JP3198698U - 飲料用容器 - Google Patents

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【課題】保温機能を向上させた飲料容器を提供する。【解決手段】外容器1と、外容器1の内部に収容な内容器2を備え、外容器1の中に液体を入れた状態で内容器2を収容し液体を冷凍させた後、内容器2内に飲料を入れて冷却可能な飲料用容器において、外容器1は、第1外容器部材11と第2外容器部材12が真空層を挟んで二重構造に形成されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、外容器と、外容器の内部に収容な内容器を備え、外容器の中に液体を入れた状態で内容器を収容し前記液体を冷凍させた後、内容器内に飲料を入れて冷却可能な飲料用容器に関する。
かかる飲料用容器として、下記特許文献1に開示される熱冷飲料用容器が知られている。この飲料用容器は、内容器と外容器とからなり、内容器を外容器の中に収容することができ、内容器と外容器の内面間は空間を有し、ここに水を充填して凍らせた状態にし、その状態で内容器に飲料を入れることで冷えた飲料を得ることができる。
実用新案登録3150760号
しかしながら、上記先行技術に係る飲料用容器は、外容器も内容器も一般的な構成であり、保温機能が十分ではないという課題があった。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、保温機能を向上させた飲料容器を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係る飲料用容器は、
外容器と、外容器の内部に収容な内容器を備え、外容器の中に液体を入れた状態で内容器を収容し前記液体を冷凍させた後、内容器内に飲料を入れて冷却可能な飲料用容器において、
前記外容器は、第1外容器部材と第2外容器部材が真空層を挟んで二重構造に形成されていることを特徴とするものである。
かかる構成による飲料容器の作用・効果を以下説明する。この飲料用容器は、外容器と内容器により構成されるが、液体が入れられる外容器は、第1外容器部材と第2外容器部材の真空二重構造になっている。従って、外容器に液体を入れて凍らせた場合、真空二重構造による保温機能により、低温を維持することができる。従って、従来に比べて保温機能を向上させることができる。
本考案において、前記外容器と内容器は、容器上部に形成されたネジにより連結可能であることが好ましい。
ネジにより連結することで、外容器と内容器を確実に一体化することができ、また、分離することも容易になる。
本考案において、前記内容器の口部は、外側へ折り返した折り返し部を有し、前記外容器の口部は外径が本体部よりも小さく形成されており、外容器の口部に前記折り返し部が嵌まり込むように構成されていることが好ましい。
内容器に折り返し部を設けることで、これを外容器の口部に嵌め込むことができ、外容器と内容器を安定した状態で一体化することができる。
本考案において、前記折り返し部の奥に前記外容器の口部先端が当接する弾性体が設けられていることが好ましい。
かかる弾性体を設けることで、外容器と内容器の間に形成される空間の密封性を良くすることができる。また、内容器を外容器に収容したときの感触も向上させることができる。
本考案において、前記内容器の底面になめらかな凸部が形成されていることが好ましい。これにより、内容器にビールを入れたときの泡立ち性を良くすることができる。
飲料用容器の外観を示す斜視図 飲料用容器の内部構造を示す断面図 外容器の構成を示す断面図 内容器の構成を示す断面図 飲料用容器の使用例を示す図 考案の効果を示すグラフ
本考案に係る飲料用容器の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は飲料用容器の外観を示す斜視図である。図2は、飲料用容器の内部構造を示す断面図である。図3は、外容器の構成を示す断面図である。図4は、内容器の構成を示す断面図である。
<飲料用容器の構成>
各図に示すように、飲料用容器は、外容器1と内容器2により構成される。外容器1と内容器2は、いずれもステンレスにより形成されるが、材質については特定のものに限定されるものではない。外容器1は、第1外容器部材11と第2外容器部材12により構成される。
外側に位置する第1外容器部材11は、本体部11aと口部11bにより構成され、口部11bの外径は、本体部の上面部の外径に比べて小さくなっている。内側に位置する第2外容器部材12は、本体部12aと口部12bとネジ部12cを有し、第1外容器部材11の口部11bの先端と第2外容器部材12の口部12bの先端は、溶接等により結合されている。ネジ部12cは、本体部12aの上部及び口部12bの下部に位置する。第2外容器部材12の底に近い位置に指標12dが形成されている。
外容器1は第1外容器部材11と第2外容器部材12の二重構造であるが、これらの間に形成される空間は真空になるように形成される。第1外容器部材11の底には凹部11cが形成されており、この凹部11cを利用して真空処理を行うが、真空層を形成する工程については公知の方法を使用することができる。真空二重構造にすることで、保温機能を高めることができる。
図4に示すように、内容器2は本体部20と折り返し部21とネジ部22を有する。折り返し部23は、内容器2の上部(口部)において、外側に折り返したような形状になっており、これにより、嵌合凹部23が形成される。折り返し部21の下部にネジ部22が形成され、このネジ部22は、外容器1のネジ部12cと螺合可能である。折り返し部21の外径は、第1外容器部材11の本体部11aの上部の外径とほぼ同一になるように設定されている。これにより、デザイン的な一体感を出すことができる。
嵌合凹部23の奥にはゴムパッキン3(弾性体に相当)が挿入される(図2参照)。このゴムパッキン3はリング状に形成され、断面は略C字形である。このゴムパッキン3のC字形の凹部に、外容器1の口部11b,12bが嵌まり込むことができる。これにより、外容器1と内容器2は、その内部空間S(図2参照)を密封した状態で一体的に結合することができる。
内容器2の底部には上方に突出した凸部24を有する。凸部24はなめらかな形状を有しており、この凸部24を有することでビールを入れたときの泡立ち性がよくなる。
<飲料用容器の使用例>
つぎに、本考案に係る飲料用容器の使用例を図5により説明する。図5(a)に示すように、外容器1の中に水を指標12dの位置まで入れる(例えば、約80ml)。次に、(b)に示すように、外容器1の口部11bにパッキン3を取り付ける。その後、内容器2を外容器1の中に収容する。内容器2を回しながら収容することで、外容器11のネジ部12cと内容器2のネジ部22が螺合してしっかりと結合される。
つぎに、(c)に示すように、飲料用容器を逆さまにした状態で、冷凍庫で12時間以上保存する。これにより、空間S(図2参照)に入れた水が氷る。すなわち、外容器1の内面と内容器2の外面の間の空間Sに氷層が形成される。飲料用容器を逆さまにしても、パッキン3により密封されているので、水が漏れてくることはない。
氷層が形成された飲料用容器に例えばビールを注ぐことで、ビールを急速に冷やすことができ、その状態を長時間維持することができる。図6は、その効果を示すグラフである。このグラフは、室温25℃±2℃において、缶ビール350ml(4℃±1℃)をそれぞれの容器に注いだときの温度の推移を比較して示すものである。
Aは通常のガラス製の容器にビールを注いだ場合、Bは通常のステンレス製の容器にビールを注いだ場合、Cは本考案に係る飲料用容器にビールを注いだ場合の温度の推移を示す線である。A,Bでは時間が経過するにつれて徐々に温度が上昇しているが、C(本考案)の場合、約1分後には1.4℃まで低下し、5分経過後も1℃を維持している。これにより、長時間低温を維持することができ、ビールをおいしく味わうことができる。
<別実施形態>
本考案に係る飲料用容器は、ビール以外の飲料を嗜む場合にも利用することができる。例えば、ジュースやお茶を飲む場合にも利用することができる。本考案に係る飲料用容器の外容器1は単独でもマグボトルとして使用することができる。また、内容器2も単独で通常のカップとして使用することができる。
S 空間
1 外容器
2 内容器
3 ゴムパッキン
11 第1外容器部材
11a 本体部
11b 口部
12 第2外容器部材
12a 本体部
12b 口部
12c ネジ部
20 本体部
21 折り返し部
22 ネジ部
23 嵌合凹部
24 凸部

Claims (5)

  1. 外容器と、外容器の内部に収容な内容器を備え、外容器の中に液体を入れた状態で内容器を収容し前記液体を冷凍させた後、内容器内に飲料を入れて冷却可能な飲料用容器において、
    前記外容器は、第1外容器部材と第2外容器部材が真空層を挟んで二重構造に形成されていることを特徴とする飲料用容器。
  2. 前記外容器と内容器は、容器上部に形成されたネジにより連結可能であることを特徴とする請求項1に記載の飲料用容器。
  3. 前記内容器の口部は、外側へ折り返した折り返し部を有し、前記外容器の口部は外径が本体部よりも小さく形成されており、外容器の口部に前記折り返し部が嵌まり込むように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料用容器。
  4. 前記折り返し部の奥に前記外容器の口部先端が当接する弾性体が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の飲料用容器。
  5. 前記内容器の底面になめらかな凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料用容器。
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