JP3199481U - 加温手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要に応じて発熱体と液状熱媒体を使用することが出来る即席加温手袋を提供する。【解決手段】外手袋1と外手袋に挿入可能な内手袋2からなり、内手袋は表裏二枚合わせの袋体からなる二重構造の手袋であり、手首の部分で各袋体には流体を密封可能なファスナー4が設けられており、必要に応じて水などの液体を密封し、外手袋と内手袋の間に発熱体3を挿入することによって液体を加熱加温し、手首の移動により液体が移動して手首から指先まで満遍なく温めることが出来る。【選択図】図1

Description

この考案は、構成が簡単で使い勝手のよい廉価な即席加温手袋に関するものである。
従来、加温手袋は電熱ヒータにより加温するものや化学反応物質により加温する手袋は多数知られている。例えば、特許文献1に記載されている加温手袋は発熱体として鉄粉の酸化作用を利用した使い捨てカイロを使用しているが、これは手袋に熱媒体循環路を設けて熱媒体を循環させるもので、手首から指先まで万遍なく暖めるには循環路の形成が困難であり複雑になる。また、特許文献2に記載されたものはやはり発熱体として使い捨てカイロのような発熱体を手袋の手首方向に設けたポケットに挿入して熱媒体としての液体を加温し手の動きに任せて液体を移動循環させて加温するものが記載されている。
その他、発熱体に電池式の電熱ヒータを使用したものも知られている。
しかしながら、前記従来技術に記載されたものは、熱媒体の密封手段や内部構造が複雑であり、常に密閉封入された液状の熱媒体や電熱装置が付属しているので、通常の手袋と比べ携帯に不便で使い勝手も良くない。液漏れなどが生じた場合は高価な手袋そのものが不良品として処理しなければならず,不経済で利便性に欠けるためか実用化には至っていない。したがって、簡単な構造で使い勝手のよい廉価な加温手袋の実用化が期待されていた。
特開2013−249569号公報 特開平4−352801号公報
この考案は、必要に応じて交換可能な発熱体と液状熱媒体を使用することにより、加温手袋として経済的で利便性に優れた即席加温手袋の提供を目的とするものである。
この考案は、外手袋と該外手袋に挿入可能な内手袋から成り、該内手袋は少なくとも二枚のゴム又はプラスティック等の柔軟なシートからなる袋体を重ね合わせた袋状の二重手袋から構成されており、手首の部分で各袋部には液状熱媒体(以下単に「液体」という)を密封可能なファスナーが設けられており、必要に応じて水などの液体を密封し、外手袋と内手袋の間に発熱体を挿入することによって液体を加熱加温し、手首の移動により手首から指先まで液体が移動して手首から指先まで温めることが出来るものである。
内手袋と発熱体は使い捨ての交換部品として使用し、外手袋は緻密作業を行わない通常の防寒目的の手袋として使用する。
外手袋は、前述のように通常の防寒用として使用する汎用の手袋で良いので、指袋付きの手袋でも単なる防寒袋状の手袋であっても使用可能である。手袋の内張に保温用の動物の毛や綿毛を張ったものなどは、特に使用に適している。
二重構造の内手袋は、薄いゴム又はプラスティック等の柔軟なシートからなるが、好ましくはポリエチレン等の加熱接着可能なシートを使用することにより、容易にファスナー付き二重構造の内手袋が作成可能である。
内手袋に密封する液体は、ゲル状の保温材が良いが、使い捨てとして使用するには、加温された液体が内手袋の中を移動できれば良いので、通常の水で十分である。
発熱体は、前述したように電気的、化学的な発熱体がすでに知られているが、好ましくは外手袋と内手袋の間に挿入可能な大きさの、鉄粉の酸化作用を利用した使い捨てカイロが推奨される。
この考案によれば、緻密作業を行わない通常の防寒目的の手袋として使用する手袋は、指先や手の甲が冷たくなるような厳寒の状況が予想される場合、携帯用の使い捨てカイロと内手袋を準備して置き、水道水やペッとボトルの水を使用して内手袋のファスナーを開いて二重構造の空間部に水を入れて密封し、携帯用のカイロを外手袋と内手袋の間に挿入して使用することにより、手首から指先までカイロによって加温された液体により万遍無く温められるのである。密封する液体は内手袋の内容積の5〜8割程度が好ましいが、使用者の使用感により任意に調整すればよい。
加温された液体は、手首の位置を変える、例えば指先を上に上げたり下げたりすると、温水は内手袋の中を自由に移動して手首から指先まで、部分的な発熱体と少ない液体で広い面積を満遍なく温めることが出来る。
したがって、従来の加温手袋に比べ、構造や製造が簡単であり廉価で使い勝手のよい携帯可能な効率的加温手袋を提供できる効果を有する。
なお、携帯用のカイロは1回使用する度に使い捨てであるが、内手袋は使い捨てとは言うものの水漏れなどが生じた場合にのみ交換すれば良い。
この考案の加温手袋の使用状態説明用の部分断面図である。 この考案の内手袋の構造説明図である。 この考案の内手袋の袋体に設けられたファスナー部分の断面図である。 この考案の使用説明図で、(a)は指先を上に向けた場合、(b)は指先を下に向けた場合の液体の移動状態を示すものである。
以下、この考案の実施例を図に基づき説明するが、以下の説明において同一の機能を有する部材や部位、構成については同一の符号を付け、或いは説明を省略する場合がある。
図1は、この考案の加温手袋の使用状態説明用の部分断面図で、1は外手袋、2は内手袋、3は加温装置で、外手袋1と内手袋2の間に加温装置3を挿入した状態を示している。4は内手袋のファスナーで、5は使用者の腕を示しており、外手袋1は前述したように、通常の防寒用として使用する汎用の手袋であって内手袋2を装着した人の手がゆっくり挿入できる程度の大きさが好ましい。
図2は、内手袋の構造説明図で、内手袋2は二枚の柔軟なポリエチレンシートからなる表側の袋体2a(手の甲側)と、裏側の袋体2b(手の平「掌側」)とで袋状の内手袋2を重ね合わせて接着又は溶着により貼り合わせた袋状の二重手袋を構成している。
図3は、それぞれの袋体2a、2bの手首側に設けられたファスナー部分の断面図で、周知の密閉型ファスナー4、4が表側の袋体2aと裏側の袋体部2bとをそれぞれ開閉可能に設けられている。
つまり、表側のファスナー付きの袋体2aと裏側のファスナー付きの袋体2bとを重ね合わせて外周縁を接着した上下二枚合わせの袋からなる二重手袋である内手袋2を構成しているのである。
次に、内手袋の装着使用方法を説明する。図3に示すファスナー自体は,例えば特開2006−232374号公報にて知られるような周知のファスナーであるが、連続した帯状のファスナーであれば特にこの形状のファスナーに限定されるものではない。図3において、2a、2bは、前述した袋体であって、ファスナー4を開いて液体6を流し込み、ファスナー4を閉じて液体6を封入し、図3に示すように指先7から手首を内手袋に挿入し、そのまま図1に示すように内手袋2を手に装着する。
しかる後、外手袋1と内手袋2との間に前述した加温装置3を挿入するのである。加温装置3によって温められた液体6は、図4の(a)のように手先を上に向ければ手首の方に移動して手首を温め、図4の(b)のように手先を下に向ければ手の先の方を温めることが出来る。したがって、必要に応じて手首を振ったり、移動させたりすれば満遍なく手首から先を温めることが出来る。
1・・・外手袋
2・・・内手袋
2a(2b)・・・袋体
2b・・袋体
3・・・加温装置
4・・・ファスナー
5・・・腕
6・・・液体
7・・・指先

Claims (2)

  1. 外手袋と該外手袋に挿入可能な内手袋から成り、該内手袋は少なくとも二枚のゴム又はプラスティック等の柔軟なシートからなる袋体を重ね合わせた袋状の二重手袋から構成されており、各袋体には手袋の手首の部分で液状熱媒体を密封可能なファスナーが設けられていることを特徴とする加温手袋。
  2. 前記外手袋と内手袋の間には電気的又は化学的簡易発熱体である加温装置が着脱可能な間隙を有していることを特徴とする請求項1記載の加温手袋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105286143A (zh) * 2015-11-30 2016-02-03 朱菡雯 一种可加热的手套

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