1がミスヒットし
た場合には、キャッシュ制御回路6でキャッシュリプレ
ース要求信号であるリプレースアクセス要求信号(RP
REQ)106をアクティブにして、バスタイミング制
御回路5がキャッシュリプレースのために、外部の主記
憶に対してバスサイクルを起動する。外部の主記憶から
リードしたデータは、データバッファ10を介して、内
部データバス8に出力されキャッシュメモリ1に登録さ
れる。
【0010】図2はバスタイミング制御回路5の詳細を
示すブロック構成図、図7はキャッシュ制御回路6の詳
細を示すブロック構成図である。
【0011】バスサイクルは、T1およびT2の2ステ
ート、2クロックで完結する。T1ステートは外部アド
レス端子Aへのアドレス出力タイミング、T2ステート
は外部データ端子Dからのデータ入力タイミングを生成
する。キャッシュメモリ1のリプレースは、1ブロック
単位で行われ、通常、複数回のバスサイクルを必要とす
る。図7のカウンタ33は1ブロックのキャッシュリプ
レースに必要なバスサイクル数をカウントしている。
【0012】なお、図2において、21は組み合わせ回
路、22および23はD形フリップフロップ、ならびに
24はバッファである。
【0013】また、図7において、31および32はR
S形フリップフロップ、34はデコーダ、36、37、
40および42はインバータ、44、45、46、52
およひ53はアンド回路、ならびに54はオア回路であ
る。
【0014】次に、本従来例におけるキャッシュメモリ
の制御について、図8に示すタイミングチャートを参照
して、特にキャッシュリプレースを中心に説明する。な
お、ここでは、キャッシュメモリのリプレースのために
4回のバスサイクルを必要とする場合について説明す
る。
【0015】まず内部アドレスの制御について説明す
る。通常命令デコーユニット70が分岐先などメモリ
アドレスを出力する場合を除いて、プリフェッチポイン
タ3がキャッシュメモリ1をアクセスするアドレスを出
力する。キャッシュメモリ1がヒットしている場合に
は、内部アドレスはアドレス更新器2によって更新され
再度プリフェッチポインタ3に保持される。キャッシュ
メモリ1がミスヒットした場合には、プリフェッチポイ
ンタ3は、4回のバスサイクルが終了するまでミスヒッ
トした内部アドレスを保持し、キャッシュメモリ1に対
してリプレースアドレスを出力する。
【0016】内部データは、キャッシュメモリ1がヒッ
トしている場合には、即座に内部データバス8に出力さ
れるが、ミスヒットした場合には、バスサイクルのT2
ステートで外部データ端子Dから入力したデータが内部
データバス8に出力される。キャッシュメモリ1はキャ
ッシュリプレースの間、ライトモード(ライト信号(W
R)108がアクティブ)になりリプレースデータ転送
信号(RPSTB)105がアクティブになる度、リプ
レースデータ(タイミングチャートの外部、外部、
外部および外部)を登録する。
【0017】本来なら、キャッシュリプレース終了後
は、ミスヒットしたアドレスで再度キャッシュメモリ
1を索引しなおす方法もあるが、ここでは、ミスヒット
した1アクセス分のデータ(外部)のみ、キャッシュ
リプレースと並行して直接命令デコードユニット70に
転送し命令コード転送信号(PFSTB)104をアク
ティブにする)、リプレース終了後は、1アクセス分だ
け更新したアドレスからキャッシュメモリ1を索引し
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のキャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサでは、
せいぜい1アクセス分のリプレースデータのみキャッシ
ュメモリ1への登録と並行して、データを処理(命令デ
コード)し、リプレース時のオーバーヘッドを軽減しよ
うとしていた。しかし、残り3アクセス分のリプレース
データに関しては、リプレース終了後、再度キャッシュ
メモリ1を索引する必要があり、さほどオーバーヘッド
を改善できない欠点があった。また、キャッシュメモリ
1のリプレース期間中、プリフェッチポインタ3はキャ
ッシュメモリ1にリプレースアドレスを出力する必要が
あり、もし1アクセス分以上のデータ処理を行う場合に
は、リプレース終了後、リプレースアドレスの保持され
ているプリフェッチポインタ3の内容をデータ処理の分
だけ更新する必要があり、その処理が複雑になると同時
に、リプレース終了後のキャッシュメモリ1への次のア
クセスがアドレス更新時間分だけ遅くなってしまう欠点
があった。
【0019】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、キャッシュメモリがミスヒットした場合のリ
プレース時のオーバーヘッドを改善し、かつ制御を簡単
にできるようにしたキャッシュメモリ内蔵マイクロプロ
セッサを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャッシュメ
モリと、前記キャッシュメモリを索引するアドレスを保
持する第一のレジスタと、前記第一のレジスタの内容を
更新するアドレス更新器とを含むキャッシュユニット
と、前記キャッシュユニットから転送されるデータをデ
コードする命令デコードユニットとを備えたキャッシュ
メモリ内蔵マイクロプロセッサにおいて、前記キャッシ
ュユニットは、前記キャッシュメモリがミスヒットした
場合にミスヒットしたアドレスを保持する第二のレジス
タと、前記第二のレジスタが前記キャッシュメモリにア
ドレスを供給している間にも、前記キャッシュユニット
外部から取り込んだリプレースデータをキャッシュメモ
リに登録するとともに前記命令デコードユニットに転送
し、その転送ごとに前記第一のレジスタの内容を更新す
るリプレース制御手段とを備えたことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記リプレース制御手段は、前記キャッ
シュメモリがミスヒット時に、前記第二のレジスタに対
して、ミスヒットしたアドレスを書き込む書込み指示信
号と、書き込まれたアドレスを読み出す駆動指示信号と
を出力する手段を含むことができる。
【0021】
【作用】キャッシュメモリがミスヒットした場合に、ミ
スヒットしたアドレスは第二のレジスタに格納され、キ
ャッシュメモリのリプレースが終了するまで、第二のレ
ジスタの内容が内部アドレスバスに出力される。一方、
第一のレジスタの内容は選択的に更新される。
【0022】従って、すべてのリプレースデータをキャ
ッシュメモリへの登録と同時に、処理することができ、
キャッシュリプレースでのオーバーヘッドを軽減するこ
とが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例におけるキャッシ
ュユニットを示すブロック構成図、図2はそのバスタイ
ミング制御回路の詳細を示すブロック構成図、および図
3はそのキャッシュ制御回路の詳細を示すブロック構成
図である。
【0025】図1によると、本実施例におけるキャッシ
ュユニットは、キャッシュメモリ1と、キャッシュメモ
リ1を索引するアドレスを保持する第一のレジスタとし
てのプリフェッチポインタ(PFP)3と、プリフェッ
チポインタ3の内容を更新するアドレス更新器(IN
C)2と、バスドライバ4と、キャッシュリプレースの
場合にバスサイクルを起動するバスタイミング制御回路
5と、内部アドレスバス7と、内部データバス8と、ア
ドレスバッファ9と、データバッファ10とを備えたキ
ャッシュユニットにおいて、本発明の特徴とするところ
の、キャッシュメモリ1がミスヒットした場合にミスヒ
ットしたアドレスを保持する第二のレジスタとしてのリ
プレースアドレス用レジスタ(RPA)11およびバス
ドライバ12と、リプレースアドレス用ドライバ11が
キャッシュメモリ1にアドレスを供給している間にもプ
リフェッチポインタ3の内容を選択的に更新する制御手
段としてのキャッシュ制御回路6aとを備えている。
【0026】そして、図3によると、キャッシュ制御回
路6aは、RS形フリップフロップ31、32および3
5と、カウンタ33と、デコーダ34と、インバータ3
6、37、38、39、40、41、42および43
と、アンド回路44、45、46、47、48、49お
よび50と、オア回路51とを含んでいる。
【0027】ここで、図7に示した従来例のキャッシュ
制御回路6と異なる点は、図7におけるアンド回路52
および53と、オア回路54とを取り除き、新たにRS
形フリップフロップ35と、インバータ37、38、3
9および43と、アンド回路47、48、49および5
0と、オア回路51とを設け、インバータ37の出力か
らRPA書込み指示信号(RPAWR)113を出力
し、アンド回路49の出力よりRPA駆動指示信号(R
PAOUT)114を出力できるようにし、さらに、ア
ンド回路48の出力からPFP書込み指示信号(PFP
WR)111が、アンド回路50の出力からPFP駆動
指示信号(PFPOUT)112を取り出すようにした
ことにある。
【0028】なお、カウンタ33は2ビットカウンタで
あり、リプレースデータ転送信号(RPSTB)105
ごとにカウントアップし、デコーダ34はカウンタ33
の2ビットの出力をデコードし、「11」のときEND
をアクティブにする。すなわち4回目のバスサイクルを
検出する。
【0029】また、図2に示すバスタイミング制御回路
5は既に説明したように従来例と同様である。
【0030】次に、本実施例の動作について説明する。
【0031】メモリアドレスは、命令デコードユニット
70により内部アドレスバス7に出力される。その後、
キャッシュメモリ1がヒットしている場合には、内部ア
ドレスバス7の内容はアドレス更新器2によって更新さ
れ、プリフェッチポインタ3に格納された後、以降はプ
リフェッチポインタ3の内容が内部アドレスバス7に出
力される。
【0032】キャッシュメモリ1がミスヒットした場合
には、ミスヒットしたアドレスはリプレースアドレス用
レジスタ11に格納され、キャッシュメモリ1のリプレ
ースが終了するまで、リプレースアドレス用レジスタ1
1の内容がリプレースアドレスとしてバスドライバ12
を介して内部アドレスバス7に出力される。
【0033】キャッシュメモリ1は、内部アドレスバス
7の内容によって索引され、キャッシュメモリ1がヒッ
トした場合には、ヒット信号(HIT)107をアクテ
ィブにし、キャッシュ内データを内部データバス8に出
力する。キャッシュメモリ1がミスヒットした場合に
は、キャッシュ制御回路6aでキャッシュリプレース要
求信号(RPREQ)106をアクティブにして、バス
タイミング制御回路5がキャッシュリプレースのため
に、外部の主記憶に対してバスサイクルを起動する。外
部の主記憶からリードしたデータは、データバッファ1
0を介して、内部データバス8に出力されキャッシュメ
モリ1に登録される。
【0034】以下、図4のタイミングチャートを参照し
て、キャッシュメモリ1の制御について、特に、キャッ
シュリプレースを中心に説明する。なお、ここでは、キ
ャッシュメモリ1のリプレースのために、4回のバスサ
イクルを必要とする場合について説明する。
【0035】まず、内部アドレスの制御について説明す
る。通常、命令デコードユニット70が分岐先などメモ
リアクセスアドレスを出力する場合を除いて、プリフェ
ッチポインタ3がキャッシュメモリ1をアクセスするア
ドレスを出力する。キャッシュメモリ1がヒットしてい
る場合には、内部アドレスはアドレス更新器2によって
更新され再度プリフェッチポインタ3に保持される。キ
ャッシュメモリ1がミスヒットした場合には、リプレー
スアドレス用レジスタ11は、4回のバスサイクルが終
了するまでミスヒットした内部アドレスを保持し、キャ
ッシュメモリ1に対してリプレースアドレスを出力す
る。その間に、プリフェッチポインタ3は、リプレース
バスサイクルが起動する度、その内容(ミスヒットした
アドレス)を更新し、リプレース終了後キャッシュメモ
リ1を索引するためのアドレスを用意する。
【0036】内部データは、キャッシュメモリ1がヒッ
トしている場合には、即座に内部データバス8に出力さ
れるが、ミスヒットした場合には、バスサイクルのT2
ステートで外部データ端子Dから入力したデータが内部
データバス8に出力される。キャッシュメモリ1はキャ
ッシュリプレースの間、ライトモード(ライト信号(W
R)108がアクティブ)になり、リプレースデータ転
送信号(RPSTB)105がアクティブになる度、リ
プレースデータ(タイミングチャートの外部、外部
、外部および外部)を登録する。同時に、本実施
例では、命令デコードユニット70にリプレースデータ
を転送し(命令コード転送信号(PFSTB)104を
アクティブにする)、リプレース終了後は、プリフェッ
チポインタ3からデータ転送分だけ更新したアドレス
(内部アドレスの)からキャッシュメモリ1を索引し
ている。このように、本実施例では、すべてのリプレー
スデータをキャッシュメモリ1への登録と同時に、処理
することができるために、キャッシュリプレースでのオ
ーバーヘッドを少なくできる。
【0037】ここで説明した図4のタイミングチャート
は、あえて命令コード要求信号(PFREQ)103が
リプレース期間中(バスサイクルの3回目)でインアク
ティブとなる場合を想定している。この場合には、もし
全てのリプレースデータを命令デコードユニット70に
転送しても、命令デコードユニット70はそれを処理で
きない状態にあるため、バスサイクルの3回目以降のリ
プレースデータ(タイミングチャートの内部データで示
す外部および外部)は、リプレース終了後、キャッ
シュメモリ1から索引しなおしている。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、キャッ
シュメモリと、キャッシュメモリを索引するアドレスを
保持する第一のレジスタと、第一のレジスタの内容を更
新するアドレス更新器と、キャッシュメモリがミスヒッ
トした場合にミスヒットしたアドレスを保持する第二の
レジスタとを有し、キャッシュリプレースの場合に、第
二のレジスタがキャッシュメモリにアドレスを供給して
いる間にも、第一のレジスタの内容を選択的に更新する
手段を有することにより、キャッシュメモリがミスヒッ
トした場合のリプレースアクセスにおいて、全てのリプ
レースデータを、キャッシュメモリへの登録と並行して
データ処理(命令デコードまたは演算)することができ
るため、リプレース時のオーバーヘッドを改善できる効
果がある。また、キャッシュリプレース期間中にアドレ
スを更新するため、リプレース終了後に更新する場合に
比較して、キャッシュメモリへ次のアクセスがリプレー
ス終了後、即座に行うことができ、その制御も簡単とな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるキャッシュユニット
を示すブロック構成図。
【図2】図1のバスタイミング制御回路の詳細を示すブ
ロック構成図。
【図3】図1のキャッシュ制御回路の詳細を示すブロッ
ク構成図。
【図4】本実施例の動作を示すタイミングチャート。
【図5】本発明が適用されるマイクロプロセッサを示す
ブロック構成図。
【図6】従来例のキャッシュユニットを示すブロック構
成図。
【図7】図6のキャッシュ制御回路の詳細を示すブロッ
ク構成図。
【図8】従来例の動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】 1 キャッシュメモリ 2 アドレス更新器(INC) 3 プリフェッチポインタ(PFP) 4、12 バスドライバ 5 バスタイミング制御回路 6、6a キャッシュ制御回路 7 内部アドレスバス 8 内部データバス 9 アドレスバッファ 10 データバッファ 11 リプレースアドレス用レジスタ(RPA) 21 組み合わせ回路 22、23 D形フリップフロップ 24 バッファ 31、32、35 RS形フリップフロップ 33 カウンタ 34 デコーダ 36〜43 インバータ 44〜50 アンド回路 51 オア回路 60 キャッシュメモリユニット 70 命令デコードユニット 80 命令実行ユニット 101 アドレス転送信号(ASTB) 102 分岐先アドレス信号(JUMP) 103 命令コード要求信号(PFREQ) 104 命令コード転送信号(PFSTB) 105 リプレースデータ転送信号(RPSTB) 106 リプレースアクセス要求信号(RPREQ) 107 ヒット信号(HIT) 108 ライト信号(WR) 109 アドレス出力信号(T1) 110 データ入力信号(T2) 111 PFP書込み指示信号(PFPWR) 112 PFP駆動指示信号(PFPOUT) 113 RPA書込み指示信号(RPAWR) 114 RPA駆動指示信号(RPAOUT) 121 命令実行情報 122 実行タイミング信号 A 外部アドレス端子 D 外部データ端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/08 - 12/12 G06F 15/78 510 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリと、前記キャッシュメ
    モリを索引するアドレスを保持する第一のレジスタと、
    前記第一のレジスタの内容を更新するアドレス更新器と
    を含むキャッシュユニットと、前記キャッシュユニット
    から転送されるデータをデコードする命令デコードユニ
    ットとを備えたキャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッ
    サにおいて、 前記キャッシュユニットは、前記キャッシュメモリがミ
    スヒットした場合にミスヒットしたアドレスを保持する
    第二のレジスタと、前記第二のレジスタが前記キャッシ
    ュメモリにアドレスを供給している間にも、前記キャッ
    シュユニット外部から取り込んだリプレースデータをキ
    ャッシュメモリに登録するとともに前記命令デコードユ
    ニットに転送し、その転送ごとに前記第一のレジスタの
    内容を更新するリプレース制御手段とを備えたことを特
    徴とするキャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記リプレース制御手段は、前記キャッ
    シュメモリがミスヒット時に、前記第二のレジスタに対
    して、ミスヒットしたアドレスを書き込む書込み指示信
    号と、書き込まれたアドレスを読み出す駆動指示信号と
    を出力する手段を含む請求項1に記載のキャッシュメモ
    リ内蔵マイクロプロセッサ。
JP16585091A 1991-07-05 1991-07-05 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ Expired - Fee Related JP3204323B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16585091A JP3204323B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ
US07/907,920 US5535350A (en) 1991-07-05 1992-07-02 Cache memory unit including a replacement address register and address update circuitry for reduced cache overhead
KR1019920011931A KR950010525B1 (ko) 1991-07-05 1992-07-04 마이크로프로세서에 내장되는 캐시 메모리 유니트

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16585091A JP3204323B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0512454A JPH0512454A (ja) 1993-01-22
JP3204323B2 true JP3204323B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=15820186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16585091A Expired - Fee Related JP3204323B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5535350A (ja)
JP (1) JP3204323B2 (ja)
KR (1) KR950010525B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107480150A (zh) * 2016-06-07 2017-12-15 阿里巴巴集团控股有限公司 一种文件加载方法和装置

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762276A (en) * 1992-10-05 1998-06-09 Toray Engineering Co., Ltd. Yarn winding roller drive
DE69430771T2 (de) * 1993-03-15 2003-05-15 Toray Eng Co Ltd Garnspulmaschine
US5860127A (en) * 1995-06-01 1999-01-12 Hitachi, Ltd. Cache memory employing dynamically controlled data array start timing and a microcomputer using the same
JP3634379B2 (ja) * 1996-01-24 2005-03-30 サン・マイクロシステムズ・インコーポレイテッド スタックキャッシングのための方法及び装置
US6038643A (en) * 1996-01-24 2000-03-14 Sun Microsystems, Inc. Stack management unit and method for a processor having a stack
US6167488A (en) * 1997-03-31 2000-12-26 Sun Microsystems, Inc. Stack caching circuit with overflow/underflow unit
US6009499A (en) * 1997-03-31 1999-12-28 Sun Microsystems, Inc Pipelined stack caching circuit
US6289418B1 (en) * 1997-03-31 2001-09-11 Sun Microsystems, Inc. Address pipelined stack caching method
US6131144A (en) * 1997-04-01 2000-10-10 Sun Microsystems, Inc. Stack caching method with overflow/underflow control using pointers
US6092152A (en) * 1997-06-23 2000-07-18 Sun Microsystems, Inc. Method for stack-caching method frames
US6138210A (en) * 1997-06-23 2000-10-24 Sun Microsystems, Inc. Multi-stack memory architecture
US6058457A (en) * 1997-06-23 2000-05-02 Sun Microsystems, Inc. Method for storing method frames in multiple stacks
US6067602A (en) * 1997-06-23 2000-05-23 Sun Microsystems, Inc. Multi-stack-caching memory architecture
US6334173B1 (en) 1997-11-17 2001-12-25 Hyundai Electronics Industries Co. Ltd. Combined cache with main memory and a control method thereof
US6275903B1 (en) 1998-04-22 2001-08-14 Sun Microsystems, Inc. Stack cache miss handling
US6108768A (en) * 1998-04-22 2000-08-22 Sun Microsystems, Inc. Reissue logic for individually reissuing instructions trapped in a multiissue stack based computing system
US6237086B1 (en) 1998-04-22 2001-05-22 Sun Microsystems, Inc. 1 Method to prevent pipeline stalls in superscalar stack based computing systems
US6170050B1 (en) 1998-04-22 2001-01-02 Sun Microsystems, Inc. Length decoder for variable length data
TW440761B (en) * 1999-05-06 2001-06-16 Ind Tech Res Inst The cache device and method
JP4828879B2 (ja) * 2005-07-13 2011-11-30 株式会社東芝 キャッシュシステム
US20070067572A1 (en) * 2005-09-19 2007-03-22 Via Technologies, Inc. Buffering missed requests in processor caches
US8214592B2 (en) * 2009-04-15 2012-07-03 International Business Machines Corporation Dynamic runtime modification of array layout for offset
US11436016B2 (en) 2019-12-04 2022-09-06 Advanced Micro Devices, Inc. Techniques for improving operand caching

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5263038A (en) * 1975-10-01 1977-05-25 Hitachi Ltd Data processing device
US4314331A (en) * 1978-12-11 1982-02-02 Honeywell Information Systems Inc. Cache unit information replacement apparatus
US4802113A (en) * 1983-11-11 1989-01-31 Fujutsu Limited Pipeline control system
US4888679A (en) * 1988-01-11 1989-12-19 Digital Equipment Corporation Method and apparatus using a cache and main memory for both vector processing and scalar processing by prefetching cache blocks including vector data elements
JP2560889B2 (ja) * 1990-05-22 1996-12-04 日本電気株式会社 マイクロプロセッサ
US5285527A (en) * 1991-12-11 1994-02-08 Northern Telecom Limited Predictive historical cache memory

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107480150A (zh) * 2016-06-07 2017-12-15 阿里巴巴集团控股有限公司 一种文件加载方法和装置
CN107480150B (zh) * 2016-06-07 2020-12-08 阿里巴巴集团控股有限公司 一种文件加载方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5535350A (en) 1996-07-09
KR930002946A (ko) 1993-02-23
KR950010525B1 (ko) 1995-09-19
JPH0512454A (ja) 1993-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3204323B2 (ja) キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ
US6665749B1 (en) Bus protocol for efficiently transferring vector data
JP3016575B2 (ja) 複数キャッシュ・メモリ・アクセス方法
US6813701B1 (en) Method and apparatus for transferring vector data between memory and a register file
US7610469B2 (en) Vector transfer system for packing dis-contiguous vector elements together into a single bus transfer
JPH03206523A (ja) デジタルコンピユータにおいてデータをメモリ内のスタツク上にプツシユする方法およびパイプラインされる命令とメモリを有するデジタルコンピユータにおいてスタツクオペレーシヨンを実行する回路
JPH0612327A (ja) キャッシュメモリを有するデータプロセッサ
JPH0630075B2 (ja) キャッシュメモリを有するデータ処理装置
US6553486B1 (en) Context switching for vector transfer unit
WO1995022103A1 (en) Microprocessor access control unit with fetch address queue
JP2020519991A (ja) 能力メタデータを管理するための装置及び方法
JPH05204709A (ja) プロセッサ
US7577791B2 (en) Virtualized load buffers
EP0726524A2 (en) Protocol and system for performing line-fill addressing during copy-back operation
US6625720B1 (en) System for posting vector synchronization instructions to vector instruction queue to separate vector instructions from different application programs
JP2000148584A (ja) プリフェッチ方法および装置
JP2001265651A (ja) データ処理装置
JPS6032220B2 (ja) 情報処理装置
JP2883465B2 (ja) 電子計算機
JP2540959B2 (ja) 情報処理装置
JPH09282231A (ja) ライトバック型キャッシュ装置
JPH0385636A (ja) 命令先行制御装置
JP2756546B2 (ja) デジタルデータ処理システムに使用される処理装置
JP2703255B2 (ja) キャッシュメモリ書込み装置
JPH04340145A (ja) キャッシュメモリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees