JP3201085U - 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具 - Google Patents

水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具 Download PDF

Info

Publication number
JP3201085U
JP3201085U JP2015004549U JP2015004549U JP3201085U JP 3201085 U JP3201085 U JP 3201085U JP 2015004549 U JP2015004549 U JP 2015004549U JP 2015004549 U JP2015004549 U JP 2015004549U JP 3201085 U JP3201085 U JP 3201085U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rope
water
foam
exercise equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015004549U
Other languages
English (en)
Inventor
賢一 田村
賢一 田村
Original Assignee
賢一 田村
賢一 田村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 賢一 田村, 賢一 田村 filed Critical 賢一 田村
Priority to JP2015004549U priority Critical patent/JP3201085U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201085U publication Critical patent/JP3201085U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】軽量で、水に浮かべて上に乗ることもでき、また掴まった状態で安全に泳ぐこともでき、さらに海や湖や河川などに容易に搬送できる大きさの、繰り返し使用に適した耐久性の高い水上運動用遊具を提供する。【解決手段】全長150〜210cm、全幅80〜120cmの平面を上下面対称に備えたポリエチレン発泡樹脂製の板状体2であり、平面の外周近傍には板厚方向に上面下面間を貫通させたロープ挿通孔9を複数個離間して配設しており、この板状体2はロープ挿通孔9の周囲が表面硬化された状態のものであって、これらの連設された複数のロープ挿通孔9にロープ10を上下交互に通すことでロープ10と板状体2の平面とに隙間を設けるようにして表面に露出するロープ10が把持部15となるように張り巡らせた。【選択図】図3

Description

この考案の水上運動用遊具は、海や湖沼や河川などの水に浮かべ、上に乗ってまたは側部に掴まって移動できるマリンスポーツなどとしての水上運動用遊具に関し、特に、これらの複数台を連結して大型とすることの可能な運動用遊具に関する。
海や湖沼や河川などの水に浮かべて上に乗りあるいは掴まって遊んだり、運動したりして移送できる用具は種々のものが開発されている。最もポピュラーなものとして知られているものに浮輪がある。また、浮輪の変形として塩ビなどからイルカやカメなどの形状やボートの形状に空気で膨らした浮き具がある。しかし、これらは膨らせた形状が変形しやすく、安定性が十分でない。さらに高級なものとしては、例えば、水上スキーとして知られるアクアプレーンがある。これは、モーターボートからトー・ロープと呼ばれる直径5.5〜6.5ミリ、長さは23メートルの引き綱の先の把手を1本のモノスキーまたは2本のペアスキーに乗った人が手で握って、時速24〜58キロのスピードで水上を浮上して走行するものであり、スキー板に競技用とスタンダード型の一般用がある。この一般用のスキー板は長さ175センチ、幅17センチで、合板材・プラスチックなどで造られている。さらに、水泳の練習でばた脚の練習などに使う浮力のある合成樹脂製のビート板あるいはキック・ボードといわれるものが良く知られているが、形状が小さく十分な浮力があるとは言えないものである。
さらに、長さ1.5〜2.7メートルで、幅50〜60センチで、厚さ7〜10センチの木製またはポリウレタンフォーム製のサーフボードに1人で乗って両手でバランスをとりながら波乗りするサーフィン(商標名)が一般的に知られている。このサーフィンに使用するボードは乗る人の身長、体重、経験、サーフィンの種類また個人の好みに応じて選ばれる。
さらに、ボードセーリングすなわちウィンドサーフィンが開発されている。これはヨットと異なり、簡単に持ち運びができ、コストも安いこともあって、急速に若者たちの間に浸透していったマリンスポーツ用具である。このボードセーリングはサーフィンに帆を組み合わせたものである。1970年アメリカによって開発・考案され、翌1971年ヨーロッパに広まり、日本へは1973年に紹介された。ボードの重量は約28キロ、長さ3.7メートル、幅60センチほどで、上記のように車で簡単に持ち運びができ、水と風さえあればどこでも楽しめる。1983年アメリカで時速57.08キロものスピードを記録している。
従来の上記の水上スキーやサーフボードあるいはボードセーリングは広く知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
しかし、これらの水上スキーやサーフボードあるいはボードセーリングは、競技も行われているように練習と熟練が必要である。一般の人々が気軽に海辺や湖岸などに持ち運び、マリンスポーツなどとして容易に楽しむためには、セーリングや波乗りなどの技術を必要とせず、もっと容易に扱えて安全である水上運動用遊具の開発が求められている。
そこで、本考案者は、特許文献1に記載のとおり、厚さ3が8〜30cm、長さ4が190〜210cm、幅5が90〜110cmの独立気泡のポリエチレン発泡体からなる上下面対称の板状体から形成され、この板状体の周辺部の端から7〜9mmの位置の上面から下面に貫通の複数個のロープ径大の孔を均等間隔に配設し、この複数個の孔に手で握り得る太さのロープを手で握り得る余裕を持たせて上下交互に通して順次周囲に張りめぐらして形成し、この板状体の角部を面取り部を設けて形成したポリエチレン発泡体製の板状体からなる水上運動用遊具を考案している(特許文献1参照。)。
たしかに可搬性に優れ、上に乗ったり掴まった状態で安全に泳ぐこともできる水上運動用遊具であるが、ロープを掴むことで使用者の荷重が板状体にかかることから、長期的な耐久性の面において、さらなる改良が望まれている。
登録実用新案第 3119335号公報 『日本大百科全書』1998年、株式会社小学館発行
本考案は、一般の人々が目にするだけで容易に扱いうる水上運動用遊具であって、遊具の上に乗ることもでき、また掴まった状態で安全に泳ぐこともでき、さらに海や湖や河川などに容易に搬送できる水上運動用遊具を提供するものであって、さらに耐久性を簡易な方法で付与することのできる、繰り返し使用することに適した水上運動用遊具である。
たとえば、従来の特許文献1に記載の考案品についていえば、ロープを手で握って使用することになるので、ナイロン製のロープの硬い表面の繊維が右に左にと引っ張られながら摺動することとなる。そこで板状体の開口された孔の周囲のポリエチレン発泡樹脂がロープに擦れて徐々に磨耗することから、使用するうちに孔が拡がって切れたりしやすくなるなどする。そこで、より耐久性を高めて安全に気兼ねなく長く遊べる遊具としつつも、その耐久性の付与を簡易な工夫で安価に実現しうる手段を提供することが課題となっている。
上記の課題を解決するための本考案の手段は、全長(4)が150〜210cm、全幅(5)が80〜120cmの平面を上面及び下面を面対称に備えたポリエチレン発泡樹脂製の板状体(2)であり、その板厚(3)は8〜30cmであって、平面の外周近傍には板厚方向に上面下面間を貫通させたロープ挿通孔(9)を複数個、一定間隔毎に離間して一列に配設しており、この板状体(2)はロープ挿通孔(9)の周囲が表面硬化された状態のものであって、これらの連設された複数のロープ挿通孔(9)にロープ(10)をランニングステッチのように上下交互に通すことでロープ(10)と板状体(2)の平面とに隙間を設けるようにして表面に露出するロープ(10)が把持部(15)となるように張り巡らせたことを特徴とする、板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)である。
ポリエチレン発泡樹脂体は吸水性が低く、圧縮強度が高いので、挿通孔が使用中にかかる荷重にある程度耐えることができ、また水中での使用に好適であるが、さらに開口してロープが摺動して当接するロープ挿通孔(9)の周囲を予め表面硬化させておくものとする。
表面硬化された状態とは、ポリエチレン発泡樹脂自体の表面を硬化させるものであって、以下のような手段で実現することができる。予め成型されたポリエチレン発泡樹脂の板状材を上下方向にポンチで打ち抜いてロープ挿通孔(9)を開口形成させたのち、挿通孔の周囲を低温の鏝等で緩やかに加熱して再度溶融硬化させて表面を硬化させて得る。あるいは、金型のなかで加熱加圧して得た1次発泡体を中間体としてさらに最終金型に入れて常圧下で加熱して成型させることで表面に気泡を作らない層を形成させるものとすることで、表面に気泡のない硬化部分を得ることができる。もしくは、板状体(2)の発泡樹脂の成型時に、成型型枠に予め開けておいた挿通孔の周囲の金型でもって放冷するようにすることによって、樹脂の温度を挿通孔の周囲だけ下げることで、他の部分に比べて発泡を阻害することとし、これにより周囲の樹脂の表面を内部よりも硬く硬化させることとする。
この場合、ロープ(10)は、そのままでも良いが、さらに塩化ビニール樹脂製のチューブに通して表面を被覆したものを挿通させるようにしてもよい。
第2の手段は、独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は単一層の硬さのハードタイプの発泡体(6)あるいはミディアムタイプの発泡体(7)から形成したことを特徴とする上記の第1の手段に記載の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)である。
ここにハードタイプとは、硬質発泡ポリエチレン樹脂のことであり、50%圧縮後開放し、厚みの減少率が10%以上のものをいう。独立気泡であるから圧縮強度および曲げ強度が極めて大きい。ミディアムタイプとは、半硬質発泡ポリエチレン樹脂のことである。ポリエチレン発泡樹脂の特性はJIS K6767に従って計測することで判別しうる。発泡度合によって一般的に硬さが変化するので、適宜選択することができるが、水上で人が上に乗っても折れ曲がって割れてしまわないような硬さと柔軟性を備えたものを選択することとする。
第3の手段は、独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は、上下面側の表層(11)を硬さがソフトタイプの発泡体(8)から形成し、中間層(12)を硬さがハードタイプの発泡体(6)あるいは硬さがミディアムタイプの発泡体(7)から形成した三層構造の複合体(13)からなることを特徴とする第1の手段に記載の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)である。
第4の手段は、独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は隅部が面取り部(14)に形成されていることを特徴とする第1〜3のいずれかの手段に記載の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)である。
本考案のポリエチレン発泡樹脂体の板状体からなる水上運動用遊具は、塩化ビニル製の袋体を空気で膨らせた浮き具等の遊具とは異なり、形状が局部的に容易に凹むなどの変形をすることがないので、十分な浮力を有して安定的な剛体であり、特に複合体からなるものでは強度のみでなく、しなりも付与されるので扱いやすい。また、一人で運搬できる重さのものである。この板状体の周辺部には手で握り得るロープを有するので掴まって遊泳でき、さらに剛体であるので上に乗ることもでき、熟練を要せずに使用できるなど、本考案の水上運動用遊具は従来にない優れた効果を奏するものである。
さらに、ロープが摺動すると、板状体の当接箇所の表面が磨耗したり切れたりしやすいが、ポリエチレン発泡樹脂の表面を成型時あるいは成型後に硬化させることで磨耗しにくくすることで耐久性を得ることができ、繰り返しの使用にも安全な遊具となる。
本考案の板状体からなる水上運動用遊具を示す斜視図である。 本考案の板状体の平面図である。 上記の板状体にロープを設けた水上運動用遊具で、(a)は平面図で、(b)は側面図である。 本考案の三層構造の板状体を幅方向から見た模式図である。 本考案の板状体の隅部の面取り部を示す部分平面図である。
本考案の実施の形態を、適宜図面を参照しながら説明する。この考案の水上運動用遊具(1)はポリエチレン発泡樹脂体の板状体(2)から形成されている。このポリエチレン発泡樹脂体の板状体(2)は、図1に示すように、その板厚(3)が8〜30cmで、全長(4)が150〜210cmで、全幅(5)が80〜120cmの大きさからなる。なお、全長は190cm〜210cm、全幅は90〜110cmの矩形であると、遊具として把持してスライダーを滑るといったときの直進性により好適である。
この発泡樹脂体はポリエチレンからなり、発泡樹脂体を形成する気泡はそれぞれの気泡が独立して内部に気体を内包している独立気泡からなるポリエチレン発泡樹脂体である。独立気泡であることで、吸水しないので浮力が保持されやすく、荷重がかかっても浮力が減少することはない。
さて、この板状体(2)は上面と下面とが面対称に形成されている。さらに、板状体(2)の各上下面の外周近傍には、その端からたとえば7〜9cm内部に入った位置に、たとえば図2の場合は8cm入った位置にロープ径大のロープ挿通孔(9)を板圧方向に上下に貫通している。すなわち、これらのロープ挿通孔(9)は図3の(b)に示すように、板状体(2)の上面と下面の間を貫通している。
さらに、図2に示すように、このロープ挿通孔(9)は、ロープ挿通孔(9)に通すロープ(10)の太さが20mmのものである場合には、たとえば21〜23mm径の大きさとしている。この場合、ロープ(10)はそのままでもよいが、軟性の塩化ビニル製の厚さ1mm前後のチューブ状のパイプに通したものとしてもよい。このロープ挿通孔(9)は板状体(2)の周辺部に均等に例えば26mm毎の間隔を置いて複数個が配設されている。すなわち、上記の板状体(2)の大きさの場合は、全長(4)の長辺に隅部のロープ挿通孔(9)も含めた8個の孔挿通(9)が、全幅(5)の短辺に隅部の挿通孔(9)も含めて4個のロープ挿通孔(9)が設けられている。
これらのロープ挿通孔(9)には、図3の(a)に示すように、手で握り得る太さの、例えば、径20mmのロープ(10)が手で握り得る余裕を持たせて板状体(2)から浮いた状態として把持部(15)となるように上下交互にロープ挿通孔(9)に通して縫うように板状体(2)の周辺部に張りめぐらされている。この場合、このロープ挿通孔(9)に通すロープ(10)はナイロン(商標)などの吸水しない軽くて丈夫なものとしている。
さて、これらのロープ挿通孔(9)の周囲は、あらかじめポリエチレン樹脂発泡体の板状体(2)の表面を硬化させている。硬化させる手法としては、先述のとおり、予め成型されたポリエチレン発泡樹脂の板状材を上下方向にポンチで打ち抜いてロープ挿通孔(9)を開口形成させたのち、挿通孔の周囲を低温の鏝等で緩やかに加熱して再度溶融硬化させて表面を硬化させる方法、あるいは、金型のなかで加熱加圧して得た1次発泡体を中間体としてさらに最終金型に入れて常圧下で加熱して成型させることで表面に気泡を作らない層を形成させるものとすることで、表面に気泡のない硬化部分を得る方法、もしくは、板状体(2)の発泡樹脂の成型時に、成型型枠に予め開けておいた挿通孔の周囲の金型でもって放冷するようにすることによって、樹脂の温度を挿通孔の周囲だけ下げることで、他の部分に比べて発泡を阻害することとし、これにより周囲の樹脂の表面を内部よりも発泡せずに硬く硬化させる方法などがある。大量に製造するのであれば、金型のなかで2段に分けて製造する方法などが好適であるが、小ロットで製造するのであれば、開口後の孔の周囲に熱変形温度程度の低温の熱を付与したりする手法が好適に実施しうる。
以上の構成が第1の考案の実施の形態の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)である。
他の実施の形態の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)について説明する。この板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)は、上記の実施の形態の構成において、独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上下面対称の板状体2が単一層の硬さのハードタイプの発泡体(6)あるいはミディアムタイプの発泡体(7)から形成した板状体(2)からなるものである。その他の構成は上記の第1の実施の形態の構成と同様の水上運動用遊具1である。
さらにその他の実施の形態を説明として、第3の手段にかかる実施の形態として、板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)について説明する。この板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)は、上記の考案の各実施の形態において、独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上下面対称の板状体(2)が、図4に示すように、上下面側の表層(11)を硬さがソフトタイプの発泡体8から形成し、中間層(12)を硬さがハードタイプの発泡体(6)あるいは硬さがミディアムタイプの発泡体(7)から形成した三層構造の複合体(13)からなるものである。すなわち、その構造を模式的に示す図4で説明すると、例えば上下面側の表層(11)が厚さ3cmのソフトタイプの発泡体(8)からなり、中間層(12)が厚さ8cmのハードタイプの発泡体(6)からなる一体物で、これらは、硬さの異なる上記の素材から熱処理によりサンドイッチ状に融着結合された板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)である。この場合、表面が柔らかいので、磨耗しやすいことから、ロープで破れやすい。そこで、表面を硬化させることで十分な耐磨耗性を確保すると、柔軟な表面が破れてしまうことを避けることができる。
さらに、第4の手段による実施の形態の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)について説明する。この板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)では、これらの独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は、図5のように隅部の部分を示す平面図に見られるように、その四隅の隅部が面取り部(14)として、例えば、縦および横の部分が2cm程カットされて斜めに形成されているものである。その他の構成は、上記の各考案の実施の形態と同様である。上記のように面取り部(14)を板状体(2)の隅部に形成することで、使用者の身体を不意に疵つけたり、あるいは、板状体(2)の隅部が欠け落ちたりすることが防止できる。沈み込んだ反動で浮き上がるとき、隅部が角ばっていると危険なときがあるからである。この面取り部(14)は、この実施の形態のように直線的に斜めにカットする以外に、さらに半円状にカットすることもできる。以上に説明したように、この第6の手段の実施の形態の面取り部(14)は上記の全ての手段の板状体(2)に適用でき、面取り部(14)を有する板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)とすることができる。
ところで、本考案の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)は、単に1つの板状体(2)からなるもので使用するとは限らす、板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)の複数を、例えば、鋼鉄製やジュラルミン製の楕円形の輪からなり、スプリングで開閉できる登山用具のカラビナなどを利用してあるいはロープにより、それらの板状体(2)のロープ(10)の部分同士を結合することにより、より大きな板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)とすることができ、同時に多人数で使用することができるようになる。また、単に水上運動用遊具(1)とするのみでなく、ボートなどやヨットに載置しておくことで、大きな場所をとることなく、事故時の救命用具としても活用できる。
1 水上運動用遊具
2 板状体
3 板厚
4 全長
5 全幅
6 ハードタイプの発泡体
7 ミディアムタイプの発泡体
8 ソフトタイプの発泡体
9 ロープ挿通孔
10 ロープ
11 表層
12 中間槽
13 複合体
14 面取り部
15 把持部

Claims (4)

  1. 全長(4)が150〜210cm、全幅(5)が80〜120cmの平面を上面及び下面を面対称に備えたポリエチレン発泡樹脂製の板状体(2)であり、その板厚(3)は8〜30cmであって、平面の外周近傍には板厚方向に上面下面間を貫通させたロープ挿通孔(9)を複数個、一定間隔毎に離間して一列に配設しており、この板状体(2)はロープ挿通孔(9)の周囲が表面硬化された状態のものであって、これらの連設された複数のロープ挿通孔(9)にロープ(10)をランニングステッチのように上下交互に通すことでロープ(10)と板状体(2)の平面とに隙間を設けるようにして表面に露出するロープ(10)が把持部(15)となるように張り巡らせたことを特徴とする、板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)。
  2. 独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は単一層の硬さのハードタイプの発泡体(6)あるいはミディアムタイプの発泡体(7)から形成したことを特徴とする上記の請求項1に記載の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)。
  3. 独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は、上下面側の表層(11)を硬さがソフトタイプの発泡体(8)から形成し、中間層(12)を硬さがハードタイプの発泡体(6)あるいは硬さがミディアムタイプの発泡体(7)から形成した三層構造の複合体(13)からなることを特徴とする請求項1に記載の板状体2からなる水上運動用遊具1。
  4. 独立気泡のポリエチレン発泡樹脂体からなる上面と下面が面対称の板状体(2)は隅部が面取り部(14)に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の板状体(2)からなる水上運動用遊具(1)。
JP2015004549U 2015-09-08 2015-09-08 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具 Active JP3201085U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004549U JP3201085U (ja) 2015-09-08 2015-09-08 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004549U JP3201085U (ja) 2015-09-08 2015-09-08 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3201085U true JP3201085U (ja) 2015-11-19

Family

ID=54545642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015004549U Active JP3201085U (ja) 2015-09-08 2015-09-08 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201085U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9440715B2 (en) Board for traveling in ocean surf and method of fabricating same
US8845382B2 (en) Submersible water toy and related methods of use
US8696396B1 (en) Water sport training device
US20140017963A1 (en) Paddleboard and paddle devices and systems
US9198518B1 (en) Aquatic sport assistance device
JP6374877B2 (ja) 特にうねり運動を必要とする泳法を成し遂げるための水泳補助アクセサリ
US6544089B2 (en) Two-hand bodysurfing and swimming aid
JP3201085U (ja) 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具
US8882553B2 (en) Forearm boat
AU2008101093B4 (en) Submersible water toy and related method of use
US9376178B2 (en) Cross-water skis
JP3119335U (ja) 水に浮上し移動可能な板状体からなる水上運動用遊具
CN101229845A (zh) 游泳练习越野渡逾浮力背心带
US7101241B2 (en) Floatation apparatus and method
KR200426874Y1 (ko) 물놀이 기구
KR100803283B1 (ko) 물놀이 기구
CN101318543B (zh) 多功能滑水滑雪板
USRE47021E1 (en) Water sport training device
JP3231436U (ja) 高齢者、初心者や身障者の練習用水泳浮揚パット
CN211223778U (zh) 一种水上运动用风翼
GB2480368A (en) Hand held float for swimmer
KR101203604B1 (ko) 패들링 스포츠용 보트
US20140235121A1 (en) Water floatation device
CN201240495Y (zh) 多功能滑水滑雪板
Mirich Surf Vehicle for Paraplegic Surfers

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3201085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250