JP3199230U - 螺旋状のゴム製伸縮管 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品が脱型処理時に破裂したり変形してしまう等といった不具合を阻止すると同時に、製造効率を大幅に向上させる螺旋状のゴム製伸縮管を提供する。【解決手段】螺旋状のゴム製伸縮管は、螺旋状の伸縮部1と、螺旋状の伸縮部の端部に設けられ、伸縮管を自動車の板金部材又はプラスチック部材に接続させるための接続部2、3とを備え、接続部の外形は、螺旋状のゴム製伸縮管を自動車の板金部材又はプラスチック部材に接続して設置できるように、自動車の板金部材又はプラスチック部材に設けられる結合孔の形状と対応する。これにより、製造時に圧縮空気を製品内に注入して脱型する際に、圧縮空気が伸縮管の螺旋状の伸縮部に沿って前方へ流れ、伸縮管が圧縮空気の気流に伴って発生する反力作用を受けることで、自然に伸縮管を金型から脱落することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ゴム管に関し、具体的には、主に車内回路の配線用に使われるゴム製伸縮管に関する。
現在、自動車においては、ワイヤハーネスを用いて車体とドア等の部位を接続させ、ドア等の開放を実現し且つワイヤハーネスを保護する目的でゴム製伸縮管が設計され、効果的に防水、防塵の効果を奏すると共にワイヤハーネスの完全性を確保しようとする試みがなされている。そこで、現在使われているゴム製伸縮管は、その伸縮部位が何れも蛇腹形に設計されている。従来の構造を有するゴム管は、ワイヤハーネスを保護する役割を果たすものの、製品の製造が極めて困難であることから、製造現場の技術者にとっては非常に難作業となっており、相当熟練するまでは長期間かけて修業を続けなければならず、その熟練度の次第で実際の製造作業に携わることになっている。その一例として、脱型作業を行う際、空気を注入して製品を膨らませる必要があり、それで初めて次の蛇腹形位置に到達するが、空気注入によっては製品が破裂したり変形してしまい、製品に変形や破裂等の不具合が生じ、不良品又は廃品を大量に生成する場合がある。また、製品内に空気が充満されているため、製品を金型から引っ張り出す際に相当の力を入れなければならず、製品の製造プロセスが煩雑になってしまい、製造ペースが落ち、現場の技術者に対しても要求が高く、製造効率も低下する。
本考案は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、伸縮構造を蛇腹形から螺旋形に変更した螺旋状のゴム製伸縮管を提供することを目的とする。
上記の技術問題を解決すべく、本考案が採用する技術案としては、螺旋状のゴム製伸縮管であって、螺旋状の伸縮部と、それぞれ前記螺旋状の伸縮部の端部に設けられ、本考案に係る伸縮管を自動車の板金部材又はプラスチック部材に接続させるための接続部とを備え、前記接続部の外形が、前記螺旋状のゴム製伸縮管を前記自動車の板金部材又はプラスチック部材に接続して設置できるように、前記自動車の板金部材又はプラスチック部材に設けられる結合孔の形状と対応するものである。
本考案において、前記接続部は、前記螺旋状の伸縮部の一端に接続される第1接続部材、及び前記螺旋状の接続部の他端に接続される第2接続部材を備え、そのうち、前記第1接続部材及び前記第2接続部材の開口が離反方向に沿って形成されている。
本考案において、前記第1接続部材の軸線と前記螺旋状の伸縮部の軸線とが45°の交差角を形成し、前記第1接続部材と同軸に延長管が設けられている。
本考案において、前記螺旋状の伸縮部の管径が、15mm〜25mmの範囲である。
本考案において、前記螺旋状の伸縮部の壁厚が、1mm〜2mmの範囲である。
本考案において、前記螺旋状の伸縮部の螺旋間隔が、5mm〜8mmの範囲である。
本考案において、前記螺旋状の伸縮部の螺旋角度が、10°〜45°の範囲である。
本考案において、前記螺旋状の伸縮部の螺旋構造が、同じ間隔で均一に形成されている。
本考案において、前記螺旋状の伸縮部及び接続部が、一体成形の構造になっている。
本考案に係る螺旋状のゴム製伸縮管は、エチレンプロピレンジエンターポリマーゴム(EPDM rubber)を押出成形又は射出成形することによって製造される。
本考案によれば、伸縮管の伸縮部を螺旋状の構造に設計することで、製造に当たって圧縮空気を製品内に注入して脱型する際に、圧縮空気が伸縮管の螺旋状の伸縮部に沿って前方へどんどん流れ、伸縮管が圧縮空気の気流に伴って発生する反力作用を受けることで、自然に伸縮管を金型から脱落することができる。よって、製品が脱型処理時に破裂したり変形してしまう等といった不具合を効果的に阻止できると同時に、現場の技術者に対する技術面での負担を軽減することができ、製造効率が大幅に向上する。
本考案の一実施形態に係る螺旋状のゴム製伸縮管の構造を示す概略図である。
本考案の技術案をより明確に説明するため、以下、図面及び実施形態を以って本考案の技術案について更に詳細に説明するが、言うまでもなく、以下に示されるのは本考案に係る一部の実施形態に過ぎず、これらの実施形態に基づき創造性の作業が無くても他の実施形態を得ることは、当業者からして容易になし得る程度のことである。
図1に示すように、自動車ドア等の部位の開閉時にワイヤハーネスを傷付けることを避けるため、現在、自動車の車体及びドア等の部位におけるワイヤハーネスに螺旋状のゴム製伸縮管を設け、効果的に防水、防塵の効果を奏すると共にワイヤハーネスの完全性を確保しようとする試みがなされている。本考案に係る螺旋状のゴム製伸縮管は、螺旋状の伸縮部1と、それぞれ螺旋状の伸縮部1の端部に設けられ、本考案に係る伸縮管を自動車の板金部材又はプラスチック部材に接続させるための接続部とを備えている。自動車の板金部材又はプラスチック部材における相応の各部位に、ワイヤハーネスを配置するための結合孔が設けられている。接続部の外形は、自動車の板金部材又はプラスチック部材における結合孔の形状と対応する(即ち、結合孔と組み合う形状である)。螺旋状のゴム製伸縮管の端部に位置する接続部が、それぞれ自動車の板金部材又はプラスチック部材における結合孔に嵌合することにより、螺旋状のゴム製伸縮管をドアと車体等の部位の間に固定させ、螺旋状のゴム製伸縮管内にワイヤハーネスが貫通する形で配置されて、ワイヤハーネスに対して保護効果を奏する。
1つの具体的な実施形態において、螺旋状のゴム製伸縮管の両端における接続部は、異なる接続位置及び車種設計に応じて異なる外形構造に設計される。具体的には、図1に示すように、接続部は、螺旋状の伸縮部1の一端に接続される第1接続部材2と、螺旋状の伸縮部1の他端に接続される第2接続部材3とを備えている。第1接続部材2及び第2接続部材3の開口は、離反方向に沿って形成されている。当然のことながら、具体的な応用において、第1接続部材2と第2接続部材3の相対位置及び開口の向きを、実際の状況に合わせて設計することができ、同じ方向になるように設けてもよく、互いに一定の角度を挟んで設けてもよい。好ましくは、第1接続部材2の軸線と螺旋状の伸縮部1の軸線とが45°の交差角を形成し、且つ、第1接続部材2と同軸に延長管21を設ける。延長管21は、自動車の板金部材又はプラスチック部材の内部に挿入可能であるため、取付けがより簡便になり、同時により緊固に接続させて固定することができる。
1つの具体的な実施形態において、螺旋状のゴム製伸縮管の具体的な外形サイズは、具体的な車種、部品配属の仕様及び使用寿命に合わせて適宜に設計する必要があり、通常、主に都市部の道路環境で走行する乗用車及びアーバンSUV等の車種は、壁厚及び材質に対する要求が比較的に低い。対照的に、高機能車又は重トラック等の車種にとっては要求が比較的に高くなる。通常の場合、螺旋状のゴム製伸縮管において、螺旋状の伸縮部1の管径が15mm〜25mmの範囲であり、汎用の仕様として15mm、20mm及び25mmの3種類の規格がある。
螺旋状のゴム製伸縮管の壁厚は、使用寿命への影響が極めて大きいので、設計時において重要なパラメータになっている。好ましくは、螺旋状の伸縮部1の壁厚が1mm〜2mmの範囲である。特別な要求がなければ、より分厚い壁厚を採用することができ、例えば、3mm、5mm等にすることができる。
1つの具体的な実施形態において、図1に示すように、螺旋状のゴム製伸縮管の外形パラメータとしては、主にネジ山同士の間の螺旋間隔及び螺旋角度が挙げられる。上記2つのパラメータは、螺旋状のゴム製伸縮管が製造の過程で順調に脱型できるかどうかに関わり、螺旋状の伸縮部1の螺旋間隔が5mm〜8mmの範囲であり、汎用の仕様としては5mm、7mm及び8mmである。好ましくは、螺旋状の伸縮部1の螺旋構造が、同じ間隔を以って均一に形成される。螺旋状の伸縮部1の螺旋角度が10°〜45°の範囲であり、汎用の仕様としては10°、25°、30°、及び45°である。前期の製品設計に際し、通常、上記パラメータの組合わせでパラメータの選択が行われる。
1つの具体的な実施形態において、螺旋状のゴム製伸縮管は、螺旋状のゴム製伸縮管の防水、防塵需要に合わせて、エチレンプロピレンジエンターポリマーゴム(EPDM rubber)を押出成形、又は射出成形することによって製造され、よって、螺旋状の伸縮部1及び接続部を一体成形の構造にする。
本考案によれば、伸縮管の伸縮部を螺旋状の構造に設計することで、製造に当たって圧縮空気を製品内に注入して脱型する際に、圧縮空気が伸縮管の螺旋状の伸縮部1に沿って前方へどんどん流れ、伸縮管が圧縮空気の気流に伴って発生する反力作用を受けて自然に金型から脱落することができ、よって、製品が脱型処理時に破裂したり、若しくは変形してしまう等といった不具合を効果的に阻止できると同時に、現場の技術者に対する技術面での負担を減らせ、製造効率も大幅に向上させることができる。
上述した内容は本考案の好適な実施形態に過ぎず、当分野の一般の技術者からすれば、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内において更に種々の変更、変形を施すことができ、これらの変更、変形も本考案の保護範囲内に含まれていることに留意されたい。

Claims (10)

  1. 螺旋状のゴム製伸縮管であって、
    螺旋状の伸縮部(1)と、
    それぞれ前記螺旋状の伸縮部(1)の端部に設けられ、前記螺旋状のゴム製伸縮管を自動車の板金部材又はプラスチック部材に接続させるための接続部とを備え、
    前記接続部の外形が、前記自動車の板金部材又はプラスチック部材に設けられる結合孔の形状と対応するものであることを特徴とする、螺旋状のゴム製伸縮管。
  2. 前記接続部は、
    前記螺旋状の伸縮部(1)の一端に接続される第1接続部材(2)と、
    前記螺旋状の伸縮部(1)の他端に接続される第2接続部材(3)とを備え、
    前記第1接続部材(2)及び前記第2接続部材(3)の開口が離反方向に沿って形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  3. 前記第1接続部材(2)の軸線と前記螺旋状の伸縮部(1)の軸線とが45°の交差角を形成し、
    前記第1接続部材(2)と同軸に延長管(21)が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  4. 前記螺旋状の伸縮部(1)の管径が、15mm〜25mmの範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  5. 前記螺旋状の伸縮部(1)の壁厚が、1mm〜2mmの範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  6. 前記螺旋状の伸縮部(1)の螺旋間隔が、5mm〜8mmの範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  7. 前記螺旋状の伸縮部(1)の螺旋角度が、10°〜45°の範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  8. 前記螺旋状の伸縮部(1)の螺旋構造が、同じ間隔で均一に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  9. 前記螺旋状の伸縮部(1)と前記接続部とが一体成形された構造になっていることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
  10. エチレンプロピレンジエンターポリマーゴム(EPDM rubber)を押出成形又は射出成形することによって製造されることを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状のゴム製伸縮管。
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