JP3200782U - 自転車の摩擦発電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電流出力の安定性を向上させる自転車の摩擦発電機を提供する。【解決手段】自転車の摩擦発電機は、筐体1と、カバー体2と、発電部と、回転輪3と、操作部と、連結板4と、を備える。支承台に突起とネジ孔とが設けられ、突起とネジ孔とは連結板4の水平板29に設けられる凹み孔と取り付け孔Aとに互いに配合される。ネジまたはボルトを使用することで、連結板4が筐体1の支承台に安定的に連結され、凹み孔は、突起を収容でき、突起と凹み孔、及びネジ又はボルトと取り付け孔Aの三点の連結固定により固定される。従来技術における揺れと振動による一つだけの固定ネジの緩みが発生しやすく、さらに連結板の水平部と鉄芯との接触不良をもたらし、発電電流出力に影響するといった問題を避け、電流出力の安定性を向上させる。【選択図】図1
Description
本考案は自転車の摩擦発電機に関し、具体的には、出力が安定的な自転車の摩擦発電機に関する。
現在、自転車のライトは、自転車に取り付けられ走行者の夜間乗車のためのライトである。これまで、走行者が懐中電燈を持った状態で夜間走行を行っており、最大利点は経済的に便利なことであり、欠点は、投光が狭く、死角が大きく、継続時間が短く、安全性が悪いことである。
上記の問題を解決するために、バッテリーによって電力が供給される自転車ライトが生産された。しかし、上記自転車のライトは、走行者の要求を満足できるような蓄電能力の大きなバッテリーが必要である。また、蓄電能力が大きなバッテリーは、通常、体積が比較的大きく、使用に非常に不便であり、且つ体積が大きなバッテリーは、自転車運転中に自転車の振動で破壊されやすい。このように、研究者は走行者のために自発電型自転車のライトを研究開発した。自発電型自転車のライトは、主に自転車の前端、後端或いは中央部に固定される発電機と、上記発電機に接続される自転車ライトと、を含み、且つ、発電機は、主に自転車のタイヤ摩擦によって発電する。
例えば、中国特許文献CN1507131A(特許文献1)に、自転車ライト用の自転車発電機が開示されている。特許文献1に記載の自転車発電機では、その上端から突出されるロールの発電機の内部に、上記ロールと共に回転する磁気鉄と、鉄芯と、一端は鉄芯と接続し且つ他端は出力端子と接続するコイルと、が設けられ、上記発電機の筐体を起伏自由に支持し、且つ上記ロールと自転車のタイヤと接離させる発電機ブラケットと、上記発電機筐体と、を、連結板を介して接続でき、該連結板を上記鉄芯に当接し且つ上記コイルの上記一端側を車体に電気的に接続する。上記連結板は、ブラケット軸をリベット固定する垂直部と、該垂直部の下端が曲げられて形成される水平部で構成されている。また、水平部の外周が曲げられ発電機ブラケットの内側壁と嵌め合って嵌合部が形成され、水平部の上面に多数の突出部が突出されるとともに、略中央部にノッチが形成され、且つ垂直部の近傍にボスに対応する取り付け孔が形成される。取り付ける時、発電機ブラケットの上部開口をカバーで覆い、対応するボスに形成される取り付け孔にカバーし、カバーに設けられる孔と連結板上の孔によって、ネジをねじ込み、且つそれをボスの取り付け孔中までねじ込み、カバーとブラケットとを固定する。
上記技術はロール部と自転車のタイヤ摩擦を設けることによって、さらに発電機を連動させ、さらに電流を出力し自転車ライトに使用される。しかし、自転車運転中、自転車の道路状況により発生する揺れ及びロール部とタイヤの高速摩擦により発生する振動で、発電機カバーの単一固定ネジが緩みやすくなり、それによりカバーの緩みが発生し、さらに連結板の水平部は、自転車の運転中に発生する振動を引き起こし、水平部と鉄芯との接触不良を引き起こし、それにより発電出力に影響し、自転車ライトの運転中の正常な使用に影響する。
そのために、本考案の解決すべき技術問題は、従来技術の自転車運転中における自転車用発電機の揺れ及び振動で、単一固定ネジが緩みやすいこと、さらに水平部と鉄芯の接触不良を引き起こすことで、発電電流の出力に影響することにある。
上記の技術問題を解決するために、本考案は自転車の摩擦発電機を提供し、筐体であって、前記筐体の上部には円筒形部が形成され、前記筐体の下部側面に下部開口の中空突起部が一体的に形成され、前記中空突起部の内部に上部内壁から下向きの支承台が垂直に設けられる筐体と、前記筐体の下部の開口をカバーするカバー体と、前記筐体の内部に設けられ、第一出力端と第二出力端を形成し、前記第一出力端は、前記カバー体に設けられる接続端子と電気的に接続される発電部と、前記筐体の前記円筒形部の外面に設けられ、前記発電機と連動させて発電する回転輪と、前記回転輪をタイヤに当接又は離間させる操作部と、前記筐体と前記操作部とを接続し、前記第二出力端と電気的に接続される連結板と、を備える。前記支承台に突起とネジ孔とが設けられ、前記連結板は、垂直板と水平板と、を含み、前記水平板は、垂直板の近傍かつ前記突起の対応する位置に凹み孔を設け、前記凹み孔は前記突起を収容でき、前記ネジ孔に対応して取り付け孔Aが設けられる。
さらに、前記突起の個数は二個であり、前記ネジ孔の両側にそれぞれ設けられ、前記ネジ孔と等間隔に設けられ、前記突起は、前記凹み孔内に密着して設けられる。
前記カバー体に、前記取り付け孔Aに対応して取り付け孔Bが設けられ、ネジ或いはボルトを使用して、前記取り付け孔B、前記取り付け孔Aが順次に貫通され、且つ前記ネジ孔にねじ込まれることで、前記カバーは固定される。
さらに、前記カバー体に、前記取り付け孔Bの反対側にバックルが設けられ、前記バックルの配置に対応して前記筐体の対応する位置にバックル接続孔が設けられる。
さらに、前記カバー体に補強縁が設けられ、前記補強縁の外径サイズは、前記筐体の内径サイズより少し小さいか又は等しい。
さらに、前記水平板の面積と前記突起部内部の横断面の面積とは一致する。
前記発電部は相互に対応して発電する第一鉄芯と、第二鉄芯と、コイルと、ボビンと、磁気コアと、軸心と、を含み、前記コイルは、ボビンに巻き付けられ、前記第一鉄芯は、基部から外方に曲がる第一磁気極板を形成し、第一磁気極板は、前記磁気コアの周囲に位置するように前記筐体の内壁に嵌め込まれ、前記第二鉄芯に第二磁極板が形成され、前記第二磁極板は前記第一磁気極板と交互に前記筐体の内壁に嵌め込まれ、前記ボピンは前記第一鉄芯の基部まで挿入され、且つ前記第一鉄芯と前記第二鉄芯との間に挟まれ、前記軸心の一端は、前記磁気コアに接続され、他端は前記筐体の前記円筒形部から延出され、前記回転輪と互いに接続され、前記コイルの一端は、第一出力端を形成し、前記ボピン上の孔を貫通し、前記連結板と電気的に接続され、他端は、第二出力端を形成し、前記第一鉄芯及び前記ボピンの間に挟まれ、前記第一鉄芯の基部によって前記接続端子と電気的に接続される。
さらに、前記第一出力端は、前記連結板の水平板に巻き付かれる。
さらに、前記第一鉄芯の基部が前記第二鉄芯の頂部を超えボスを形成し、前記ボスと前記接続端子との間に接触バネが設けられる。
さらに、前記接触バネの形状は円錐形である。
本考案の上記技術解決手段は、従来技術に比し、以下の利点を有する:
(1)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、支承台に突起とネジ孔が設けられ、突起とネジ孔は連結板の水平板に設けられる凹み孔及び取り付け孔Aと互いに対応され、ネジ又はボルトによって連結板は筐体の支承台に固定的に連結され、凹み孔は突起を収容でき、突起と凹み孔、及びネジ又はボルトと取り付け孔Aの三点の連結固定により、従来技術における、一つだけの固定ネジによる揺れ及び振動で緩みが発生しやすく、さらに連結板の水平部と鉄芯の接触不良を引き起こし、発電電流出力に影響する問題を避け、電流出力の安定性を向上させる。
(2)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、ネジ孔の両側に突起がそれぞれ設けられ、且つ突起はネジ孔と略等間隔に設けられるとともに、突起は凹み孔内に密接して設けられるため、このような設置は、連結板と支承台の受ける力を均一にさせ、ネジ又はボルト固定部材の固定能力を向上させ、さらに揺れ及び振動により発生する電流出力の不安定の問題を避け、さらに電流出力の安定性を向上させる。
(3)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、カバー体には、取付け孔Bの反対側にバックルが設けられ、前記バックルの配置に対応して前記筐体の対応する位置にバックル接続孔が設けられ、バックルとバックル接続孔の結合により、カバー体を筐体に確実に固定し、さらに電流出力の安定性を向上させる。
(4)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、カバー体に補強縁が設けられ、補強縁の外径サイズは筐体の内径サイズより少し小さいか又は等しく、同様に、カバー体を筐体にさらに確実に固定し、自転車運転中においてカバー体の安定性を増加させ、同時に電流出力の安定性を増加させる。
(5)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、水平板の面積と突起部内部の横断面の面積が一致するため、水平板は突起部の内部で揺れが発生できず、さらにネジとボルトの固定及び支承台の突起と水平板の凹み孔との間が固定され、さらに連結板は自転車運転中における揺れ及び振動により発生する緩みにより、且つ電流出力の不安定を引き起こせず、電流出力の安定性を向上させる。
(6)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、第一出力端と連結板とを電気的に接続し、さらに、第一出力端を連結板に巻き付け、電気的に接続することによって、従来技術における連結板と第二鉄芯の点接続により発生する電流出力の不安定の問題を避け、電流出力の安定性を向上させる。
(1)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、支承台に突起とネジ孔が設けられ、突起とネジ孔は連結板の水平板に設けられる凹み孔及び取り付け孔Aと互いに対応され、ネジ又はボルトによって連結板は筐体の支承台に固定的に連結され、凹み孔は突起を収容でき、突起と凹み孔、及びネジ又はボルトと取り付け孔Aの三点の連結固定により、従来技術における、一つだけの固定ネジによる揺れ及び振動で緩みが発生しやすく、さらに連結板の水平部と鉄芯の接触不良を引き起こし、発電電流出力に影響する問題を避け、電流出力の安定性を向上させる。
(2)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、ネジ孔の両側に突起がそれぞれ設けられ、且つ突起はネジ孔と略等間隔に設けられるとともに、突起は凹み孔内に密接して設けられるため、このような設置は、連結板と支承台の受ける力を均一にさせ、ネジ又はボルト固定部材の固定能力を向上させ、さらに揺れ及び振動により発生する電流出力の不安定の問題を避け、さらに電流出力の安定性を向上させる。
(3)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、カバー体には、取付け孔Bの反対側にバックルが設けられ、前記バックルの配置に対応して前記筐体の対応する位置にバックル接続孔が設けられ、バックルとバックル接続孔の結合により、カバー体を筐体に確実に固定し、さらに電流出力の安定性を向上させる。
(4)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、カバー体に補強縁が設けられ、補強縁の外径サイズは筐体の内径サイズより少し小さいか又は等しく、同様に、カバー体を筐体にさらに確実に固定し、自転車運転中においてカバー体の安定性を増加させ、同時に電流出力の安定性を増加させる。
(5)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、水平板の面積と突起部内部の横断面の面積が一致するため、水平板は突起部の内部で揺れが発生できず、さらにネジとボルトの固定及び支承台の突起と水平板の凹み孔との間が固定され、さらに連結板は自転車運転中における揺れ及び振動により発生する緩みにより、且つ電流出力の不安定を引き起こせず、電流出力の安定性を向上させる。
(6)本考案の自転車の摩擦発電機によれば、第一出力端と連結板とを電気的に接続し、さらに、第一出力端を連結板に巻き付け、電気的に接続することによって、従来技術における連結板と第二鉄芯の点接続により発生する電流出力の不安定の問題を避け、電流出力の安定性を向上させる。
本考案の内容を明確かつ簡単に理解させるために、以下、本考案の具体的な一実施形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
本考案の一実施形態に係る自転車の摩擦発電機の分解図である
図1の摩擦発電機における筐体のA−A線に沿う断面図である。
同実施形態に係る筐体の突起部の正面図である。
同実施形態に係る自転車の摩擦発電機中の第一鉄芯、第二鉄芯及びボピンの組立図である。
同実施形態に係る自転車の摩擦発電機の操作部と連結板の分解図である。
同実施形態に係る自転車の摩擦発電機の斜視図である。
同実施形態に係る自転車の摩擦発電機とライトのライトブラケットの図である。
以下、本考案の一実施形態に係る自転車の摩擦発電機の概略について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態において、方位或いは方向の定義については、図1を基準とする。
図1〜図5に示すように、本実施形態に係る自転車の摩擦発電機は、相互に対応する筐体1と、カバー体2と、筐体1の内部に設けられる発電部と、筐体1の外部に設けられる回転輪3と、操作部と、筐体1と操作部とを接続する連結板4と、を含む。
筐体1は周知のものであり、例えば、中国特許文献CN1507131A(特許文献1)に記載の構造である。本実施形態において、筐体1の上部には円筒形部5が形成され、筐体1の下部側面には、下方に開口する中空突起部6が一体的に形成されている。中空突起部6の内部には、上部内壁から垂直下向きに支承台7が設けられている。支承台7には、突起10とネジ孔11とが設けられている。最適には、ネジ孔11の個数は1個であり、突起10の個数は二個であり、突起10は、それぞれ、ネジ孔11の両側に設けられ、ネジ孔11と等間隔に設けられている。互いに対向する内側壁及び上部内壁に槽8が形成され、同時に、中空突起部6の側面にU型開口9が形成されている。筐体1の材質としては多種多様のものが使用でき、本実施形態において、筐体1の材質は、合成樹脂である。
カバー体2は、筐体1下部の開口をカバーするために用いられる。カバー体2には、取り付け孔B13が設けられている。ネジ或いはボルトを取り付け孔B13に貫通させ、ネジ孔11にねじ込むことで、カバー体2が筐体1の支承台7に固定される。自転車運転中のカバー体2の安定性をさらに向上させ、電流出力の安定性を向上させるために、カバー体2の取り付け孔B13の反対側にバックル14が設けられ、バックル14の配置に対応して筐体1の対応する位置にバックル接続孔15が設けられている。カバー体2を筐体1に取付ける場合、バックル14をバックル接続孔15に挿入し、カバー体2を筐体1に固定する。また、カバー体2に補強縁16が設けられている。補強縁16の形状は限定されるものではなく、本実施形態において、補強縁16はカバー体2の空いた位置に設けられ、その全体形状は略円形である。補強縁16の外径サイズは、筐体1の内径サイズより少し小さいか或いは等しい。これにより、自転車運転中のカバー体2の安定性をさらに向上させることができる。カバー体2の略中央部には、接続端子28クランプ口が設けられている。接続端子28は、クランプ口を貫通し、カバー体2から延出される。
発電部は筐体1の内部に設けられている。発電部は、相互に対応して発電する第一鉄芯17と、第二鉄芯18と、コイルと、ボビン19と、磁気コア20と、軸心21と、を含む。第一鉄芯17は、基部22及び基部22から外側へ曲がる第一磁気極板23を形成する。基部22の形状限定されるものではなく、本実施形態において、基部22は円筒状であり、第一磁気極板23は磁気コア20周囲に位置するように筐体1の内壁に嵌め込まれる。第二鉄芯18には、第二磁極板24が形成され、第二磁極板24と第一磁気極板23が交互に筐体1の内壁に嵌め込まれる。磁気コア20が回転する場合、第二磁極板24及び第一磁気極板23は、第一鉄芯17及び第二鉄芯18と筐体1の間は動かないように固定される。軸心21の一端は、磁気コア20と接続され、他端は、筐体1の円筒形部5から延出され、回転輪3と接続される。コイルは、ボビン19に巻き付けられ、ボビン19は、第一鉄芯17の基部22に挿入された状態で、第一鉄芯17と第二鉄芯18との間に挟まれる。コイルの一端は第一出力端を形成し、ボビン19上の孔26を貫通し、連結板4と電気的に接続され、他端は第二出力端を形成し、第一鉄芯17とボビン19との間に挟まれ、第一鉄芯17の基部22を通して接続端子28と電気的に接続される。第一出力端と水平板29の電気的接続方法は限定されるものではなく、本実施形態において、第一出力端は、連結板4の水平板29に巻き付けられ、最終的に、水平板29は、支承台7に押付けられて固定される。この構造はシンブルであるため、取付けやすい。第一鉄芯17の基部22は、第二鉄芯18の頂部を超えボス31を形成する。ボス31には、接続端子28との間に接触バネ32が設けられている。接触バネ32の一端は基部22に押し付けられ、他端は接続端子28と連結され、接続端子28に押し付けられ、カバー体2に延出される。接触バネ32の形状は限定されるものではなく、本実施形態において、接触バネ32の形状は円錐形である。これにより、接触バネ32は、接続端子28と基部22との間にさらに安定的に位置される。前記部品は発電部の重要部分であり、それは補助部品も含む。例えば、軸心21に設けられ、円筒形部5の両端に設けられる油含み軸受33と、油含み軸受33に対応するグロメット34である。これら部品は従来技術において公知の常識であり、ここで再び述べない。
回転輪3は、筐体1の円筒形部5の外周に設けられ、軸心21の他端と固定的に接続され、磁気コア20と連動して回転させ、発電部を発電させる。本実施形態において、回転輪3は、ナット35を介して軸心21に固定される。
操作部は、回転輪3を自転車タイヤに当接又は離間させるために用いられる。操作部は、ブラケット36と、固定ピン軸37と、ねじりバネ38と、ねじりバネピン39と、操作バー40と、リセットバネ41と、長リベット42と、を含む。ブラケット36の孔を有する一端は、自転車タイヤフォーク(図示せず)に取り付けられ、他端は、固定ピン軸37に回転可能に支持され、固定ピン軸37の周囲にねじりバネ38が巻き付けられ、ねじりバネ38は常に弾性力を加え、固定ピン軸37を回転輪3がタイヤ接触方向へ回転させる。また、ブラケット36に長リベット42によって操作バー40が設けられ、且つ長リベット42に巻き付けられるリセットバネ41の作用の下で、操作バー40をブラケット36から離れるように操作する時、ねじりバネピン39を押して固定ピン軸37が回転するように連動させ、回転輪3をタイヤから離させる。操作バー40を反対方向に操作すると、回転輪3はタイヤ上に圧着される。
連結板4は、垂直板30と水平板29と、を含む。垂直板30は、固定ピン軸37の一端にリベットによって接続され、取付ける時、垂直板30は、中空突起部6の槽8に挿入され、水平板29は垂直板30の近傍かつ突起10の対応する位置に凹み孔45を設け、凹み孔45は突起10を収納でき、最適には、突起10は、凹み孔45の中に密着して設けられ、このように、連結板4と支承台7の受ける力が均一にされ、ボルト或いはナット固定部品の固定力を向上させ、さらに、突起10と凹み孔45間の接着力、揺れと振動による電流出力の不安定の問題をさらに避け、電流出力の安定性をさらに向上させる。凹み孔45の形状は限定されるものではなく、本実施形態において、凹み孔45は円形で、且つ貫通孔であり、対応する突起10は円筒形である。水平板29には、支承台7のネジ孔11に対応して取り付け孔A12が設けられ、ネジ或いはボルトを用いて取り付け孔B13を貫通され、取り付け孔A12はネジ孔11にねじり込まれ、カバー体2に筐体1をカバーする。
水平板29の面積が大き過ぎることで発生される磁気漏洩の問題を減少させるため、水平板29は中空突起部6の空間内に限定され、好ましくは、水平板29の面積と突起部6内部の横断面の面積がと一致する。このように、磁気漏洩により引き起こした出力電流不安定の問題を減少させるだけではなく、また、操作部と筐体1の間の堅固性を増加させる。
図7に示すように、発電機とライトを接続するライトブラケット46であって、ライトブラケット46の一端は、ブラケット36と取り外し可能に接続され、他端はライトと取り外し可能に接続される。
明らかに、上記実施形態は一実施例を単に説明するだけであり、且つ実施形態の限定ではない。当業者は、上記説明される基礎上にほかの異なる形式の変化又は変動を作り出すことができる。ここですべての実施形態に対し例を挙げる必要がなく、また挙げることもできない。また、それにより引き出された明らかな変化又は変動はすでに本考案の創造された保護範囲内にある。
1 筐体、2 カバー体、3 回転輪、4 連結板、5 円筒形部、6 突起部、7 支承台、8 槽、9 U型開口、10 突起、11 ネジ孔、12 取り付け孔A、13 取り付け孔B、14 バックル、15 バックル接続孔、16 補強縁 17 第一鉄芯、18 第二鉄芯、19 −ボビン、20 磁気コア、21 軸心、22 基部、23 第一磁気極板、24 第二磁極板、26 孔、28 接続端子、29 水平板、30 垂直板、31 ボス、32 接触バネ、33 油含み軸受け、34 グロメット、35 ナット、36 ブラケット、37 固定ピン軸、38 ねじりバネ、39 ねじりバネピン、40 操作バー、41 リセットバネ、42 長締釘、45 凹み孔、46 ライトブラケット。
Claims (10)
- 自転車の摩擦発電機であって、
筐体(1)であって、前記筐体(1)の上部には円筒形部(5)が形成され、前記筐体(1)の下部側面に下部開口の中空突起部(6)が一体的に形成され、前記中空突起部(6)の内部に上部内壁から下向きの支承台(7)が垂直に設けられる筐体(1)と、
前記筐体(1)の下部の開口をカバーするカバー体(2)と、
前記筐体(1)の内部に設けられ、第一出力端と第二出力端を形成し、前記第一出力端は、前記カバー体(2)に設けられる接続端子(28)と電気的に接続される発電部と、
前記筐体(1)の前記円筒形部(5)の外面に設けられ、前記発電機と連動させて発電する回転輪(3)と、
前記回転輪(3)をタイヤに当接又は離間させる操作部と、
前記筐体(1)と前記操作部とを接続し、前記第二出力端と電気的に接続される連結板(4)と、を備え、
前記支承台(7)に突起(10)とネジ孔(11)とが設けられ、
前記連結板(4)は、垂直板(30)と水平板(29)と、を含み、前記水平板(29)は、垂直板(30)の近傍かつ前記突起(10)の対応する位置に凹み孔(45)を設け、前記凹み孔(45)は前記突起(10)を収容でき、前記ネジ孔(11)に対応して取り付け孔A(12)が設けられることを特徴とする、自転車の摩擦発電機。 - 前記突起(10)の個数は二個であり、前記ネジ孔(11)の両側にそれぞれ設けられ、前記ネジ孔(11)と等間隔に設けられ、前記突起(10)は、前記凹み孔(45)内に密着して設けられることを特徴とする、請求項1に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記カバー体(2)に、前記取付け孔A(12)に対応して取り付け孔B(13)が設けられ、ネジ或いはボルトを使用して、前記取付け孔B(13)、前記取付け孔A(12)が順次に貫通され、且つ前記ネジ孔(11)にねじ込まれることで、前記カバー体(2)は固定されることを特徴とする。請求項1又は2に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記カバー体(2)に、前記取付け孔B(13)の反対側にバックル(14)が設けられ、前記バックル(14)の配置に対応して前記筐体の対応する位置にバックル接続孔(15)が設けられることを特徴とする、請求項3に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記カバー体(2)に補強縁(16)が設けられ、前記補強縁(16)の外径サイズは、前記筐体(1)の内径サイズより少し小さいか又は等しいことを特徴とする。請求項4に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記水平板(29)の面積と前記突起部(6)内部の横断面の面積とは一致することを特徴とする、請求項5に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記発電部は、相互に対応して発電する第一鉄芯(17)と、第二鉄芯(18)と、コイルと、ボピン(19)と、磁気コア(20)と、軸心(21)と、を含み、前記コイルは、ボピン(19)に巻き付けられ、前記第一鉄芯(17)は、基部(22)から外方に曲がる第一磁極板(23)を形成し、前記第一磁気極板(23)は、前記磁気コア(20)周囲に位置するように前記筐体(1)の内壁に嵌め込まれ、
前記第二鉄芯(18)に第二磁極板(24)が形成され、前記第二磁極板(24)は前記第一磁気極板(23)と交互に前記筐体(1)の内壁に嵌め込まれ、
前記ボピン(19)は前記第一鉄芯(17)の基部(22)まで挿入され、且つ前記第一鉄芯(17)と前記第二鉄芯(18)との間に挟まれ、
前記軸心(21)の一端は、前記磁気コア(20)に接続され、他端は前記筐体(1)の前記円筒形部(5)から延出され、前記回転輪(3)と互いに接続され、
前記コイルの一端は、第一出力端を形成し、前記ボピン(19)上の孔(26)を貫通し、前記連結板(4)と電気的に接続され、他端は、第二出力端を形成し、前記第一鉄芯(17)及び前記ボピン(19)の間に挟まれ、前記第一鉄芯(17)の基部(22)によって前記接続端子(28)と電気的に接続されることを特徴とする。請求項6に記載の自転車の摩擦発電機。 - 前記第一出力端は、前記連結板(4)の前記水平板(29)に巻き付かれることを特徴とする、請求項7に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記第一鉄芯(17)の前記基部(22)が前記第二鉄芯(18)の頂部を超えボス(31)を形成し、前記ボス(31)と前記接続端子(28)との間に接触バネ(32)が設けられることを特徴とする、請求項8に記載の自転車の摩擦発電機。
- 前記接触バネ(32)の形状は円錐形であることを特徴とする、請求項9に記載の自転車の摩擦発電機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004285U JP3200782U (ja) | 2015-08-25 | 2015-08-25 | 自転車の摩擦発電機 |
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CN109067236A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-12-21 | 清华大学 | 一种电机内置式柱状摩擦发电装置 |
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