JP3198642U - 組紐を用いた持ち柄 - Google Patents

Abstract

【課題】グリップし易く、落下にくくすることを目的とする組紐を用いた持ち柄を提供する。【解決手段】柄本体２と段差部３と組紐４からなり、段差部３は、柄本体２の中間部が掘り下げて構成され、この段差部３に組紐４をスパイラル状に密に巻き付けた。また、前記段差部３の、組紐４の巻き始めに溝を設け、そこにＵ字釘で組紐４を固定してほどけにくいようにした。【選択図】図１

Description

本考案は、ずれ落ち防止する傘等の持ち柄に関する。

従来の一般的な傘の柄等の持ち柄は、プラスチックや木で形成されているのでグリップが滑りやすく、ずれることがあった。

本考案は、このような従来の持ち柄では、できなかったグリップし易すく、落下にくくすることを目的とする。

柄本体２と段差部３と組紐４からなり、段差部３は、柄本体２の中間部が掘り下げて構成され、この段差部３に組紐をスパイラル状に密に巻き付けた組紐を用いた持ち柄である。

段差部で、組紐の巻き始めに溝を設け、そこに組紐をＵ字釘で組紐を固定してほどけにくいようにした組紐を用いた持ち柄である。

本考案の傘持ち柄は、握力の弱い使用者の方でも、傘等の持ち手で、グリップし易く、滑ったり、落下するのを防止できる。

本考案の組紐を用いた持ち柄の製作工程。（ａ）組紐を巻く前 （ｂ）組紐を巻き始め （ｃ）巻き終わり（完成） 本考案の組紐を用いた持ち柄の、組紐の巻き始めの固定方法 本考案の組紐を用いた持ち柄の他の実施例

以下、本考案の組紐を用いた持ち柄の構成と製作方法について図１から２で説明する。

本考案の組紐を用いた持ち柄１は、柄本体２と段差部３と組紐４からなる。
柄本体１の柄の形状は、直線状でも円弧状など任意の形状である。柄本体２の中間部に、一様の深さをもつ段差部３を備える。
この段差部３に、組紐を、段差部に段差部の端（段差部の柄本体に近い部分）から、他端に向かって、スパイラル状に密に巻き付け、終端で結び、さらにほどけにくいように留め具７で固定する。

図２は、本考案の組紐を用いた持ち柄の、組紐の巻き始めの固定方法を示す。
段差部３の端に巻き始めに、溝部５を備え、そこに組紐をＵ字釘６をうって留め、ほどけないようにする。

傘など柄に使用できる、少しの力で傘の保持ができ、滑り防止ができる組紐を用いた持ち柄を提供する。

１ 組紐を用いた持ち柄
２ 柄本体
３ 段差部
４ 組紐
５ 溝部
６ Ｕ字釘
７ 留め具

Claims (2)

1. 柄本体２と段差部３と組紐４からなり、段差部３は、柄本体２の中間部が掘り下げて構成され、この段差部３に組紐をスパイラル状に密に巻き付けたことを特徴とする組紐を用いた持ち柄。
2. 前記断差部で、組紐の巻き始めに溝を設け、そこに組紐をＵ字釘で組紐を固定してほどけにくいようにした請求項１記載の組紐を用いた持ち柄。

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