JP3198942U - 靴用中敷きの滑り止め構造、靴用中敷き及び靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】剥がれにくく、滑り止め効果が十分で、かつデザイン性にも優れた靴用中敷きの滑り止め構造、靴用中敷き及び靴を提供する。【解決手段】靴用中敷き10は、前足部11と中後足部12とから形成される。前足部11は、例えば制菌加工されたポリエステル樹脂から形成された多孔質材料から形成され吸乾湿機能とともにクッション性を有する。中後足部12は、ナイロン素材等の光沢ある素材から構成される。前足部11には、中央に滑り止め部13が形成されている。滑り止め部13は、シリコン材料から形成される。滑り止め部13は、前足部11の多孔質材料上に、シリコン材料を塗布して形成されたものである。滑り止め部13を形成する個片は、それぞれ枠線部と、枠線部内に形成される六角形状の複数の格子状部とからなる。【選択図】図1

Description

本考案は、靴用中敷きの滑り止め構造、靴用中敷き及び靴に関する。
従来、靴用の中敷きは、クッション性、通気性などに配慮したものに加え、靴の中における足の移動を抑制する滑り止め機能を備えたものが知られている(下記特許文献1及び2参照)。
一般に、滑り止め機能を有する中敷きは、靴の前足部近傍に配置することで、靴の中における足の前滑りを防止するものであり、特許文献1のように、既製の靴に対して補助的に挿入して用いるタイプのものも多く知られている。
特開2013−240644号公報 特開2010−284212号公報
ところで、特許文献1に示されるような靴用の中敷きでは、既製の靴に対して補助的に用いるため、使用者によって靴底の取り付ける位置が異なったり、使用後しばらく経過すると剥がれてしまったりすることがあった。また、特許文献1及び2に示されるとおり、滑り止め機能を重視する向きが強く、例えば、女性用のパンプスなどファッション性の高い靴の使用者には、デザイン的に合わず、利用し難かった。一方で、デザイン面に配慮して、滑り止め部分を小さく形成した場合には、滑り止め効果が十分でない場合があった。しかしながら、女性用の靴においてこそ、ヒールが高いことによる靴の中での足の前方移動が顕著であるから、中敷きの滑り止めについてのニーズは高い。
本考案はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、剥がれにくく、滑り止め効果が十分で、かつデザイン性にも優れた靴用中敷きの滑り止め構造、靴用中敷き及び靴を提供することにある。
上記課題を解決するべく本考案の靴用中敷きの滑り止め構造は、靴用中敷きの前足部に形成される靴用中敷きの滑り止め構造であって、前記中敷きの前足部は、多孔質材料からなり、前記多孔質材料上に、滑り止め部が接着され、前記滑り止め部は、所定の模様を表す枠線部と、前記枠線部を格子状部と、から形成される。
この考案によれば、中敷きの前足部の多孔質材料に、滑り止め部が接着されているので、滑り止め部が使用により剥がれるようなことがない。特に、前足部が多孔質材料であるので、滑り止め部を溶着させたような場合には多孔質材料に浸透して接着されるのでより剥がれにくい。また、滑り止め部が、枠線部と格子状部とからなり、足と滑り止め部との接触領域を広く確保できるとともに、格子状の間から多孔質材料を露出させることができるので、滑り止め効果とともに通気性を確保することができる。
本考案の前記枠線部は、四葉模様又はハート形状に形成されていても良い。滑り止め部は、枠線部と格子状部とからなるので、任意のデザインで形成することが可能であり、靴用中敷き又はそれを用いた靴において高いデザイン性を奏することが可能である。
本考案の前記格子状部は、六角形状で形成してもよい。これにより、格子状部は、靴の中での足の移動による足から係る力を全方向において受けることができるので、靴の中における如何なる足の移動に対しても滑り止め効果を高く発揮することができる。
本考案の前記多孔質材料は、ポリエステルからなり、前記滑り止め部は、シリコンにより構成することもできる。これにより、靴用中敷きの前足部を制菌効果のある素材により構成しつつ、シリコンを当該前足部に含浸させることが可能であり、滑り止め効果とともに、抗菌性を高めることができる。
また、本考案は、上述した靴用中敷きの滑り止め構造を備えた靴用中敷きとともに、この靴用中敷きを備えた靴として捉えることも可能である。
本考案によれば、剥がれにくく、滑り止め効果が十分で、かつデザイン性にも優れた靴用中敷きの滑り止め構造、靴用中敷き及び靴を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る靴用中敷き及び靴の概略を示す模式図である。 本考案の一実施形態に係る靴用中敷きの滑り止め構造の具体的構成を示す部分拡大図である。 図2のA−A断面図である。 図1の靴用中敷きを靴に挿入した状態を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る靴用中敷きを示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら本考案の実施形態(以下、本実施形態という。)について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符合を付し、重複する説明は省略する。
図1に本実施形態に係る靴用中敷き及び靴の全体構成を示す。図1に示すとおり、本実施形態の靴用中敷き10は、靴20に挿入されて用いられるものである。ここでは、靴20として、婦人用のパンプスを例として示しているが、本考案において靴用中敷き10を用いる靴としてはこの例に限られない。
靴用中敷き10は、前足部11と中後足部12とから形成される。前足部11は、使用者が靴10に足入れをした際に、足の拇指球及び小指球からつま先を支える部分に形成され、中後足部12は、足の拇指球部分及び小指球よりも後方の土踏まずから踵を支える部分に形成される。
前足部11と中後足部12とは、異なる素材により構成される。すなわち、前足部11は、例えば制菌加工されたポリエステル樹脂から形成された多孔質材料から形成され吸乾湿機能とともにクッション性を有する。中後足部12は、ナイロン素材等の光沢ある素材から構成され、例えば、踵部分付近には、型押し等によりブランド名などを刻印可能に構成されている。
前足部11には、中央に滑り止め部13が形成されている。この滑り止め部13は、シリコン材料から形成される。滑り止め部13は、前足部11の多孔質材料上に、シリコン材料を塗布して形成されたものである。
滑り止め部13は、本実施形態において、全体として四葉状を模しており、4つのハート形状の個片13a〜13dを合わせることにより構成されている。より具体的には、図2に示すとおり、滑り止め部13を形成する個片13a〜13dは、それぞれ枠線部131と、枠線部131内に形成される六角形状の複数の格子状部132とからなる。なお、滑り止め部13は、枠線部131と格子状部132とから構成することで、任意のデザインで形成することが可能であり、例えば、図5に示すとおり、滑り止め部13´を大きく一つのハート形状により構成することも可能である。
このような滑り止め部13は、前足部11に次のとおりに形成される。まず、多孔質材料からなる前足部11上に加工形状(ここでは4つのハート形状により形成される四葉状)の印刷版を登載する。次に、液体状にしたシリコン材料を、版の上から塗布し、乾燥させる。滑り止め部13が所望の厚さになっていない場合には、塗布したシリコン材料が乾燥した後、複数回塗布を繰り返す。
以上のような工程を経て、前足部11上に、滑り止め部13が形成される。図3に、図2に示す滑り止め部13のA−A断面図を示す。これによれば、滑り止め部13は、前足部11上に、凸状に形成されていることがわかる。また、図4に、滑り止め部13を形成した靴用中敷き10を、靴20の底に貼付した状態を示す。この図に示すとおり、滑り止め部13は、靴20から視認可能な位置に形成されている。
以上説明した本考案の靴用中敷き10における滑り止め構造では、前足部11の多孔質材料に、滑り止め部13が接着されているので、滑り止め部13が使用により剥がれるようなことがない。特に、前足部11が多孔質材料であるので、滑り止め部13を溶着させた場合に多孔質材料に浸透して接着されるのでより剥がれにくい。また、滑り止め部13が、枠線部131と格子状部132とからなり、足と滑り止め部13との接触領域を広く確保できるとともに、格子状部132の間から多孔質材料の前足部11を露出させることができるので、滑り止め効果とともに通気性を確保することができる。
滑り止め部13は、枠線部131と格子状部132とからなるので、任意のデザインで形成することが可能であり、靴用中敷き10又はそれを用いた靴20において高いデザイン性を奏することが可能である。
格子状部132は、六角形状で形成されているので、格子状部132は、靴20の中での足の移動による足から係る力を全方向において受けることができる。したがって、靴20の中における如何なる足の移動に対しても滑り止め効果を高く発揮することができる。
前足部11を構成する多孔質材料は、ポリエステル樹脂からなり、滑り止め部13は、シリコンにより構成したことで、靴用中敷き10の前足部11を制菌効果のある素材により構成しつつ、シリコンを前足部11に含浸させることが可能であり、滑り止め効果とともに、抗菌性を高めることができる。
以上、本考案の実施形態を説明したが、これは本考案の説明のための例示であって、本考案の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本考案は、他の種々の実施形態でも実施することが可能である。
10:靴
11:前足部
12:中後足部
13、13´:滑り止め部
20:靴
131:枠線部
132:格子状部

Claims (6)

  1. 靴用中敷きの前足部に形成される靴用中敷きの滑り止め構造であって、
    前記中敷きの前足部は、多孔質材料からなり、
    前記多孔質材料上に、滑り止め部が接着され、
    前記滑り止め部は、所定の模様を表す枠線部と、前記枠線部を格子状部と、から形成される、靴用中敷きの滑り止め構造。
  2. 前記枠線部は、四葉模様又はハート形状に形成された、請求項1の靴用中敷きの滑り止め構造。
  3. 前記格子状部は、六角形の蜂の巣形状である、請求項1又は2の靴用中敷きの滑り止め構造。
  4. 前記多孔質材料は、ポリエステルからなり、
    前記滑り止め部は、シリコンからなる、請求項1〜3のいずれか1項の靴用中敷きの滑り止め構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の靴用中敷きの滑り止め構造を備えた靴用中敷き。
  6. 請求項5の靴用中敷きを備えた靴。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019050102A1 (ko) * 2017-09-11 2019-03-14 주식회사 나인투식스 기능성 신발 깔창 및 그 제조방법

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