JP3199247U - 装飾棺 - Google Patents
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Abstract
【課題】高級感を醸し出すことができると共に、柔らかい、優しい雰囲気で遺族等の心を和ませることができ、また装飾部の剥がれ等の問題を一掃できる装飾棺を提供する。【解決手段】外面を装飾する装飾部1を、立体状に形成している装飾棺であって、上記の装飾部1を、外面を覆う化粧布1aと、この化粧布1aの裏側に取り付ける弾性部材1bとで膨らみ状に形成する。この場合、弾性部材1bの裏側にシート片1cをあてがい、このシート片1cと一緒に弾性部材1bを化粧布1aに取り付けるのが好ましい。また、弾性部材1bを装飾部1の外形を成すよう形作り、この弾性部材1bの輪郭部と、この輪郭部の内側を化粧布1aに縫い付けて装飾部1を凹凸状に形成するのが好ましい。【選択図】図1
Description
本考案は、棺に関し、更に詳しくは外面に装飾を施した装飾棺に関するものである。
従来この種の棺としては、模様を印刷したシートを、蓋や棺本体の外面に貼り付けているものがある(例えば特許文献1参照)。
また従来、例えば特許文献2に記載されているように、蓋や棺本体の外面に貼り付けて使用する発泡合成樹脂製の装飾具も知られている。
また従来、例えば特許文献2に記載されているように、蓋や棺本体の外面に貼り付けて使用する発泡合成樹脂製の装飾具も知られている。
而して、特許文献1の従来品は、上記の通り、平面状のシートで装飾するものである。そのため、この従来品によると、軽々しい、安っぽい印象を遺族等に与え易く、遺族等の心を和ませたり、やわらげたりするには不十分であった。
また、特許文献2の従来品は、棺の外面を立体的に装飾でき、見た目の斬新さや面白さを醸し出すことができるが、この従来品は、上記の通り、棺の外面に貼り付けて使用する装飾具である。
そのため、これによると、装飾具が、出棺等の際の振動や衝撃で過って剥がれることがあった。
またこの従来品は、装飾具が発泡合成樹脂で形成されているため、これによると、安っぽさや低級感を遺族や参列者に与えるおそれがあった。
またこの従来品は、装飾具が発泡合成樹脂で形成されているため、これによると、安っぽさや低級感を遺族や参列者に与えるおそれがあった。
本考案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、高級感を醸し出すことができると共に、柔らかい、優しい雰囲気で遺族等の心を和ませることができ、また装飾部の剥がれ等の問題を一掃できるよう形成した装飾棺を提供することにある。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、高級感を醸し出すことができると共に、柔らかい、優しい雰囲気で遺族等の心を和ませることができ、また装飾部の剥がれ等の問題を一掃できるよう形成した装飾棺を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、外面を装飾する装飾部1が、立体状に形成されている装飾棺であって、上記の装飾部1が、外面を覆う化粧布1aと、この化粧布1aの裏側に取り付けられている弾性部材1bとで膨らみ状に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、外面を装飾する装飾部1が、立体状に形成されている装飾棺であって、上記の装飾部1が、外面を覆う化粧布1aと、この化粧布1aの裏側に取り付けられている弾性部材1bとで膨らみ状に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
この場合、装飾部1は、箱形の棺本体2と、この棺本体2の開口状の上面を閉塞する蓋3の両方に形成されているのが好ましいが、本考案はこれに限定されるものではない。即ち、装飾部1は、棺本体2又は蓋3の何れかに形成されているのでも良い。また弾性部材1bとしては、例えば発泡性の合成樹脂材や綿、或いは軟質性のゴム材などがある。またここで、膨らみ状とは、柔らかい雰囲気を醸し出せるよう、角のない状態に形成されている、ということを意味する。
また本考案の装飾棺は、弾性部材1bの裏側にシート片1cがあてがわれ、このシート片1cと一緒に弾性部材1bが化粧布1aに取り付けられているのが好ましい(請求項2)。
なぜなら、これによれば、弾性部材1bがシート片1cによって歪みや変形をきたすことなく、任意の形状にしっかりと取り付けでき、また取り付け作業をシート片1cによって容易にできるからである。
なお、弾性部材1bの取り付けは、通常、縫製加工で行うが、本考案は、これに限定されるものではない。即ち、本考案は、例えば、ホチキス等の器具により可燃性の針状部材を使用して弾性部材1bを化粧布1aに止め付けたり、或いは接着等の手段で止め付けるのでも良い。
なお、弾性部材1bの取り付けは、通常、縫製加工で行うが、本考案は、これに限定されるものではない。即ち、本考案は、例えば、ホチキス等の器具により可燃性の針状部材を使用して弾性部材1bを化粧布1aに止め付けたり、或いは接着等の手段で止め付けるのでも良い。
またこの場合、本考案は、弾性部材1bが装飾部1の外形を成すよう形作られ、この弾性部材1bの輪郭部1b1と、この輪郭部1b1の内側が化粧布1aに縫い付けられて装飾部1が凹凸状に形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜなら、これによれば、弾性部材1bの輪郭部1b1とその内側を縫い付けていくことで、簡単、迅速、楽に装飾部1を形作ることができるからである。
また本考案は、化粧布1aがベロア調生地であり、弾性部材1bがウレタンマットであるのが好ましい(請求項4)。
なぜなら、これによれば、ベロア調生地が上質感や高級感を醸し出し、弾性部材1bと相俟って柔らかい優しい雰囲気を発揮し易くなるからである。またこれによると、入手が容易で比較的安価なウレタンマットにより、部品価格を抑えることができ、本考案品を安価に提供できるからである。なお、ここで、ベロア調生地としては、例えばベロアやビロードなどがある。
本考案は、このように外面を装飾する装飾部が、外面を覆う化粧布と、この化粧布の裏側に取り付けられている弾性部材とで膨らみ状に形成されている。
従って、これによれば、高級感や、柔らかで優しい雰囲気を醸し出すことができ、遺族等の心を和ませ、癒やすことができる。
また本考案は、弾性部材が化粧布の裏側に取り付けられ、化粧布で押さえられている。
従って、これによれば、外面に接着して使用する従来品に比べ、振動や衝撃等に強く、安心して運搬できる。
また本考案は、弾性部材が化粧布の裏側に取り付けられ、化粧布で押さえられている。
従って、これによれば、外面に接着して使用する従来品に比べ、振動や衝撃等に強く、安心して運搬できる。
本考案は、外面を装飾する装飾部1が、立体状に形成されている装飾棺である。装飾部1は、この実施形態では蓮の花を模してなり、上面が開口されている箱形の棺本体2と、この棺本体2の上面を閉塞する蓋3の両方に形成されている。
上記の装飾部1は、棺本体2と蓋3の外面を覆う化粧布1aと、この化粧布1aの裏側に取り付けられている弾性部材1bとで膨らみ状に形成されている。この実施形態の場合、化粧布1aとしては、ベロアが使用され、全体の雰囲気が調和するよう、装飾部1の模様状態、及び色は同一の状態に仕上げられている。また弾性部材1bは、ウレタンマットである。
また弾性部材1bは、図1B、図2、図3等に示されるように、その裏側に、方形のシート片1cがあてがわれている。そして、弾性部材1bは、このシート片1cと一緒に、化粧布1aに、この実施形態では縫い付けられている。
また弾性部材1bは、この実施形態では装飾部1の外形を成すよう形作られている。具体的には、図2に示されるように、弾性部材1bは、この実施形態では花冠を模して形作られている。そして、図3等に示されるように、輪郭部1b1と、その内側が、花弁状の膨らみを呈するよう縫い付けられている。これにより、装飾部1は、縫い目1dの部分が凹んだ状態の凹凸状に形成されている。
而して、本考案品は、このようにして弾性部材1bが取り付けられた化粧布1aで棺本体2と蓋3が覆われている。この場合、化粧布1aは、位置ずれを起こさないよう、棺本体2等の外面に、接着等の手段で固定されている。
以上の処において、本考案は、シート片1cを省略し、弾性部材1bが、直接、化粧布1aに縫い付け等の手段で取り付けられているのでも良い。
また上例のように、シート片1cを使用する場合でも、シート片1cが弾性部材1bより大きく形成される場合には限られない。即ち、シート片1cが弾性部材1bとほぼ同じ大きさに形成され、輪郭部1b1と、その内側が縫い付けられて凹凸状に形成されているのでも良い。
また装飾部1は、上例のような蓮の花等には限られず、その他例えば、鳳凰等の図柄(模様)や、或いは感謝の言葉などでも良い。
また本考案は、棺本体2と蓋3に、同じ図柄が形成される場合には限られない。即ち、本考案は、装飾部1の図柄、言葉、色彩などの形態が、棺本体2と蓋3とで違えられているのでも良い。この場合は、本考案のデザインを、一層多様化でき、商品価値を高めることができる、という利点がある。
また本考案は、棺本体2と蓋3に、同じ図柄が形成される場合には限られない。即ち、本考案は、装飾部1の図柄、言葉、色彩などの形態が、棺本体2と蓋3とで違えられているのでも良い。この場合は、本考案のデザインを、一層多様化でき、商品価値を高めることができる、という利点がある。
1 装飾部
1a 化粧布
1b 弾性部材
1b1 輪郭部
1c シート片
1d 縫い目
2 棺本体
3 蓋
1a 化粧布
1b 弾性部材
1b1 輪郭部
1c シート片
1d 縫い目
2 棺本体
3 蓋
Claims (4)
- 外面を装飾する装飾部が、立体状に形成されている装飾棺であって、上記の装飾部が、外面を覆う化粧布と、この化粧布の裏側に取り付けられている弾性部材とで膨らみ状に形成されていることを特徴とする装飾棺。
- 請求項1記載の装飾棺であって、弾性部材の裏側にシート片があてがわれ、このシート片と一緒に弾性部材が化粧布に取り付けられていることを特徴とする装飾棺。
- 請求項2記載の装飾棺であって、弾性部材が装飾部の外形を成すよう形作られ、この弾性部材の輪郭部と、この輪郭部の内側が化粧布に縫い付けられて装飾部が凹凸状に形成されていることを特徴とする装飾棺。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の装飾棺であって、化粧布がベロア調生地であり、弾性部材がウレタンマットであることを特徴とする装飾棺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002764U JP3199247U (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 装飾棺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002764U JP3199247U (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 装飾棺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3199247U true JP3199247U (ja) | 2015-08-13 |
Family
ID=53887677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015002764U Active JP3199247U (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 装飾棺 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3199247U (ja) |
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2015
- 2015-06-02 JP JP2015002764U patent/JP3199247U/ja active Active
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