JP3199414U - 研磨機 - Google Patents

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則充 菊池
伸輔 越智
伸輔 越智
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Abstract

【課題】鉄道のレールの研磨を行う研磨機において、携帯性に優れ、騒音の発生が抑制された研磨機を提供する。【解決手段】研磨機は、レールを研磨するために回転可能に設けられた研磨盤2と、先端側が研磨盤の回転軸に接続された伝動軸と、伝動軸の後端側に出力軸を介して接続され、出力軸の回転により研磨盤を回転駆動する電動モータ部6と、電動モータ部に電力供給する充電式バッテリ部8と、電動モータ部と充電式バッテリ部が取り付けられ、少なくとも電動モータ部を揺動可能に支持し、かつ作業者が背負うことが可能な縦フレーム10cと横フレーム10a、10bを有する背負子型のフレーム部10と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は研磨機に関し、特に、鉄道のレールの研磨を効率的に行うことのできる充電式研磨機に関する。
従来から、鉄道のレールにあっては、複数のレールを連続して繋ぐことにより長尺に形成されている。そして、つなぎ合わせたレール間の電気的接続を行うために、レールボンドがレールの継ぎ目を跨いで溶接により取り付けられている。このレールボンドを取り付ける際、レールに付着している錆等を、研磨盤またはグラインダにより取り除く作業が行われている。
この作業に用いられる研磨機としては、例えば、特許文献1に開示されているように、レール上を移動可能に構成された台枠に、エンジンによって回転駆動される研磨機を搭載した研磨機が提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示された研磨機にあっては、作業現場への運搬が不便であり、またセットに時間を要し、利便性に欠けるものであった。
また、利便性に優れる研磨機として、他の分野で用いられる研磨機であるが、例えば、特許文献2に開示されているような携帯式の研磨機が提案されている。この特許文献2に記載された研磨機を図6に基づいて説明する。
図6に示すように、この研磨機は、円盤状の研磨盤51と、研磨盤51が先端に設けられ、作業者によって把持されるハンドル付きの操作管52と、前記研磨盤51を回転させるための駆動源となるエンジン53と、前記エンジン53を支持する背負子枠54とを備えている。また、前記操作管52には、エンジン53の出力軸に連結された伝動軸が内挿され、エンジン駆動によって伝動軸が回転することによって、前記研磨盤51が所定方向に回転するように構成されている。
この研磨機にあっては、背負子枠54が設けられているため、研磨機を背負って、運搬あるいは研磨作業を行うことができるため、利便性に優れている。
特開平11−269804号公報 特開平5−192859号公報
ところで、前記したように、特許文献1に開示された研磨機にあっては、運搬に不便であり、またセットに時間を要し、利便性に欠けるものであった。
また、特許文献2に開示された研磨機は、特許文献1に開示された研磨機と比べると利便性(携帯性)に優れるが、研磨盤を回転させる駆動源としてエンジンを使用するものであるため、重量及びサイズが大きい上、エンジン音が騒音となるという課題があった。また、エンジンを駆動するための燃料を携帯する必要があり、安全上好ましいものではなかった。
更に、特許文献2のように駆動源としてエンジンを用いる研磨機の他に、電気を駆動源とする研磨機を用いる方法が考えられるが、その駆動源として発電機が必要となり、発電機のエンジン音が騒音となるばかりでなく、携帯に不便であるという課題があった。
本考案は、前記した課題に着目してなされたものであり、鉄道のレールの研磨を行う研磨機において、利便性(携帯性)に優れ、騒音の発生が抑制された研磨機を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するためになされた本考案に係る研磨機は、レールの研磨作業に用いられる研磨機であって、前記レールを研磨するために回転可能に設けられた研磨盤と、先端側が前記研磨盤の回転軸に接続された伝動軸と、前記伝動軸の後端側に出力軸を介して接続され、前記出力軸の回転により前記研磨盤を回転駆動する電動モータ部と、前記電動モータ部に電力供給する充電式バッテリ部と、前記電動モータ部と充電式バッテリ部が取り付けられ、少なくとも電動モータ部を揺動可能に支持し、かつ作業者が背負うことが可能な背負子型のフレーム部と、を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、研磨盤の駆動源として電動モータ及び充電式バッテリを用いているため、騒音の発生を防止することができ、また、小型軽量の携帯性(利便性)に優れた研磨機を得ることができる。
ここで、前記フレーム部は、前記電動モータ部の高さ方向に沿って立設された縦フレームと、前記縦フレームの上部から前方に突出され、前記電動モータ部の上方に配置された上部横フレームと、前記縦フレームの下部から前方に突出され、前記電動モータ部の下方に配置されると共に、前記電動モータ部が支持される下部横フレームと、前記下部横フレーム上に揺動自在に設けられた支持ピンと、前記支持ピンを回動軸として、該支持ピンにより、前記電動モータ部が回動自在に支持されていることが望ましい。
このように構成することにより、フレームに対して、電動モータ部を揺動可能、かつ回動可能に支持することができる。
したがって、作業者が研磨盤及び伝動軸を移動させた際にも、電動モータ部が揺動、或いは回動し、その動きに追従するため、伝動軸の取り回しを容易に行うことができ、作業を能率的に行うことができる。
尚、研磨盤及び伝動軸を移動に応じて、電動モータ部が揺動或いは回動するため、フレームを地面に置いた状態でも、伝動軸の取り回しを容易に行うことができ、研磨作業をより能率的に行うことができる。
また、前記フレーム部は、前記電動モータ部の高さ方向に沿って立設された縦フレームと、前記縦フレームの上部から前方に突出され、前記電動モータ部の上方に配置された上部横フレームと、前記縦フレームの下部から前方に突出され、前記電動モータ部の下方に配置されると共に、前記電動モータ部を支持する下部横フレームとを有し、前記下部横フレームの突出方向の幅寸法が、前記電動モータ部の幅寸法以上の長さであって、かつ前記上部横フレームの突出方向の幅寸法よりも長く形成され、地面に置いた際、下部横フレームが地面に接することが望ましい。
このように、前記電動モータ部を支持する下部横フレームを、上部横フレームよりも前方に突出して形成し、地面に置いた際、下部横フレームが地面に接するように構成されているため、転倒を抑制することができる。また、転倒した際にも、上部横フレーム、下部横フレームが設けられ、下部横フレームの突出方向の幅寸法が電動モータ部の幅寸法以上の長さに形成されているため、電動モータ部の破損を防止することができる。
また、前記伝動軸の先端側を収容する管状の把持部と、前記把持部側面から突出するように設けられた取手部とを備えることが望ましい。
このような取手部を設けることにより、研磨盤をレールに対し容易に押し当てることができる。
また、前記電動モータ部の出力軸と伝動軸との間に、はすば歯車と減速歯車が設けられ、前記伝動軸が出力軸の軸線に対して所定角度をもって取り付けられ、かつ前記出力軸の回転数を減じて、前記回転を伝動軸に伝達することが望ましい。
このように、前記電動モータ部の出力軸と伝動軸との間に、はすば歯車が設けられ、前記伝動軸が出力軸の軸線に対して所定角度をもって取り付けられるため、前記電動モータ部の出力軸が作業者の後方(背中側)に位置する場合にも、前記伝動軸の前方への取り回しを容易になすことができる。また、減速歯車が設けられているため、電動モータ部の出力軸の回転数を、研磨盤による研磨に適した回転数にすることができる。
本考案によれば、レールの研磨を行う充電式研磨機において、携帯性(利便性)に優れ、騒音が発生することのない研磨機を提供することができる。
図1は、本考案に係る研磨機を正面側からみた斜視図である。 図2は、図1の研磨機を側方からみた斜視図である。 図3は、図1の研磨機が備えるフレーム部により電動モータ部を揺動自在に支持するための斜視図である。 図4は、図1の研磨機を作業者が使用する様子を示す斜視図である。 図5は、図1の研磨機の取手部を用いてレールを研磨する様子を示す斜視図である。 図6は、従来の携帯型の研磨機の全体を示す斜視図である。
以下、本考案に係る研磨機の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本考案に係る研磨機を正面側からみた斜視図である。また、図2は、図1の研磨機を側方からみた斜視図である。
図1に示すように研磨機1は、円盤状の研磨盤2を備え、この研磨盤2は作業者が作業の際に把持する直管状の把持部3の先端側に回転可能に設けられている。また、研磨盤2の半分には研磨盤カバー3aが被せられ、残る半分が露出した状態にされている。
把持部3は、長尺かつ可撓性のフレキシブル管4の先端側に設けられている。また、前記把持部3には、前記研磨盤カバー3a側に突出するように取手部31が取り付けられている。この取手部31を持つことによって、前記露出した研磨盤2を被研磨面(レール)に対して押さえ付けて、研磨作業が行われる。
前記フレキシブル管4の後端側には、金属製の管状マウント5が設けられ、この管状マウント5の後端側には、電動モータ部6が設けられている。
前記電動モータ部6は、そのケーシング7内に電動モータ(図示せず)を有している。
また、前記電動モータ部6のケーシング7の下方には、前記電動モータに電力供給するための充電式のバッテリ部8(充電式バッテリ)が設けられている。この充電式のバッテリ部8(充電式バッテリ)は、使用していないときに充電を行い、蓄電が行われる。
尚、バッテリ部8は交換型のバッテリであっても良い。交換型のバッテリの場合には、蓄電されたバッテリに交換することにより、連続的に研磨作業を行うことができる。
また、前記バッテリ部8から制御コード8aが延設され、その制御コード8aの端部には、電源スイッチ9aと研磨盤2の回転速度を変速するためのレバースイッチ9bとが設けられている。
前記管状マウント5は、屈曲した筒状に形成され、管状マウント5の後端側内部には、電動モータ6の出力軸(図示せず)が内挿されている。また、前記管状マウント5は、電動モータ6の出力軸周りに回動可能に、ケーシング7に取り付けられている。
また、管状マウント5の先端側には、フレキシブル管4内に配された可撓性の(湾曲可能な)伝動軸(図示せず)の後端側が内挿されている。更に、管状マウント5の中間部内部における、前記電動モータ部6の出力軸と伝動軸の間には、減速歯車(図示せず)が配置され、電動モータ6の出力軸の回転数を減速して、伝動軸に回転が伝達されるように構成されている。
即ち、前記管状マウント5内部には、電動モータ部6の出力軸と、前記出力軸と噛合し、出力軸の回転数を減速する減速歯車と、減速歯車から回転が伝達される伝動軸の後端部が収容されている。
このように、電動モータ部6の出力軸と伝動軸の間に、減速歯車(図示せず)が配置されているため、電動モータ部6の出力軸の回転数を、研磨盤による研磨に適した回転数に減ずることができる。
更に詳述すると、前記電動モータ6の出力軸の先端には、円錐形状の入力側はすば歯車(図示せず)が設けられ、前記入力側はすば歯車と噛み合うように、前記減速歯車の前段に円錐形状の出力側はすば歯車(図示せず)が設けられている。
このように、入力側はすば歯車と出力側はすば歯車により、回転の伝達機構が構成されているため、管状マウント5を屈曲した形状となすことができる。しかも、管状マウント5を屈曲した形状になすことによって、前記管状マウント5を、電動モータ6の出力軸周りに(ケーシング7に対して)回動させることができ、フレキシブル管4(伝動軸)の方向を変えることができる。
また、フレキシブル管4内に配された伝動軸の先端側は、前記把持部3内に回転可能に内挿されている。そして、伝動軸の先端部は、研磨盤2の中心部(回転軸)に連結されており、研磨盤2が所定方向に回転するように構成されている。
したがって、電動モータ部6の出力軸の回転は、入力側はすば歯車、出力側はすば歯車、減速歯車、伝動軸を介して、研磨盤に伝達され、研磨に適した回転数で作業を行うことができる。
また、本考案に係る研磨機1は、前記電動モータ部6及びバッテリ部8を回転可能に支持する背負子型のフレーム10(フレーム部)を備えている。
このフレーム10は、電動モータ部6の高さ方向に沿って立設された縦フレーム10cと、前記縦フレーム10cの上部から前方に突出され、前記電動モータ部6及びバッテリ部8の上方に配置された上部横フレーム10aと、前記縦フレーム10cの下部から前方に突出され、前記電動モータ部6及びバッテリ部8の下方に配置されるとともに、前記電動モータ部6及びバッテリ部8を回動自在に支持する下部横フレーム10bとを有している。
前記下部横フレーム10bは、地面に置いた際に地面に接するように構成されている。即ち、前記下部横フレーム10bは、前記したように、電動モータ部6及びバッテリ部8を支持すると共に、背負子型のフレーム10(フレーム部)の接地面を構成する。
また、上部横フレーム10aは電動モータ部6及びバッテリ部8を保護するものであり、背負子型のフレーム10(フレーム部)を地面に置いた状態で倒れた場合においても、上部横フレーム10aと前記下部横フレーム10bとによって、電動モータ部6及びバッテリ部8が地面に直接衝突するのを防止するためのものである。
尚、図1に示すように、前記下部横フレームの突出方向の幅寸法L1が、前記電動モータ部の幅寸法L2以上の長さに形成され、更に、電動モータ部が後述するように下部横フレームに対して回動するように取り付けられている場合には、電動モータ部6が地面に衝突した際、電動モータ部6が回動し、上部横フレーム10aと前記下部横フレーム10bとによって保護される。
また、前記下部横フレーム10bの突出方向の幅寸法(長さ寸法)L1は、前記上部横フレーム10aの突出方向の幅寸法L3(長さ寸法)よりも長く形成されている。
また、下部横フレーム10bから電動モータ部6及びバッテリ部8の重心Gまでの長さ寸法L4(地面からの高さ寸法)よりも、前記下部横フレーム10bの突出方向の幅寸法L1(長さ寸法)を長く形成している。
このように、前記電動モータ部6を支持する下部横フレーム10bを、上部横フレーム10aよりも前方に突出して形成し、地面に置いた際、下部横フレーム10bが地面に接するように構成されているため、転倒を抑制することができる。
また、転倒した際にも、上部横フレーム10a、下部横フレーム10bが設けられているため、電動モータ部6及びバッテリ部8の破損を防止することができる。
特に、下部横フレーム10bから電動モータ部6及びバッテリ部8の重心Gまでの長さ寸法L4より、前記下部横フレーム10bの突出方向の幅寸法L1(長さ寸法)が長く形成されている場合には、重心Gを相対的に下方になすことができ、転倒をより抑制することができる。
また、フレーム10において、前記縦フレーム10cには、背中当てパッド11と、肩掛け用のショルダーベルト12が設けられ、作業員がフレーム10とともに電動モータ部6及びバッテリ部8を背負うことができるように構成されている。
前記フレーム10が上記構成を備えるため、本考案の研磨機1は作業者が背負って運搬し、背負った状態で作業することができ、あるいはまた移動先で研磨機1を地面に置いた状態で使用することもできる。
尚、図1のように、前記把持部3は上部横フレーム10aに対しゴムベルト45で固定することができるため、その状態で作業者が背負って運搬することができる。また、このとき両手が空くため、工具などを手に持って移動することもできる。
更に、フレーム10は、電動モータ部6及びバッテリ部8を軸周りに回動可能に支持するだけでなく、振動、衝撃を受けた際に電動モータ部6及びバッテリ部8を揺動させることによって、振動、衝撃を吸収する機構を有する。
即ち、図3に示すように下部フレーム10bにおいて、中央に防振板部材15が設けられる。この防振板部材15は、円環状の本体部15aの外周部から複数(図では3箇所)のフランジ15bが径外方向に突出して設けられ、それらフランジ15bが下部フレーム10bに固定される。
また、本体部15aの中央開口の空間には、本体部15aの環状部から舌状に支持フランジ16が突出して設けられ、この支持フランジ16の先端に電動モータ部6(及びバッテリ部8)を回動自在に支持するための支持ピン17が立設されている。
尚、本実施形態のように、バッテリ部8の上に電動モータ部6が設けられている場合には、バッテリ部8の底部に、前記支持ピン17を挿入可能な軸穴(図示せず)が設けられる。一方、電動モータ部6の上にバッテリ部8が設けられている場合には、電動モータ部6(ケーシング7)の底部に、前記支持ピン17を挿入可能な軸穴(図示せず)が設けられる。
このように構成された研磨機1を用いて作業者がレールの研磨を行う場合、例えば研磨機1を背負ってレールのところに移動し、図4に示すようにレール40の近くに研磨機1を地面に置く。そして、電源スイッチ9aの操作により電動モータ部6を駆動して研磨盤2を回転させ、把持部3を持ってレール40の側面に対し研磨作業を行う。
尚、下部横フレーム10bが地面に接するように、研磨機1が地面に置かれ、しかも、重心が下方に位置するため、安定した状態で研磨作業を行うことができる。
また、前記電動モータ部6及びバッテリ部8は、フレーム10に対し揺動自在であり、かつ鉛直軸周りに回動自在となっている。更には、鈍角に曲がった管状マウント5が、ケーシング7に対して回動自在に設けられている。
そのため、研磨作業時においては、フレキシブル管4の取り回しを容易に行うことができ、作業者はフレキシブル管4の先端側の把持部3を持って、研磨盤2を研磨対象であるレールに押し当てることができる。
また、図5に示すように、研磨作業の際、把持部3に取手部31が設けられているため、作業者は取手部31を持って研磨盤2をレール40の側面に容易に押し当てることができる。
以上のように、本考案に係る実施の形態によれば、研磨盤2の駆動源として電動モータ6及び充電式バッテリ8を用いているため、騒音の発生を防止することができ、また、小型軽量の携帯性(利便性)に優れた研磨機を得ることができる。
尚、前記実施の形態においては、研磨機1をレールの近くに置いて研磨作業を行う例を主として説明したが、それに限らず、作業者が背負った状態で研磨作業を行う場合にも、本考案の研磨機は好適である。
即ち、小型軽量で携帯性(利便性)に優れる上に、電動モータ部6は揺動するため、その振動の作業者への伝達が抑制され、電動モータ部6及び管状マウント5の回動により、フレキシブル管4の取り回しを容易に行うことができ、把持部3を持って容易に研磨作業を行うことができる。
また、前記実施の形態においては、バッテリ部8の残量表示については記載しなかったが、電源スイッチ9aに並べて残量表示部を設け、例えばLED等により発光させ、残量表示してもよい。
更に、上記実施の形態にあっては、電動モータ部6の下方に充電式バッテリ8を配置したものを説明したが、本発明はこれに限定されること無く、電動モータ部6の上方に充電式バッテリ8を配置したもの、あるいは電動モータ部6のケーシング7内に充電式バッテリを収納したものであっても良い。
1 研磨機
2 研磨盤
3 把持部
4 フレキシブル管
5 管状マウント
6 電動モータ部
7 ケーシング
8 バッテリ部(充電式バッテリ)
9a 電源スイッチ
9b 変速スイッチ
10 フレーム(フレーム部)
10a 上部横フレーム
10b 下部横フレーム
10c 縦フレーム
11 背中当てパッド
12 ショルダーベルト
31 取手部

Claims (5)

  1. レールの研磨作業に用いられる研磨機であって、
    前記レールを研磨するために回転可能に設けられた研磨盤と、
    先端側が前記研磨盤の回転軸に接続された伝動軸と、
    前記伝動軸の後端側に出力軸を介して接続され、前記出力軸の回転により前記研磨盤を回転駆動する電動モータ部と、
    前記電動モータ部に電力供給する充電式バッテリ部と、
    前記電動モータ部と充電式バッテリ部が取り付けられ、少なくとも電動モータ部を揺動可能に支持し、かつ作業者が背負うことが可能な背負子型のフレーム部と、
    を備えることを特徴とする研磨機。
  2. 前記フレーム部は、
    前記電動モータ部の高さ方向に沿って立設された縦フレームと、
    前記縦フレームの上部から前方に突出され、前記電動モータ部の上方に配置された上部横フレームと、
    前記縦フレームの下部から前方に突出され、前記電動モータ部の下方に配置されると共に、前記電動モータ部が支持される下部横フレームと、
    前記下部横フレーム上に揺動自在に設けられた支持ピンと、
    前記支持ピンを回動軸として、該支持ピンにより、前記電動モータ部が回動自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載された研磨機。
  3. 前記フレーム部は、
    前記電動モータ部の高さ方向に沿って立設された縦フレームと、
    前記縦フレームの上部から前方に突出され、前記電動モータ部の上方に配置された上部横フレームと、
    前記縦フレームの下部から前方に突出され、前記電動モータ部の下方に配置されると共に、前記電動モータ部が支持される下部横フレームとを有し、
    前記下部横フレームの突出方向の幅寸法が、前記電動モータ部の幅寸法以上の長さであって、かつ前記上部横フレームの突出方向の幅寸法よりも長く形成され、
    地面に置いた際、下部横フレームが地面に接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された研磨機。
  4. 前記伝動軸の先端側を収容する管状の把持部と、前記把持部側面から突出するように設けられた取手部とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された研磨機。
  5. 前記電動モータ部の出力軸と伝動軸との間に、はすば歯車と減速歯車が設けられ、
    前記伝動軸が出力軸の軸線に対して所定角度をもって取り付けられ、かつ前記出力軸の回転数を減じて、前記回転を伝動軸に伝達することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された研磨機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018145809A1 (de) * 2017-02-09 2018-08-16 Robel Bahnbaumaschinen Gmbh Schleifmaschine zum schleifen von schienen eines gleises
TWI696516B (zh) * 2019-09-19 2020-06-21 大里興業有限公司 低轉速手持動力工具
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