JP3203212B2 - 生物の中空の器官を内部から支持する体内補綴物 - Google Patents
生物の中空の器官を内部から支持する体内補綴物Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物の中空の器官
を内部から支持する体内補綴物であって、開口端と、弾
性的な管状の覆い部分とを有する可撓性の管状メッシュ
構造体を備え、そのメッシュ構造体が、メッシュ材料で
包み込まれた整列スペースから成る、周方向に伸長する
メッシュ列で形成された、体内補綴物に関する。
を内部から支持する体内補綴物であって、開口端と、弾
性的な管状の覆い部分とを有する可撓性の管状メッシュ
構造体を備え、そのメッシュ構造体が、メッシュ材料で
包み込まれた整列スペースから成る、周方向に伸長する
メッシュ列で形成された、体内補綴物に関する。
【0002】
【従来の技術】冒頭記載の体内補綴物の開口端は、かか
る体内補綴物を植え込まなければならない中空の器官を
傷付ける虞れがある。設計に対応して、その開口端は、
例えば、メッシュ構造体をワイヤーで編組するとき、尖
ったワイヤー端とされ、又は、メッシュ構造体を金属薄
板管から押し抜きし、又は腐食させて形成するとき、鋭
利な刃部分とされる。この理由のため、例えば、体内補
綴物を再位置決めし、又は除去するとき、或いは、例え
ば、食道の蠕動により、中空の器官が動くような場合、
体内補綴物が動く結果、ステントを挿入した中空の器官
の組織が外傷を負う可能性がある。
る体内補綴物を植え込まなければならない中空の器官を
傷付ける虞れがある。設計に対応して、その開口端は、
例えば、メッシュ構造体をワイヤーで編組するとき、尖
ったワイヤー端とされ、又は、メッシュ構造体を金属薄
板管から押し抜きし、又は腐食させて形成するとき、鋭
利な刃部分とされる。この理由のため、例えば、体内補
綴物を再位置決めし、又は除去するとき、或いは、例え
ば、食道の蠕動により、中空の器官が動くような場合、
体内補綴物が動く結果、ステントを挿入した中空の器官
の組織が外傷を負う可能性がある。
【0003】欧州特許第0621015A1号から、ワ
イヤー網状部と、体内補綴物の長さの一部に亙って伸長
する弾性材料の覆い層とから成る円筒壁を有する体内補
綴物が公知である。この覆い層は、体内補綴物の開口端
にて終端となるため、円筒壁の開口端の尖った端部、又
は鋭利な刃状の端部分からこの覆い層を十分に保護する
ことができない。ステントを挿入すべき中空の器官内に
導入するために、体内補綴物を半径方向に圧縮すると
き、又は、中空の器官の蠕動により植え込まれた体内補
綴物が軸方向に圧縮されて、傷を負わせる端部分が拘束
されずに自由となるため、この覆い層に入り込み、又は
細く切る可能性がある。かかる状態のとき、中空の器官
内にて体内補綴物が外傷を与えないように変位すること
は、最早、不可能となる。
イヤー網状部と、体内補綴物の長さの一部に亙って伸長
する弾性材料の覆い層とから成る円筒壁を有する体内補
綴物が公知である。この覆い層は、体内補綴物の開口端
にて終端となるため、円筒壁の開口端の尖った端部、又
は鋭利な刃状の端部分からこの覆い層を十分に保護する
ことができない。ステントを挿入すべき中空の器官内に
導入するために、体内補綴物を半径方向に圧縮すると
き、又は、中空の器官の蠕動により植え込まれた体内補
綴物が軸方向に圧縮されて、傷を負わせる端部分が拘束
されずに自由となるため、この覆い層に入り込み、又は
細く切る可能性がある。かかる状態のとき、中空の器官
内にて体内補綴物が外傷を与えないように変位すること
は、最早、不可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、メッ
シュ構造体の前端にある尖った端部分、又は鋭利な刃状
の端部分により、体内補綴物によって内部から支持され
た中空の器官が傷付けられることがないように保護され
るようにした、冒頭記載の体内補綴物を開発することで
ある。
シュ構造体の前端にある尖った端部分、又は鋭利な刃状
の端部分により、体内補綴物によって内部から支持され
た中空の器官が傷付けられることがないように保護され
るようにした、冒頭記載の体内補綴物を開発することで
ある。
【0005】更に、その中空の器官に損を負わせること
なく、冒頭記載の型式の体内補綴物を中空の器官内に再
位置決めし、又は、その体内補綴物を中空の器官から完
全に除去することが可能でなければならない。
なく、冒頭記載の型式の体内補綴物を中空の器官内に再
位置決めし、又は、その体内補綴物を中空の器官から完
全に除去することが可能でなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、請求項1の特徴部分に記載した特徴を備える、冒
頭記載の体内補綴物によって解決される。メッシュ構造
体の開口端の領域内にあるとき、弾性的な管状の覆い部
分は、メッシュ構造体の少なくとも一部を包み込む包埋
部分と、この包埋部分の隣にあり、その前端を越えて突
出する突起部分を備え、体内補綴物の前端における尖っ
たワイヤー端部及び鋭利な刃状端部分は十分な長さの突
出する金属バッファにより被覆され、この被覆は包埋部
分をメッシュ構造体に接続することにより失われない。
具体的には、本発明による体内補綴物を中空の器官(体
内補綴物の開口端を軸方向に押す力の形態にて蠕動動作
を行う、例えば、食道のような器官)内に植え込むと
き、一部分後方に折り返した突出部分が更なる保護層と
して機能する。それ以外にこの包埋部分と、突出部分と
を備える覆い部分は、かかる体内補綴物が導入された食
道に対する患者の異物感を少なくする。そのような異物
感は、裸のワイヤー端部が食道の内壁に接触することで
強化される。一つの特別な利点として、覆い部分の突出
部分は、例えば、基端方向に体内補綴物の位置を調節す
るために、把持装置により比較的容易に捕捉可能な標的
となる。これと同時に、体内補綴物を中空の器官から完
全に除去することが可能となる。
題は、請求項1の特徴部分に記載した特徴を備える、冒
頭記載の体内補綴物によって解決される。メッシュ構造
体の開口端の領域内にあるとき、弾性的な管状の覆い部
分は、メッシュ構造体の少なくとも一部を包み込む包埋
部分と、この包埋部分の隣にあり、その前端を越えて突
出する突起部分を備え、体内補綴物の前端における尖っ
たワイヤー端部及び鋭利な刃状端部分は十分な長さの突
出する金属バッファにより被覆され、この被覆は包埋部
分をメッシュ構造体に接続することにより失われない。
具体的には、本発明による体内補綴物を中空の器官(体
内補綴物の開口端を軸方向に押す力の形態にて蠕動動作
を行う、例えば、食道のような器官)内に植え込むと
き、一部分後方に折り返した突出部分が更なる保護層と
して機能する。それ以外にこの包埋部分と、突出部分と
を備える覆い部分は、かかる体内補綴物が導入された食
道に対する患者の異物感を少なくする。そのような異物
感は、裸のワイヤー端部が食道の内壁に接触することで
強化される。一つの特別な利点として、覆い部分の突出
部分は、例えば、基端方向に体内補綴物の位置を調節す
るために、把持装置により比較的容易に捕捉可能な標的
となる。これと同時に、体内補綴物を中空の器官から完
全に除去することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による体内補綴物の更なる
有利な点は、添付図面に関して以下に記載した好適な実
施の形態から理解することができる。
有利な点は、添付図面に関して以下に記載した好適な実
施の形態から理解することができる。
【0008】図1によれば、本発明による体内補綴物の
メッシュ構造体2は、包埋部分14(メッシュ構造体2
の一部を包み込む部分)と、該包埋部分14の隣にあり
且つ開口端4の上方を突出する突出部分16とから成る
管状の覆い部分6をその開口端4に備えている。
メッシュ構造体2は、包埋部分14(メッシュ構造体2
の一部を包み込む部分)と、該包埋部分14の隣にあり
且つ開口端4の上方を突出する突出部分16とから成る
管状の覆い部分6をその開口端4に備えている。
【0009】図2には、周方向に伸長するメッシュ列8
から成るメッシュ構造体2の一部が概略図で図示されて
おり、該メッシュ列は、メッシュ材料10内に包み込ま
れた整列スペース12から成っている。明確化のため、
メッシュ列8は、破線を付したスペース12で示してあ
る。長手方向にハッチングで示した覆い部分6の包埋部
分14は、開口端4から開始してメッシュ列8の幅Bに
少なくとも等しい長さLEにわたり完全にメッシュ構造
体2を包み込んでいる。このことは、覆い部分6がメッ
シュ構造体2と相互係止状態に接続されて、その結果、
覆い部分6がメッシュ構造体2から外れて、体内補綴物
が中空器官内で動いて失われるのを防止することができ
る。この場合、突出部分16の長さは、メッシュ列8の
幅Bと同程度である。このため、突出部分16は、尖っ
たワイヤー端部と中空の器官の内壁との間に十分に堅固
な保護層を提供する一方、把持装置をクランプ止めする
のに十分な標的領域を提供する。
から成るメッシュ構造体2の一部が概略図で図示されて
おり、該メッシュ列は、メッシュ材料10内に包み込ま
れた整列スペース12から成っている。明確化のため、
メッシュ列8は、破線を付したスペース12で示してあ
る。長手方向にハッチングで示した覆い部分6の包埋部
分14は、開口端4から開始してメッシュ列8の幅Bに
少なくとも等しい長さLEにわたり完全にメッシュ構造
体2を包み込んでいる。このことは、覆い部分6がメッ
シュ構造体2と相互係止状態に接続されて、その結果、
覆い部分6がメッシュ構造体2から外れて、体内補綴物
が中空器官内で動いて失われるのを防止することができ
る。この場合、突出部分16の長さは、メッシュ列8の
幅Bと同程度である。このため、突出部分16は、尖っ
たワイヤー端部と中空の器官の内壁との間に十分に堅固
な保護層を提供する一方、把持装置をクランプ止めする
のに十分な標的領域を提供する。
【0010】図3に示した一つの有利な実施の形態にお
いて、包埋部分14は、開口端4から開始して、方眼線
で示したメッシュ列8′(メッシュ材料10で完全に包
み込まれていないスペース12′から成る列)を包み込
み、これにより、メッシュ材料10により完全に包み込
まれたスペース12からなる第一のメッシュ列8のスペ
ース12は、包埋部分14により包み込まれることがな
い。覆い部分6を安全に定着することに加えて、メッシ
ュ構造体2に対する覆い部分6の固着効果が軽減され、
このため、開口端4の領域における体内補綴物の可撓性
及び圧縮性は極く僅かしか制限されない。
いて、包埋部分14は、開口端4から開始して、方眼線
で示したメッシュ列8′(メッシュ材料10で完全に包
み込まれていないスペース12′から成る列)を包み込
み、これにより、メッシュ材料10により完全に包み込
まれたスペース12からなる第一のメッシュ列8のスペ
ース12は、包埋部分14により包み込まれることがな
い。覆い部分6を安全に定着することに加えて、メッシ
ュ構造体2に対する覆い部分6の固着効果が軽減され、
このため、開口端4の領域における体内補綴物の可撓性
及び圧縮性は極く僅かしか制限されない。
【0011】本発明の一つの好適な実施の形態によれ
ば、覆い部分6は、メッシュ材料10を緊密に取り巻く
通路(図示せず)を備えており、メッシュ材料10は、
これらの通路に沿って可動である。このことは、軸方向
への短縮化、及び曲がり、或いは半径方向への圧縮及び
拡張の結果として体内補綴物が動くことによるメッシュ
構造体2の変形に対して覆い部分6が追従することを可
能にする。包埋部分14がメッシュ材料10に沿って動
くことで、弾性的な覆い部分6の張力状態が最小とな
り、このため、覆い部分6が裂けたり、穴が開く危険性
が少なくなる。
ば、覆い部分6は、メッシュ材料10を緊密に取り巻く
通路(図示せず)を備えており、メッシュ材料10は、
これらの通路に沿って可動である。このことは、軸方向
への短縮化、及び曲がり、或いは半径方向への圧縮及び
拡張の結果として体内補綴物が動くことによるメッシュ
構造体2の変形に対して覆い部分6が追従することを可
能にする。包埋部分14がメッシュ材料10に沿って動
くことで、弾性的な覆い部分6の張力状態が最小とな
り、このため、覆い部分6が裂けたり、穴が開く危険性
が少なくなる。
【0012】編組ワイヤー10から成るメッシュ構造体
2において、覆い部分6は、ワイヤー10の直径の約1
/2に等しい平均肉厚を有する。かかる肉厚は、引き裂
き強度に関して、また、覆い部分6に必要とされる材料
の量に関して、効果的であることが確認されている。編
組メッシュ構造体2の開口した基端4における覆い部分
6は、編組の破断を防止する一つの有効な保護手段とな
り、この保護手段は、例えば、包埋部分14の末端方向
にて把持器具を編組内に掛止めし、また、体内補綴物を
基端方向に引っ張るときに、効果的である。
2において、覆い部分6は、ワイヤー10の直径の約1
/2に等しい平均肉厚を有する。かかる肉厚は、引き裂
き強度に関して、また、覆い部分6に必要とされる材料
の量に関して、効果的であることが確認されている。編
組メッシュ構造体2の開口した基端4における覆い部分
6は、編組の破断を防止する一つの有効な保護手段とな
り、この保護手段は、例えば、包埋部分14の末端方向
にて把持器具を編組内に掛止めし、また、体内補綴物を
基端方向に引っ張るときに、効果的である。
【0013】本発明による体内補綴物の覆い部分6は、
ポリウレタンエラストマーで出来たものであることが好
ましい。ポリメディカ・インダストリース(PolyM
edica Industries)からクロノフレッ
クス(ChronoFlex)(登録商標名)という名
称で販売されている、ポリウレタンエラストマーは、そ
の生体適合性のため、その一例として挙げることができ
る。
ポリウレタンエラストマーで出来たものであることが好
ましい。ポリメディカ・インダストリース(PolyM
edica Industries)からクロノフレッ
クス(ChronoFlex)(登録商標名)という名
称で販売されている、ポリウレタンエラストマーは、そ
の生体適合性のため、その一例として挙げることができ
る。
【図1】長手方向軸線に沿って1/4切欠いた斜視図で
示す、体内補綴物の開口端の図である。
示す、体内補綴物の開口端の図である。
【図2】概略図的な側面図で示す、第一の実施の形態の
開口端の図である。
開口端の図である。
【図3】第二の実施の形態の開口端の拡大詳細図であ
る。
る。
2 メッシュ構造体 4 開口端 6 覆い部分 8 メッシュ列(完全に包み込まれたスペース) 8′ メッシュ列(完全には包み込まれていないスペー
ス) 10 メッシュ材料 12 スペース(メッシュ材料により完全に包み込まれ
ている) 12′ スペース(メッシュ材料により完全には包み込
まれていない) 14 包埋部分 16 突出部分 B メッシュ列8の幅 LE 包埋部分14
の長さ LU 突出部分16の長さ
ス) 10 メッシュ材料 12 スペース(メッシュ材料により完全に包み込まれ
ている) 12′ スペース(メッシュ材料により完全には包み込
まれていない) 14 包埋部分 16 突出部分 B メッシュ列8の幅 LE 包埋部分14
の長さ LU 突出部分16の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 29/02 A61F 2/04
Claims (4)
- 【請求項1】 生物の中空の器官を内部から支持する体
内補綴物であって、 開口端(4)及び弾性的な管状の覆い部分(6)を有す
る可撓性の管状メッシュ構造体(2)を備え、 メッシュ構造体(2)が、メッシュ材料(10)で包み
込まれた整列スペース(12)及びメッシュ材料により
完全には包み込まれていないスペース(12’)から成
る周方向に伸長するメッシュ列(8、8’)で形成さ
れ、 前記メッシュ構造体(2)の開口端(4)の領域におい
て、前記覆い部分(6)が前記メッシュ構造体(2)の
少なくとも一部を包み込む包埋部分(14)及び該包埋
部分(14)の隣りにあり且つ前記開口端(4)を越え
て突出する突出部分(16)を備えることを特徴とする
体内補綴物 - 【請求項2】 請求項1に記載の体内補綴物にして、前
記包埋部分(14)が、前記開口端(4)から1つのメ
ッシュ列(8)の少なくとも幅(B)に等しい長さ(L
E)に亙って前記メッシュ構造体(2)を包み込むこと
を特徴とする体内補綴物。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の体内補綴物にし
て、前記包埋部分(14)が、前記開口端(4)から開
始して、メッシュ材料(10)により完全には包み込ま
れていないスペース(12’)から成るメッシュ列
(8’)を完全に包み込み、メッシュ材料(10)によ
り完全に包み込まれたスペース(12)から成るメッシ
ュ列(8)の前記スペース(12)が、前記包埋部分
(14)により包み込まれないようにしたことを特徴と
する体内補綴物。 - 【請求項4】 請求項1に記載の体内補綴物にして、前
記突出部分(16)の前記長さ(LU)が、1つのメッ
シュ列(8)の前記幅(B)に略等しいことを特徴とす
る体内補綴物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP96202295A EP0824899B1 (de) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | Endoprothese |
CH96202295.0 | 1996-08-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165512A JPH10165512A (ja) | 1998-06-23 |
JP3203212B2 true JP3203212B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=8224293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21838697A Expired - Fee Related JP3203212B2 (ja) | 1996-08-16 | 1997-08-13 | 生物の中空の器官を内部から支持する体内補綴物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0824899B1 (ja) |
JP (1) | JP3203212B2 (ja) |
AT (1) | ATE238738T1 (ja) |
AU (1) | AU727097B2 (ja) |
CA (1) | CA2209883C (ja) |
DE (1) | DE59610404D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29908768U1 (de) * | 1999-05-19 | 1999-08-12 | Starck Bernd | Hochflexibler Überzug für Stents und/oder Stent-Crafts und/oder Stent-Gefäß-Prothesen |
US20040111146A1 (en) * | 2002-12-04 | 2004-06-10 | Mccullagh Orla | Stent-graft attachment |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5122154A (en) * | 1990-08-15 | 1992-06-16 | Rhodes Valentine J | Endovascular bypass graft |
JPH0717314Y2 (ja) * | 1990-10-18 | 1995-04-26 | ソン ホーヨン | 自己膨張脈管内ステント |
JP2735389B2 (ja) * | 1993-04-23 | 1998-04-02 | シュナイダー・(ユーエスエイ)・インコーポレーテッド | カバーされたステント及びステント送り装置 |
AU3783195A (en) * | 1994-11-15 | 1996-05-23 | Advanced Cardiovascular Systems Inc. | Intraluminal stent for attaching a graft |
-
1996
- 1996-08-16 EP EP96202295A patent/EP0824899B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-16 DE DE59610404T patent/DE59610404D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-16 AT AT96202295T patent/ATE238738T1/de not_active IP Right Cessation
-
1997
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