JP3202543U - 宅配ボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】宅配物が容易に盗まれる可能性をなくすとともに、宅配業者が宅配物を配達したことを証することができる宅配ボックスを提供する。【解決手段】宅配ボックス本体1と結合した断面コ字状の玄関ドア掛け用フック2を玄関ドア隙間に掛けることによって、玄関ドア上端部から引っ掛けるようにした宅配ボックスである。宅配ボックス本体1は、鍵付き開閉扉3に透明の荷物確認用の小窓4を有し、扉の鍵が施錠されていることと、宅配物が本体に収納されていることを同時に視認できるようになっている。これを宅配業者が写真に撮ることで配達したことを証することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、玄関ドアに鍵付き宅配ボックスを引っ掛けることによって、住人が不在であっても宅配業者が宅配物を収納して配達を完了させる方法に関するものである。
宅配業者が宅配物の配達に来た際に、住人が不在の場合は、宅配業者は再配達をする必要があり再度の配達の手間がかかる。一方、住人は不在時には荷物を受け取ることが出来ず、再配達の依頼を行い、在宅して再配達を待つ必要が生じる。
この問題を解決するための宅配ボックスの類として、取り付け金具でドアの最上端に固定され、軸で連結された上方と背面が開放した外箱によって、留守宅であっても宅配小荷物を受け取ることのできる宅配小荷物無人受け取り装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載の宅配小荷物無人受け取り装置は、上方が開放されている為に、盗難の可能性があり、宅配業者が紛失を恐れて利用することが少ないという問題点があった。
そこで、本考案は、宅配物が容易に盗まれる可能性をなくすとともに、宅配業者が宅配物を配達したことを証することができる宅配ボックスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の請求項1に係る宅配ボックスは、宅配物を収納する宅配ボックス本体と、宅配ボックス本体の前面に宅配物を出し入れできる鍵付き開閉扉と、宅配ボックス本体と結合した断面コ字状の玄関ドア掛け用フックを有し、玄関ドア隙間に玄関ドア掛け用フックを掛けることによって、宅配ボックス本体を玄関ドア上端部から引っ掛けるようにした宅配ボックスである。
また、本考案の請求項2に係る宅配ボックスは、上記宅配物を出し入れできる鍵付き開閉扉に透明の荷物確認用の小窓を有し、扉の鍵が施錠されていることと、宅配物が本体に収納されていることを同時に視認できるようになっている。
上記宅配ボックスによると、玄関ドア掛け用フックがあることで常時宅配ボックスを玄関ドアに掛けておくことができる。
また、鍵付き開閉扉は宅配物が収納されるまでは空いた状態である。宅配業者は宅配物を収納した後に鍵付き開閉扉の鍵を施錠し、鍵を保有している住人以外が宅配物を取り出すことが出来ないようになることで宅配物を安全に収納することができる。
また、扉の鍵が施錠されていることと、宅配物が本体に収納されていることを同時に視認できる小窓を有していることにより、宅配業者が上記の状態を写真に撮ることによって宅配物を配達したことを証することを可能とする。これによって、住人は不在であっても宅配物を受け取ることができ、宅配業者は再配達をする必要がなくなる。
以下、本考案の実施例1に係る宅配ボックスについて図面に基づき説明する。
この宅配ボックスは、概略的に説明すると、図1に示すように、宅配ボックス本体1に鍵付き開閉扉3を備え、且つ、宅配ボックス本体1と結合した断面コ字状の玄関ドア掛け用フック2を有し、玄関ドア隙間に玄関ドア掛け用フック2を掛けることによって、宅配ボックス本体1を玄関ドア上端部から引っ掛けるようにしたものである。
この宅配ボックスは、概略的に説明すると、図1に示すように、宅配ボックス本体1に鍵付き開閉扉3を備え、且つ、宅配ボックス本体1と結合した断面コ字状の玄関ドア掛け用フック2を有し、玄関ドア隙間に玄関ドア掛け用フック2を掛けることによって、宅配ボックス本体1を玄関ドア上端部から引っ掛けるようにしたものである。
図1に示すように、上記、宅配ボックス本体1はボックス状になっており、金属製や木製や合成樹脂製等である。前面には鍵付きの開閉扉を有しており、宅配物の収納や取り出しができる。
図1に示すように、宅配ボックス本体1には、宅配ボックス本体1の背面上端部と結合した断面コ字状の玄関ドア掛け用フック2を有しており、このフック2を玄関ドアAに掛けることで、宅配ボックスを常時玄関ドア上端部から引っ掛けるようにしたものである。この玄関ドア掛け用フックは、玄関ドアの隙間に収まるような厚さである。また、この断面コ字状の玄関ドア掛け用フック2は、盗難防止のために容易に本体から外れないように頑強に本体と溶接やボルト等で結合しているか、一体化している。
図2に示すように、宅配ボックス本体1の背面は、玄関ドア開閉時に宅配ボックスが揺れを起こさないように、宅配ボックス本体1と背面接着部8をマグネット、両面テープ、もしくはネジによって宅配ボックス裏面と玄関ドアを固定することが好ましい。
図1に示すように、鍵付き開閉扉3には、南京錠6やナンバー錠などで施錠できるような施錠部5がついている。
図1に示すように、鍵付き開閉扉3には、宅配ボックス本体1の中に宅配物が収納されているか否かを確認できる小窓4を有する。この小窓4と施錠部5は一見して視認できるような近い位置に配置されるのが望ましい。
以下、上記実施例1の宅配ボックスの動作について説明する。
住人は、宅配ボックス本体1が玄関外側にくるように玄関ドアAに引っ掛ける。その際、鍵付き開閉扉3は施錠されていない状態で、南京錠6は、施錠部5に施錠されていない状態で引っかかっているか、宅配ボックス本体1の中に置かれている。
宅配ボックスを使用する宅配業者は、まず施錠されていない状態の鍵付き開閉扉3を開けて、宅配物を収納する。収納する際には、開閉扉を閉めた時に外の小窓4から視認できるような場所に宅配物を置くようにする。そして、宅配業者は鍵付き開閉扉3を締め、南京錠6を施錠部5に掛けて施錠を行う。施錠を行うことで鍵を持つ住人以外は開閉扉3を開けて宅配物を取り出すことは出来なくなる。そして宅配業者は施錠された状態の南京錠6と小窓4をデジタルカメラ等で撮影して配達を完了した証として配達を完了する。
住人は帰宅したら南京錠6が施錠されていることや小窓4から見える宅配物があることを視認して、保有している鍵で南京錠6を開錠して、宅配ボックス内にある宅配物を受け取る。
住人は、宅配ボックス本体1が玄関外側にくるように玄関ドアAに引っ掛ける。その際、鍵付き開閉扉3は施錠されていない状態で、南京錠6は、施錠部5に施錠されていない状態で引っかかっているか、宅配ボックス本体1の中に置かれている。
宅配ボックスを使用する宅配業者は、まず施錠されていない状態の鍵付き開閉扉3を開けて、宅配物を収納する。収納する際には、開閉扉を閉めた時に外の小窓4から視認できるような場所に宅配物を置くようにする。そして、宅配業者は鍵付き開閉扉3を締め、南京錠6を施錠部5に掛けて施錠を行う。施錠を行うことで鍵を持つ住人以外は開閉扉3を開けて宅配物を取り出すことは出来なくなる。そして宅配業者は施錠された状態の南京錠6と小窓4をデジタルカメラ等で撮影して配達を完了した証として配達を完了する。
住人は帰宅したら南京錠6が施錠されていることや小窓4から見える宅配物があることを視認して、保有している鍵で南京錠6を開錠して、宅配ボックス内にある宅配物を受け取る。
本実施例2に係る宅配ボックスは、上記実施例1に係る宅配ボックスに比べて、鍵付き開閉扉の施錠状態を容易に分かるようにしたものである。
以下、本実施例2に係る宅配ボックスについては、図5に基づき説明するが上記実施例1と異なる鍵付き開閉扉13に着目して説明するとともに、上記実施例1と同一の構成については、その説明を省略する。
以下、本実施例2に係る宅配ボックスについては、図5に基づき説明するが上記実施例1と異なる鍵付き開閉扉13に着目して説明するとともに、上記実施例1と同一の構成については、その説明を省略する。
図5に示すように鍵付き開閉扉13には、施錠装置15が取り付けられている。施錠装置15を押すもしくはスライド等をすることにより扉に鍵がかかる仕組みになっている。施錠装置15は施錠された状態を表す「LOCK」もしくは「閉」等の表記がされる仕組みである。開閉扉は、施錠されると鍵を使う以外は開けることが出来ない仕組みである。開閉扉は、鍵穴16に鍵を挿して回すことで開くようになっている。
以下、実施例2の宅配ボックスの動作について説明する。
宅配ボックスを使用する宅配業者は、まず施錠されていない状態の鍵付き開閉扉13を開けて、宅配物を収納する。収納する際には、開閉扉を閉めた時に外の小窓4から視認できるような場所に宅配物を置くようにする。そして、宅配業者は鍵付き開閉扉13を締め、施錠装置15を押すもしくはスライド等をして施錠を行う。施錠を行うことで鍵を持つ住人以外は開閉扉13を開けて宅配物を取り出すことは出来なくなる。そして宅配業者は施錠された状態の施錠装置15と小窓4をデジタルカメラ等で撮影して配達を完了した証として配達を完了する。
住人は帰宅したら施錠装置15の表記や小窓4から見える宅配物があることを視認して、鍵穴16に保有している鍵を挿して開錠し、宅配ボックス内にある宅配物を受け取る。
宅配ボックスを使用する宅配業者は、まず施錠されていない状態の鍵付き開閉扉13を開けて、宅配物を収納する。収納する際には、開閉扉を閉めた時に外の小窓4から視認できるような場所に宅配物を置くようにする。そして、宅配業者は鍵付き開閉扉13を締め、施錠装置15を押すもしくはスライド等をして施錠を行う。施錠を行うことで鍵を持つ住人以外は開閉扉13を開けて宅配物を取り出すことは出来なくなる。そして宅配業者は施錠された状態の施錠装置15と小窓4をデジタルカメラ等で撮影して配達を完了した証として配達を完了する。
住人は帰宅したら施錠装置15の表記や小窓4から見える宅配物があることを視認して、鍵穴16に保有している鍵を挿して開錠し、宅配ボックス内にある宅配物を受け取る。
1 宅配ボックス
2 玄関ドア掛け用フック
3 鍵付き開閉扉
4 小窓
5 施錠部
6 南京錠
8 背面接着部
13 鍵付き開閉扉
14 小窓
15 施錠装置
16 鍵穴
A 玄関ドア
2 玄関ドア掛け用フック
3 鍵付き開閉扉
4 小窓
5 施錠部
6 南京錠
8 背面接着部
13 鍵付き開閉扉
14 小窓
15 施錠装置
16 鍵穴
A 玄関ドア
Claims (2)
- 宅配物を収納する箱の形をした宅配ボックス本体と、宅配ボックス本体の前面に宅配物を出し入れできる鍵付き開閉扉と、宅配ボックス本体と結合した断面コ字状の玄関ドア掛け用フックを有し、玄関ドア隙間に玄関ドア掛け用フックを掛けることによって、宅配ボックス本体を玄関ドア上端部から引っ掛けるようにしたことを特徴とする宅配ボックス。
- 上記宅配物を出し入れできる鍵付き開閉扉に透明の荷物確認用の小窓を有し、扉の鍵が施錠されていることと、宅配物が本体に収納されていることを同時に視認できるようになっていることを特徴とする請求項1に記載する宅配ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015006114U JP3202543U (ja) | 2015-11-15 | 2015-11-15 | 宅配ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015006114U JP3202543U (ja) | 2015-11-15 | 2015-11-15 | 宅配ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3202543U true JP3202543U (ja) | 2016-02-12 |
Family
ID=55300861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015006114U Expired - Fee Related JP3202543U (ja) | 2015-11-15 | 2015-11-15 | 宅配ボックス |
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KR101702817B1 (ko) * | 2016-08-24 | 2017-02-08 | 주식회사 태흥엘이디 | 우유보관함 걸이. |
CN109984555A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 株式会社信防艾迪克斯 | 能够利用手机电子邮件或短信的快递邮件存放锁柜 |
KR20200049627A (ko) * | 2018-10-29 | 2020-05-08 | 조인호 | 택배물품 자동수취함 |
JP2021042007A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 小倉 利一 | 電子商取引において受取人が不在でもその小荷物を受け取れる方法 |
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