JP3198178B2 - 磁気浮上ユニット - Google Patents
磁気浮上ユニットInfo
- Publication number
- JP3198178B2 JP3198178B2 JP00608993A JP608993A JP3198178B2 JP 3198178 B2 JP3198178 B2 JP 3198178B2 JP 00608993 A JP00608993 A JP 00608993A JP 608993 A JP608993 A JP 608993A JP 3198178 B2 JP3198178 B2 JP 3198178B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- electromagnet
- magnetic levitation
- levitation unit
- permanent magnets
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上ユニットに関
し、特に、電磁石に設けた永久磁石をポールピースを介
して取り付け、レールの寸法に応じてポールピースのみ
の寸法を変えることにより、同一電磁石で種々のレール
幅に対応するための新規な改良に関する。
し、特に、電磁石に設けた永久磁石をポールピースを介
して取り付け、レールの寸法に応じてポールピースのみ
の寸法を変えることにより、同一電磁石で種々のレール
幅に対応するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の磁気浮上
ユニットは、例えば、図3に示す特開昭64−30406号公
報に開示された構成を挙げることができる。すなわち、
図3において符号1で示されるものは電磁石であり、こ
の電磁石1は、コの字型のヨーク2に一対のコイル3,
4が装着され、このヨーク2の一対の突部2a,2b上
に一対の永久磁石5a,5bが接着等によって一体に設
けられている。前記各永久磁石5a,5bの上方位置に
は、この永久磁石5a,5bとは非接触状態となるよう
にレール6が配設されており、このレール6の各レール
側端部6a,6a間の幅WLは各永久磁石5a,5bの
各側端部5aA,5bA間の幅Wmよりやや小さくWm
>WLの関係に構成されている。また、電磁石1の幅W
cは前記幅Wmよりも大に構成されている。なお、前記
電磁石1に設けられ前記レール6の上方に位置する走行
体は図示を省略した。
ユニットは、例えば、図3に示す特開昭64−30406号公
報に開示された構成を挙げることができる。すなわち、
図3において符号1で示されるものは電磁石であり、こ
の電磁石1は、コの字型のヨーク2に一対のコイル3,
4が装着され、このヨーク2の一対の突部2a,2b上
に一対の永久磁石5a,5bが接着等によって一体に設
けられている。前記各永久磁石5a,5bの上方位置に
は、この永久磁石5a,5bとは非接触状態となるよう
にレール6が配設されており、このレール6の各レール
側端部6a,6a間の幅WLは各永久磁石5a,5bの
各側端部5aA,5bA間の幅Wmよりやや小さくWm
>WLの関係に構成されている。また、電磁石1の幅W
cは前記幅Wmよりも大に構成されている。なお、前記
電磁石1に設けられ前記レール6の上方に位置する走行
体は図示を省略した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気浮上ユニッ
トは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、レールの幅が大きく変更
になった場合には電磁石自体を変更しなければ、各永久
磁石とレールとを対応させることができず、電磁石の形
状が限られているような場合には、対応することが不可
能となっていた。従って、レールの幅に対応して種々の
電磁石を用意しなければならず、製作効率上、極めて能
率が悪いものであった。
トは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、レールの幅が大きく変更
になった場合には電磁石自体を変更しなければ、各永久
磁石とレールとを対応させることができず、電磁石の形
状が限られているような場合には、対応することが不可
能となっていた。従って、レールの幅に対応して種々の
電磁石を用意しなければならず、製作効率上、極めて能
率が悪いものであった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、電磁石に設けた永久磁石を
ポールピースを介して取り付け、レールの寸法に応じて
ポールピースのみの寸法を変えることにより、同一電磁
石で種々のレール幅に対応するようにした磁気浮上ユニ
ットを提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、電磁石に設けた永久磁石を
ポールピースを介して取り付け、レールの寸法に応じて
ポールピースのみの寸法を変えることにより、同一電磁
石で種々のレール幅に対応するようにした磁気浮上ユニ
ットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気浮上ユ
ニットは、レールの下方に前記レールと対向して設けら
れ互いに独立した一対の永久磁石を有する電磁石と、前
記電磁石に設けられ前記レールの上方に位置する走行体
とを備え、前記永久磁石とレールとが非接触状態にて前
記走行体を走行させるようにした磁気浮上ユニットにお
いて、前記永久磁石と電磁石との間にポールピースを設
けた構成である。
ニットは、レールの下方に前記レールと対向して設けら
れ互いに独立した一対の永久磁石を有する電磁石と、前
記電磁石に設けられ前記レールの上方に位置する走行体
とを備え、前記永久磁石とレールとが非接触状態にて前
記走行体を走行させるようにした磁気浮上ユニットにお
いて、前記永久磁石と電磁石との間にポールピースを設
けた構成である。
【0006】さらに詳細には、前記永久磁石とポールピ
ースは一体結合され、前記ポールピースは前記電磁石に
ビスを介して着脱自在に設けられた構成である。
ースは一体結合され、前記ポールピースは前記電磁石に
ビスを介して着脱自在に設けられた構成である。
【0007】さらに詳細には、前記各永久磁石及び各ポ
ールピースの側端部は、前記レールのレール側端部より
も外側に位置している構成である。
ールピースの側端部は、前記レールのレール側端部より
も外側に位置している構成である。
【0008】さらに詳細には、前記永久磁石及びポール
ピースを交換することにより、前記レールの寸法に対応
できるようにした構成である。
ピースを交換することにより、前記レールの寸法に対応
できるようにした構成である。
【0009】
【作用】本発明による磁気浮上ユニットにおいては、各
永久磁石が交換可能なポールピースを介して電磁石に設
けられているため、このポールピースの交換により、レ
ールの幅変更に対応して各永久磁石の位置を変えること
ができ、同一電磁石を使用しているにも拘わらず、種々
のレール寸法に対応することができる。
永久磁石が交換可能なポールピースを介して電磁石に設
けられているため、このポールピースの交換により、レ
ールの幅変更に対応して各永久磁石の位置を変えること
ができ、同一電磁石を使用しているにも拘わらず、種々
のレール寸法に対応することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明による磁気浮上ユニ
ットの好適な実施例について詳細に説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明す
る。図1は本発明による磁気浮上ユニットを示す概略の
斜視図、図2は寸法を示す構成図である。
ットの好適な実施例について詳細に説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明す
る。図1は本発明による磁気浮上ユニットを示す概略の
斜視図、図2は寸法を示す構成図である。
【0011】図1及び図2において符号1で示されるも
のは電磁石であり、この電磁石1は、コの字型のヨーク
2に一対のコイル3,4が装着され、このヨーク2の一
対の突部2a,2b上に一対のポールピース10a,1
0bがビス11を介して着脱自在に設けられていると共
に、この各ポールピース10a,10b上には、永久磁
石5a,5bが互いに独立した状態で接着等によって一
体に設けられている。
のは電磁石であり、この電磁石1は、コの字型のヨーク
2に一対のコイル3,4が装着され、このヨーク2の一
対の突部2a,2b上に一対のポールピース10a,1
0bがビス11を介して着脱自在に設けられていると共
に、この各ポールピース10a,10b上には、永久磁
石5a,5bが互いに独立した状態で接着等によって一
体に設けられている。
【0012】前記各永久磁石5a,5bの上方位置に
は、この永久磁石5a,5bとは非接触状態となるよう
にレール6が図示しない固定部材を介して配設されてお
り、このレール6の各レール側端部6a,6a間の幅W
Lは各永久磁石5a,5bの各側端部5aA,5bA間
の幅Wmよりやや小さくWm>WLの関係に構成されて
いることにより、レール6に対する各永久磁石5a,5
bの保持力を得ている。この幅Wmは各ポールピース1
0a,10bの側端部10aA,10bA間の幅と一致
している。
は、この永久磁石5a,5bとは非接触状態となるよう
にレール6が図示しない固定部材を介して配設されてお
り、このレール6の各レール側端部6a,6a間の幅W
Lは各永久磁石5a,5bの各側端部5aA,5bA間
の幅Wmよりやや小さくWm>WLの関係に構成されて
いることにより、レール6に対する各永久磁石5a,5
bの保持力を得ている。この幅Wmは各ポールピース1
0a,10bの側端部10aA,10bA間の幅と一致
している。
【0013】また、前記電磁石1には、前記レール6の
上方にレール6とは非接触状態の走行体20が設けられ
ており、この走行体20は、この走行体20の重量と前
記永久磁石5a,5bとレール6との磁気的結合度との
バランスにより、レール6から浮上した状態を保ち、レ
ール6に沿って移動できるように構成されている。
上方にレール6とは非接触状態の走行体20が設けられ
ており、この走行体20は、この走行体20の重量と前
記永久磁石5a,5bとレール6との磁気的結合度との
バランスにより、レール6から浮上した状態を保ち、レ
ール6に沿って移動できるように構成されている。
【0014】従って、前述の構成において、レール6の
幅Wcの大きいものが採用された場合、永久磁石5a,
5bを有する他の形状のポールピース10a,10bと
交換することにより、前述の幅Wmを任意の大きさに変
更することができ、電磁石1としては常に一種類のみ用
意しておくことにより前述のニーズに対応することがで
きる。
幅Wcの大きいものが採用された場合、永久磁石5a,
5bを有する他の形状のポールピース10a,10bと
交換することにより、前述の幅Wmを任意の大きさに変
更することができ、電磁石1としては常に一種類のみ用
意しておくことにより前述のニーズに対応することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明による磁気浮上ユニットは、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、電磁石にポールピースを介して
永久磁石が設けられているため、このポールピースを交
換することによりレールの幅の変更に対応して永久磁石
を配設することができ、1個の電磁石によって種々の幅
のレールに対応することができる。
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、電磁石にポールピースを介して
永久磁石が設けられているため、このポールピースを交
換することによりレールの幅の変更に対応して永久磁石
を配設することができ、1個の電磁石によって種々の幅
のレールに対応することができる。
【図1】本発明による磁気浮上ユニットを示す概略の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の寸法を示す構成図である。
【図3】従来の磁気浮上ユニットを示す構成図である。
1 電磁石 5a,5b 永久磁石 6 レール 10a,10b ポールピース 10aA,10bA 側端部 11 ビス 20 走行体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 13/04 B61B 13/08 H01F 7/20 B61F 7/00
Claims (4)
- 【請求項1】 レール(6)の下方に前記レール(6)と対向
して設けられ互いに独立した一対の永久磁石(5a,5b)を
有する電磁石(1)と、前記電磁石(1)に設けられ前記レー
ル(6)の上方に位置する走行体(20)とを備え、前記永久
磁石(5a,5b)とレール(6)とが非接触状態にて前記走行体
(20)を走行させるようにした磁気浮上ユニットにおい
て、前記各永久磁石(5a,5b)と電磁石(1)との間にポール
ピース(10a,10b)が設けられていることを特徴とする磁
気浮上ユニット。 - 【請求項2】 前記永久磁石(5a,5b)とポールピース(10
a,10b)は一体結合され、前記ポールピース(10a,10b)は
前記電磁石(1)にビス(11)を介して着脱自在に設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上ユニッ
ト。 - 【請求項3】 前記各永久磁石(5a,5b)及び各ポールピ
ース(10a,10b)の側端部(5aA,5bA,10aA,10bA)は、前記レ
ール(6)のレール側端部(6a,6a)よりも外側に位置してい
ることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気浮上ユニ
ット。 - 【請求項4】 前記永久磁石(5a,5b)及びポールピース
(10a,10b)を交換することにより、前記レール(6)の任意
の寸法に対応できるように構成したことを特徴とする請
求項1ないし3の何れかに記載の磁気浮上ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00608993A JP3198178B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 磁気浮上ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00608993A JP3198178B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 磁気浮上ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06217420A JPH06217420A (ja) | 1994-08-05 |
JP3198178B2 true JP3198178B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=11628808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00608993A Expired - Fee Related JP3198178B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 磁気浮上ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198178B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP00608993A patent/JP3198178B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06217420A (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |