JP3204173B2 - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23K—FEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
- F23K5/00—Feeding or distributing other fuel to combustion apparatus
- F23K5/02—Liquid fuel
- F23K5/14—Details thereof
- F23K5/20—Preheating devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23K—FEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
- F23K5/00—Feeding or distributing other fuel to combustion apparatus
- F23K5/02—Liquid fuel
- F23K5/08—Preparation of fuel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、定油面器を介して
気化器に液体燃料を送り、燃焼用一次空気と混合して燃
焼する気化式の液体燃料燃焼装置に関する。
気化器に液体燃料を送り、燃焼用一次空気と混合して燃
焼する気化式の液体燃料燃焼装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の液体燃料燃焼装置は、図
３に示すように、送風機１４から燃焼用空気が供給され
る気化器ケ−ス１内に、周壁に液体燃料の気化用ヒ−タ
３を埋設した気化器２を収容している。この気化器２に
は、周壁下部に燃焼用一次空気の導入口４が設けられて
いるとともに、気化器２の上部の開口部には多数の炎孔
６を有するバ−ナ−ヘッド５が装着され、さらに気化器
２の上部外周部には一次火炎の保炎用リング７が装着さ
れ、また、気化器ケ−ス１の上部には前記保炎用リング
７を覆うように二次空気の案内リング８が装着されてい
る。９は液体燃料の定油面を形成する定油面器、１０は
燃料パイプである。１１は後述する送風機１４から気化
器ケ−ス１に燃焼用空気を導入する空気導入口である。
３に示すように、送風機１４から燃焼用空気が供給され
る気化器ケ−ス１内に、周壁に液体燃料の気化用ヒ−タ
３を埋設した気化器２を収容している。この気化器２に
は、周壁下部に燃焼用一次空気の導入口４が設けられて
いるとともに、気化器２の上部の開口部には多数の炎孔
６を有するバ−ナ−ヘッド５が装着され、さらに気化器
２の上部外周部には一次火炎の保炎用リング７が装着さ
れ、また、気化器ケ−ス１の上部には前記保炎用リング
７を覆うように二次空気の案内リング８が装着されてい
る。９は液体燃料の定油面を形成する定油面器、１０は
燃料パイプである。１１は後述する送風機１４から気化
器ケ−ス１に燃焼用空気を導入する空気導入口である。
【０００３】前記定油面器９は、液体燃料が開口部まで
達するとオ−バ−フロ−することによって一定量の液体
燃料を保つ燃料溜部１５を有し、この燃料溜部１５に液
体燃料を供給する燃料ポンプ１６と、送風機１４により
気化器ケ−ス１に空気を送る送風管１７の途中より分岐
して当該定油面器９内に加圧空気を送り込む加圧供給管
１８と、前記燃料溜部１５に連通して前記加圧空気で加
圧された液体燃料を気化器に導く燃料パイプ１０を備え
ている。１９は燃料タンクである。
達するとオ−バ−フロ−することによって一定量の液体
燃料を保つ燃料溜部１５を有し、この燃料溜部１５に液
体燃料を供給する燃料ポンプ１６と、送風機１４により
気化器ケ−ス１に空気を送る送風管１７の途中より分岐
して当該定油面器９内に加圧空気を送り込む加圧供給管
１８と、前記燃料溜部１５に連通して前記加圧空気で加
圧された液体燃料を気化器に導く燃料パイプ１０を備え
ている。１９は燃料タンクである。
【０００４】上述の構成において、液体燃料の気化用ヒ
−タ３で高温に加熱された気化器２の内部に、一次空気
の導入口４より燃焼用一次空気が、また、定油面器９の
燃料溜部１５に連通した燃料パイプ１０より液体燃料が
それぞれ供給されると、液体燃料は気化されて一次空気
と混合する。この混合ガスは、気化器２の上部開口部を
通過した後、バ−ナ−ヘッド５の多数の炎孔６から噴出
する。この炎孔６から噴出した混合ガスは、点火プラグ
（図示せず）で着火され、バ−ナ−ヘッド５から保炎リ
ング７の内面に沿って一次火炎を形成して燃焼する。一
方、前記保炎リング７と案内リング８の間を通って、保
炎リング７の上端部と案内リング８の上端部の隙間１１
から噴出した二次空気は、一次火炎に供給され、二次燃
焼を促進する。
−タ３で高温に加熱された気化器２の内部に、一次空気
の導入口４より燃焼用一次空気が、また、定油面器９の
燃料溜部１５に連通した燃料パイプ１０より液体燃料が
それぞれ供給されると、液体燃料は気化されて一次空気
と混合する。この混合ガスは、気化器２の上部開口部を
通過した後、バ−ナ−ヘッド５の多数の炎孔６から噴出
する。この炎孔６から噴出した混合ガスは、点火プラグ
（図示せず）で着火され、バ−ナ−ヘッド５から保炎リ
ング７の内面に沿って一次火炎を形成して燃焼する。一
方、前記保炎リング７と案内リング８の間を通って、保
炎リング７の上端部と案内リング８の上端部の隙間１１
から噴出した二次空気は、一次火炎に供給され、二次燃
焼を促進する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液体燃
料燃焼装置では、定油面器９内の液体燃料の温度が低い
と、液体燃料の粘度が大きいため、所定量の液体燃料を
燃料パイプ１０から気化器２に供給することが難しくな
り、所定量よりも少ない液体燃料しか気化器２に供給さ
れず、また気化器２に供給する液体燃料の温度が低い
と、気化器２に埋設した電気ヒ−タ３で温めただけでは
液体燃料が気化しにくいため、一次空気との混合比率や
混合ガスの状態が悪く、着火しない、あるいは着火しに
くいという問題があった。
料燃焼装置では、定油面器９内の液体燃料の温度が低い
と、液体燃料の粘度が大きいため、所定量の液体燃料を
燃料パイプ１０から気化器２に供給することが難しくな
り、所定量よりも少ない液体燃料しか気化器２に供給さ
れず、また気化器２に供給する液体燃料の温度が低い
と、気化器２に埋設した電気ヒ−タ３で温めただけでは
液体燃料が気化しにくいため、一次空気との混合比率や
混合ガスの状態が悪く、着火しない、あるいは着火しに
くいという問題があった。
【０００６】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、気化器に供給する液体燃料を温めるこ
とによって、気化器内での一次空気との混合状態を改善
するとともに、液体燃料の気化を容易にし、着火性を向
上させることを目的としている。
なされたもので、気化器に供給する液体燃料を温めるこ
とによって、気化器内での一次空気との混合状態を改善
するとともに、液体燃料の気化を容易にし、着火性を向
上させることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液体燃料燃
焼装置は、液体燃料の定油面を形成する定油面器と、こ
の定油面器を介して液体燃料が送られる気化器と、この
気化器に燃焼用一次空気を供給するとともに前記定油面
器の定油面を加圧する送風機とを備えてなり、前記気化
器内で液体燃料を気化するとともに燃焼用の一次空気と
混合して予混合気を生成し、着火燃焼させる液体燃料燃
焼装置において、前記定油面器内の液体燃料を温めるヒ
−タを設けたものである。
焼装置は、液体燃料の定油面を形成する定油面器と、こ
の定油面器を介して液体燃料が送られる気化器と、この
気化器に燃焼用一次空気を供給するとともに前記定油面
器の定油面を加圧する送風機とを備えてなり、前記気化
器内で液体燃料を気化するとともに燃焼用の一次空気と
混合して予混合気を生成し、着火燃焼させる液体燃料燃
焼装置において、前記定油面器内の液体燃料を温めるヒ
−タを設けたものである。
【０００８】また、本発明に係る液体燃料燃焼装置は、
前記定油面器の外周にＰＴＣヒ−タを設け、このＰＴＣ
ヒータで液体燃料を温めるようにしたものである。
前記定油面器の外周にＰＴＣヒ−タを設け、このＰＴＣ
ヒータで液体燃料を温めるようにしたものである。
【０００９】また、本発明に係る液体燃料燃焼装置は、
前記定油面器の外周に設けたヒ−タへの通電を、気化器
を加熱する気化用ヒ−タへの通電に合わせて行うように
したものである。
前記定油面器の外周に設けたヒ−タへの通電を、気化器
を加熱する気化用ヒ−タへの通電に合わせて行うように
したものである。
【００１０】
実施の形態１．以下、本発明による液体燃料燃焼装置の
実施の形態１を図に基づいて説明する。図１は本発明の
実施の形態１を示す液体燃料燃焼装置の要部断面図であ
る。
実施の形態１を図に基づいて説明する。図１は本発明の
実施の形態１を示す液体燃料燃焼装置の要部断面図であ
る。
【００１１】図１において、１は気化器ケ−ス、２は周
壁に液体燃料の気化用ヒ−タ３を埋設した気化器、４は
気化器２の周壁下部に設けた一次空気の導入口、６は気
化器２の上部の開口部に装着され多数の炎孔６を有する
バ−ナ−ヘッド、９は外周にヒ−タ１２を配設した定油
面器、１０は燃料パイプ、１１は送風機１４から気化器
ケ−ス１に燃焼用空気を導入する空気導入口である。７
は気化器２の上部外周部に配置される一次火炎の保炎リ
ング、８はこの保炎リング７を覆うように気化器ケ−ス
１の上部に装着された二次空気の案内リングである。
壁に液体燃料の気化用ヒ−タ３を埋設した気化器、４は
気化器２の周壁下部に設けた一次空気の導入口、６は気
化器２の上部の開口部に装着され多数の炎孔６を有する
バ−ナ−ヘッド、９は外周にヒ−タ１２を配設した定油
面器、１０は燃料パイプ、１１は送風機１４から気化器
ケ−ス１に燃焼用空気を導入する空気導入口である。７
は気化器２の上部外周部に配置される一次火炎の保炎リ
ング、８はこの保炎リング７を覆うように気化器ケ−ス
１の上部に装着された二次空気の案内リングである。
【００１２】前記定油面器９は、液体燃料が開口部まで
達するとオ−バ−フロ−することによって一定量の液体
燃料を保つ燃料溜部１５を有し、前記燃料溜部１５に液
体燃料を供給する燃料ポンプ１６と、送風機１４により
気化器ケ−ス１に空気を送る送風管１７の途中より分岐
して当該定油面器９内に加圧空気を送り込む加圧供給管
１８と、前記燃料溜部１５に連通して前記加圧空気で加
圧された液体燃料を燃料オリフィス２０を通して気化器
２に導く燃料パイプ１０を備えている。１９は燃料タン
クである。
達するとオ−バ−フロ−することによって一定量の液体
燃料を保つ燃料溜部１５を有し、前記燃料溜部１５に液
体燃料を供給する燃料ポンプ１６と、送風機１４により
気化器ケ−ス１に空気を送る送風管１７の途中より分岐
して当該定油面器９内に加圧空気を送り込む加圧供給管
１８と、前記燃料溜部１５に連通して前記加圧空気で加
圧された液体燃料を燃料オリフィス２０を通して気化器
２に導く燃料パイプ１０を備えている。１９は燃料タン
クである。
【００１３】上述の構成において、液体燃料の気化用ヒ
−タ３で高温に加熱された気化器２の内部に、一次空気
の導入口４より燃焼用一次空気が供給されると同時に、
一次空気の送風圧が加圧供給管１８を通して定油面器９
内の燃料溜部１５を加圧することにより、燃料オリフィ
ス２０を通して燃料パイプ１０より液体燃料が供給され
る。これにより、液体燃料は気化されて一次空気と混合
する。この混合ガスは、気化器２の上部開口部を通過し
た後、バ−ナ−ヘッド５の多数の炎孔６から噴出する。
この炎孔６から噴出した混合ガスは、点火プラグ（図示
せず）で着火され、一次火炎を形成して燃焼する。一
方、保炎リング７の上端部と案内リング８の上端部の隙
間１３から噴出した二次空気は、一次火炎に供給され、
二次燃焼を促進する。
−タ３で高温に加熱された気化器２の内部に、一次空気
の導入口４より燃焼用一次空気が供給されると同時に、
一次空気の送風圧が加圧供給管１８を通して定油面器９
内の燃料溜部１５を加圧することにより、燃料オリフィ
ス２０を通して燃料パイプ１０より液体燃料が供給され
る。これにより、液体燃料は気化されて一次空気と混合
する。この混合ガスは、気化器２の上部開口部を通過し
た後、バ−ナ−ヘッド５の多数の炎孔６から噴出する。
この炎孔６から噴出した混合ガスは、点火プラグ（図示
せず）で着火され、一次火炎を形成して燃焼する。一
方、保炎リング７の上端部と案内リング８の上端部の隙
間１３から噴出した二次空気は、一次火炎に供給され、
二次燃焼を促進する。
【００１４】ここで、上記構成によれば、定油面器９の
外周に設けたヒ−タ１２に通電することにより、定油面
器９内の液体燃料が温められ、気化器２に供給する液体
燃料を所定の温度に加熱することができる。これによ
り、液体燃料の粘度を適度に小さくできるため、所定量
の液体燃料が気化器２に供給されるようになる。また、
気化器２に埋設した気化用ヒ−タ３だけで液体燃料を気
化する場合よりも、定油面器９内で液体燃料を温めてお
くことで気化器２内での液体燃料の気化が容易になり、
一次空気比（一次空気量／理論空気量）をほぼ一定に保
つことができる。以上のように、外気温が低く、液体燃
料の温度が低い場合でも、定油面器９内で液体燃料を温
めることで、粘度を適度に小さくでき、一次空気比の上
昇を防いで、着火性を向上させることができる。
外周に設けたヒ−タ１２に通電することにより、定油面
器９内の液体燃料が温められ、気化器２に供給する液体
燃料を所定の温度に加熱することができる。これによ
り、液体燃料の粘度を適度に小さくできるため、所定量
の液体燃料が気化器２に供給されるようになる。また、
気化器２に埋設した気化用ヒ−タ３だけで液体燃料を気
化する場合よりも、定油面器９内で液体燃料を温めてお
くことで気化器２内での液体燃料の気化が容易になり、
一次空気比（一次空気量／理論空気量）をほぼ一定に保
つことができる。以上のように、外気温が低く、液体燃
料の温度が低い場合でも、定油面器９内で液体燃料を温
めることで、粘度を適度に小さくでき、一次空気比の上
昇を防いで、着火性を向上させることができる。
【００１５】さらに、定油面器９の外周に取り付けたヒ
−タ１２への通電を気化器２を加熱する気化用ヒ−タ３
の通電に合わせることにより、液体燃料は効率よく温め
られるため、一次空気との混合状態はさらに良好となる
とともに、気化器２内での液体燃料の気化も一段と容易
になる。
−タ１２への通電を気化器２を加熱する気化用ヒ−タ３
の通電に合わせることにより、液体燃料は効率よく温め
られるため、一次空気との混合状態はさらに良好となる
とともに、気化器２内での液体燃料の気化も一段と容易
になる。
【００１６】実施の形態２．図２は本発明の実施の形態
２を示す液体燃料燃焼装置の要部断面図である。この実
施の形態２では、上述した実施の形態１において、定油
面器９内の液体燃料を温めるためのヒ−タとして、ＰＴ
Ｃヒ−タ１２ａを用いたものである。
２を示す液体燃料燃焼装置の要部断面図である。この実
施の形態２では、上述した実施の形態１において、定油
面器９内の液体燃料を温めるためのヒ−タとして、ＰＴ
Ｃヒ−タ１２ａを用いたものである。
【００１７】このように構成すれば、上記実施の形態１
で述べた効果が得られるほかに、定油面器９内の液体燃
料を温めるためのヒータとしてＰＴＣヒ−タ１２ａを用
いたので、特別な温度制御をしなくても単純な電圧付加
によって定油面器９内の液体燃料の温度を所定の値に保
つことが可能なため、コストを安価にでき、しかも、本
体温度や外気温の変動があっても液体燃料を一定の温度
に保つことができるので、着火性も一段と安定させるこ
とができる。
で述べた効果が得られるほかに、定油面器９内の液体燃
料を温めるためのヒータとしてＰＴＣヒ−タ１２ａを用
いたので、特別な温度制御をしなくても単純な電圧付加
によって定油面器９内の液体燃料の温度を所定の値に保
つことが可能なため、コストを安価にでき、しかも、本
体温度や外気温の変動があっても液体燃料を一定の温度
に保つことができるので、着火性も一段と安定させるこ
とができる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明の液体燃料燃焼装
置は、液体燃料の定油面を形成する定油面器と、この定
油面器を介して液体燃料が送られる気化器と、この気化
器に燃焼用一次空気を供給するとともに前記定油面器の
定油面を加圧する送風機とを備えてなり、前記気化器内
で液体燃料を気化するとともに燃焼用の一次空気と混合
して予混合気を生成し、着火燃焼させる液体燃料燃焼装
置において、前記定油面器内の液体燃料を温めるヒ−タ
を設けたので、外気温が低く、液体燃料の温度が低いと
きでも、定油面器内で液体燃料を温めることで、粘度を
適度に小さくするため、気化器の供給される液体燃料の
供給量を安定させることが可能となり、一次空気比の安
定化が図れ、また気化器に埋設した気化用ヒ−タだけで
加熱する場合よりも、気化器内での液体燃料の気化が容
易となり、着火性を向上できるという効果が得られる。
置は、液体燃料の定油面を形成する定油面器と、この定
油面器を介して液体燃料が送られる気化器と、この気化
器に燃焼用一次空気を供給するとともに前記定油面器の
定油面を加圧する送風機とを備えてなり、前記気化器内
で液体燃料を気化するとともに燃焼用の一次空気と混合
して予混合気を生成し、着火燃焼させる液体燃料燃焼装
置において、前記定油面器内の液体燃料を温めるヒ−タ
を設けたので、外気温が低く、液体燃料の温度が低いと
きでも、定油面器内で液体燃料を温めることで、粘度を
適度に小さくするため、気化器の供給される液体燃料の
供給量を安定させることが可能となり、一次空気比の安
定化が図れ、また気化器に埋設した気化用ヒ−タだけで
加熱する場合よりも、気化器内での液体燃料の気化が容
易となり、着火性を向上できるという効果が得られる。
【００１９】また、本発明の液体燃料燃焼装置によれ
ば、前記定油面器内の液体燃料を温めるためのヒータと
してＰＴＣヒ−タを用いたので、特別な温度制御回路を
設けなくても単純な電圧印加のみによって定油面器内の
液体燃料の温度を所定の値に保つことが可能となるた
め、安価に構成でき、かつ外気温や本体温度の変化に対
しても一定温度に保つことができるという効果が得られ
る。
ば、前記定油面器内の液体燃料を温めるためのヒータと
してＰＴＣヒ−タを用いたので、特別な温度制御回路を
設けなくても単純な電圧印加のみによって定油面器内の
液体燃料の温度を所定の値に保つことが可能となるた
め、安価に構成でき、かつ外気温や本体温度の変化に対
しても一定温度に保つことができるという効果が得られ
る。
【００２０】さらに、本発明の液体燃料燃焼装置によれ
ば、定油面器内の液体燃料を温めるためのヒ−タへの通
電を、気化器を加熱する気化用ヒ−タへの通電に合わせ
て行うようにしたので、液体燃料は効率よく温められる
ため、一次空気との混合状態はさらに良好となるととも
に、気化器２内での液体燃料の気化も一段と容易にな
る。
ば、定油面器内の液体燃料を温めるためのヒ−タへの通
電を、気化器を加熱する気化用ヒ−タへの通電に合わせ
て行うようにしたので、液体燃料は効率よく温められる
ため、一次空気との混合状態はさらに良好となるととも
に、気化器２内での液体燃料の気化も一段と容易にな
る。
【図１】 本発明の実施の形態１を示す液体燃料燃焼装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図２】 本発明の実施の形態２を示す液体燃料燃焼装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図３】 従来の液体燃料燃焼装置を示す要部断面図で
ある。
ある。
２ 気化器、３ 気化用ヒ−タ、９ 定油面器、１０
燃料パイプ、１２ ヒ−タ、１２ａ ＰＴＣヒ−タ、１
４ 送風機、１５ 燃料溜部、１６ 燃料ポンプ、１７
送風管、１８ 加圧供給管。
燃料パイプ、１２ ヒ−タ、１２ａ ＰＴＣヒ−タ、１
４ 送風機、１５ 燃料溜部、１６ 燃料ポンプ、１７
送風管、１８ 加圧供給管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−149514（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−45547（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−94719（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−185316（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F23D 11/10 F23D 11/40 F23D 11/44
Claims (3)
- 【請求項１】 液体燃料の定油面を形成する定油面器
と、この定油面器を介して液体燃料が送られる気化器
と、この気化器に燃焼用一次空気を供給するとともに前
記定油面器の定油面を加圧する送風機とを備えてなり、
前記気化器内で液体燃料を気化するとともに燃焼用の一
次空気と混合して予混合気を生成し、着火燃焼させる液
体燃料燃焼装置において、前記定油面器を加熱するヒ−
タを設けたことを特徴とする液体燃料燃焼装置。 - 【請求項２】 前記ヒ−タは、ＰＴＣヒ−タを用いたこ
とを特徴とする請求項１記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項３】 前記ヒ−タへの通電を、気化器を加熱す
る気化用ヒ−タへの通電に合わせて行うことを特徴とす
る請求項１記載の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22224497A JP3204173B2 (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 液体燃料燃焼装置 |
| KR1019980003394A KR100250802B1 (ko) | 1997-08-19 | 1998-02-06 | 액체연료연소장치 |
| CN98104454A CN1208837A (zh) | 1997-08-19 | 1998-02-13 | 液体燃料燃烧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22224497A JP3204173B2 (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163426A JPH1163426A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3204173B2 true JP3204173B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=16779366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22224497A Expired - Fee Related JP3204173B2 (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204173B2 (ja) |
| KR (1) | KR100250802B1 (ja) |
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