JP3203281U - 歯科用ハンドピースの挟持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、互いに接触して摩擦する部材にめっき層が設けられることにより、耐摩耗性を高め、摩擦損失の状況を低減し、更に耐用年数を延長させる歯科用ハンドピースの挟持機構を提供する。【解決手段】歯科用ハンドピースの挟持機構であって、ハンドピースに設置され、その挟持機構は、制御によって互いの距離が変化可能な少なくとも2つの挟み部13が設けられた、歯科用ツールを挟持する連結部材、および連結部材に対応して設置され、且つ各挟み部に当接する制御部材2を含む。制御部材は、制御によって各挟み部に対して変位し、更に、各挟み部を押し当てて、各挟み部が歯科用ツールを挟持或いは解放するように各挟み部同士の距離を制御部材の位置に従って変化させる。ここで、制御部材又は各挟み部の少なくとも一方は、その当接する接触面に炭化タングステンめっき層が設けられている。【選択図】図1

Description

本実用新案は歯科用ハンドピースに関し、特に、歯科用ハンドピースの挟持機構に関する。
案ずるに,歯科の診療項目は主に齲歯の補修及び義歯の装着などを含み,それらの項目は、いずれもハンドピース(dental handpiece)により患者の歯に作業をする必要がある。異なる診療項目に応じて、歯科医師はハンドピースに異なるツール、例えば、ドリルピン又は研磨ヘッドなどを設置することができ、それらのツールは取り換え可能である。そのため、ハンドピースの内部に挟持機構が設置されることにより、各種のツールをハンドピースに固定して使用に供し、且つ診療需要に応じて必要なツールを交換する際、その挟持機構は解放手段によりツールをハンドピースから脱離させる。
従来のハンドピースの挟持機構は部材の形状とツールとが互いに嵌合することで固定効果を生じる。その解放手段は、ボタンが押されることにより変位され、そのボタンがその挟持機構に接触しながら押し当てることにより,ツールが解放される。前記物理的接触によりハンドピースとルールとの組合せ及び取り外し動作を行うことは、摩擦損失の問題が存在する。具体的には,ハンドピースは、使用時には、ボタンと挟持機構が互いに摩擦して摩耗を生じ、長時間使用後、両方とも摩耗が顕著になり、ボタンを押しても、ツールを解放するようにその挟持機構を円滑に制御することができない状況となり、使用に不便をもたらす。
本実用新案は、主に、互いに接触して摩擦する部材にめっき層が設けられることにより、耐摩耗性を高め、摩擦損失の状況を低減し、更に耐用年数を延長させる歯科用ハンドピースの挟持機構を提供することを目的とする。
図1は、本実用新案の斜視図である。
図2及び図3は、本実用新案の異なる視角からの平面図である。
図4は、本実用新をハンドピースの中に組み立てた断面図である。
図5は、本実用新案の使用状態の断面図である。
図1には、本実用新案の提供する歯科用ハンドピースの挟持機構であって、該挟持機構は、ハンドピース(dental handpiece)(図示せず)の中に設けられ、位置決め筒4、連結部材及び制御部材2を含み、該連結部材は各種の歯科用ツール、例えば、ドリルピン(burr)又は研磨ヘッド等を挟持するために用いられ、該制御部材2は、歯科用ツールを挟持又は解放する動作を行うように上記連結部材を制御するために用いられる。各部材の詳細は以下の通りである。
図1、図2に示すように、位置決め筒4は中空直筒であり、連結部材はその位置決め筒4内に設けられている。該連結部材は中空筒状に形成されるコレットチャック1(chuck)であり、内部には各種の歯科用ツールが穿設するための空間がある。該コレットチャック1の一端が従動端11に定義される。ここで、従動端11にコレットチャック1に沿って延伸する溝12が凹設され,それにより、従動端11に2つの対向する挟み部13が形成されている。溝12の存在により、2つの挟み部13の間に隙間が形成され、2つの挟み部13は外力を受けた場合に、そのコレットチャック1に対する微小揺動が発生することができ、2つの挟み部13の間の距離が変化する。2つの挟み部13は外力を受けていない場合、そのコレットチャック1内に穿設された歯科用ツール(図示せず)を固定して締付けることができる。2つの挟み部13は外力を受けて外向きに揺動する場合、2つの挟み部13が互いに離れて、歯科用ツールを解放する。
更に、2つの挟み部13の頂端にそれぞれ頂面131があり、且つ2つの挟み部13がそれぞれ溝12に対向する第一側面132を有する。
一方、図1ないし図3に示すように、制御部材2が円筒形本体21を有し、その底端から対向する2つの押し当て部22が延出しており、ここで、2つの押し当て部22がそれぞれ本体21の底端の両側に位置し、且つその末端に向かうに連れ、幅が狭くなる尖った角状に形成される。制御部材2は、その位置決め筒4の中に設けられ、且つ前記コレットチャック1に対応して設置されている。具体的には,制御部材2は、2つの押し当て部22が溝12に伸びて、2つの挟み部13に当接されている。更に、各押し当て部22の両側にそれぞれ第二側面221が設けられ、且つ各押し当て部22は、その2つの第二側面221が2つの挟み部13の第一側面132に一対一で当接されている。
また、制御部材2または各挟み部13の少なくとも一方は、当接する接触面に炭化タングステンめっき層(tungsten carbide coating又はwolfram carbide coatingと呼ぶ。WCCと略す。)が設けられることによって、接触面の硬度及び耐摩耗性を高める。本実施例では、コレットチャック1の各挟み部13の第一側面132に炭化タングステンめっき層(図示せず)が設けられ、且つ制御部材2の各押し当て部22の二つの第二側面221にも炭化タングステンめっき層(図示せず)が設けられている。さらに、各挟み部13の頂面131及びその制御部材2の本体21の外周面211にも炭化タングステンめっき層(図示せず)が設けられている。
図4には、本実用新案が前記構造でハンドピース内に組み立てられる状態を示す。その中で、ハンドピース3の頭部31(head)内に空圧式回動装置33が設けられ、位置決め筒4が回動装置33に固定され、且つ歯科用ツール5がコレットチャック1に穿設されて2つの挟み部13によりそれを固定して締付け、その回動装置33を介してその位置決め筒4を回動させ、さらに、歯科用ツール5を回動させることにより、診療作業を実施する。
また、頭部31にボタン32が設けられ、ボタン32が制御部材2に連続されている。使用者がボタン32を押して制御部材2を下へ移動させる場合、ボタン32が押されることにより制御部材2が移動し、図5に示すように、押し当て部22の形状により、コレットチャック1の2つの挟み部13が押し当て部22によって押され、互いに離れるように両側へ開放し、更に、歯科用ツール5が解放される。
前記の使用過程において、制御部材2の二つの押し当て部22とコレットチャック1の2つの挟み部13との間は、互いに接触し、且つ相対的に摺動する状態となる。これに対し、本実用新案では、前記部位に炭化タングステンめっき層が設けられることにより、接触面の硬度及び耐摩耗性を高め、摩擦損失を低減し、さらに耐用年数を延長させる。
コレットチャック1 従動端11
溝12 挟み部13
頂面131 第一側面132
制御部材2 本体21
外周面211 押し当て部22
第二側面221 ハンドピース3
頭部31 ボタン32
回動装置33 位置決め筒4
歯科用ツール5
本実用新案の斜視図である。 本実用新案の異なる視角からの平面図である。 本実用新案の異なる視角からの平面図である。 本実用新をハンドピースの中に組み立てた断面図である。 本実用新案の使用状態の断面図である。

Claims (5)

  1. ハンドピースの中に設けられた歯科用ハンドピースの挟持機構であって、
    位置決め筒と、
    前記位置決め筒内に設けられ、且つ制御によって互いの距離が変化可能な少なくとも2つの挟み部13が設けられた、歯科用ツールを挟持する連結部材と、
    前記位置決め筒内に設けられ、前記連結部材に対応して設けられ、且つ各前記挟み部に当接する制御部材と、
    を含み、
    前記制御部材は、制御によって各前記挟み部に対して変位し、更に、各前記挟み部を押し当て、各前記挟み部が歯科用ツール5を挟持或いは解放するように各前記挟み部同士の距離を前記制御部材の位置に従って変化させ、
    前記制御部材又は各前記挟み部の少なくとも一方は、その当接する接触面に炭化タングステンめっき層が設けられている歯科用ハンドピースの挟持機構。
  2. 前記連結部材は中空筒状に形成さらるコレットチャックであり、
    前記コレットチャックの一端に前記コレットチャックに沿って延伸する溝が凹設されることにより、対向する2つの挟み部が形成されており、
    各前記挟み部の頂端にそれぞれ頂面があり、且つ各前記挟み部には前記溝に対向する第一側面があり、前記挟み部の頂面及び第一側面にそれぞれ炭化タングステンめっき層が設けられている、請求項1に記載の歯科用ハンドピースの挟持機構。
  3. 前記制御部材には、対向する2つの押し当て部が延設されており、
    各前記2つの押し当て部は、それぞれ前記連結部材の溝に伸びており、各前記押し当て部がそれぞれ2つの第二側面を有し、且つ前記2つの第二側面はそれぞれ前記挟み部の第一側面に当接し、
    前記押し当て部の2つの第二側面にそれぞれ炭化タングステンめっき層が設けられている、請求項2に記載の歯科用ハンドピースの挟持機構。
  4. 前記制御部材は外周面を有し、且つ前記外周面に炭化タングステンめっき層が設けられている、請求項3に記載の歯科用ハンドピースの挟持機構。
  5. 前記制御部材に押し当て部が伸設されており、前記押し当て部には、各前記挟み部に対応する第二側面をそれぞれ有し、且つ前記第二側面はそれぞれ各前記挟み部に当接し、
    前記押し当て部の各前記第二側面にそれぞれ炭化タングステンめっき層が設けられている、請求項1に記載の歯科用ハンドピースの挟持機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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