JP3198541U - ヘアブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高めるヘアブラシを提供する。【解決手段】ヘアブラシは、ブラシ本体11及びブラシ本体上に直立に設置される複数のピンユニット20(ナイロンピン)を有する。各ピンユニットは、予め両端にそれぞれ珠22が粘着されたピン本体を途中で左右が異なる長さで折り曲げられることで構成されている。この折り曲げられた部分を折り返し端211とすると共に、折り返し端の両側をピン212とする。折り返し端211を台底12の内面の位置に対応させて両側のピン212をピン穴121にそれぞれ貫通させる。これにより、台底の外面には異なる長さのピン212が伸出形成される。【選択図】図1
Description
本考案は、ヘアブラシに関し、特に、頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高めるヘアブラシに関する。
身なりを整え、清潔にすることは、重要なエチケットである。身なりを気遣うことは、自分自身が規則正しく、健全な生活を送れると同時に、他人に与える印象も良くなる。このうち、頭髪は、かなり大きなウェートを占める。全身の身なりは、まず髪型から始まるといっても過言ではない。そして、髪が乱れた時には櫛を使って整える必要が生じる。
多くの場合、髪を整える際には、何らかのヘアケア用品を使用して、整髪効果を高める。整髪、美髪、さらには頭髪のケアや養毛目的の製品は、ほとんどがヘアブラシを組み合わせて使用して、ヘアケア用品を頭髪や髪の根元になじませる。このため、頭髪ケアのためのヘアブラシは、現代人が身なりを整える際に必要不可欠な道具の一つである。
一般的なヘアブラシの構造は、ほとんどが相互に接続するブラシ本体とハンドル部、及び、ブラシ本体に直立に設置される多数のピンを有する。使用の過程において、使用者はハンドル部を握り、ピンによって頭髪を梳きほぐす。このため、ヘアブラシのピン構造は、安定し、しっかりとしていることが必要である外、頭髪をスムーズにブラッシングする効果を有することで頭髪のもつれを解す。
さらに、多くの場合、ヘアブラシで髪を梳く際、ピンと頭皮を接触させることで、頭皮をマッサージしてリラックスさせる。従来のピンの先端は尖っていて、髪を梳く時容易に頭皮や毛髪、毛穴を傷つけることが多く、けっして理想的だとは言えなかった。そこで、ピンの先端を焼結処理したり、ピンの先端に珠を粘着処理したりすることで、ピン先端がスムーズにブラッシングできる効果を高め、髪を梳く時に頭皮や毛髪、毛穴を傷つけるのを回避する技術を提供していることが知られている。
従来の、ピンに対して珠の粘着処理を行なったヘアブラシの場合、たいていは、ピンを植え付けた後、ヘアブラシ全体のナイロンピンに珠付けの処理を一度行なう。しかしながら、この一度の処理では、比較的長いピンにのみ珠が付くだけで、比較的短いピン上には付かない(二本のピンがくっついてしまうため)。同時にこのような珠付けの方式は、珠の粒が大き過ぎたり、単一のナイロンピンを半分に折り曲げて一本のピンとし、他の折り曲げた端が台底と同じ高さにしかならないか(故に一本のピンしかない)、または、二本または二本以上のナイロンピンを、半分に折って四本または四本以上のピンユニットにする。その欠点は、頭髪を挟んでしまい、もつれた髪をときほぐすことができない点である。このような従来のヘアブラシの構造設計では、実際に使用した際、ピンが中のほうの頭髪に達することができず、頭髪が多い場合、楽に頭髪のもつれをときほぐすことができない。さらに、頭皮のマッサージ効果を期待することも容易ではない。またさらに、製造の過程において、珠が相互にくっついて製品のきずとなる状況が発生しやすい点も、解決すべき課題である。
したがって、本考案は、従来の技術が有する問題を解決する、頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高めるヘアブラシを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案は、頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高めるヘアブラシを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案のヘアブラシは、ブラシ本体及び複数のブラシ本体上に直立に設置されるピンユニットを有する。前記ブラシ本体は、ピンユニットを固定するのに供される台底が設置され、前記台底上には複数のピン穴が設置される。各ピンユニットは、あらかじめ両端にそれぞれ珠が粘着されたピン本体が、異なる長さで折り曲げられることで、前記台底内面の位置に対応する折り返し端、及び、二本ともピン穴を貫通し、且つ、前記台底外面に伸出する異なる長さのピンが形成されることを特徴とする。
このように、本考案のヘアブラシは、上述の構造設計により、ブラシ本体全体に長短を有して配列されるピンが形成され、使用時は、長短を有する配列のピンにより、層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、長いピンが容易に頭髪の中まで伸入して、頭髪のもつれをほぐし、さらには、頭髪を引っ張ることがなく、ブラッシングにより毛髪が抜けるのを防ぐ。特に、各ピンの先端の珠によって、円やかなタッチを形成すると同時に、ナイロンピンの弾力性を利用して、頭髪を段階的に梳きほぐすことで、もつれた頭髪をほぐし、同時に、長短のあるピンの先端の珠が、容易に頭髪の深層部分に進入して(長短のあるピンの先端の珠が均一に頭皮に接触する)、ブラッシング時に頭皮や毛髪、毛穴を傷つけることがなく、頭皮に心地よいマッサージ効果をもたらす。
さらに、前記各ピンユニットは、前記台底内面の折り返し端の位置に対応し、外側の輪郭がピン穴の径より大きい焼結部が加工されて形成される。
さらに、前記ヘアブラシは、前記ブラシ本体に接続するハンドル部を有する。
さらに、前記ヘアブラシは、前記ブラシ本体に接続するハンドル部を有し、各ピンユニットは、前記台底内面の折り返し端の位置に対応し、外側の輪郭がピン穴の径より大きい焼結部が加工されて形成される。
前記台底は、弾力性を有するレザー質の台部分である。
前記台底は、硬質の台部分である。
前記ピンユニットは、その両端に、同一または異なる色の珠が粘着される。
前記各ピンユニットのピン本体は、ナイロンピンである。
前記各ピンユニットのピン本体の両端に粘着される珠は、エポキシ樹脂を硬化させることで成型される。
具体的には、本考案で開示されるヘアブラシは、頭髪に対して層の異なるブラッシングを行なう効果を有し、且つ、使用時にそれに伴い心地よさを感じるという目的を達成する外、さらに、各ピンユニットの焼結部を有する設計により、ピン本体の直径を小さくすると同時に、珠のサイズをも縮小して、材料コストを削減する目的を達成すると同時に、ピンユニットの加工、組み立ての質をコントロールしやすくする。特に、珠のサイズを縮小した後、ヘアブラシ全体が、ブラッシング時に、相対的に、スムーズに頭髪の深層部まで梳き解す。さらに、長短のあるピンの先端に色の区別を出現させることにより、質感のある外観を生み出す効果を有する。また、使用者が理想とするヘアブラシのピンの層の異なるブラッシングを行なう効果を達成して、ブラッシング時の効果を高める。
このように、本考案のヘアブラシは、従来のヘアブラシの欠点を改善して、頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高める。
本考案は、頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高めるヘアブラシを提供するものである。図1及び図2に示したように、本考案のヘアブラシは、基本的に、相互に接続するブラシ本体11及びブラシ本体11上に直立に設置される複数のピンユニット20を有し、前記ブラシ本体11は、ピンユニット20が固定されるための台底12が設置され、前記台底12上には複数のピン穴121が設置される。
同時に、図1から図4を参照しながら説明する。このうち、各ピンユニット20は、あらかじめ両端にそれぞれ珠22が粘着されたピン本体21によって、異なる長さに折り曲げられて、前記台底12内面の位置に対応する折り返し端211を形成し、二本ともピン穴121を貫通し、且つ、前記台底12外面に異なる長さのピン212が伸出する。
本考案のヘアブラシを実施する際は、前述のピンユニット20を固定するための台底12が、弾力性を有するレザー質の台部分か、硬質の台部分である。前記各ピンユニット20のピン本体21は、ナイロンピンで、その両端に粘着される珠22は、エポキシ樹脂を硬化させて成型させたものである。各ピンユニット20は、そのピン本体21両端に異なる色の珠22が粘着されることも可能で、異なる長短のピン212の先端に色の区別を呈することで(異なる色の珠22)、質感のある外観を生み出す効果を有する。また、使用者が理想とするヘアブラシのピンの層の異なるブラッシングを行なう効果を達成して、ブラッシング時の効果を高める。
このように、本考案のヘアブラシは、上述の構造設計により、ブラシ本体11全体に長短を有して配列されるピン212が形成され、使用時は、長短を有する配列のピン212により、層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、長いピンが容易に頭髪の中まで伸入する。したがって、楽に頭髪のもつれをほぐし、さらには、頭髪を引っ張ることがなく、ブラッシングにより毛髪が抜けるのを防ぐ。特に、各ピン212の先端の珠22によって、円やかなタッチを形成すると同時に、ブラッシング時に頭皮や毛髪、毛穴を傷つけることがなく、頭皮に心地よいマッサージ効果をもたらす。
さらに、前記各ピンユニット20は、前記台底12内面の折り返し端の位置に対応し、外側の輪郭がピン穴121の径より大きい焼結部213が加工されて形成されることで、ピンユニット20と台底12間の固定効果が強化される。さらに、ヘアブラシ全体は、図1及びず2に示したように、前記ブラシ本体11に接続されるハンドル部13の構造形態を有する。
当然、ヘアブラシ全体を具体的に実施する際には、前記の各図面に示されるように、前記ブラシ本体11に接続されるハンドル部13、及び、各ピンユニット20が、前記台底12内面の折り返し端211の位置に対応し、外側の輪郭がピン穴121の径より大きい焼結部213が加工されて形成される形態を理想とする。
従来の構造と比較して、本考案が開示するヘアブラシは、頭髪に層の異なるブラッシングを行なう効果を有することで、使い心地の良さを高めるだけでなく、さらに、各ピンユニットの焼結部を有することで、ピン本体の直径を縮小し、珠の粒のサイズを縮小して、材料コストの削減を図る目的を達成すると同時に、ピンユニットの加工、組み立ての質をコントロールしやすくする。特に、珠のサイズを縮小した後、ヘアブラシ全体が、ブラッシング時に、相対的に、スムーズに頭髪の深層部まで梳き解す。さらに、長短のあるピンの先端に色の区別を出現させることにより、質感のある外観を生み出す効果を有する。また、使用者が理想とするヘアブラシのピンの層の異なるブラッシングを行なう効果を達成して、ブラッシング時の効果を高める。
以上、本考案の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、本考案に含まれる。
11 ブラシ本体
12 台底
121 ピン穴
13 ハンドル部
20 ピンユニット
21 ピン本体
211 折り返し端
212 ピン
213 焼結部
22 珠
12 台底
121 ピン穴
13 ハンドル部
20 ピンユニット
21 ピン本体
211 折り返し端
212 ピン
213 焼結部
22 珠
Claims (10)
- ブラシ本体と、このブラシ本体の一面側に配される台底と、この台底に固定される複数のピンユニットとを備え、
前記台底には前記ピンユニットを固定するための複数のピン穴が設けられており、
前記ピンユニットは、あらかじめ両端にそれぞれ珠が粘着されたピン本体を途中で左右が異なる長さで折り曲げられることで構成されており、この折り曲げられた部分を折り返し端とすると共に、該折り返し端の両側をピンとし、
前記ピンユニットの折り返し端を前記台底の内面の位置に対応させて該ピンユニットの両側のピンを前記ピン穴にそれぞれ貫通させることで、前記台底の外面には異なる長さのピンが伸出形成されることを特徴とするヘアブラシ。 - 前記各ピンユニットは、前記台底内面の各折り返し端の位置に対応し、外側の輪郭が前記ピン穴の径より大きい焼結部が加工されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記ブラシ本体に接続するハンドル部を有することを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記ブラシ本体に接続するハンドル部を有し、各ピンユニットは、前記台底内面の折り返し端の位置に対応し、外側の輪郭が前記ピン穴の径より大きい焼結部が加工されて形成されることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記台底は、弾力性を有するレザー質の台部分であることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記台底は、硬質の台部分であることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記ピンユニットは、その両端に、異なる色の珠が粘着されることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記ピンユニットは、その両端に、同一の色の珠が粘着されることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記各ピンユニットのピン本体は、ナイロンピンであることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記各ピンユニットのピン本体の両端に粘着される珠は、エポキシ樹脂を硬化させることで成型されることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW104203559U TWM503137U (zh) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 髮梳 |
TW104203559 | 2015-03-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3198541U true JP3198541U (ja) | 2015-07-09 |
Family
ID=53673475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015002073U Active JP3198541U (ja) | 2015-03-11 | 2015-04-24 | ヘアブラシ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198541U (ja) |
TW (1) | TWM503137U (ja) |
-
2015
- 2015-03-11 TW TW104203559U patent/TWM503137U/zh unknown
- 2015-04-24 JP JP2015002073U patent/JP3198541U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM503137U (zh) | 2015-06-21 |
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