JP3200518U - 置き床構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】床パネルの温度、湿度の影響による伸縮を吸収し、長期間使用してもパネル間の隙の発生または突き上げによりパネルが破損しない置き床構造を提供する。【解決手段】床パネル3を間隙9を介して敷設し、間隙9をカバー材7で被覆する。カバー材7の一端が床パネル3に固定し、他端は固定しない。固定の手段にはパネル厚みを貫通しないビス5を用いる。床パネル3は上から順に、メラミン樹脂含浸耐摩耗パターン紙、硬質繊維板、メラミン樹脂含浸バランス紙、とから構成される。カバー材7には厚み1〜2mmのスチール鋼板を用いる。【選択図】図1
Description
本考案は置き床構造に関する。
従来、床パネルを連設する置き床があり、隣り合う床パネルは嵌合構造を有している。
特開平5−340071号公報
しかしながら、床パネルが木質系基材を用いている場合、温度、湿度の影響により伸縮し、長期間使用しているとパネル間の隙発生または突き上げによりパネルが破損することがあった。
本考案は、床パネル3が間隙9を介して敷設され、前記間隙9がカバー材7で被覆されるとともに、前記カバー材7の一端が前記床パネル3に固定されてなることを特徴とする置床構造である。
本考案の置き床構造を採用すれば伸縮によりパネル間の隙発生または突き上げによりパネルが破損しない。以下、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1は本考案の置き床構造の構成断面図、図2は斜視図であり、隣り合う床パネル3は間隙9を設けて敷設されている。
床パネル3は上から順に、メラミン樹脂含浸耐摩耗パターン紙、硬質繊維板、メラミン樹脂含浸バランス紙、とから構成されている。
メラミン樹脂含浸耐摩耗パターン紙は化粧板用の化粧紙に、メラミン、尿素、アセトグアナミン、ベンゾグアナミンなどのアミノ化合物とホルムアルデヒドとの縮合物を主成分とする樹脂液を含浸し、乾燥したものが適用できる。
基材の例として、木質繊維板としては比重が0.6〜1.0のものが使用でき、例えば、中質繊維板(MDF)、硬質繊維板(HDF)等を好適に使用することができる。ここで、木質繊維板は、方向性がなく、また合板用の単板と異なり、裏割れがなく、平滑性に優れていることから好ましい。本考案では厚み8mmのMDFを用いている。
メラミン樹脂含浸バランス紙は、化粧板用のバランス紙に前記同様の樹脂液を含浸し、乾燥したものが適用できる。
メラミン樹脂含浸パターン紙、木質繊維板、メラミン樹脂含浸バランス紙を積層し、温度140〜190℃、時間20秒〜5分、圧力4〜50kgf/cm2の条件で熱圧成形され、複合材が得られる。
間隙9はカバー材7で被覆され、一端が固定され他端は固定されていない。他端を固定しないことにより床パネル3の伸縮による破損が生じない。カバー材7には厚み1〜2mmのスチール鋼板が用いられている。カバー材7には化粧フィルムを施し意匠性を向上させても良い。固定手段としてはパネル厚みを貫通しないビス5を用いている。固定手段はビス5の他、粘着テープ、接着剤でもよい。
3 床パネル
5 ビス
7 カバー材
9 間隙
5 ビス
7 カバー材
9 間隙
Claims (3)
- 床パネル3が間隙9を介して敷設され、前記間隙9がカバー材7で被覆されてなる置き床構造。
- 前記カバー材7の一端が前記床パネル3に固定されてなることを特徴とする請求項1記載の置き床構造。
- 前記固定の手段はビス5によることを特徴とする請求項2記載の置き床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015003973U JP3200518U (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 置き床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015003973U JP3200518U (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 置き床構造 |
Publications (1)
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JP3200518U true JP3200518U (ja) | 2015-10-22 |
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JP2015003973U Expired - Fee Related JP3200518U (ja) | 2015-08-05 | 2015-08-05 | 置き床構造 |
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