JP3200032B2 - 汚泥処理装置 - Google Patents
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Description
的反応を行わせて処理する汚泥処理装置、特に、農業集
落排水等の有機性汚水の生物化学的処理に際して生じる
汚泥の処理に適した汚泥処理装置であって、詳しくは、
長時間の連続自動運転を可能とした汚泥処理装置に関す
る。
処理には嫌気性ろ床槽と好気性ろ床槽とを組み合わせた
生物処理槽あるいは回分槽等の生物処理槽が多用されて
いる。このような有機性汚水の生物処理に際しては、有
機性汚水自体が含有している悪臭の放散と、また、処理
系内で生じた汚泥が滞留中に嫌気性分解を起こしての悪
臭の発生がみられ、各槽の発生臭気は相当強く、作業環
境の悪化を招いていた。
水等の有機性汚水処理をしながら、汚水や汚泥からの臭
気を液体の状態で防・脱臭する技術が種々開発され、以
下に述べるような技術(便宜上、従来技術と称する)が
知られる。この従来技術は、有機性汚水を前処理工程で
腐植土を用いて生物培養した培養液と混合処理した後、
この汚水を嫌気性ろ床槽で嫌気性微生物により、また、
続けて好気性ろ床槽で好気性微生物により処理し、この
後に、沈殿槽に導いて汚泥を沈殿処理した後に消毒して
放流する。
は濃縮汚泥貯留槽に導いて濃縮し、この濃縮汚泥貯留槽
とリアクターとの間で汚泥を循環させ、リアクターにお
いて汚泥を腐植質ペレットと接触させて散気処理して酸
化反応と微生物群の増殖を行う。そして、濃縮汚泥貯留
槽内の処理済みの汚泥の一部は、循環汚泥として前処理
工程に返送し、また、汚泥の残部は凝集剤等を添加した
後に脱水機により脱水する。
た従来の汚泥処理装置にあっては、濃縮汚泥貯留槽内の
汚泥の濃度が一定しないため、汚泥に凝集剤を添加する
には作業者が汚泥の状態を目視等で観察するか、汚泥の
凝集試験を行い、汚泥に添加する凝集剤の種類と量を判
定しなければならず、連続自動運転が不可能であるとい
う問題があった。すなわち、汚泥を効率的にフロック化
するには、汚泥の濃度と性状に応じて凝集剤を汚泥に必
要量だけ添加しなければならず、作業者等による汚泥の
判定が不可欠で、汚泥処理を自動かつ長時間にわたって
運転することは不可能であった。この発明は、上記問題
に鑑みてなされたもので、汚泥の脱水ケーキまでの処理
を長時間にわたり連続して、かつ、自動的に処理できる
汚泥処理装置を提供することを目的とする。
め、請求項1に記載の発明は、汚泥を汚泥受槽に貯留し
て散気処理を施し、該汚泥受槽内の汚泥を汚泥循環槽に
送出して該汚泥循環槽で汚泥に散気、攪拌処理を施すと
ともに、該汚泥循環槽と汚泥接触槽との間で汚泥を循環
させて該汚泥接触槽で金属類を含む腐植質ペレットを汚
泥に接触させて散気処理し、汚泥に好気性生物反応を行
うとともに、前記汚泥循環槽から汚泥を混和槽に送出
し、該混和槽で汚泥に凝集剤を添加し、該混和槽で凝集
剤と混合した汚泥を脱水機で脱水して脱水ケーキとする
汚泥処理装置であって、前記汚泥循環槽から前記混和槽
に汚泥を送出する汚泥ポンプ手段と、前記混和槽に凝集
剤を供給する凝集剤ポンプ手段と、前記汚泥循環槽の汚
泥濃度を検出する汚泥濃度検出手段と、該汚泥濃度検出
手段により検出され汚泥濃度が所定値以上の場合に前記
汚泥ポンプ手段による汚泥の送出と前記凝集剤ポンプ手
段による凝集剤の供給を許容するとともに、該凝集剤ポ
ンプ手段による凝集剤の供給量と前記汚泥ポンプ手段に
よる汚泥の送出量とを所定の特性に保持する制御手段
と、を備える。
は、前処理槽で腐植質を含む分離液および/または腐植
質を含む汚泥と混合した有機性汚水を生物処理槽に送出
し、該生物処理槽において汚水に生物化学的処理を施す
とともに汚水から汚泥を分離する汚水処理設備を備え、
該汚水処理設備の生物処理槽から分離された汚泥を前記
汚泥受槽に受容する態様(請求項2)に、前記汚泥循環
槽から汚泥を受け入れて、該受け入れた汚泥から腐植質
を含む分離液を分離する分離液槽を備え、該分離液槽で
分離された腐植質を含む分離液および/または腐植質を
含む汚泥を前記前処理槽に送出する態様(請求項3)に
構成することができる。
は、前記汚泥循環槽に汚泥の酸化還元電位を検出するO
RP測定手段を備え、前記制御手段が、前記ORP測定
手段により測定された酸化還元電位が所定値に満たない
場合に前記汚泥ポンプ手段による汚泥の送出および前記
凝集剤ポンプ手段による凝集剤の供給を禁止する態様
(請求項4)に、またさらに、前記制御手段が、前記O
RP測定手段により測定された酸化還元電位に基づき前
記汚泥循環槽の散気を制御する態様(請求項5)に、ま
た、前記脱水機として、複数の環状プレートを積層して
なる濾過胴体内にスクリューを回転自在に収容し、前記
胴体に加振器を設けて加振する多重板外胴式スクリュー
脱水機を用いる態様(請求項6)に構成することができ
る。
槽、原水ポンプ槽、破砕機、荒目スクリーン、細目スク
リーンおよび沈砂排出ポンプ等を備える。この前処理槽
は、流入する汚水に腐植質を含む分離液および/または
腐植質を含む汚泥を混合して荒目スクリーンを通し曝気
沈砂槽に導き、この曝気沈砂槽で曝気処理する。そし
て、この処理された汚水を細目スクリーンを通した後に
破砕機で破砕して原水ポンプ槽に導き、原水ポンプ槽内
の汚水を生物処理槽に送出する。
槽を有するもの、嫌気性ろ床槽と好気性ろ床槽を直列に
連絡したもの等で代表される。前者の生物処理槽は、流
量調整槽に汚水を一時貯留して規定水量の汚水を回分槽
に送出し、回分槽において散気攪拌等の周知の処理サイ
クルを実行して汚水を処理し、回分槽で沈降分離された
汚泥を汚泥受槽に送出する。後者の生物処理槽は、流量
調整槽から汚水を嫌気性ろ床槽に導き、嫌気性ろ床槽で
汚水に対して嫌気性微生物による生物処理を、続いて、
好気性ろ床槽で散気攪拌等を行って好気性微生物による
生物処理を施し、生物処理された汚水を沈殿槽に導き汚
泥を沈降分離し、分離汚泥を汚泥受槽に送出する。
と汚泥循環槽から送られる汚泥とを受容し、これら汚泥
を空気攪拌して濃度の調節と生物反応の促進とを行い、
馴養汚泥作りの準備と汚泥濃度の均一化を行う。汚泥循
環槽は、分離液槽と接続され、馴養された汚泥を分離液
槽に送り出す。汚泥循環槽は、汚泥受槽から均一化され
た汚泥を受け入れて汚泥を汚泥接触槽との間で循環させ
るとともに、散気処理して十分に微生物を培養し、一部
の汚泥を分離液槽に、余剰の汚泥を脱水機に送出する。
この汚泥循環槽には、汚泥の酸化還元電位を測定するO
RPセンサ、水素イオン指数を測定するpHセンサ、お
よび、汚泥濃度を計測する濃度センサ等が設けられる。
この汚泥循環槽は、汚泥の酸化還元電位あるいは水素イ
オン指数により補正された酸化還元電位に基づき散気量
がコントローラにより制御される。
を分離して前処理槽に送出、すなわち、汚泥を沈殿処理
して上澄液として得られる腐植分離液を前処理槽に送出
し、前処理槽での臭気抑制に役立たせる。汚泥接触槽
は、種々の金属類を含む腐植質ペレットを、汚泥循環槽
から送られる汚泥と混合して散気処理し、本処理として
の酸化反応と好気性微生物の増殖とを行う。腐植質ペレ
ットは、腐植土、或いは、望ましくは、腐植土にマグネ
シウム化合物、鉄(化合物)、セルロースおよびキチン
質等を配合して成形したものを用いる。上述した各汚泥
槽は、その役割を分担し、相互補完することで汚泥濃度
の均一化を進めて汚泥性状の安定化を行い、悪臭の発生
を防止する。
等により送られる汚泥と凝集剤供給ポンプ等により供給
される凝集剤とを受け入れ、汚泥に凝集剤を混合して汚
泥をフロック化し、フロック化した汚泥を脱水機に送出
する。汚泥移送ポンプと凝集剤供給ポンプはORPセン
サ、pHセンサおよび濃度センサ等の検知出力に基づき
コントローラにより制御され、汚泥循環槽内の汚泥の濃
度が所定値以上の場合にのみ混和槽に流入する汚泥量と
凝集剤量とが所定の特性を充足するように運転される。
を脱水し、取扱が容易な、かつ、土壌改良剤等として再
利用可能とする。脱水機は、ベルトプレス式、真空式、
遠心分離式あるいはスクリュー脱水機等の種々の形式の
ものを用いることができるが、汚泥が低濃度でも脱水可
能で、かつ、長時間の連続運転を可能にするためには、
請求項6に特定される加振器を備える多重外胴式スクリ
ュー脱水機、また、脱水機を傾斜させて設置することが
望ましい。
のを用いることができる。このコントローラは、前述し
たように、ORPセンサ、pHセンサおよび濃度センサ
が接続し、これらセンサの検知出力に基づき汚泥循環槽
の散気、汚泥循環槽から混和槽へ汚泥を送出する汚泥移
送ポンプ、混和槽へ凝集剤を供給する凝集剤供給ポンプ
等を制御する。望ましい態様としては、このコントロー
ラは、酸化還元電位としてORPセンサにより検出され
た値をpHセンサにより検出された水素イオン指数等で
補正された値を用いる。
び汚泥接触槽との間で循環させて処理するため汚泥循環
槽内の汚泥が十分に生物馴養されて濃度と性状等の変動
が少ない。そして、汚泥を脱水する際には、汚泥循環槽
内の汚泥の濃度と酸化還元電位が所定値以上(所定の値
域)の場合にのみ汚泥循環槽から混和槽に送り出してフ
ロック化する。このため、使用する凝集剤を特定でき、
また、汚泥を移送するポンプや凝集剤を供給するポンプ
を制御して凝集剤を汚泥量に対して一定の比率等で添加
することができ、長時間の自動運転が行える。
槽内の汚泥の酸化還元電位を設定値以上、具体的には、
+100mV以上、望ましくは、+150mV以上に高
めて汚泥性状を安定化させた後、脱水機に移送、換言す
れば、汚泥の酸化還元電位が設定値に満たない場合は脱
水等の処理を行わないため、脱水に際して汚泥からリン
が放出されることが無く、汚泥にリンを高濃度に摂取で
き、汚泥を肥料として再利用することができる。
して加振器を有する多重板外胴式スクリュー脱水機を用
いることで、求められる洗浄回数も少なくなり、より長
時間の連続運転が可能となる。すなわち、いかなる脱水
機であっても目詰まり防止のために定期的な洗浄が不可
欠であるが、加振器により振動が付加されるスクリュー
式脱水機を用いることで洗浄間隔を長くでき、また、低
濃度の汚泥にも対応でき、長時間の連続運転が実現され
る。
照して説明する。図1から図5はこの発明の実施の形態
にかかる汚水処理装置を示し、図1が同汚水処理装置の
全体ブロック図、図2が同汚水処理装置の汚泥処理系の
一部の模式図、図3が汚水の酸化還元電位に対する硫化
水素濃度の関係を示すグラフ、図4が汚泥の酸化還元電
位の経時変化特性を示すグラフ、図5が汚水の酸化還元
電位とリン濃度との関係を示すグラフである。
を説明すると、この実施の形態にかかる汚水処理装置
は、農業集落排水の処理に用いられるものであって、汚
水処理系Wと汚泥処理系Cを有する。汚水処理系Wには
前処理槽10、生物処理槽20および消毒槽30が設け
られ、また、汚泥処理系Cには汚泥受槽40、汚泥循環
槽50、汚泥接触槽60、分離液槽70、凝集剤混和槽
80、脱水機90および汚泥貯留槽102が設けられ
る。
機、曝気沈砂槽および原水ポンプ槽等が付設され、分離
液槽70と分離液返送管で連絡する。この前処理槽10
は、有機性汚水が流入し、また、分離液槽70から分離
液返送管を経て腐植質を含む分離液が返送され、流入す
る汚水に腐植質を含む分離液および/または腐植質を含
む汚泥等を投入して生物処理槽20に送出する。
槽を有するもの、あるいは、嫌気性ろ床槽と好気性ろ床
槽を有するもの等であって、流量調整槽に汚水を一時貯
留して所定量の汚水を回分槽や嫌気性ろ床槽等に導入す
る。この生物処理槽20は、汚水に生物処理を施すとと
もに、処理水から汚泥を沈降分離し、処理水を消毒槽3
0に送出し、また、沈降分離した汚泥を汚泥受槽40に
送出する。消毒槽30は、処理水に消毒薬等を投入して
放流する。なお、上述した前処理槽10、生物処理槽2
0および消毒槽30等は周知のものを用いることができ
るため、図示と詳細な説明は割愛する。
部に汚泥送出ポンプ41と空気吹出管42が設けられ、
槽上部に汚泥還流管43、汚泥送り管44および集水管
45が接続し、また、貯留汚泥の酸化還元電位を検出す
るORPセンサ(図示せず)が設けられる。汚泥送出ポ
ンプ41は、吐出ポートが汚泥送出管41aにより汚泥
循環槽50と接続し、空気吹出管42がブロア46と接
続する。汚泥送り管44は生物処理槽20と連絡し、集
水管45は脱水機90等から延出する。ORPセンサは
コントローラ120に接続され、コントローラ120は
ORPセンサの検知出力を基にポンプ41等を駆動して
汚泥を汚泥循環槽50に送出する。この汚泥受槽40
は、生物処理槽30から送られる汚泥と汚泥循環槽50
から汚泥還流管43を経て送られる汚泥とを受容し、ブ
ロア46から送られる空気を空気吹出管42より吹き出
させて汚泥を空気攪拌し、前処理として汚泥濃度の均一
化を行った後に、具体的には汚泥の酸化還元電位を−5
0mV以上とした後に、汚泥送出ポンプ41により汚泥
を汚泥循環槽50に送出する。なお、集水管45は、脱
水機90で分離された脱離水等を汚泥受槽40に導く。
た、汚泥移送ポンプ52と汚泥供給ポンプ53が設けら
れ、槽上部に汚泥引き抜き管54、汚泥吸い込み管5
5、汚泥循環復路管56、汚泥戻り管57および上述し
た汚泥送出管41aが接続する。図中明示しないが、こ
の汚泥循環槽50には、汚泥の酸化還元電位を検出する
ORPセンサと、水素イオン指数を検出するpHセンサ
と、汚泥濃度(以下、単に濃度と称する)を検出する濃
度センサが設けられ、これらOPRセンサがコントロー
ラ120に接続される。後述するが、このコントローラ
120は、OPRセンサから入力する検知信号をpHセ
ンサの検知信号で補正して補正酸化還元電位Eh(以
下、単に酸化還元電位Ehと称する)を算出し、この酸
化還元電位Ehと汚泥濃度を基にブロア46、汚泥移送
ポンプ(59)、凝集剤供給ポンプ(81)および脱水
機90等を制御する。
述したブロア46と接続する。この散気管51は、ノズ
ル孔から空気を噴出して汚泥を散気し、上述したよう
に、その散気量がコントローラ120によるブロア46
の制御で酸化還元電位Ehに応じて調節される。この散
気管51の散気量の制御は、脱水機90で脱水する際の
汚泥の酸化還元電位Ehが所定値以上の値を維持するよ
うに、汚泥循環槽50内の汚泥の酸化還元電位Ehが+
100mV以上、望ましくは、+150mV以上となる
ように制御され、具体的には、目標酸化還元電位と実際
の酸化還元電位との偏差に応じた空気量で散気を行うよ
うに制御される。
弁58に接続され、槽下部の汚泥を吐出する。切替弁5
8は、前述した汚泥還流管43を介して汚泥受槽40に
連絡した切替口と、汚泥循環往路管59を介して汚泥接
触槽60に接続した切替口とをアクチュエータによる切
替可能に有し、これら切替口の1つに汚泥移送ポンプ5
2を選択的に接続する。これら汚泥移送ポンプ52と切
替弁58はコントローラ120により制御され、切替弁
58は汚泥受槽40から流入する汚泥量に対して所定比
率(例えば、3%)の汚泥が汚泥受槽40に返送される
ように切替作動する。汚泥供給ポンプ53は、吐出ポー
トに汚泥供給管53aが接続し、この汚泥供給管53a
で分離液槽70に連絡する。この汚泥供給ポンプ53
も、コントローラ120により制御され、汚泥を分離液
槽70に供給する。
9の吸込ポートに接続される。汚泥移送ポンプ59は、
吐出ポートに2本の汚泥移送管59a,59bが並列的
に接続し、これら汚泥移送管59a,59bを介して汚
泥貯留槽102と混和槽80に連絡される。この汚泥移
送ポンプ59は、コントローラ120により制御され、
汚泥循環槽50内の汚泥を混和槽80、汚泥貯留槽10
2あるいは槽80,102の双方に移送する。周知のよ
うに、汚泥貯留槽102は、ブロア102aと接続した
散気管102bを有し、散気を行って汚泥を貯留する。
なお、汚泥移送管59a,59bにはそれぞれ流量調節
弁(開閉弁)が設けられるが、これら弁の符号と詳細な
説明は割愛する。
管69が、槽下部に汚泥循環復路管56が接続し、内部
に腐植質ペレットを充填されたカートリッジ61が着脱
自在に装着され、このカートリッジ61の下部に散気管
62が、また、上部と下部を連絡するエアリフトポンプ
63が設けられる。カートリッジ61は、腐植質ペレッ
トとして腐植土或いは腐植土にマグネシウム化合物、鉄
(化合物)、セルロースおよびキチン質等を配合して成
形したものが用いられ、この腐植質ペレットを汚泥に接
触させて汚泥に好気性微生物反応を行わせる。散気管6
2およびエアリフトポンプ63はブロア64に連絡さ
れ、散気管62が前述した散気管51と同様に汚泥を散
気し、エアリフトポンプ63が槽下部の汚泥を槽上部に
移動させて汚泥を槽内で循環させる。ブロア64は、コ
ントローラ120に接続され、コントローラ120によ
り制御される。この汚泥接触槽60は、汚泥循環槽50
から供給される汚泥を腐植質ペレットと接触させて好気
性微生物による生物反応を行わせ、この生物反応を行わ
せた汚泥を汚泥循環槽50に返送する。
れ、槽下部に汚泥移送ポンプ71と散気管77が設けら
れ、また、分離液吸い込み管72と前述した汚泥供給管
53aが接続する。汚泥移送ポンプ71は、吐出ポート
に前述した汚泥戻り管57が接続し、この汚泥戻り管5
7で汚泥循環槽50と連絡する。この汚泥移送ポンプ7
1は、コントローラ120により制御され、槽内の汚泥
を汚泥循環槽50に返送する。散気管77は、前述した
ブロア46と接続され、汚泥を散気する。分離液吸い込
み管72は、分離液移送ポンプ73の吸い込みポートに
連絡される。この分離液移送ポンプ73は、コントロー
ラ120により制御され、分離液を前処理槽10に移送
する。この分離液槽70は、汚泥循環槽から汚泥を供給
され、この汚泥から分離液を抽出し、この分離液を前処
理槽10に移送する。
あり、原液タンク86は凝集剤原液を攪拌器86aによ
り攪拌して貯留する。凝集剤原液は、高分子凝集剤が用
いられ、汚泥の濃度と性状等に応じて選択される。この
原液タンク86には凝集剤原液を吐出する原液供給ポン
プ87が設けられ、原液供給ポンプ87の吐出ポートが
混合弁84に連絡される。混合弁84は、給水源と給水
電磁弁85を介して連絡した入口と、原液供給ポンプ8
7と連絡した入口と、溶解槽83に連絡した出口を有
し、給水源から供給される水と原液供給ポンプ87が吐
出する原液とを混合して溶解槽83に送出する。溶解槽
83は、攪拌器83aを有し、混合弁84から供給され
る混合水を攪拌して貯留する。この溶解槽83は、下部
が配管82aにより凝集剤貯留槽82に連絡される。
82aを経て送られる凝集剤を貯留する。この凝集剤貯
留槽82には凝集剤を吐出する供給ポンプ81が設けら
れ、この供給ポンプ81の吐出ポートが配管81aによ
り混和槽80に連絡する。この供給ポンプ81は、定量
吐出ポンプが用いられ、コントローラ120により制御
されて汚泥の混和槽80への供給量と対応した量の凝集
剤を混和槽80に供給する。
し、槽上部に凝集剤注入管81aと前述した汚泥移送管
59bが、槽上部の他側に流下管80bが接続する。こ
の混和槽80は、凝集剤注入管81aが凝集剤供給ポン
プ81と連絡され、汚泥移送管59bから供給される汚
泥に凝集剤注入管81aから供給される凝集剤を混合し
て攪拌器80aで攪拌し、この凝集剤と混合された汚泥
を流下管80bから脱水機90に送出する。
貯留槽82、溶解槽83および原液タンク86には貯留
量を検出するフロートスイッチ等が設けられ、原液供給
ポンプ87、電磁弁85および供給ポンプ81等はフロ
ートスイッチの検知出力等に基づきコントローラ120
により駆動制御される。
隙間を隔て外筒を構成し、この外筒に加振器を設け、ま
た、外筒内にスクリューを収容した多重板外胴式スクリ
ュー脱水機が用いられる。この脱水機90は、コントロ
ーラ120により運転が制御され、混和槽80から供給
される汚泥、すなわち、凝集剤と混和した汚泥を脱水
し、含水率が85%程度の脱水ケーキを作成する。な
お、この脱水機90は、特公昭63−65365号公報
に記載されたスクリュープレス式脱水機を用いることも
でき、また、特公昭61−49039号公報に記載され
たスクリュープレス脱水機に加振器を設けたもの等を用
いることができるため、その構造の詳細な説明を割愛す
る。
において有機性汚水に分離液槽70から返送される腐植
質を含む分離液および/またはと腐植質を含む汚泥を投
入し、この汚水を生物処理槽20に導入して汚水に生物
反応を行わせて処理するとともに、汚水から汚泥を沈降
分離し、処理水を消毒槽30で消毒して放流し、また、
沈降分離した汚泥を汚泥受槽40に送出する。すなわ
ち、回分槽を有する生物処理槽20であれば回分槽で曝
気・攪拌や汚泥の沈降分離等の周知の一連の工程を繰り
返し行って汚水を処理し、汚泥を汚泥受槽40に送出
し、また、嫌気性ろ床槽と好気性ろ床槽を有する生物処
理槽20であれば、嫌気性ろ床槽で嫌気性微生物による
生物反応を、好気性ろ床槽で好気性微生物による生物反
応を汚水に行わせ、沈殿槽で汚泥を沈降分離して汚泥を
汚泥受槽40に送出する。
た汚泥を汚泥循環槽50から送られる調質汚泥と空気攪
拌、混合して前処理としての汚泥の均質化と濃度調整を
行い、汚泥の酸化還元電位Ehが−50mV以上になっ
た時に汚泥循環槽50に送り出す。すなわち、汚泥受槽
40においては、汚泥循環槽50から処理済みの汚泥を
受け入れ、この処理済み汚泥を生物処理槽20から送ら
れた汚泥と混合し、汚泥循環槽50に送り出す汚泥の濃
度と質を均一化させる。ここで、汚泥受槽40から汚泥
循環槽50に送出される汚泥量および汚泥循環槽50か
ら汚泥受槽40に返送される汚泥量は、ポンプ41,5
2と切替弁58をコントローラ120により駆動制御、
具体的には、ポンプ41,52等に定量ポンプを用いた
場合はポンプ41,52の運転時間を管理し、後者の汚
泥量が前者の汚泥量の2〜8%程度に調整される。
触槽60との間で授受し、汚泥接触槽60で生物処理が
施された汚泥を汚泥受槽40から受け入れた汚泥と混
合、散気し、汚泥の質と濃度の均一化を図る。ここで、
汚泥循環槽50と汚泥接触槽60との間の汚泥の授受は
所定のタイムチャートにしたがってコントローラ120
により制御され、汚泥循環槽50からは所定量の汚泥が
汚泥接触槽60に送出され、汚泥接触槽60において汚
泥に生物反応を所定の時間行わせ、この後に、生物処理
が施された汚泥が汚泥循環槽50に返送される。
をエアリフトポンプ63により槽内を所定の時間循環さ
せつつ散気してカートリッジ61内の腐植質ペレットと
接触させ、汚泥に生物反応を行わせる。ここで、腐植質
ペレットは、腐植土のみならず、鉄(化合物)、マグネ
シウム化合物、セルロース、キチン質を含有するため、
汚泥中のバチルス菌と放線菌を優占的に増殖でき、ま
た、汚泥がリンを多く含有する。したがって、後述する
ように、この汚泥は、土壌改良剤や肥料として有用であ
り、汚泥の再利用が図れ、また、汚泥の脱水に際して、
リンが脱離液とともに放出されることが無く、処理水を
放流する河川の富栄養化等が防止できる。
分離液槽70との間で授受し、分離液槽70で汚泥から
腐植質を含む分離液を沈降分離して前処理槽10に返送
し、または、汚泥循環槽50から直接前処理槽10へ返
送する。ここで、汚泥循環槽50から分離液槽70への
汚泥の移送は汚泥循環槽50内の汚泥の酸化還元電位E
hが+150mV以上になったことを条件としてポンプ
53を所定時間運転して所定量を移送し、分離液槽70
から汚泥循環槽50への汚泥の移送は受け入れから所定
時間が経過したことを条件として行う。このため、微生
物が十分に増殖した腐植質を含む分離液を前処理槽10
に供給できる。
の貯留量が所定値以上、汚泥の酸化還元電位Ehが+1
50mV以上、汚泥濃度が3000mg/l以上を条件
として汚泥をポンプ59により混和槽80に送出し、混
和槽80において凝集剤と混合してフロック化して脱水
機90に導き汚泥の脱水を行う。また、場合によって
は、脱水機90の起動条件を満たさない時等は、汚泥貯
留槽10に送出し、濃縮等を行った後に散気して貯留す
る。ここで、混和槽80等に送出される汚泥は、酸化還
元電位Ehが+150mV以上であるため、図3に示す
ように硫化水素濃度が低く、悪臭を放散することが無
く、環境の悪化を防止できる。すなわち、汚泥中の硫化
水素濃度は、図3に示すように、酸化還元電位Ehに依
存し、−100mV以上の値域ではきわめて低いため、
悪臭の原因となる硫化水素の大気中への放散が防止され
る。
をポンプ87により吐出して混合弁84により水と混合
した後に溶解槽83で攪拌して貯留槽82に貯留し、こ
の貯留槽82から供給ポンプ81により混和槽80に導
入して汚泥と混合する。そして、供給ポンプ81は、定
量式のポンプを用い、コントローラ120により制御さ
れ汚泥移送ポンプ59の運転時間と対応した時間運転さ
れる。すなわち、混和槽80には汚泥量と対応した量の
凝集剤が供給される。ここで、汚泥濃度が3000mg
/l以上を条件として混和槽80に導入されるため、1
種類の凝集剤で汚泥を適正にフロック化でき、また、汚
泥受槽40、汚泥循環槽50および汚泥接触槽60で十
分に調質されるため濃度を一定にでき、長時間の連続運
転が可能である。
れた汚泥は、脱水機90により脱水され、脱水ケーキと
して搬出される。ここで、脱水機90は、外筒を加振器
により加振する多重板外胴式スクリュープレス型脱水機
を用いるため、目詰まりを防止でき、長時間の連続自動
運転が可能となる。すなわち、通常の脱水機、例えば、
ろ布プレス式脱水機や加振器を備えないスクリュープレ
ス式脱水機は目詰まりが避けられず、一定時間毎の洗浄
が不可欠で無人の連続運転が不可能であるが、加振器に
より外筒(濾過部材)を加振する多重板外胴式スクリュ
ープレス型脱水機は目詰まりが防止できるため、連続自
動運転が行える。
mV以上に高められて汚泥循環槽50から送出されるた
め、すなわち、図4の破線に示すように、酸化還元電位
Ehが150mV以上に高められた一般の汚泥は、酸化
還元電位Ehが経過時間に対して図4の破線に示すよう
に急に低下するため、脱水機90において脱水される際
に脱水性が低下したり、周期が発生したりする。この実
施の形態における汚泥は図4の実線で示すように、より
高い酸化還元電位Ehを維持する。したがって、脱水機
90により脱水する際には、脱水性が低下することはな
く、周期発生もなく、リンは汚泥に摂取され、汚泥中の
水分に含まれるリンは図5に示すように僅かであり、脱
水により汚泥から分離される脱離水に放出されることが
無く、放流する河川の富栄養化を防止でき、また、汚泥
をリン含有の肥料として用いることができる。
において鉄含有の腐植質ペレットに汚泥を接触させて処
理し、汚泥が鉄を含有するため、脱水に際しての脱離水
中のリンをより少なくできる。すなわち、通常、汚泥中
にはリンはリン酸として存在するが、鉄の存在によりリ
ン酸は鉄と化合して不溶性のリン酸鉄、あるいは、腐植
質錯化合物となり、汚泥中に摂取される。したがって、
脱離液中のリン含有量を減らして脱水ケーキ中のリン含
有量をより多くでき、肥料としてより有用な脱水ケーキ
が得られる。
土或いは鉄化合物、マグネシウム化合物、セルロース、
チキン質を含有する腐植質ペレットにより処理されるた
め、汚泥中にはバチルス菌と放線菌が優占的に繁殖し、
これらバチルス菌と放線菌は汚泥を脱水して脱水ケーキ
とした後も脱水ケーキ中に胞子化して生存する。したが
って、この脱水ケーキは土壌性病原菌を死滅させる土壌
改良剤としても有用であり、汚泥を有効に再利用でき
る。すなわち、この脱水ケーキは、耕地等に散布される
と胞子化した放線菌やバチルス菌が活性化し、放線菌は
細胞膜がキチン質のフザリウムやリゾクトニア等の土壌
性病原菌を溶菌し、バチルス菌はフィトフトラやピシウ
ム等の細胞膜がセルロース質の土壌性病原菌を溶菌する
ため、土壌改良剤としても有効である。
ば、生物処理槽から排出される汚泥を汚泥受槽に導いて
空気攪拌等で混合・攪拌し、これら汚泥の質・量の変動
を吸収して均一化した後に汚泥循環槽に送り出し、均一
化した汚泥を汚泥循環槽と汚泥接触槽との間で循環さ
せ、汚泥接触槽で種々の金属類を含む腐植質ペレットと
接触させて散気処理し、化学反応と好気性生物反応を行
って汚泥の調質を行うとともに、汚泥循環槽内の汚泥の
濃度を検出して濃度が所定の値以上の時に汚泥を混和槽
に送出して凝集剤と混合して脱水するため、汚泥を混和
槽に送出するポンプや凝集剤を混和槽に供給するポンプ
を自動制御でき、連続自動運転が可能となるという効果
が得られる。
槽内の汚泥の酸化還元電位を設定値以上に高めて脱水機
に移送するため、脱水に際して汚泥からリンが放出され
ることが無く、汚泥にリンを高濃度に摂取でき、汚泥を
肥料として再利用することができる。また、請求項6に
記載の発明は、脱水機として加振器を有する多重板外胴
式スクリュー脱水機を用いることで、低濃度の汚泥の脱
水にも対応でき、また、求められる洗浄回数も少なくな
り、より長時間の連続運転が可能となる。
置が用いられる汚水処理装置のブロック図である。
示すグラフである。
フである。
濃度の酸化還元電位に対する特性を示すグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 汚泥を汚泥受槽に貯留して散気処理を施
し、該汚泥受槽内の汚泥を汚泥循環槽に送出して該汚泥
循環槽で汚泥に散気、攪拌処理を施すとともに、該汚泥
循環槽と汚泥接触槽との間で汚泥を循環させて該汚泥接
触槽で腐植土或いは腐植土にに金属類を配合した腐植質
のペレットを汚泥に接触させて散気処理し、汚泥に好気
性生物反応を行うとともに、前記汚泥循環槽から汚泥を
混和槽に送出し、該混和槽で汚泥に凝集剤を添加し、該
混和槽で凝集剤と混合した汚泥を脱水機で脱水して脱水
ケーキとする汚泥処理装置であって、 前記汚泥循環槽から前記混和槽に汚泥を送出する汚泥ポ
ンプ手段と、 前記混和槽に凝集剤を供給する凝集剤ポンプ手段と、 前記汚泥循環槽の汚泥濃度を検出する汚泥濃度検出手段
と、 該汚泥濃度検出手段により検出され汚泥濃度が所定値以
上の場合に前記汚泥ポンプ手段による汚泥の送出と前記
凝集剤ポンプ手段による凝集剤の供給を許容するととも
に、該凝集剤ポンプ手段による凝集剤の供給量と前記汚
泥ポンプ手段による汚泥の送出量とを所定の特性に保持
する制御手段と、を備えることを特徴とする汚泥処理装
置。 - 【請求項2】 前処理槽で腐植質を含む分離液および/
または腐植質を含む汚泥と混合した有機性汚水を生物処
理槽に送出し、該生物処理槽において汚水に生物化学的
処理を施すとともに汚水から汚泥を分離する汚水処理設
備を備え、該汚水処理設備の生物処理槽から分離された
汚泥を前記汚泥受槽に受容する請求項1に記載の汚泥処
理装置。 - 【請求項3】 前記汚泥循環槽から汚泥を受け入れて、
該受け入れた汚泥から腐植質を含む分離液を分離する分
離液槽を備え、該分離液槽が腐植質を含む分離液および
/または腐食化汚泥を前記前処理槽に送出する請求項2
に記載の汚泥処理装置。 - 【請求項4】 前記汚泥循環槽に汚泥の酸化還元電位を
検出するORP測定手段を備え、前記制御手段が、前記
ORP測定手段により測定された酸化還元電位が所定値
に満たない場合に前記汚泥ポンプ手段による汚泥の送出
および前記凝集剤ポンプ手段による凝集剤の供給を禁止
する請求項1、請求項2または請求項3に記載の汚泥処
理装置。 - 【請求項5】 前記汚泥循環槽内の汚泥の酸化還元電位
を検出するORP測定手段を備え、前記制御手段が、該
ORP測定手段により測定された酸化還元電位に基づき
前記汚泥循環槽の散気を制御する請求項1から請求項4
のいずれか1項に記載の汚泥処理装置。 - 【請求項6】 前記脱水機が、複数の環状プレートを積
層してなる濾過胴体内にスクリューを回転自在に収容
し、前記胴体に加振器を設けて加振する多重板外胴式ス
クリュー脱水機である請求項1から請求項5のいずれか
1項に記載の汚泥処理装置。
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JP36745697A JP3200032B2 (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 汚泥処理装置 |
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-12-08 JP JP36745697A patent/JP3200032B2/ja not_active Expired - Fee Related
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