JP3201480U - 調節輻輳両眼視測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の手掌サイズを問わず、片手で保持し易い調節輻輳両眼視測定器を提供する。【解決手段】鼻に接する略V字型の一端側から他端側へ向かって徐々に縮幅する測定板1と、測定板1の中央に穿設された指標移動用穴5と、測定板1の表面1aの指標移動用穴5の両側に付された指標位置計測用の距離測定用目盛りと、指標移動用穴5内をスライドする指標ケース2を支持する支柱3を備えた調節輻輳両眼視測定器において、測定板1の両側縁に少なくとも一つの凹部を設け、凹部に手指を当てて確実に測定板1を保持する。【選択図】図1

Description

本考案は、調節近点・連続調節近点・立体視・精密輻輳近点・輻輳近点・両眼単一視・両眼視などを簡易に計測できる調節輻輳両眼視測定器に関するものである。
従来、調節近点・連続調節近点・立体視・精密輻輳近点・輻輳近点・両眼単一視を測定できる調節輻輳近点計として、特許文献1に示すような、手持ち型の調節輻輳近点計がある。特許文献1に記載された調節輻輳近点計の使用方法は、図7に示すように、略V字型とした測定板91の端部91cを鼻に当接させ、測定板91の表面91aが上方向となる状態を保持して計測を行う。そのため、一方の手で測定板91の縁部91bを保持し、他方の手で注視する指標93を眼の方へゆっくりとスライドさせて指標93が所定の見え方になる位置で止め、その位置により調節近点・連続調節近点・立体視・精密輻輳近点・輻輳近点・両眼単一視等を計測するものであった。
実用新案登録第3004879号公報
しかしながら、特許文献1に記載された調節輻輳近点計は、一方の手で測定板91を保持し他方の手で操作を行うため、使用者の手掌サイズと測定板91のサイズが不適合な場合、又は使用者の握力が劣っている場合には、一方の手から測定板91が滑りやすく保持しにくいという問題があった。また、このような不安定な保持状態での操作を強いられることにより、測定精度の低下を招いていた。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、使用者の手掌サイズを問わず、片手で保持し易い調節輻輳両眼視測定器を提供することを目的とする。
このため本考案の調節輻輳両眼視測定器は、鼻に接する略V字型の一端側から他端側へ向かって徐々に縮幅する測定板と、該測定板の中央に穿設された指標移動用穴と、前記測定板表面の前記指標移動用穴の両側に付された指標位置計測用の距離測定用目盛りと、前記指標移動用穴内をスライドする指標ケースを支持する支柱を備えた調節輻輳両眼視測定器において、前記測定板の両側縁に少なくとも一つの凹部が設けられたことを第一の特徴とする。
また、前記測定板の一端側に設けられた磁石対応金具と、該磁石対応金具に対応して接続自在となす磁石及びずれ止め爪を底辺部に備えたメガネ枠と、前記測定板の表面に設けられ前記ずれ止め爪と係合する受け穴を備えたことを第二の特徴とする。
本考案の調節輻輳両眼視測定器は、以下の優れた効果を有する。
(1)測定板の両側縁に凹部を設けたため、凹部に指を当てて両側縁から挟むように持ち、使用者の手掌サイズに関わらず、測定板を片手で確実に保持することが可能となる。また、測定板を確実に保持することで、測定精度の低下を防ぐことができる。
(2)一枚の測定板を使用することで調節近点、連続調節近点、輻輳近点、両眼単一視並びに両眼視が簡単に測定できる。
(3)立体視用メガネを接続することで、両眼視機能を極めて簡単にしかも早く測定することができる。
本考案に係る調節輻輳両眼視測定器の一実施形態を示す斜視図である。 図1の調節輻輳両眼視測定器の裏面を示す斜視図である。 図1の調節輻輳両眼視測定器の中央部分を示す拡大図である。 本考案に係る調節輻輳両眼視測定器の視力表ケース部分を説明する分解斜視図である。 立体視用メガネの調調節輻輳両眼視測定器への接続を説明する斜視図である。 本考案に係る調節輻輳両眼視測定器の他実施形態を示す斜視図である。 従来の調節輻輳両眼視測定器を使用して調節近点測定の様子を示す斜視図である。
本考案に係る調節輻輳両眼視測定器は、図1に示すように、測定板1の中央に縦長状の指標移動用穴5が設けられている。この指標移動用穴5内に、指標ケース支柱3が縦長方向へスライド可能に設けられている。尚、本明細書において、一端側とは測定板1の略V字型に形成された側を指し示す。
測定板1は、図1に示すように、使用者の鼻に接する略V字型に形成された一端側から他端側へ向けて縮幅した板状体で、一端側は略V字状に形成され、略V字状の曲部1cを使用者の鼻に当接させて使用する。他端側には、その両側縁に凹凸波部1d,1d´が形成されている。測定板1の材質は、軽量、かつ一定の剛性を有する素材であれば、いずれでも使用することができ、例えばプラスチックなどの樹脂系材料、ステンレスなどの金属製材料などが挙げられる。
図2に示すように、指標ケース支柱3の脱落防止を目的とし、指標ケース支柱3の底の受け穴に、測定板1の裏面1bから指標移動用穴5を通して指標ケース支柱3がスライド可能な程度に固定する留め具7が取り付けられている。裏面1bの指標移動用穴5の先端部には、輻輳近点距離を測定するための指標10が固着されている。
指標移動用穴5の両側(表面1a側)には、距離測定用の1mm単位の目盛り8が設けられている。また、指標ケース支柱3の面の中央位置には、目盛り8に対応する面に基準線9が設けられ、目盛り8のどちらの側でも同じ目盛りが読み取れるように構成されている。指標ケース2内の指標2bは指標ケース2の挿入口2aより出し入れ自由とする。
図4に示すように、指標ケース2の底面に埋設される磁石19と、指標ケース支柱3の上面側の磁石19に対応する位置に金具20が設けられ、指標ケース2と指標ケース支柱3が磁力により着脱自在に構成されている。指標ケース支柱3は、裏面1b側から指標移動用穴5を介して留め具7により指標移動用穴5内を指標ケース支柱3が縦長方向へスライド可能に固定されている。
また、図5に示すように、曲部1c近辺の表面1a側には、両眼視(立体視)用指標対応の立体視用メガネ14が設けられる。立体視用メガネ14には、主に偏光フィルター方式、赤緑フィルター方式、プリズムレンズ方式など、いずれの方式でも用いることができる。
この、メガネ枠14は、図5に示すように、メガネ枠14の底辺中央には、磁石15が埋設されており、この磁石15に対応する曲部1c近辺の位置に磁石対応の金具16が取り付けられ、メガネ枠14が着脱可能に接続されるよう構成されている。測定板1の表面1aには、メガネ枠14の係合爪17,17aが差し込まれる受け穴18,18aが設けられ、メガネ枠14が測定板1に磁石15を介して接続された際、メガネ枠14が容易にずれないよう構成されている。
尚、手指を当接させて保持され易いように構成した測定板1の形状としては、上述したように測定板1の両側縁に複数の凹部を連続的に形成した凹凸波部1dを形成するほか、一側縁に少なくとも一つの凹部が形成されていれば良く、形成される位置や形状は、とくに限定されるものではない。このような測定板1の形状例を、図6を参照して説明する。尚、同一の箇所には同一の符号を付している。
図6(a)は、測定板1の両側縁の略中央部に、数本の手指が当てられる程度のサイズに凹部1e,1e´が形成されており、測定板1がいわゆる括れ部を備えている。凹部1e,1e´は、互いに対向する位置に形成され、例えば、親指を凹部1eに当て、親指以外の手指を凹部1e´に当てることで、片手での掴み幅を小とし、片手で容易に保持可能とされている。
図6(b)は、測定板1の両側縁に、2カ所の凹部1e,1e´が設けられており、測定板1の縮幅に伴って掴み幅も小となるよう構成されている。
図6(c)は、測定板1の両側縁に、指1本が当てられる程度のサイズに形成された凹部1e,1e´が複数個設けられている。凹部1e,1e´は、互いに対向する位置に形成されている。
図6(d)は、測定板1の両側縁に、指1本が当てられる程度のサイズに形成された凹部1e,1e´と、複数の凹部を連続的に形成した凹凸波部1d,1d´が形成されている。曲部1cが設けられた一端側では、設けられた凹部1eに一方の手の親指を当て、凹凸波部1d´に一方の手の親指以外の手指を当てることで、片手で測定板1を容易に保持可能とされている。また、縮幅した他端側では、設けられた凹部1e´に一方の手の親指を当て、凹凸波部1dに一方の手の親指以外の手指を当てることで片手で測定板1を容易に保持可能とされている。
以下、本考案に係わる調節輻輳両眼視測定器の使用方法について説明する。片眼又は両眼での調節近点測定時には、一方の手で測定板1の表面1aを上方へ向けて持ち、曲部1cを鼻にあて、指標ケース2を他端側に配置して使用する。この位置から指標ケース2内の指標2bを両眼で注視しながら、留め具7を他方の手でもち、指標ケース2を眼の方へゆっくりスライドさせ、注視している指標2bがぼやけて認知できなくなる直前でスライドを止める。
この時の指標ケース2の位置が調節近点であり、指標ケース支柱3の基準線9の位置の目盛り8を読み取り、調節近点距離を測定することができる。またこれを繰り返して連続的に測定することで、両眼での連続調節近点も測定することができる。
片眼での調節近点測定時の際には、両眼での測定と同じ要領で行い、右眼、左眼それぞれの調節近点並びに連続調節近点を測定することができる。また、指標2bは指標ケース2から出し入れ自由なため、種々の指標を入れ替えることができる。
また、メガネ枠14を使用しての精密輻輳近点測定の際には、測定板1に磁石15を介してメガネ枠14を装着する。そして、指標ケース2にメガネ枠14に対応して立体的に見える指標2bを指標ケース2内に差し込み、両眼調節近点測定と同じ要領で、メガネ枠14を通して指標ケース2内の指標2bが立体的に見えるか否かを確認、立体的に見えれば眼の方にゆっくりスライドさせ、視標2bが立体的に見えなくなる直前でスライドを停止する。この時の指標ケース支柱3にある読みとり用基準線9の示す位置が精密な輻輳近点となる。
輻輳近点並びに両眼単一視並びに両眼視を測定する際には、測定板1の磁石19とそれに対応する金具20により接続されている指標ケース2と指標ケース支柱3を分離し、測定板の裏面1bを上方に向けて曲部1cに鼻を当接させ、測定板1を一方の手で持ち、測定板1の裏面1bの中央の指標移動用穴5上の留め具7を両眼で注視しながら、測定板1の表面1aの指標ケース2を取り外した指標ケース支柱3をもう一方の手の指で摘み、眼の方へゆっくりスライドさせ、注視している留め具7が2つに見える直前でスライドを止める。輻輳近点の位置にある留め具7が1つに見えている時に、指標移動用穴5の裏面1b側の他端側に固着した固定指標10が2つにぼんやり見えているか確認する。次いで、この位置で固定指標10が1つに見えるように注視し、留め具7がぼんやり2つに見えているか確認することで両眼単一視が測定できる。また、この際、測定板1の表面1aにある指標ケース支柱3の基準線9の位置の目盛り8を読み取ることで、輻輳近点距離が測定できる。
尚、本考案に係る調節輻輳両眼視測定器の使用方法は、上述した使用に限定されるものではない。例えば、コントラスト視力や立体視(両眼視機能)に対応した指標を入れ替えることで、これらを測定することが可能である。したがって、指標ケース2内やメガネ枠14に着装される指標は、いずれの指標でも使用することができる。
1 測定板
1a 表面
1b 裏面
1c 曲部
1d 凹凸波部
1e 凹部
2 指標ケース
2a 挿入口
2b 指標
3 指標ケース支柱
5 指標移動用穴
7 留め具
8 目盛り
9 基準線
10 固定指標
14 メガネ枠
15,19 磁石
16,20 金具
17 係合爪
18 受け穴

Claims (2)

  1. 鼻に接する略V字型の一端側から他端側へ向かって徐々に縮幅する測定板と、該測定板の中央に穿設された指標移動用穴と、前記測定板表面の前記指標移動用穴の両側に付された指標位置計測用の距離測定用目盛りと、前記指標移動用穴内をスライドする指標ケースを支持する支柱を備えた調節輻輳両眼視測定器において、前記測定板の両側縁に少なくとも一つの凹部が設けられたことを特徴とする調節輻輳両眼視測定器。
  2. 前記測定板の一端側に設けられた磁石対応金具と、該磁石対応金具に対応して接続自在となす磁石及びずれ止め爪を底辺部に備えたメガネ枠と、前記測定板の表面に設けられ前記ずれ止め爪と係合する受け穴を備えたことを特徴とする請求項1記載の調節輻輳両眼視測定器。
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