JP3200016B2 - 車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造 - Google Patents

車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造

Info

Publication number
JP3200016B2
JP3200016B2 JP17564496A JP17564496A JP3200016B2 JP 3200016 B2 JP3200016 B2 JP 3200016B2 JP 17564496 A JP17564496 A JP 17564496A JP 17564496 A JP17564496 A JP 17564496A JP 3200016 B2 JP3200016 B2 JP 3200016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
bushing
jig
binding
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17564496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10649A (ja
Inventor
進 増田
訓 小川
信也 殿岡
明宏 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP17564496A priority Critical patent/JP3200016B2/ja
Publication of JPH10649A publication Critical patent/JPH10649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200016B2 publication Critical patent/JP3200016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の室内外を仕
切る隔壁に開設した透孔に貫通させるコード束に装着す
るブッシング及びコード束の結束技術に係り、特にコー
ド束をブッシング及び結束部に一体的にインサート成形
する方法及び、該インサート成形に用いる金型、並びに
成形されたブッシングの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の室内外に配線する灯具
用等の複数本のコード類から成るコード束については、
図15に示すように、車両の室内外を仕切る隔壁50に
開設した透孔51に嵌め込んだ防水用のブッシング52
を介してコード束53を配線している。このブッシング
52には、中心部にコード束53を挿通するための挿通
孔54を形成すると共に、この挿通孔54を囲むブッシ
ング52の内外面に筒状体55,55を突出形成し、コ
ード束53をこれらの筒状体55,55と上記挿通孔5
4を経由させてブッシング52に挿通させる構造に成っ
ている。
【0003】また、ブッシング52に挿通させた上記コ
ード束53については、適宜筒状体55,55の近傍
等、所定の部位で結線し、または結束すると共に、該部
位にビニルテープ56,56をラップさせながら二重
巻、三重巻に巻回して固定する構造に成っていた。特
に、コード束53が車両の室外に配線される部分につい
ては、ブッシング52に挿通しているコード束53の隙
間を伝わって室外から室内へ雨水等が侵入することがな
いように、所定長さにわたってビニルテープ56の巻回
処理を施し、ブッシング52側の終端部については筒状
体55の外周を覆う部位まで被覆すると共に、ブッシン
グ52をコード束53に固定することにより筒状体55
の開口部からのブッシング52の挿通孔54を経由して
室内に対する浸水を防止する構造に成っている。また、
上記結線をしてビニルテープ56を巻回した部位につい
ては、該部分にビニルチューブ57等を被せて補強する
構造に成っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ブッシングの構造によれば、ブッシング52に対するコ
ード束53の挿通作業や、コード束53を結束し、かつ
ブッシング52をコード束53に固定するためのビニル
テープ56,56巻回作業の全てを手作業によって行わ
なければならないため、組立工数が多くなるばかりでな
く、組立作業の各工程毎の部品移動が多くなり、コード
束53に対するブッシング52の組付作業の機械化を阻
害する原因と成っていた。また、ビニルテープ56の巻
回作業が手作業によって実施されるものであるため、コ
ード束53の外周にビニルテープ56をしっかり巻き付
けてもコード間に隙間が生じたり、また巻き方にバラツ
キが生じて防水効果の信頼性が劣り、かつコード束53
に対するブッシング52の固定も単にビニルテープ56
によって行われるものであるため使用中に接着が劣化し
易い等、信頼性に欠けるという問題を有するものであっ
た。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、従来から手作業によって実施していたコード
類に対するブッシングやビニルチューブの挿通作業、ビ
ニルテープ巻き作業等をチューブの挿通作業を軟質状の
樹脂材料を一体成形によって自動的に形成することによ
り、防水及び結束に対する信頼性に優れたブッシング及
び結束方法に係り、特にコード束をブッシングに対し一
体的にインサート成形するために用いる金型、及び成形
されたブッシングの構造を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るコード束のインサート成形金型は、
端側にコネクタを、また他端側にソケットを接続して成
るコード束の一側を結束すると共に、複数本の他側のコ
ードを平坦に並べて金型上にセットし、両者の連続移行
部の外周に樹脂材料を射出してコード束とブッシングを
一体的に成形すると共に、コード束の所定部位に結束部
を形成し得るようにしたものである。
【0007】前記成形金型には、コード束を配置するキ
ャビティの一側に複数本のコードを結束する結束治具
を、また他側に複数本のコードを平坦に並べる並置治具
を構成したものである。
【0008】また上記結束治具は、上方へ切り欠かれた
コード逃がし部の左右に連続するバリ切り部を有する受
治具と、同じく下方へ切り欠かれたコード逃がし部の左
右に連続するバリ切り部を有する押治具とによって構成
すると共に、上記の前記バリ切り部が当接した状態で前
記コード逃がし部内に挿通したコードをバリ切り部の内
側に押入保持するように規制するガイドを設けることも
できる。
【0009】上記車両用灯具コードの成形方法によって
コード束に一体的に成形して成るブッシングは、その一
側に巾広平板状と成るインサート部を、また他側に結束
部を具備した構造を有するものである。上記インサート
部は、その先端が、円弧状に形成されており、かつ取付
部がコード束の結束部側に一体成形されている。
【0010】更に、上記巾広平板状のインサート部は、
その先端からブッシングの取付部までを徐々に肉厚に成
るように形成すると共に、ブッシングの取付部をコード
束の結束部側に形成してある。
【0011】このようなコード束の成形方法によれば、
ブッシングの成形、該ブッシングに対するコード束の挿
通固定、コード束の結束等を一工程の自動処理によって
実施することができるばかりでなく、ブッシングに対す
るコード束のインサート部や車両の隔壁に対する防水信
頼性に優れたブッシングを構成することができ、車両用
灯具コードに関する作業性を向上し、コストの逓減化を
図ることができる。また、ブッシングの取付部がコード
束の結束部側に一体成形される構造に成っているため、
インサート部が該取付部に対して独立した構造と成り、
弾性的な動作を可能にするばかりでなく、インサート部
における複数のコード間を分離させて個々にインサート
成形することができるため、インサート部の防水性を高
めることができる。また、インサート部が先端からブッ
シングの取付部側まで徐々に肉厚に形成されているた
め、コード束を形成している各コードがインサート部か
らはみ出して成形されることもない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用灯具コ
ードのブッシング成形金型及びブッシングの構造に関す
る発明の実施の形態を説明する。 (コード束の構成例) 図1は、コード束1に軟質樹脂材で成るブッシング2を
一体成形方法により固定形成すると共に、所定部位にお
いて同時に該コード束1を軟質樹脂材によって結束した
状態を示す概略構成説明図であり、本発明の実施の形態
に示されたコード束1は、車両の隔壁3に開口した透孔
4を介して室内外に配線するものであり、その一端に車
両用灯具を形成する2個の灯室にそれぞれ装着するため
のソケット5,5を固定すると共に、他端には車両の室
内の電源に接続するためのコネクタ6を固定した構造に
成っており、上記ブッシング2を隔壁3の透孔4に嵌着
することにより該透孔4を密閉して防水性を高める構造
に成形されている。また、このブッシング2を挟んでソ
ケット5,5側及びコネクタ6側に配線されるコード束
1の所定部位においてコード束1を結束するための結束
筒7,7を一体成形してある。本発明の実施の形態にお
いてコード束1を形成している各コード1a,1a…に
ついて、特にソケット5,5側から配線されたアース線
の結線部(A矢視部)を上記結束筒7によって被覆する
構造に成っている。
【0013】(コード束のインサート成形方法)本発明
に係るコード束のインサート成形方法は、予め一端側に
コネクタ6を、また他端側にソケット5,5を接続した
複数本のコード1a,1a…で成るコード束1を後述す
る金型20の下型20a面に形成した成形用キャビティ
21及び案内溝22に添ってセットし、上型20bを下
降させた状態で溶融した軟質樹脂材を導入路23を介し
て各キャビティ21内に射出して所定部位にコード束1
をインサートした状態でブッシング2及び1又は2以上
の結束筒7を一体的に成形することにより、ブッシング
2の形成及び挿通処理、コード束1の結束処理を自動的
に、かつ少ない作業工程によって実施するものである。
【0014】(インサート成形金型の構造)本発明の実
施の形態において使用する金型20は、下型20aと上
型20bによって構成されるものであり、上記の如く両
者の対向面には対象となるキャビティ21及び案内溝2
2が形成してある。即ち、図2に示すように、下型20
aに形成されたキャビティ21には、ブッシング2を成
形する部分21a、及び結束筒7を成形する部分21b
があり、ブッシング2を成形するキャビティ21aの一
側には、コード束1を結束するための結束治具24を、
また他側にはコード束1を形成している複数のコード1
a,1a…を横方向に並列させる並置治具25を構成
し、また結束筒7を成形するキャビティ21bにはその
両端部にコード束1を結束すると共に、成形時に結束筒
7の端部のバリ切りをするための結束治具24,24が
構成してある。
【0015】上記結束治具24は、図3乃至図7に示す
ように、受治具24aと押治具24bによって構成して
あり、受治具24aは、下型20aに固定され、略90
度の開き角で上方に拡開するように切り欠いたコード逃
がし部26aと、その左右に連続するバリ切り部27
a,27aを具備している。また押治具24bは、上型
20bに固定され、略90度の開き角で下方へ拡開する
ように切り欠き、上記受治具24a側のコード逃がし部
26aに対応したコード逃がし部26bと、その左右に
連続するバリ切り部27b,27bを具備している。ま
た、上型20bを下降させ、受治具24aと押治具24
bの上記バリ切り部27a及び27b同士が当接した状
態で、上記コード逃がし部26a,26b内に挿通した
コード束1は、ガイド28の規制溝28aによって内側
へ押入されて保持されるように構成してあり、コードが
押し潰されることがない。なお、上記発明の実施の形態
において、受治具24a及び押治具24bは、便宜上下
型20a側に装着する治具を受治具24aとし、上型2
0b側に装着する治具を押治具24bとしたものであっ
て、図5に示された受治具24aと、図6に示された押
治具24bとを相互に上下逆向きに装着する構造に変様
することも可能である。
【0016】また、図8及び図9は、上記結束治具24
に関する他の発明の実施の形態を示すものであり、受治
具24aに構成するコード逃がし部26aを上方へ円弧
状に切り欠いて構成すると共に、これに対応する押治具
24b側に構成するコード逃がし部26bを同様に下方
へ円弧状に切り欠いて構成したものである。コード逃が
し部26a,26bの形状や大きさは、コード束1の太
さや結束条件によって適宜変様して実施することができ
るものであることは勿論である。
【0017】また、並置治具25は、図10に示すよう
にコード束1を形成する各コード1a,1a…を分離し
て保持する溝29,29…を形成して成る下治具25a
と、該溝29,29…内に挿通したコード1a,1a…
をその上部から押圧挟持する凸片30,30…を形成し
て成る上治具25bによって構成したものであり、それ
ぞれ下型20aと上型20bに固定される構造に成って
いる。
【0018】(ブッシングの構造)本発明に係るコード
束のインサート成形方法によって成形されたブッシング
2は、図11乃至図14に示すように、所謂釣り鐘状に
成形された取付部2aの外周に取付溝2bを形成し、該
取付部2aの内面中央部からインサート部2cを突出成
形すると共に、外面中央部から反対方向へ結束部2dを
突出成形し、コード束1がインサート部2cと結束部2
dに貫通してインサートされる構造に成っている。上記
コード束1を一体成形したインサート部2cは、その一
側において巾広平板状(B矢視部)に形成されると共
に、取付部2aの内面に向かって収束しながら取付部2
aの外面に成形された結束部2dに連続している。この
ように一側を巾広平板状に形成することによりコード束
1を形成している各コード1a,1a…間に十分に樹脂
材を流し込んで各コード1a,1a…間の間隔を大きく
形成することができるため、成形部の防水性をより向上
することができる。また、取付部2aを収束させて結束
部2dに連続させたことにより、ブッシング2に対する
該部の動作性が向上するため、取付部2aのへたりが防
止されると共に、コード束1がどのような方向に向いて
いても、これにブッシング2側が変形対応し、車体との
取付部に影響を生じることがない。更に、平面視におい
て巾広平板状に成形された上記インサート部2cは、そ
の一側先端が円弧状(C矢視部)に形成されると共に、
側面視においてその一側先端から取付部2cまで徐々に
肉厚に成るように形成されている(D矢視部)。このよ
うな形状によって並置状態でインサート成形されたコー
ドが所定の間隔をもつ樹脂材で完全に被覆されるためイ
ンサート部2cの先端からの浸水が完全に防止される。
また、適当な肉厚でインサート部2cが成形されるた
め、コード束1が成形時に樹脂材からはみ出すこともな
く、かつ接合部における弾力性を十分に確保すると共
に、該接合部におけるインサート部2cのへたりの発生
を防止することができる。
【0019】取付部2aの外周に形成された取付溝2b
は、その溝壁が内周から外周に向かって徐々に迫り出す
ように形成されており(E矢視部)、ブッシング2を車
両の隔壁3に開設した透孔4に嵌着した場合、溝壁の外
周先端部が隔壁面に圧接し、該部の水切り効果を高める
ことができる構造に成っている。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る車両用灯具コードのブッシ
ング成形金型及びブッシングは、以上のように構成した
から、ブッシングの成形、該ブッシングに対するコード
束の挿通固定、コード束の結束等を一工程の自動処理に
よって実施することができるばかりでなく、ブッシング
に対するコード束のインサート部や車両の隔壁に対する
防水信頼性にすぐれたブッシングを構成することがで
き、車両用灯具コードに関する作業性を向上し、コスト
の逓減化を図ることができる。また、ブッシングの取付
部がコード束の結束部側に一体成形される構造に成って
いるため、インサート部が該取付部に対して独立した構
造と成り、弾性的な動作を可能にするばかりでなく、イ
ンサート部における複数のコード間を分離させて個々に
インサート成形することができるため、インサート部の
防水性を高めることができる。また、インサート部が先
端からブッシングの取付部側まで徐々に肉厚に形成され
ているため、コード束を形成している各コードがインサ
ート部からはみ出して成形されることもない等の優れた
作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用灯具コードの構成を示す平
面図である。
【図2】同じくコード束をインサート成形するための金
型(下型)の構造を示す平面図である。
【図3】同じく結束治具の構造に係り、押治具が受治具
に対して上方へ分離した状態を示す正面図である。
【図4】同じく結束治具の構造に係り、押治具が受治具
上に当接しコード束を結束した状態を示す正面図であ
る。
【図5】同じく押治具の構造に係り、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図6】同じく受治具の構造に係り、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図7】同じく結束治具の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図8】同じく押治具の構造に係る他の発明の実施の形
態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
【図9】同じく受治具の構造に係る他の発明の実施の形
態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
【図10】同じくコード束を分離して保持する並置治具
の正面図である。
【図11】同じくブッシングの構造を示す側面図であ
る。
【図12】同じく平面図である。
【図13】同じく正面図である。
【図14】同じく平断面図である。
【図15】従来の車両用灯具コードの構造を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 コード束 1a コード 2 ブッシング 2a 取付部 2b 取付溝 2c インサート部 2d 結束部 3 隔壁 4 透孔 5 ソケット 6 コネクタ 7 結束筒 20 金型 20a 下型 20b 上型 21 キャビティ 21a ブッシング部 21b 結束筒部 22 案内溝 23 導入路 24 結束治具 24a 受治具 24b 押治具 25 並置治具 26 コード逃がし部 27 バリ切り部 28 ガイド 28a 規制溝 29 溝 30 凸片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 31:34 (72)発明者 土屋 明宏 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (56)参考文献 特開 平3−114110(JP,A) 特開 平6−226345(JP,A) 特開 平7−137090(JP,A) 特開 昭54−129496(JP,A) 特開 平9−63387(JP,A) 実開 昭58−31683(JP,U) 特許3135843(JP,B2) 実公 平7−33284(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00 - 33/76 F21S 8/10 F21V 23/00 H01B 13/00 513

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にコネクタを、また他端にソケット
    を接続した複数本のコードから成るコード束を有する車
    両用灯具コードにおいて、前記コード束の一側を結束す
    ると共に、他側を平坦に並べて金型上にセットし、両者
    の連続移行部の外周に樹脂材料を射出してコード束とブ
    ッシングを一体的に成形する車両用灯具コードのブッシ
    ング成形方法。
  2. 【請求項2】 車両用灯具コードを配置するキャビティ
    の一側に複数本のコードを結束する結束治具を、また他
    側には複数本のコードを平坦に並べる並置治具を構成し
    たことを特徴とする車両用灯具コードのブッシング成形
    金型。
  3. 【請求項3】 前記結束治具が、上方へ切り欠かれたコ
    ード逃がし部の左右に連続するバリ切り部を有する受治
    具と、同じく下方へ切り欠かれたコード逃がし部の左右
    に連続するバリ切り部を有する押治具とを具備して成
    り、両者の前記バリ切り部が当接した状態で前記コード
    逃がし部内に挿通したコードをバリ切り部の内側に押入
    保持するように規制するガイドを構成したことを特徴と
    する請求項の車両用灯具コードのブッシング成形金
    型。
  4. 【請求項4】 コード束を一体成形したインサート部
    が、その一側において巾広平板状に形成されると共に、
    他側において収束した結束部を形成して成ることを特徴
    とする車両用灯具コードのブッシング。
  5. 【請求項5】 前記巾広平板状に成るインサート部の一
    側先端が、円弧状に形成されたことを特徴とする請求項
    4の車両用灯具コードのブッシング。
  6. 【請求項6】 前記巾広平板状のインサート部の一側
    が、その先端からブッシングの取付部まで徐々に肉厚に
    成るように形成されていることを特徴とする請求項4又
    は5の車両用灯具コードのブッシング。
  7. 【請求項7】 取付部がコード束の結束部側に一体成形
    されていることを特徴とする請求項4,5又は6の車両
    用灯具コードのブッシング。
JP17564496A 1996-06-14 1996-06-14 車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造 Expired - Fee Related JP3200016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17564496A JP3200016B2 (ja) 1996-06-14 1996-06-14 車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17564496A JP3200016B2 (ja) 1996-06-14 1996-06-14 車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10649A JPH10649A (ja) 1998-01-06
JP3200016B2 true JP3200016B2 (ja) 2001-08-20

Family

ID=15999702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17564496A Expired - Fee Related JP3200016B2 (ja) 1996-06-14 1996-06-14 車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200016B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4914579B2 (ja) * 2005-06-13 2012-04-11 矢崎総業株式会社 ハーネス成型装置及びハーネス成型方法
JP5119790B2 (ja) * 2007-08-01 2013-01-16 いすゞ自動車株式会社 グロメットの防水構造
US8888308B2 (en) 2010-05-26 2014-11-18 Sharp Kabushiki Kaisha Lighting device, display device and television device
JP6996416B2 (ja) * 2018-05-11 2022-01-17 日立金属株式会社 ワイヤハーネス及びその製造方法
JP7216044B2 (ja) * 2020-04-24 2023-01-31 矢崎総業株式会社 防水部材の成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10649A (ja) 1998-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6376773B1 (en) Structure for connecting electrical cables to a flat electrical cable
US20060113101A1 (en) Coaxial cable with angle connector
US20050112944A1 (en) Connector
JP3200016B2 (ja) 車両用灯具コードのブッシング成形方法及び成形金型並びにブッシングの構造
US20020026709A1 (en) Manufacture of a wiring loom
US6981897B2 (en) Waterproof construction for a ground terminal fitting, a method and an apparatus for waterproofing a ground terminal fitting
US9777912B2 (en) LED light string manufacturing method and LED light string
US7260891B2 (en) Connector overmold spacer
US6416203B1 (en) Structure of an ornamental light bulb
JP3135843B2 (ja) 車両用灯具コードの製造方法及びその製造用金型並びに車両用灯具コードの構造
US5049346A (en) Method of molding a decorative trim
JPH07106014A (ja) コネクタ
CN211318736U (zh) 一种汽车雷达
JPH06310224A (ja) フラットケーブルコネクタ
US4112043A (en) Electrical conductor for a bushing and method of making an electrical bushing
CN216903455U (zh) 一种电动汽车充电枪
CN216818753U (zh) 一种电动汽车充电设备
CN220864628U (zh) 线缆外皮注塑模具
JPS6429194A (en) Manufacture of cord for headphone
JP2769663B2 (ja) 工事用防水型ソケットの製造方法
JPS6334219Y2 (ja)
CN114188759A (zh) 一种电动汽车充电枪
CN117067517A (zh) 线缆外皮注塑模具及方法
JPH09284970A (ja) 配線ユニットケーブル用ジョイントボックス及びその製造方法
KR200315156Y1 (ko) 전선 보호용 커버

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees