JP3199454U - マグネットホルダーベース - Google Patents
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Abstract
Description
マグネットホルダーベースは磁力によるON/OFF機能があり、鉄製のテーブルの上で鉄製品にONのときは接着固定し、OFFのときは脱着できる。
マグネット、継鉄(軟鉄)及び非磁性体で構成されている為、自重が重くなっている。特に大型のマグネットホルダーベースは非常に重くなる。
図4,5,6,7に於いては(A)は磁石、(B)(E)は継鉄、(C)は非磁性体である。図4の場合(C)の非磁性体をまたぐ形でN極S極間に磁力線(F)が発生し鉄材(D)を吸着する。
図5の場合(B)の継鉄の中を磁力線が通るので、OFF機能となって鉄材の吸着はできない。
図6の場合、磁極の隙間から漏洩する磁力線(F)は継鉄を経由して鉄材の内部を通るので、鉄材(D)を吸着する。
図7の場合(E)の継鉄板をスライドさせることで、磁力線(F)が(E)の継鉄の中を通るので、鉄材(D)を吸着しない。すなわちマグネットホルダーベースに関してOFF機能です。
これらのON/OFF機能はマグネット、継鉄(軟鉄)及び非磁性体の関係から生まれている。よって自重を軽くすることは難しい。
マグネットホルダーベースが大型になればなるほど非常に重いマグネットホルダーベースになる
従来のマグネットホルダーベースは前項で述べたように磁石、継鉄及び非磁性体により構成されている。よってマグネットホルダーベースの自重は大型になればなるほど重くなり運搬の負担となる。
従来のマグネットホルダーベースを構成する材質を出来る限り鉄材以外のもの特に比重のはるかに小さい材料に変換出来れば重量に関する問題は解決する。
図8−2は1と3が接合した状態、図8−2の状態では軟鉄板3はN極に磁化される
図8−3は2、3が離れている状態、図8−4は2と3が接合した状態、図8−4の状態では軟鉄板3はS極に磁化される。
図8−5は1と2と3が離れている状態、図8−6は1,2が互いに離れた状態で軟鉄板3に接合した状態、図8−6の状態では、軟鉄板は両端がN極とS極に分かれて磁化される。
図9の(A)に於いて1は鉄材以外の比重の非常に小さい板(例えばアルミニュームや木材など)
2はS極面の側が側面図から見て左側。
3はN極面の側が側面図から見て右側。
図9の(B)に於いて4は鉄材以外の比重の非常に小さい板(例えばアルミニュームや木材など)
5は軟鉄材
図10は図9にある棒マグネットを埋め込んだ板と軟鉄を埋め込んだ板を接合しどちらか一方を回転できるようにし、他の一方を固定する。
図10の(C)の状態はマグネットホルダーベースのONの状態。すなわち5の磁石により1の軟鉄板はS極になる。6の磁石により2の軟鉄板はN極になる。
1と2の軟鉄板の間に7の磁力線が発生する為、ONの状態になる。
図10の(D)は(C)の10を固定し9を90°回転した状態。
これはマグネットホルダーベースのOFFの状態。
すなわち軟鉄板3、4の両端は5と6の磁力によりそれぞれS極及びN極となり磁力線は軟鉄板の中を通るのでOFFの状態になる。
また、構造が簡単で加工が易しい材料が使用できるので安価なマグネットホルダーベースを提供する事が出来る。また、大型のマグネットホルダーベースでも非常に軽いので取扱が易しく安全なものを提供できる。
1 マグネットホルダーベース(ハウジング)
2 棒磁石を埋め込んだ部材で90°回転が可能。
3 回転をスムーズにする為の部材(例えばテフロン材等)
4 軟鉄板を埋め込んだ部材
5 4を固定するストッパー
6 2の回転用ハンドル
7 N極を軟鉄側に向けた棒磁石
8 S極を軟鉄側に向けた棒磁石
9 軟鉄板
【011】本考察の実施例
【図1】
1−マグネットホルダー平面図
2−N極面の磁石
3−S極面の磁石
【図2】
4−軟鉄板を埋め込んだ部材平面図
5−軟鉄板
【図3】
図1および図2組み合わせ平面図
【図4】
図1および図2組み合わせを回転させた時の位置関係
【図5】
図1および図2組み合わせを回転させた時の位置関係
【図6】
図4および図5の磁石が作用した時
【図7】
図4および図5の磁石が作用しない時
【図8】
8−1 N極と軟鉄板の位置関係
8−2 N極と軟鉄板の位置関係(軟鉄板がN極の時)
8−3 S極と軟鉄板の位置関係
8−4 S極と軟鉄板の位置関係(軟鉄板がS極の時)
8−5 8−6 N極とS極の組み合わせ時の軟鉄板との位置関係
8−7 N極とS極の組み合わせ時の軟鉄板との位置関係(軟鉄板がN極S極の時)
【図9】
(A)
1−マグネットホルダー平面図
2−S極面の磁石
3−N極面の磁石
(B)
4−軟鉄板を埋め込んだ部材平面図
5−軟鉄板
【図10】
(C)
1−軟鉄板がS極になる時の磁石5との位置関係
2−軟鉄板がN極になる時の磁石6との位置関係
(D)
3−軟鉄板がS極N極になる時の磁石5、磁石6との位置関係
4−軟鉄板がS極N極になる時の磁石5、磁石6との位置関係
7−(C)の磁力線
8−(D)の磁力線
【図11】
11−(A)は実施例の平面図
11−(B)は実施例の平面図
11−(C)は実施例の側面図
【012】図11に於ける実施例の符号の説明
1 マグネットホルダーベース(ハウジング)
2 磁石を埋め込んだ部材で90°回転が可能。
3 回転をスムーズにする為の部材(例えばテフロン材等)
4 軟鉄板を埋め込んだ部材
5 4を固定するストッパー
6 2の回転用ハンドル
7 N極を軟鉄側に向けた磁石
8 S極を軟鉄側に向けた磁石
9 軟鉄板
マグネットホルダーベースは磁力によるON/OFF機能があり、鉄製のテーブルの上で鉄製品にONのときは接着固定し、OFFのときは脱着できる。
マグネット、継鉄(軟鉄)及び非磁性体で構成されている為、自重が重くなっている。特に大型のマグネットホルダーベースは非常に重くなる。
図4,5,6,7に於いては(A)は磁石、(B)(E)は継鉄、(C)は非磁性体である。図4の場合(C)の非磁性体をまたぐ形でN極S極間に磁力線(F)が発生し鉄材(D)を吸着する。
図5の場合(B)の継鉄の中を磁力線が通るので、OFF機能となって鉄材の吸着はできない。
図6の場合、磁極の隙間から漏洩する磁力線(F)は継鉄を経由して鉄材の内部を通るので、鉄材(D)を吸着する。
図7の場合(E)の継鉄板をスライドさせることで、磁力線(F)が(E)の継鉄の中を通るので、鉄材(D)を吸着しない。すなわちマグネットホルダーベースに関してOFF機能です。
これらのON/OFF機能はマグネット、継鉄(軟鉄)及び非磁性体の関係から生まれている。よって自重を軽くすることは難しい。
マグネットホルダーベースが大型になればなるほど非常に重いマグネットホルダーベースになる。
従来のマグネットホルダーベースは前項で述べたように磁石、継鉄及び非磁性体により構成されている。よってマグネットホルダーベースの自重は大型になればなるほど重くなり運搬の負担となる。
従来のマグネットホルダーベースを構成する材質を出来る限り鉄材以外のもの特に比重のはるかに小さい材料に変換出来れば重量に関する問題は解決する。
図8‐2は1と3が接合した状態、図8‐2の状態では軟鉄板3はN極に磁化される
図8‐3は2、3が離れている状態、図8‐4は2と3が接合した状態、図8‐4の状態では軟鉄板3はS極に磁化される。
図8‐5は1と2と3が離れている状態、図8‐6は1,2が互いに離れた状態で軟鉄板3に接合した状態、図8‐6の状態で、軟鉄板は両端がN極とS極に分かれて磁化される。
図9の(A)に於いて1は鉄材以外の比重の非常に小さい板(例えばアルミニュームや木材など)
2はS極面の側が側面図から見て左側。
3はN極面の側が側面図から見て右側。
図9の(B)に於いて4は鉄材以外の比重の非常に小さい板(例えばアルミニュームや木材など)
5は軟鉄材
図10は図9にある棒マグネットを埋め込んだ板と軟鉄を埋め込んだ板を接合しどちらか一方を回転できるようにし、他の一方を固定する。
図10の(C)の状態はマグネットホルダーベースのONの状態。すなわち5の磁石により1の軟鉄板はS極になる。6の磁石により2の軟鉄板はN極になる。
1と2の軟鉄板の間に7の磁力線が発生する為、ONの状態になる。
図10の(D)は(C)の10を固定し9を90°回転した状態。
これはマグネットホルダーベースのOFFの状態。
すなわち軟鉄板3、4の両端は5と6の磁力によりそれぞれS極及びN極となり磁力線は軟鉄板の中を通るのでOFFの状態になる。
また、構造が簡単で加工が易しい材料が使用できるので安価なマグネットホルダーベースを提供する事が出来る。また、大型のマグネットホルダーベースでも非常に軽いので取扱が易しく安全なものを提供できる。
1 マグネットホルダーベース(ハウジング)
2 磁石を埋め込んだ部材で90°回転が可能。
3 回転をスムーズにする為の部材(例えばテフロン材等)
4 軟鉄板を埋め込んだ部材
5 4を固定するストッパー
6 2の回転用ハンドル
7 N極を軟鉄側に向けた磁石
8 S極を軟鉄側に向けた磁石
9 軟鉄板
Claims (1)
- マグネットホルダーベースのON/OFF機能において、磁気回路をなすマグネットと継鉄(軟鉄)について、マグネットを比重が非常に小さく材料からなる板(例えばアルミニュームや木材などの板)に埋め込み、軟鉄板を比重が非常に小さい材料からなる板(例えば、アルミニュームや木材などの板)に埋め込み、これらの板を収納するハウジング収納ケースの比重が非常に小さい材料を採用したマグネットホルダーベース。
マグネットを図1のように板に埋め込み、軟鉄板を図2のように埋め込む。
1はマグネットを埋め込んだ板(非鉄材で比重の非常に小さな板)
2は磁石がN極面のもの(磁石の反対側はS極面)
3は磁石がS極面のもの(磁石の反対側はN極面)
4は軟鉄板を図2のように埋め込んだ板
5は軟鉄板
マグネットを埋め込んだ板と軟鉄を埋め込んだ板を図3のように接合し、どちらか一方を回転できるようにし、一方を固定し、ON/OFFの機能が出来るようにしたマグネットホルダーベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000304U JP3199454U (ja) | 2015-01-07 | 2015-01-07 | マグネットホルダーベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000304U JP3199454U (ja) | 2015-01-07 | 2015-01-07 | マグネットホルダーベース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3199454U true JP3199454U (ja) | 2015-08-27 |
Family
ID=54188073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015000304U Expired - Fee Related JP3199454U (ja) | 2015-01-07 | 2015-01-07 | マグネットホルダーベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3199454U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017199779A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-11-02 | 上銀科技股▲フン▼有限公司 | 磁性末端効果器 |
-
2015
- 2015-01-07 JP JP2015000304U patent/JP3199454U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017199779A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-11-02 | 上銀科技股▲フン▼有限公司 | 磁性末端効果器 |
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